2012年3月31日(土)
今やっている練習

細かいことを書いていると疲れたので、
今日は、今やっている練習を書く。

メインは「下がる練習」。
強打するには、あらかじめ下がっておくことが必要。
打球点よりも後ろに後ろ側の足がないと、球に効率
よく力を伝えることができない。レシーブした後やドラ
イブした後に下がって次に備えるのはそのため。

少し下がっておく。・・・これがなかなかできない。
だから、意識して練習している。


<午前中の練習メニュー>

1 100往復続ける練習(半面と全面)
  ・三角形(赤)を置く。(前後は四角形(黄)も)

2 ストップ練習30往復(小台)
  ・生徒用机を台にして飛ばないように小さく打つ。

     
3 カット打ち30往復(半面)
  ・全員がカット選手と続ける。
  ・今は2本ツッツキ、2本カットでやっている。
   攻撃選手は @ツッツキをツッツキで返す
            Aツッツキをドライブで返す
            Bカットをドライブで返す
            Cカットをツッツキで返す
   の全てを使う練習になる。

 ※ 1〜3はできるところからやる。

4 レシーブから4球目の練習(半面)
  ・前後に動くように四角形(黄)を置く。
  ・流れは @短い下回転
        Aフリックもしくはツッツキ
        B合わせるもしくはツッツキ
        Cアタックもしくはドライブ
  ・レシーブした後は、大きく返されても攻撃できる
   位置まで下がっておく。

          

 ※ 全員が練習できるように、半面での練習が
  中心となる。

         <練習記録シート

2012年3月30日(金)
フォアの体

フォアを打つときの体。

おへそを打球点の方に向ける。
<理由>
@体の正面が一番正確に球を捕らえることができる
 から。
  
例:字を書いたり細かい作業をしたりする位置。

A体の正面は強い力を伝えることができるから。
  例:腕相撲などで力を発揮できる位置。
  (肩関節と関係がある。)


前傾させすぎない。(適度に前傾させる。)
<理由>
 前傾しすぎると、体全体を回転させにくくなり、
 肩中心の回転になってしまうから。
 コマの軸のように立ち気味の方が回転しやすい。


肩、腰(股関節)、足の位置はできるだけ右が後ろ。
<理由>
 人間の体は(関節の関係で)体の正面側で大きな力
 を発揮するようにできているが、正面でのスイング
 方向は右から左に横向きになっている。そのため、
 前に飛ばそうとすると体を横に向ける必要がある。
 だから、右肩、右腰、右足が後ろとなる。


      
    ※ こんな風に体を見てチェックしている。

2012年3月29日(木)
フォアの体重移動

フォアを打つときの体重移動。

@時間があるときは、左足を前に踏み込んで打つ。
 打つ方向に体重を大きく移動させるため。
 ※打つ前は、左足が前で右足が後ろ。

A時間がないときは、足の位置は変えず
 腰を回しながら右足から左足に体重を移動させる。
 ※打つ前は、左腰が前で右腰が後ろ。

 右足に体重が乗ったとき(打つ前)は、
 左足のかかとが上がり、左ひざを曲げる。

 左足に体重が乗ったとき(打った後)は、
 右足のかかとが上がり、右ひざが曲がる。

 足踏みをするような感じになる。
 こうすると股関節が動き、腰が回る。


Bさらに時間がないときは、
 上体だけで(上半身の)体重を移動させる。
 ※打つ前は、左肩が前で右肩が後ろ。

体は回転しているので、
体重移動もその回転に沿ってなされている。
威力のある球を打つために、
打球時の体の回転の方向と
球を飛ばす方向を
一致させるようにする。

        

2012年3月28日(水)
フォアの足

フォアを打つときの足。
フォアは体を大きく使って打つことができる技。
地面からの反力(地面を蹴ったときに地面から発生する反対向きの力)で体を回転させたり、止めたりする。
そのため、足は重要。

右足は飛んでくる球に対して壁を作るようにする。
<理由>
体重を打つ方向に乗せる(移動させる)ためには、
地面を強く蹴る(支える)必要がある。
足が打つ方向に対して垂直に向いている方が蹴りやすいから。

左足は打つ方向に向ける。
<理由>
回転させた体が回りすぎないように止めるため。
回ってきた方向に対して足が垂直になった方が支えやすい。
 

フォアの足は、
地面を強く蹴る(支える)ことのできる形を作るとよい。

2012年3月27日(火)
構え

構え、
どう構えてもいいと思う。
どこにも弱点ができないのであれば・・・。

ラケットの位置はネットの高さ。
<理由>
速いサーブが来たときに最短で打つことができる。
(「ネットの高さ」≒「打球点の高さ」だから)

台上を処理するときもすぐに手が伸ばせる。
(台より下で構えると台が邪魔になり台上が遅れる。)

足は横に開く。
<理由>
横に速く動くため。
両ハンド(フォア・バック)を振るため。

(極端に右足が後ろだと、横に速く動けないし、バックが振れない。)

右足が左足より少し後ろ。
<理由>
打球位置はバックよりフォアの方が少し後ろになる。
フォアの打球位置とバックの打球位置におへそを
向けて、その
ちょうど真ん中(ニュートラル)をさがすと
体は少しフォアに向くから。



関節(ひざ、ひじ等)を適度に曲げる。
<理由>
伸ばしていると、すぐに動き始めることができない。

立つ位置はバックサイド寄り。
<理由>
フォアとバックの両方を振るとき、
フォアの方が遠くまで届くので少しバックサイドよりに立つ。


個性的な構えだと必ず弱点ができる。
それを教えてあげるのが自分の役目。
どうするかは最終的には選手が決めること。

2012年3月26日(月)
グリップ

グリップ(握り方)、
どう握ってもいいと思う。
どこにも弱点ができないのであれば・・・。

ペンのグリップの注意点は、
裏の3本の指先が親指側にあること。
(裏面を使う場合は除く)

<理由>
バックの押さえる面(下向きの面)が出しやすい。

また、
裏の指は曲がっていた方がよい。

<理由>
フォアの時、指を伸ばす力を使える

シェークのグリップの注意点は、
人差し指がラケットの先端を向いてないこと。
(一本差しグリップでないこと。)
<理由>
フォアの面は安定するが、バックを振るときに手首が使いにくくなる。

ラケットの先端が下がらないこと。
<理由>
シェークの良さはラケットの先端が上を向くこと。
下を向くことで、上からたたく技術がやりにくくなる。


いろいろな技術をやっていくと、
個性的なグリップだと必ず弱点ができる。
それを教えてあげるのが自分の役目。
どうするかは最終的には選手が決めること。

2012年3月25日(日)
教え方

技術指導するときに
どんなことに気をつけているか、
細かく書くことにした。

先日、
どのように指導しているのか
教えてほしいと言われたので・・。

昔は、
足を床にガムテープでくっつけたりして
細かくフォームを直していたが、
今はやっていない。

時代とともに教え方(考え方)は変わってきている。
今の時点での自分のやり方を書く。

2012年3月24日(土)
指導者講習会

備前西地区の指導者講習会。
長年、岡山県の中学校卓球を引っぱってこられた
平松先生の話を聞くことができた。

初心者指導を中心に
今までやってこられた指導のノウハウを
詳しく聞くことができ、とてもためになった。

話を聞きながら、
自分自身の指導を振り返ることもできた。
自分が意識できていなかった部分が
はっきりと見えてきた。

とても貴重な時間となった。

2012年3月23日(金)
小さな行動が・・将来を変える

「一匹の蝶が羽ばたくと、
 地球の裏側では大きな竜巻が発生する。」

これを’バタフライ効果’と言うそうだ。

これは、はじめは極めて小さな差であっても、
やがては無視できないほど大きな差になるという
’カオス原理’を例えたもの。

今行う小さな行動が、
これからの自分の
様々なところに影響を及ぼし
将来の自分を大きく変える。

また、
自分1人の小さな行動であっても、
自分自身だけに変化が起こるのではなく、
自分の周りや、家族や、友達、
・・・周りがどんどんと影響され、
最後には、世界中を変える

こんな事が本当に起こるのだ。

どんな小さな行動にも・・・必ず意味がある。

2012年3月22日(木)
’知識’が技術を助ける

テストをすると、わかってきた。
こちらが思っていたほど
教えたことが伝わっていなかったということが・・・。

今回、繰り返しテストすることで、
「順回転と逆回転のこと」
「粒高ラバーの原理」
「短く返すときの注意点」
について、全員が理解してくれた。

しくみが理解できると、技術も身につきやすい。
失敗したときにも、修正する方向がわかる。

その’技術’に必要な’知識’を
確実に身につけさせることが大切だと感じた。

2012年3月21日(水)
テスト

最近、部活動で’テスト’をしている。
技術向上のためには、頭を使うことも大切。

 <テスト>

 <正解例>

2012年3月20日(火)
’感覚’を具体的な言葉に

先日、松下さんから色々な話を聞くことができた。
実際にやって見せて、解説をしてくれた。
さすが、一流のプレイヤー。
1つ1つの技を頭ではなく身体でとらえていた。

解説は’感覚’による部分が多かった。


昔は、「見て学べ」「体で覚えろ」だったが、
今は、それだけでは育たない。

卓球初心者にわかるように、
卓球未経験の顧問の先生にもわかるように、
その’感覚’を、具体的な言葉に直し、
科学的な理論の裏付けをしていくのが、
自分の役目。

2012年3月19日(月)
カット対ドライブで続ける練習

カット対ドライブで続ける練習。
松下さんは意味のあることだと言われた。

昔、自分の中学校が
全国大会で勝っていた頃やっていた。

自分がカットで相手をして、
カット対ドライブで100往復続ける練習を
夜練習のはじめに全員とやっていた。

今は、生徒同士で、
カットとツッツキ(ドライブとツッツキ)を交互に
前後に動きながら続ける練習をしている。

2012年3月18日(日)
ツッツキとカットの違い

松下浩二さんの講習会。
本当に素晴らしい方で、どんな質問にも丁寧に
答えてくれた。

プレーも一流だが、人間も一流だと感じた。

「ツッツキとカットは全く違う技術。
 ツッツキは前腕、カットは肩中心。」(松下さん)

ツッツキとカットの違い、何が違うのか?
ツッツキは下回転で来た球を、下回転にして返す技。
カットは上回転で来た球を、下回転にして返す技。
ツッツキは逆回転、カットは順回転で返す。
そこが違う。

「ツッツキの延長がカットではない。」(松下さん)


そう考えると、攻撃選手の、
カウンターと下回転に対するドライブに似ている。

カウンターは上回転できた球を上回転にして返す。
逆回転にして返すのでツッツキと同じ。
前腕中心の振りになる。
ツッツキと同じくバックスイングは小さい。

下回転に対するドライブは、
順回転にして返すのでカットと同じ。
肩中心の振りになる。
カットと同じくバックスイングは大きい。


頭の中で、そんなことを考えながら聞いていた。

2012年3月17日(土)
戻り(バックスイング)

バットを短く持つと速く振れる。

半径が半分になれば、
4倍回しやすくなるそうだ。(慣性モーメント)

短距離走で足の回転を速くするには、足を戻すとき、
足が地面から離れたらすぐに膝を折りたたんで
踵をお尻に引きつけて回転半径を短くする。
(昔の’カールくん’のような足の動かし方では×)


卓球ではどうか。
連続で打つときの打球した後の戻り、
肘を曲げ回転半径を小さくする。

バックスイングについて、
昔はラケットから引くように指導していた。
これでは、回転半径が大きくなってしまう。

今は、肘から引くように指導している。

2012年3月16日(金)
新練習A

本番の試合では、バックハンドで
体を大きく回して
踏み込んで打つことは
まずない。


今の練習の目的は、バックハンドで
体を回して打つ感覚を身につけさせること。
この感覚を体に覚えさせて、
実際の試合で使う打ち方に近づけていく。
(どんどん体の回転を小さくしていく。)

今日は、下回転の球を送球し、
その球をフォアとバックで体を回しながら打った。
ドライブを打つときは、両足の位置は変えず、
膝から上の体を大きく回して打つように指示した。

少し、体の回転が小さくなった。

最終的には、台上の小さなバックハンドでも
体を回す感覚をもって振れるようになって欲しい。

2012年3月15日(木)
商品の機能よりも その先の夢を語れ

「なぜその商品が存在しているかという
 根本の目的を伝えることが大切。
 その上で、この商品があれば
 こういう素晴らしいことができる、
 こういう新たな生活が待っている、
 ということをお伝えするのが大切なのです。
 いうなれば、
 商品の先にある夢をみせるということ。」
ジャパネットたかたの高田さんが言う。

自分も意識している。
なぜこの技術を練習するのか。
そして、この技術があれば、
試合で自分のプレーがどう変わるかも
伝えるようにしている。

2012年3月14日(水)
新練習

バックハンドで大きく体を使う動き。
左から右に体を右に回す動き。
大切だと思うので練習を始めた。
この感覚を体に覚えさせるのが目的。

フォアの時と同じように、緩い球を
大きく体を使って打つことから始めた。

意識して使っていなかったせいか、
体が右に回らない。
・・・今まで、体の正面でとらえ、腕中心の
バックハンドしか練習していなかったからなぁ。

無理矢理回すために、
打つ前に体を横に向けるよう指示を出す。
・・・それでも回らない。
今度は、

打つ前に左足だけで立つように指示を出す。
それで、やっと回り出した。

多球練習でフォア側・バック側2本ずつ出し、
フォア・バックを切りかえながら練習していった。


そこで気づいた。
何だか、この練習見たことがある・・・。
そう、糸島自然塾の練習(動き)だ。

そっか、糸島自然塾は
体の使い方を意識した打ち方をしていたのだ。

2012年3月13日(火)
両ハンド

インターハイに出場している高校の監督に聞いた。
「中学校の時に身につけておいて欲しいことは?」

答えは、
『自然に両ハンドが振れること。』

中学でバックを振ってない選手は、
 なかなか高校3年間でも振れるようにならない。
 県内だけで勝つのだったらフォア中心でよいが、
 全国で勝つためには、ラリーの中で
 自然にバックハンドが振れないと難しい。』

・・・確かに、そう思う。全中でも、
ほとんどの選手が普通に両ハンドを振っていた。

フォアで回り込むプレーは、ほとんど見られなかった。

フォアだけ鍛える方が、
目の前の勝負では勝ちやすい。
しかし、先を考えて、上に行っても活躍できるように
両ハンドを意識して練習を組み立てる必要がある。

2012年3月12日(月)
レシーブ

石田卓球の石田先生が言われていた。
「フォアサーブはフォアで、
 バックサーブはバックでレシーブした方がよい。」

その方が、ラケットの面が出やすいそうだ。
やってみると、確かにその方が関節が自由に使える。

左利きの人が出すフォア前への
フォアサーブに対して、

右利きの選手がわざわざバックで
レシーブすることがある。
その理由の1つは、このためだ。
その方が面が自然に出るから。

2012年3月11日(日)
心遣い

葬儀の時、
「おくりびと」を思い出した。
亡くなった方、そして見送る方々への
心遣いがすごい。

感動した。

「龍馬伝」の中の岩崎弥太郎。
材木を売って商売しようとするが売れない。
おまけをつければどうかとアドバイスされ、
おまけをつけて売ろうとするが一向に売れない。
そして、気づく。
「おまけは、物じゃなく人の気持ちだ。」
弥太郎自身がその材木で
修繕をしてあげるというおまけをつけたのだ。

’心遣い’
改めて大切だと思った。

2012年3月10日(土)
葬儀

今日は祖父の葬儀。
4歳になった息子と出席した。

「おじいちゃん、箱の中に捕まっとるけど、
 これから何するん?」

『・・・おじいちゃんは死んでしまったんだよ。
 これから「ありがとう」と「さようなら」をおじいちゃんに
 言うために、みんな集まっているんだよ。』

「お坊さんは、何でぶつぶつしゃべっとるん?」
『おじいちゃんが仏様・・死んでも幸せになれるように
 お坊さんが応援してるんだよ。』

「おじいちゃんはどこに入りょん?」
『おじいちゃんはこれから焼かれるんだよ。
 金魚さんは死んだら穴掘って埋めてあげたけど、
 人間が死んだときは焼いてから、
 残った骨だけをお墓に入れるんだよ。』

息子の「何で?」に答えていたら、
葬式の中の1つ1つの事について、
自分自身が深く考えるようになっていた。

いつもより、心を込めて・・・
「ありがとう」と「さようなら」をしていた。

2012年3月9日(金)
体のしくみ

手のひらを上に向けること(上腕の外旋)で
体の向きを変えることができる。
片方の上腕を外旋させると、そちら側に
徐々に重心が
移動すると同時に体もその方向に
旋回するそうだ。


サッカーやラグビー、バスケットボールなどで、
体の向きを急に変えるとき、優秀な選手は
無意識のうちにこのことを使っているらしい。

さらに素早く体を反転するためには、上腕とともに
同じ側の股関節も外旋させるとよいそうだ。


「錯覚のスポーツ身体学」(木寺英史著)より

2012年3月8日(木)
体のつくり

腕はどこについているか?

腕は肩から伸びているが、
その肩は首の根元辺りについている。

肩についていると思って

腕を精一杯上げるのと、

首の根元についていると思って、
腕を精一杯上げるのでは、
最高到達点が違うそうだ。

バレーのブロックなどで、
腕が首の根元からついていることを意識すると、
より高く手が伸びるそうだ。

体の動きを考えていくためには、
体のつくりを知ることが大切。

腕を上げるとき、
手のひらが下に向いているより
上に向いている方が上げやすい。
これも体のつくりが原因。

2012年3月7日(水)
覚悟

スポーツで勝つために、
最も重要なものは「覚悟」ではないかと思う。

スポーツ選手が丸坊主にすることがあるが、
丸坊主にしても、競技力には全く関係ない。
(・・・水泳とかは別として)
しかし、実際には丸坊主にすることで
勝てるようになることが多い。
丸坊主はその選手の「覚悟」の表れ。
この「覚悟」が最後の最後に勝敗を分ける。


全中で勝っているチームの監督は何が違うか?

「覚悟」が違う。

2012年3月6日(火)
創造とアウトプット

『現代社会に必要なのは「10を100にできる力」』
昔読んだ本の中にあった言葉。
(「知的コーチングのすすめ」勝田隆著)

『現代社会では10を知って、10から100を創り出し、
創り出した情報を必要に応じて魅力的に伝える資質
が、
スピード感とともに求められる時代である。』


自分も心がけているのだが、・・・難しい。

2012年3月5日(月)
裏ラバー

この前の自分の試合で、
裏ラバーを両面に貼った。
裏ラバーについて詳しくなかったので、
生徒のラケットを色々借りて、
ボールをついてみて参考にした。

実際使ってみたら、思っていた感覚とずいぶん違う。
ラバーによって球を弾く感覚が全然違った。

片面のラバー、
強く打つときはボヨーンとよく弾くが、
小技が全然言うことを聞いてくれなし、
回転をかけようとしても鈍い。
打球の飛び方も弧線を描いてくれない。
このラバーは自分には使えない。

もう片面のラバーは、
自分のラケットで打っている感じが伝わってきて、
球をとらえる感覚が鋭く、コントロールしやすい。
打球は思い通りの弧線を描いてくれる。
こちらのラバーの方が自分は良い。

生徒に、色々な技を教えても、
ラバーが悪かったら身につかないと感じた。

それにしても、ラバーの種類が多すぎだ。
規制をかけた方が良いのではと感じる。

2012年3月4日(日)
へら釣り名人(自称)はダムへ

中学校でやっている練習。
・目の前の生徒が成長すること。
・周りの中学校の先生も成長すること。
・周りの中学校の生徒も成長すること。
・3年後、10年後の指導にも役立つこと。
 (自分自身が成長すること)。
を考えながらやっている。

だから、
やっていることの意味や理由をはっきりさせたり、
周りの中学校でも同じことができるように、
自分が直接相手をするのではなく、
生徒同士でできる練習を工夫したりしている。


楽しい’第2回キャンプ’が終わった。
みんな笑顔で解散した。
・・・そんな中、
’へら釣り名人(自称)’は1人ダムの方へと消えた。

2012年3月3日(土)
ひな祭りパーティー

3年後、10年後にも役立つことをやりたい。
今だけ勝てるやり方ではなく、
これからもずっと勝ち続けていけるやり方。
だから、目の前の形よりもその背景にある、
’なぜそうするのか’にこだわっている。

今日は’ひな祭りパーティー’。
第2回のキャンプが開催されている。
今回は釣りがなかったので淋しそうにしていた
’へら釣り名人(自称)’と’元全中3位’の3家族で、
「これから」について夜遅くまで語り合った。
・・・楽しいひと時であった。

2012年3月2日(金)
金擇洙のバックショート

「金擇洙はバックショートの時、
 体を左から右に回していた。」

元日本代表(元全中3位)が教えてくれた。

日本の選手はバックショートの時、
フォアの時と同じように右から左に回している。
だから、バックで押してフォアで振る卓球になっている
と聞いたことがある。


金擇洙のように
バックハンドは全て体を左から右に回してみよう。

この前の試合、シェークを握って、
この体の使い方を意識してみた。

・・・難しかった。

2012年3月1日(木)
ゲームオールのデュース

「ゲームオールのデュースになってからの自分が、
 本当の自分だ。」
生徒によく言うことば。

余裕があるときに、良いプレーができるは当たり前。
追いつめられて余裕がないとき、苦しいときに、
本当の自分が現れる。

試合では必ずそんな状況になる。
練習の時から、追いつめられた状態をイメージして
自分を磨く必要がある。

「今のドライブ、デュースの時に入るのか?」
「ゲームオールのデュースのつもりで練習しろ。」
・・・練習中によく言っている。