2016年12月31日(土)
「七味五悦三会」

 七味五悦三会(しちみごえつさんえ)とは、江戸時代の風習で、1年の7つのおいしいものと、5つのうれしかったことと、3つのよかった出会いを思い出して、「いい1年だったね」とその年を振り返る風習です。私はクラスで必ず最後の学活でこの活動を行います。おすすめです。
 私自身のことを振り返ると、転勤して新しい出会いに恵まれた年でしたし、新たな考え方にも気づかされる1年でした。また、来年もいい1年だったらいいなあ。
 今年1年みなさんには本当にお世話になりました。来年もまたみなさんにとって、よい1年になりますようお祈りしております。

2016年12月30日(金)
「もちつき」

 12月30日は我が家では餅つきをする日と決まっています。インフルエンザの期間と被ってなくてよかったです。

 来年はマラソンに挑戦するので、おもちにお世話になることが多くなるはずです。

2016年12月29日(木)
「図らずも仕事終了」

 といことで、私の今年の仕事は図らずも25日にして強制終了させられ、少し長い冬休みに突入しました。

 年賀状の準備をしたり、溜まっていた本を読んだりとゆったり過ごしました。まあ、神様がゆっくりしなさいと言ってると思って、ゆっくりしていました。

 来年また頑張ります。

2016年12月28日(水)
「救急病院」

 割と体は健康な方で、インフルエンザにかかること自体が20年ぶり(汗)。

 救急病院に着いたときは午前3時過ぎでしたが、それはそれは丁寧な対応をしていただき、お医者さんに本当に感謝しています(なにしろクリスマスの午前3時ですよ!)。

2016年12月27日(火)
「インフルエンザ」

 クリスマスイブに家に帰ると高熱が出て、寝れなかったので近くの救急病院にかかったら、インフルエンザでした。

 せっかくの選抜予選だったのに、家で療養していました。みなさんも気をつけてください。

2016年12月26日(月)
「選抜予選」

 今日は選抜予選でした。反省はまた後日するとして、12月は午後の部活に参加できる日が本当に少なく、指導者としてはそこが反省点。

 今日うまくいっている点があるとすれば、それは生徒が自分たちで練習をよく頑張ったということです。

2016年12月25日(日)
「年賀状」

 毎年担任をしている生徒には全員年賀状を書くようにしています。

 初めて生徒に年賀状を書いた年が、とてもいい学級経営ができたので、そのゲンを担いでというか、毎年続いています。生徒に愛着がわいて、大変ですが、気に入っている習慣です。

2016年12月24日(土)
「プライベートでは」

 2月に初めてハーフマラソンを走ることを予定しているので、練習を始めました。2時間走というのを初めてやったのですが、本当に死ぬかと思いました・・・。無事ハーフを走り切ることができるんでしょうか・・・。

2016年12月23日(金)
「初体験」

 今年の飛びきりの初体験は何といっても「団体戦での秋の県大会出場」で間違いありません。備南東の予選から、オーダーの組みかた、チームの経営などうまくもっていくことができたと感じています。自分の成長も感じることができてよかったと思います。

2016年12月22日(木)
「2016年」

 自分の性格を考えると、あまり新しいことに挑戦したり、変化を求めたりということをしないタイプなのですが、今年は初体験とか新発見が多い年になりました。それだけに今までになく得るものが多い年だったと感じています。

 ただ、新しいことだけに成功ばかりでなく、失敗というよりは大失敗も多く、振り返るとへこむことが多かったかなあ(泣)。

2016年12月21日(水)
「早いもので」

 今年も何と明日で終わりで通知表を渡す日になりました。少しほっとする一方で、選抜予選が迫っていますから、3連休はオーダーに頭を悩ませることになりそうです。転勤したばかりで、今年は反省の多い年でした。3学期まで充電して、またがんばります。

2016年12月20日(火)
「本番でこそ」

 今回は練習試合での実践となりましたが、用意周到な準備をして、ぜひ本番で抜擢ができるようになっていくと、指導者として実力がついてきたかという感じがします。チームの戦力をフルに使って、勝てるチームを作っていきたいですね。

2016年12月19日(月)
「登り龍のごとく」

 入部したときは、運動が苦手と言って弱気な子でしたが、卓球を通して人間的にも成長して、学力もすごい勢いでついてきていました。そこに「神ってる」という言葉で、できるというある意味魔法をかけて勝ってきたということだと思います。このあと彼女は化けると思います。

2016年12月18日(日)
「神ってる」

 なぜ校内ランク最下位の選手を指名するに至ったかというと、その理由は前の日の練習試合にありました。彼女は相手が全員2年生のなか、開始から4連勝をしてきました。勝って帰ってくるたび「神ってるね」とほめ、ほかの選手にも「今日のあいつは神ってるよ!」と煽っていました。そこで、次の日の団体戦にも抜擢したのですが、相手の2番手の選手に、攻撃的な戦術で、競り勝ってきました。まさに「神っていた」のです。

2016年12月17日(土)
「抜擢の思想、その後」

 以前のブログで、将来性のある下級生を抜擢して成長させる考え方を紹介しました。少しそれっぽいことができたので、報告します。

 ある練習試合で団体戦がありました。女子のレギュラーが1人いない状態だったので、誰を出場させようかと考えていました。ほかの2年生もいるなか、私は1年生を指名しました。それも1番強い1年生ではなく、校内ランク最下位の1年生です。勝つ保証はありませんでしたが、非常にワクワクする決断でした。

2016年12月16日(金)
「ぜひみなさんもどうぞ」

 ダイジェスト版ではありますが、Youtubeでもこの試合を見ることができます。私の考える卓球史上もっともおもしろい試合です。卓球はおもしろいと思ってもらえる動画だと思います。
 たぶん、次はふくちゃんがそういう試合を紹介したくてうずうずしているはずなので、近々ブログで紹介があると思います。

2016年12月15日(木)
「私は・・・」

 中学生の私は、ペンホルダーでもありますし、当然金擇洙を応援していました。敗戦は残念でしたが、目の前で歴史的熱戦を見ることができたのは私の宝物です。

 金擇洙がさすがだなと思ったのは、歴史的敗戦を喫した彼が、それでも紳士的に振る舞い、ファンの声援に応えていたことです。(ミーちゃんハーちゃんな私はこっそり劉国生のところにサインをもらいに行きました・・・)

2016年12月14日(水)
「世界最高峰の大激戦」

 普通の人が、このスコアの試合をしてもここまでの盛り上がりはなくて、世界のトップ選手がするからこそこのような盛り上がりになったと思います。

 中国のメンバーは孔令輝(00年五輪金)、馬琳(99年世界2位、のちに08年五輪金)、この大会ヒーローとなる劉国生。劉国梁(99年世界王者)、王励勤(01年世界王者、のちに3度世界優勝)がベンチに回る陣容。韓国はスーパースター金擇洙(92年五輪銅)、呉尚垠(のちに05年世界3位)、柳承敏(のちに04年五輪金)。朱世赫(のちに03年世界2位)がビデオ係をしていました。こういう人たちが伝説を残していくのです。

2016年12月13日(火)
「たった1本のレットで」

 中国や韓国の観客は楽器を持ち込み、大声援を送っていました。しかし、試合終盤はそれどころではなく、叫び声にも聞こえる声援を送っていました。

 一方で、日本の観客は割としっとりと静かに卓球を観戦する人が多いのですが、こちらも終盤はそれどころではなく、たった1本のレットで会場中が「お〜〜〜」とどよめくのでした。この感じは卓球史でたった一度、あの場面だけのものだと思います。

2016年12月12日(月)
「伝説の一戦」

 ご存じない方のために説明すると、この準決勝はラストにもつれる激戦となりましたが、中国は前年(2000年)五輪金メダリストの孔令輝が2失点し、劉国生にラストを託す展開に。対する韓国はエースの金擇洙がラスト。2番でエース対決を制した金擇洙がその勢いのまま1ゲームをものにして(当時は21点制、この試合は3ゲームマッチ)劉国生を追い詰めますが、劉国生は7度の相手のマッチポイントをすべてしのぎ切り、たった1度のマッチポイントをものにして、大逆転勝利を収めたという試合です。

2016年12月11日(日)
「少し古い話」

 たった1本のラリー、たった1本のサーブで体育館中がどよめく。そんな試合を見たことがありますか?私は見たことがあります。体育館に集まった観客がたった1つの試合に注目して、声援を送り、伝説として伝えられる試合です。

 「100年に1度の激戦」と形容される試合。2001年世界選手権大阪大会。男子団体準決勝、中国対韓国がその試合です。

2016年12月10日(土)
「12月」

 いつの間にか12月になりました。昨年は収穫の年でしたが、今年は土づくりの年になったのはブログで書いてきたとおりです。

 しかし、収穫がない時期は辛いですねえ。がんばるけど、リターンがほしいですよねえ。次の収穫の季節はいつになるのでしょうか。それが12月26日なら文句ありませんが。

2016年12月9日(金)
「仕切り直し」

 今週期末テストが終わって、部活動が再開。12月に選抜予選、1月には備南東でシード決めがあります。県大会からさらに成長させていかないといけないと感じています。

 そうは言いながらもあまり成長させることは考えていなくて、県大会の時とはちがった卓球で戦いたいと思っています。どう変化させるかは企業秘密です。

2016年12月8日(木)
「読者の皆さん」

 先日本当に久しぶりの試合に出たのですが、いろんな人に「ブログ見てますよ」と声をかけていただきました。このブログは一方的に書いているだけで、みなさんの声を聞くことがあまりないので、とてもうれしかったです。毎日続けるのはけっこう大変ですが、もうちょっとがんばります。

2016年12月7日(水)
「フェイクモーションB」

 動いているものは人間の目からは見えにくいため、レシーバーのサービスの判断はラケットの動き始めと動き終わりで判断されると思います。例えば、ラケットが上から下に動くとき、ラケットの動き始めは上、振り終わりは下に動いたから、下回転だなと判断するということです。卓球王国のデスサーブなどはまさしくこの法則を逆手に取ったものです。ということで、選手たちには振り始めと振り終わりを工夫しなさいと指導しました。

2016年12月6日(火)
「フェイクモーションA」

 私が思うに、サービスのフェイクモーションは「相手に見せてだます」、つまり例えば、上回転を下回転に見せるとか、下回転をナックルに見せるとかというサーブがいいと思うのですが、子どもたちからすると、「隠して見せない」、つまりラケットを一時的に隠して見せないようにするのがわかりやすいようです。

2016年12月5日(月)
「フェイクモーション」

 サービスのフェイクモーションに指導段階を移しました。中国では、サービスは指導しないということでしたが、フェイクモーションもアイディアがないと実践できないということで、トップ選手の例を出しながらフェイクモーションを指導していきました。そういうアイディアの例があると、選手は興味をもってサービス練習に取り組むようです。

2016年12月4日(日)
「教科書には書いていない」

 卓球王国や卓球に関する本で、指導について勉強するけれど、いざ指導の場面になると、選手にフィットしない指導もたくさんありました。それを選手にフィットさせるためには、指導者が知識ではなく、知恵をつける必要があると思います。これは普段の練習の中で実践していくしかないですね。

2016年12月3日(土)
「フィットする言葉をもっている人」

 自分が知っている人の中で、私が考えていることを具体的な言葉で表現できる人は貴重だと思います。

 「知っているんだけど、表現できない」ことは世界に表れてこないし、自分でも説明できない分だけ何もできないからです。だから、「言葉をもっている人」が近くにいるのはありがたいと思っています。

2016年12月2日(金)
「本を読むのは」

 本を読むのは新しい知識を得るためでもあると思いますが、自分の思いにフィットする言葉を得るために本を読んでいるなとも感じています。Twitterは140字しかないのに、なぜか自分の思いにフィットする言葉がポンポン出てくるから不思議です。

2016年12月1日(木)
「お金を出せばいいのか」

 「最後までちゃんと読むように」と思って、本は買って読むようにしています。ものすごく勉強になるのですが、最近は違うツールで読み物を読んでいます。それはなんとTwitterです。お金をもらってまで書くことじゃないけど、普段の生活の中で感じた真実。エッジが利きすぎて出版できないけど、納得させられること。お金を出すと手に入らないことかもしれません。おすすめです。

2016年11月30日(水)
「読書」

 前にも少し書きましたが、読書が好きです。小説も読みますが、最近は実用書とか、ビジネス書を読むことが多いような気がします。

 意識して教育書は読まないようにしています。教育書は必要になれば必ず読むものなので、その必要がない時は、幅を広げるために違うジャンルの本を読みます。

2016年11月28日(月)
「任せたA」

 本番の試合でするには、あまりに無責任すぎてできないアドバイスですが、練習試合などでは「指導者に信頼されている」と感じて、力を発揮する選手は少なくのではないでしょうか。選手との信頼関係があってこそのアドバイスです。

 こういうアドバイスが頻繁にできるようになるといいなあ。

2016年11月27日(日)
「任せた」

 最近のアドバイスで折を見てするのが「任せた」というアドバイスです。

 練習試合などで、選手がアドバイスを受けに来た時に「次の試合はあなたに任せた。もう実力もついてきているし、自分たちの力を信じてやってごらん」とか、「3台進行で全部の試合をいっぺんに見れない。あなたの試合はあなたに任せてしまっていいか」とか。

 もちろん絶対勝つ保証があるときのアドバイスですが、選手たちは「任せた」を意気に感じたらしく、1ゲーム目よりもいい試合をそろえて勝って帰ってきます。

2016年11月26日(土)
「最近の練習」

 だから、最近では戦型別の練習と言いながら、実質的には男子と女子が別々の練習をしているような形になっています。試合をすればするほど、男子と女子の得点のとり方、取りやすいところが違うと感じるようになってきたからです。

 ただでさえ冬場になって練習時間が短いのに、メニューを分けるのは苦労します。

2016年11月25日(金)
「男女差」

 空間認知力を含めて、男女の能力には筋力以外にも差があるなというのが最近の思いです。みなさんの実感と同じで空間認知力は男子選手の方が高いと思います。逆に女子の方が言葉を通してのコミュニケーション力、理解力が優れていると思います。

 困るのは、そういう差が筋力ほど見た目ではわからないということです。中学校2年生、14歳という年齢に差し掛かって、男子と女子の差が明らかになり始めて、最近指導の難しさを感じています。

2016年11月24日(木)
「空間認知」

 個人的な見解ですが、サーブがうまい選手は空間認知能力がとても高いと思います。しゃがみこみサーブをうまく出すには、ボールのどこを捉えてサーブを出すか、ボールが落ちてくる間にどのように体とボールが落ちてくるかをわからないといけません。

 逆に空間認知能力が低い選手は、それができないので、平凡なサーブしか出せないと思っています。例えば、巻き込みサーブを出すにしても「ボールの外側」をとるサーブができません。なぜなら、空間認知能力が低いからこそ、「ボールの外側」という見えない部分を打つということができないからです。

2016年11月23日(水)
「メンタリスト」

 先月の卓球王国にも「デスサーブ」なるサーブを引っ提げて、あるサーブマンのサーブが紹介されていました(しかし、よく「デスサーブ」なんてネーミングを考えられますよね・・・)。

 サーブマンに共通しているのは「配給のうまい」=「相手の読みを外すのがうまい」。そのサーブマンの選手にも、「相手の心理が読めるように。君はDAIGO(ウィッシュじゃない方)になるんだ」と言っています。

2016年11月22日(火)
「サーブマン」

 ドライブマン、カットマン、最近は言わないがロングマンとか、いろいろな戦型があるけれども、教職員の大会で対戦した山口県の選手は、自分のことを「サーブマン」つまり、サーブで点を取ると言ってはばからない選手がいました。しゃがみ込みサーブの変化が全く分かりませんでした(結局その大会でも優勝した)。
 我がチームにも、そんな「サーブマン」がいます。よくそんなサーブを思いつく/よな、と言いたくなるようなサ.ーブを出します。サーブが強い選手は本当に強い。

2016年11月21日(月)
「ほかにも・・・」

 マネージャーだったり、引率だったり、大会運営だったり、それぞれの役割があって部活動は行われています。それぞれの力を合わせてチーム作りをしたいと思っています。

 私は私で、コーチングもチーム運営も勉強しなければならないのですが。

2016年11月20日(日)
「GM」

 「GM」とはゼネラルマネージャーのこと。チームの方針や練習日程を決める役。チーム全体の結果の評価や外部との交渉を行います。いま一番興味のある仕事で、チームの枠を高いレベルで作ることができればいいのでは?と考えています。

 もう少し考えていることはあるのですが、うまく言葉にならないので、まとまったらまた書きます。

2016年11月19日(土)
「長嶋監督」

 ちょっと話がそれますが、2000年前後のジャイアンツはFAで選手を集めてチームを強化し、そのことが批判されていました。「エースや4番ばかり集めて勝って、何がいいんだ!」と。

 そのスター選手たちを束ねていたのが長嶋監督でした。スーパースターだった長嶋が監督だったからこそ、スター選手たちは監督の指示に従い、チームとして勝利することができたのだと思います。

 同じ時代に活躍した野村監督と比較されることの多い長嶋監督ですが、この勝ち方は長嶋監督の存在、カリスマ性があったからこそできた勝ち方だったと思います。長嶋の存在にこそ、決定の説得力があったと思います。

2016年11月18日(金)
「監督としての工夫」

 監督としては、チーム全員にチャンスを与えないといけないし、選手起用が納得できるものにしたいと思います。当たり前のことですが、部内リーグでも口出ししません。「あー、それは違う」とすみっこで、ぶつぶつ言ってるだけです。終わった後に言って聞かせるのですが。

2016年11月17日(木)
「監督」

 「監督」の仕事は、チームを勝利に導くこと。コーチとの決定的な違いは「評価しなければならないこと」です。コーチは、選手を伸ばすことを考えればいいのに対して、監督は選手起用を決断しなければなりません。だから、適切に選手を評価し、選手起用やチームの方針の決定に説得力が必要になると思います。
「K高校の監督」
 岡山県の高校野球の強豪校のK高校の監督さんは大変厳しい方だったらしいのですが、それでも「試合前にゼッケンを渡す時が一番つらい。本当は選手全員にゼッケンをやりたいと思っている。みんながんばっているから」という話を聞きました。私もこの監督の仕事をするのが一番シビアだなと感じます。

2016年11月16日(水)
「コーチ」

 「コーチ」の仕事は、選手の能力を伸ばすこと。個人競技の卓球では、選手を勝利に導くことと言いかえることができるでしょう。

 この仕事をしているときが一番楽しいです。選手の力を伸ばしたいのは、選手もコーチも一緒ですから、同じ方向を向いて、選手に協力して選手を伸ばしていきます。

2016年11月15日(火)
「4つの役割」

 自分が意識して当たっている役割は、「先生」、「コーチ」、「監督」、「GM」の4つです。

 先生とは、当然ながら学校の先生のことであり、生徒指導であったり、先生の立場での教育的配慮であったりということです。部活動の根元になる役割だと思います。

2016年11月14日(月)
「指導の分業制」

 学校の先生だって、それぞれの指導の場面で、分業して生徒指導に当たったり、教科の指導で協力したりというのは、昔から行われてきたことだと思います。

 ただ、部活動に関しては、自分の場合は1人で指導に当たる時間が圧倒的に多いので、自分で役割を整理しながら指導に当たっています。

2016年11月13日(日)
「2年生狩り」

 県大会後のミーティングでは、1年生の発奮も促しました。そろそろ1年生が戦力として出てこないとだめだと。私の学校のように人数の少ない学校は、1年生だろうが何だろうが、使えるものは使っていかないと戦力が上がっていかないのです。「2年生に勝て」は1年生によく言うのですが、そのせいもあって1年生は練習試合でも2年生に勝つことにこだわっているようです。言葉は悪いですが、「2年生狩りに行っておいで」と送り出しています。

2016年11月12日(土)
「ベスト8のチーム」

 男女ともベスト8以上に残ったチームのいくつかは、練習試合や備南東の予選で対戦したことのあるチームでしたから、選手たちは「あのチームに勝ったらベスト8なのか」と具体的にイメージを膨らませていました。

 だいたい今回が県大会を見るのが初めてのチームがおこがましいというか、わかってないというか、そのチームにさえ勝てばいいというわけではないこともわからせながら上位を目指していきたいです。

2016年11月11日(金)
「県大会前」

 県大会前は「どうも私たちは県大会に出るらしい」という感じで、選手は現実に気持ちがついていっていない感じでした。ラスト1週間はだいぶ叱りました。「県大会出場の権利」をほかのチームに譲ろうかという話もして、発破をかけました。県大会で最低限の結果を残すことができ、代表としての使命を果たすことができたと感じています。

2016年11月10日(木)
「県大会の収穫A」

 ベンチの応援の仕方はさらに良くなっていると感じました。何かができるようになったというよりは、団体戦での経験が積み重なってきて余裕が出てきたと感じています。ただ、まだ自分たちだけでできることが少ないので、それを増やしていくことを選手の課題として話をしました。

2016年11月9日(水)
「県大会の収穫」

 今回の県大会の収穫は、@地区予選で少なかったサービスエースが増えた、Aベンチの雰囲気がよくなった、B他地区の代表チームと互角以上に戦うことができた、C部員全員が県大会の雰囲気を味わうことができた。10月はサービスをこだわって練習してきたので、よかったです。1ゲームに3、4本エースを取ることもざらにありました。

2016年11月8日(火)
「駐車場にて」

 県大会2日目は、朝、駐車場係としてバスの誘導をしていました。そこで見たのはバスの運転手さんたちのプロの技術と温かさでした。30センチの隙間を縫って手際よく駐車をしていっていました。「ここは頭から突っ込んだらあとが出やすい」「ここは横に止めれるから、あと1台止めれるよ」と素人の私に優しくアドバイス。会社は違えど、同業者としてバックの補助や声掛けをされていて、朝からほっこりしてしまいました。本当にいろいろな方に支えられて県大会ができているんだなと感じました。
 バスの運転手の皆さん、いつもお世話になっております。今後とも岡山県中体連卓球部と各校の卓球部をよろしくお願いします。

2016年11月7日(月)
「分業制」

 今年の日本シリーズは、接戦が多く、素晴らしい試合が多かったですね。

 最近は投手の分業制が進み、先発ローテーションはもちろん、リリーフ投手も細かく役割が与えられています。日本シリーズでも、広島は6回まで先発投手、7回以降3人以上のリリーフ投手でつないでいくという投手起用でした。最近は高校野球でも1試合の中で、複数の投手が投げるのが当たり前になってきました。

2016年11月6日(日)
「県大会終了」

 県大会1日目が終わりました。県大会詳細は、当日ではまとめることができないので、詳細はまた後日書きます。備南東の7位からの下剋上・・・と言っても強豪校が同じグループだったので、上位進出は始まる前から厳しいとわかっていたのですが。旋風とまではいかなくても、そよ風くらいは吹いたんでしょうか。あるいは、学校の名前くらい覚えてもらえたのでしょうか。

2016年11月5日(土)
「部活動をする意味」

 みなさんが部活動をする意味は何ですか?なぜ卓球をしているのですか?なぜ部活動の指導をがんばろうと思っているのですか?

 その答えは1人1人様々だと思います。ただ、やるからには、自分で決めたその目標を達成したいと思いませんか?

 さあ、明日からがんばりましょう!

2016年11月4日(金)
「ミッチー」

 一方で、ミッチーは中学県MVPの肩書をひっさげ入学したものの、ケガが原因でグレていましたが、安西先生を慕って復活。しかし、ブランクから体力がないことが欠点となっていました。

 小暮くんにしても、ミッチーにしてもスポーツ漫画の主人公ではないかもしれませんが、それでもここまで人気が出るのは、2人の欠点があったり、能力が不足しているのを努力でカバーしようとしたりするなど、部活動に(スポーツに)みんなが求めているもの(がんばろうとしているもの)を2人が体現しているからではないでしょうか?

 もし、勝つことだけを求めているのだとしたら、流川や桜木がもっと人気があってもいいと思うのですが(十分人気はありますけどね)。

2016年11月3日(木)
「メガネ君」

 漫画「スラムダンク」で人気のあるキャラとして、「メガネくん」こと小暮くんと、「ミッチー」こと三井寿がいます。

 小暮くんは副主将という立場にありながら、個性の強いほかの選手の陰に隠れ、ベンチを温めます。

 しかし、3年間地道に努力を続け、全国大会をかけた試合で試合を決定づける3ポイントシュートを決めます。

2016年11月2日(水)
「生徒指導?努力?友情?」

 卓球と違って、サッカーはクラブチームと部活の二重登録が認められていません。当然ながら、能力のある選手はクラブチームに偏ります。部活のチームとクラブチームが勝負すれば、高い確率でクラブが勝つでしょう。

 では、そこに部活が存在する意味は何でしょうか?私が考えるに、サッカーにはやんちゃな子も多いし、生徒指導的な側面もあるだろうし、学校の先生がサッカーを教えることによる信頼関係づくりでもあるだろうし、生徒に自信をつけさせるということでもあると思います。そこに部活動をする意義があるということかもしれません。

2016年11月1日(火)
「S先生」

 私の弟が学生時代はサッカー部で、その弟の恩師であるS先生とサッカーの試合でご一緒させていただき、お話をする機会がありました。その中で、「サッカー部の顧問の先生は部活動の意味をよくわかって、指導をしてくださっている」というのです。

2016年10月31日(月)
「ブラック部活動」

 サッカー部のときの私にとって、部活動は「ブラック」という感じ方をしていたと思います。ですから、いま世間で「ブラック部活動」と主張している方の気持ちもよくわかります。

 岡山県でも卓球部の顧問をもっているけれど、部活動の意義を見出せずに苦しんでいる先生もいらっしゃるかもしれません。無理にとは言わないけれど、そういう先生に少しでも卓球の楽しさを知ってもらうとか、顧問同士のつながりなどで一緒に頑張っていけるような状況を作っていくことも大切なのではないかと考えています。

2016年10月30日(日)
「サッカー部時代」

 この2つの目的がなかったサッカー部時代は、部活動は私にとって辛いものでした。

 自分がサッカーを指導することに意味を見出すことができなかったし、サッカーのことを知らないだけに、生徒の成長を評価することができなかったからです。

 だから、毎週土曜日の休日の練習が、特に最初の1年は憂鬱でした。

 もちろん3年も顧問をすると、だんだんわかるようになってきて、それなりに生徒を指導して、成長は評価できるようになったけれど。

2016年10月29日(土)
「安西先生」

 スラムダンクの安西先生が、主人公である桜木花道に2万本のジャンプシュート練習を課し、1週間の合宿を行います。安西先生は合宿中に回想して、「道楽・・・そうかもしれないね。日に日に成長が見て取れる。この上ない楽しみだ」と、桜木花道の成長に目を細めます。

 選手の成長を評価して楽しみにするとは、こういうことです。

2016年10月28日(金)
「私が部活動をする理由」

 では、教員が部活動をする意味は何でしょうか?私の場合は、自分のミッションの達成と、生徒の成長が楽しみだからです。ミッションとは、以前もお話しした「将来の卓球仲間を増やすこと」と「卓球を通してできるだけ多くの人を笑顔にすること」です。

2016年10月27日(木)
「なぜ部活動をするの?」

 県大会に出場した後、2年生の担任の先生とお話をする機会があって、「県大会に出ることが本当にうれしかったらしい。卓球部の子が『本当にうれしい』、『みんなのおかげで県大会に出れる、ありがとう』と言っていた」という話を聞きました。

 ほかの学校と競争して、目標を達成して、人間的に成長して・・。生徒たちの感想が部活動をしている意味をあらわしていると思います。

2016年10月26日(水)
「県大会へ」

 以前もお話ししていたように、この5年間は団体戦での県大会に出たことがありません。今年の夏は個人戦が行われていたときは、学校で練習していました。

 ということで、ほとんどの生徒は県大会がどんなものか知らずに部活をしていることになります。ちょっとでも県大会の空気を吸わせようと、今年は部員全員で県大会に行こうと思っています。その空気を吸った1年生が今度は歴史を作ってくれると信じています。

2016年10月25日(火)
「プランを何度も確認」

 中途半端に卓球を知っているものだから、「あれも必要」とか「これを言っておいたらいいかも」とやや指導がぶれていたのかもしれません。

 最終的にに目指すべきモデルは定まっているので、それに向かってとにかくまっすぐ進めるようにしたいと思っています。

 「ベストの敵はグッド」なのだそうです。

 最終の一番大きな目標に向かって進みたいですね。

2016年10月24日(月)
「部活が再開してから・・・」

 新人戦で選手ができたことと、できなかったことを考えていくうちに、「あー、これは自分が言わなあかんかったやつや」とか、「自分でやろうと言っておきながら、最後まで詰め切れてなかった」とか、そんなのばかりで自分の意識の甘さを反省しているところです。

2016年10月23日(日)
「歴史を見直す」

 将棋では、かつて猛威を振るったけれども、よい対策が見つかって廃れていった戦法がたくさんあります。しかし、新たに研究され、新手が見つかってまたその戦法が脚光を浴びることもあります。

 そんな「まだ見ぬ鉱脈」が卓球にも眠っているかもしれません。

 日々研究していきたいです、将棋も卓球も。

2016年10月22日(土)
「下回転を打って先手を取る」

 そこで、裏面にラバーを貼って、バックに来た下回転に対して先手を取るようにしたということです。だから、ペンの裏面を使う場合、下回転を打てるというのが必須技術です。

 後陣からでも盛り返せるとかいうのは、副産物だと思います。ブロックだけ見たらショートの方が固いし。

2016年10月21日(金)
「裏面打法」

 ペンホルダーの裏面打法を多くの選手が使っています。1990年代、ペンホルダーに裏面打法が必要になったのはなぜでしょうか。

 ペンホルダーのショートは、上回転にはシェークに勝るとも劣らないものの、下回転の球に対しては打てないという弱点を抱えていました。バックに早いツッツキを送られて、シェークに先手を取られて苦しい展開になっていたのです。

2016年10月20日(木)
「強いボールを抑えやすいラバー」

 粒高ラバーは変化はつかない(強いボールに対してナックルは出ない)が、強いボールを抑えやすい(かつ、切れるからなお良い)。強いボールを抑えられない粒のバックカットに用はないということになります。カットを抑えるために粒高を使っているわけだから。だから、バックカットはミスしてはいけないのです。

2016年10月19日(水)
「カットマンのバックの粒高」

 例えば、カットマンの多くの選手がバックに粒高ラバーを張っていますが、歴史的にあれにはどういう意味があるんでしょうか?

 カットの変化をつけたり攻撃したりするなら、裏ソフトや表ソフトの方がやりやすいです。でも、バックに強い球を打たれたときに、楽にミスなくカットするためにボールを抑えやすい粒高ラバーになっているはずです。

2016年10月18日(火)
「縁側将棋のレベルでは・・・」

 私たちアマチュアのレベルでは、その固い守りに組むなんて面倒なことはしませんから、わざわざ角を交換するなんてことが必要なかったのです。それがわかってからはずいぶん勝率が伸びました。

 あれ?このブログは将棋の話をするのでしたっけ?(笑)さて、ここから卓球の話です。

2016年10月17日(月)
「歴史の勉強A」

 勉強してみると、昔は相手よりも王様を固く囲うことで、競り勝ってきた振り飛車が、研究されて相手のさらに固い囲いを崩せなくなり、その囲いに組ませないようにするために角交換を挑むというものでした。

 私はその理由がわからないから、なんとなく角交換して、相手に攻めつぶされた挙句、角を打ち込まれて苦しい展開になっていました。

2016年10月16日(日)
「歴史の勉強」

 私は、初形で右側にある飛車を左に振って指す、振り飛車をよく指します。倉敷が生んだ大名人、故大山康晴十五世名人の得意戦法です。

 その振り飛車は「角を交換をしてはいけない」のが常識だったのですが、今は角を交換することが多くなってきました。私はその理由がずっとわかっていませんでした。

2016年10月15日(土)
「ただいま勉強中」

 たくさん指すだけで上手になれば、それに越したことはないのですが、そんなわけもないので、ただいま本を読んで勉強中です。

 将棋を勉強していて、歴史を勉強するのって大事なんだなと思ったので紹介します。

2016年10月14日(金)
「趣味パート2」

 最近将棋にはまっています。今まではコンピュータを相手にすることが多かったのですが、スマホのアプリで相手を自動的に探して、同じくらいの棋力の相手(人間)と対戦できるようになりました。

 このソフトのすごいところは、日本将棋連盟に申請すると、そのソフトの段位の免状がもらえるところです。私はいま2級なので、実際申請すると、2級の免状がもらえます(してませんが)。初段の免状がほしくて、がんばっているところです。

2016年10月12日(水)
「伸びしろは一番」

今回の新人戦でレベルアップが多いのは備南東では、間違いなく我がチームが一番でしょう。

なにしろ学校の最古参の先生が「卓球部が県大会に出ているのを初めて見る」とおっしゃっていたのです。

経験がもっともないチームだからこそ、県大会が決まってからの伸びしろも一番あると思っています。

2016年10月11日(火)
「勝利が最高の薬」

 新人戦が終わって、テスト週間まで数日あったのですが、苦しい戦いを乗り越えた彼女たちは、その経験を生かして、さらに成長していました。新人戦でうまくいった戦術を練習にも生かしていました。

 なので、部内リーグも相当にプレーの質が高くなっていて、お互いの工夫がぶつかり合う試合になっています。

2016年10月10日(月)
「基礎固め」

 だから、ここからは基礎を作っていく時期です。来年の夏はもっと質を上げてプレーできるようにしたいですね。秋の県大会に向けて、さらに加速していきますよ。

 といっても、いまはテスト期間。私もちょっと充電します。

2016年10月9日(日)
「土壌づくり」

 「家を建てるためには基礎が大事。どんなことでも、基礎が大事」というのは使い古された言葉ですが、その基礎を建てるためには土壌が大事だと思います。(最近のニュースでみなさんお分かりだと思います(笑))。

 この半年は「土づくり」。選手に「卓球は楽しい」、「練習試合に行くのが当たり前」という意識になるようにしてきたつもりです。

 卓球をするための土壌は出来上がってきました。

2016年10月8日(土)
「基礎力不足」

 ここまでの半年は基礎のことなんかまったく考えず、生徒が見た目に分かりやすい練習ばかりやっていました。

 3時間練習があったら、1時間はゲーム練習、1時間はフットワーク練習。30分はサーブ練習とか。週末は練習試合。

 自慢ではありませんが、まともにフォア打ちなんてやってません。9月になってちょっとやったくらいです。

2016年10月7日(金)
「課題を洗い出す」

 さて、喜んでばかりもいられません。県大会があるし、まだ夏までのこともあるわけですから。

 この秋の課題は基礎力の不足につきます。いろいろなボールに対応したり、どの試合でも同じように高い質でプレーするということができませんでした。メンタルや戦術など、いろいろな理由が考えられますが、なぜ私がその理由を基礎力に求めたか。それは我がチームではここまで半年、基本練習をまったくやっていなかったからです。まったくです。

2016年10月6日(木)
「本番で実力は出ない」

 本番で実力が出るに越したことはありませんが、中学生に緊張するなという方が無理な話です。

 我がチームでいうと、出た実力は本来の力の4割くらいのもので、それでも粘り強くラリーをしたからこその結果だと思っています。

2016年10月5日(水)
「試合前日の話」

 試合前日は、緊張感から選手は相当にイライラしていました。そして、まったく調子が上がりませんでした。毎回総体前にする話ですが、こんな話をしました。

・明日の試合では、実力の70パーセントが出ればいいほう。緊張するから。


・緊張するのはがんばってきた証拠。試合前に調子が落ちるのは卓球選手はみんなそう。本物になってきたと思え。

・相手も緊張している。相手も調子が悪い。調子が悪いから、相手は打った後、こう思う「もう返ってくるな」と。だから、必死こいてボールを取りに行け(1本返せ)。

2016年10月4日(火)
「新人戦本当に終わる(笑)」

 昨日までの記事が新人戦前に884先生に渡していた原稿で、一般的な話。備南東の新人戦が終わり、我がチームは女子団体で県大会に進みました。転勤して半年で県大会出場が達成できてよかったです。私自身、秋の県大会は初出場です。私、成長していました!

2016年10月3日(月)
「新人戦終了」

 そういうわけで、しばらくテスト週間もあるので、自分の考えをまとめる期間に入ります。ここまでの半年で自分の指導を振り返るという時期がありませんでしたから。

 10月は少し自分の指導の幅を広げるということも考えています。

2016年10月2日(日)
「新人戦の点検」

 新人戦などの大きな大会が終わった後は、練習の成果を点検して、よりできていくように自分の指導を見直す時期です。

 幸いその時期は試験期間になることが多いので、その時期に見直していきます。

 だいたいその後、選手にミーティングで内容を伝えていきます。

2016年10月1日(土)
「新人戦間近」

 新人戦が近づいてきて、毎日オーダーと選手の調子に目を配る日々でした。

 転勤して半年ですが、何とかしてやりたいと思って頑張ろうと。今までの自分の心境と違うのは、もうすでに新人戦前から、終わった後に目が向いているところです。

 それがいいのか、悪いのかわかりません。でも、自分がどんどん変わってきているのはよくわかります。きっと成長しているのだろう。たぶん・・・。

2016年9月30日(金)
「ジャイアントキリングを起こせ!」

 私などは、クラブ出身の選手がチームに少ないことから、どうやって弱い選手を強い選手に勝たせようかと、いつも考えているつもりです。

 今までの結果をひっくり返すことは私の課題であり、そういう戦略をアンテナを張って情報収集しているところです。

2016年9月29日(木)
「主戦武器で突き抜けろ!」

 強い選手を倒すことがある選手というのは、絶対的な武器がある選手が多いという印象があります。例えば、決定力のあるスマッシュ、ブチ切れカット、強力な変化サーブなどでしょうか。

 トータルで実力が劣っていても、1つの武器で突き抜けるように結果を出していくことは十分可能だと思います。

2016年9月28日(水)
「球の合う合わない」

 番狂わせをさらに考えると、「球が合う状態(合わない状態)」を考えることも可能性があると思います。粒高を使う選手が多くなりましたが、これは相手にとって「球が合わない状態」を狙ってのものでしょう。あるいは練習試合にたくさんいくことは、球が合う状態を増やし、合わない球を減らすという意味で有用だと思います。

2016年9月27日(火)
「馬鹿当たりの条件」

 とにかく振れば入る状態=「馬鹿当たり」。「東山卓球の叡知(今井良春・卓球王国)」によると、この状態になる選手の条件として、@明朗で外交的な人、A精神的にしっかりした人、B体力的に恵まれた人、Cフットワークのいい人、D得意なペースをもっている人、E苦手な戦型がない人(一部表現を省いています)を挙げています。

2016年9月26日(月)
「馬鹿当たり」

 ということで、卓球の勝負は、団体戦のオーダーの問題を除いて、実力が結果に反映されやすいとも考えらえます。だから、実力を確実につけていくということを考えなくてはならないと思います。一方で、実力以上のものが出て、番狂わせを起こすということは考えられます。卓球の世界では「馬鹿当たり」と言われているものです。

2016年9月25日(日)
「番狂わせは難しい?C」

 C外部環境に影響されることが非常に少ない
 室内でするスポーツのため、天候や気温に影響されることが少ない。また、審判の判定に影響されることも少ない。よって、純粋に選手の競技力が結果に反映されやすい。

2016年9月24日(土)
「番狂わせは難しい?B」

 Bわかりやすい弱点がない
 相手の弱点を突くというのは、勝負の常とう手段。例えば、野球なら、「ライトが弱い」とか、サッカーなら「相手の右サイドが弱い」とか。個人競技である卓球は、弱点として人を目印にすることができず、また相手の弱点を突くためにある程度技術力と経験がいる。

2016年9月23日(金)
「番狂わせは難しい?A」

 A1発で勝負を決める手段がないこと
 1ゲーム取るにしても、11点取ることは番狂わせを起こすには多すぎる。柔道のように何か技がかかったら1本取れるとか、サッカーのように1点取った後、守り切って勝つという手段がとれない。

2016年9月22日(木)
「番狂わせは難しい?」

 ただ、残念ながら卓球において番狂わせは難しいと思います。

 もし番狂わせが十分可能性があるとすれば、中国の覇権がこれほど長く続くはずがありません。

 その理由として、@個人競技であること。例えば、サッカーやバスケットのように相手のエースを複数人で協力して止めることができない。野球のようにバントやエンドランを絡めて複数人で協力して得点することができない。

2016年9月21日(水)
「用意周到」

 カープ、サンフレッチェ、ラグビー日本代表それぞれの番狂わせは決して偶然ではなく、戦略と周到な準備の結果です。

 カープは、ほかのチームが指名しないような選手の発掘と猛練習による育成、外国人の的確な補強。

 サンフレッチェは育成年代からの一貫した選手育成と、戦術を時間をかけて練り上げる継続性。

 ラグビー日本代表は、日本人の勤勉さを生かした厳しい練習とハードワーク戦術。

 どれも、強いものがやっていないことを、準備の上で、実行して結果を出したものです。

2016年9月20日(火)
「番狂わせ」

 番狂わせもまた人を熱狂させるものだと思います。

 その最たる例が、昨年のラグビーW杯の日本対南アフリカの試合です。世界3位の南アフリカに対し、3点ビハインドのラスト1プレーで、同点となるペナルティキックではなく、あくまで勝ちとなるトライを狙う作戦を選択。見事トライを決めて、逆転勝利を収めました。

 会場に駆け付けた世界中のファンが日本に声援を送り、その応援にまた感動してしまいました。その日本チームは「桜の勇者たち」として称えられています。

2016年9月19日(月)
「ハンデを乗り越える」

 人間は「何かハンデを乗り越えようとする」姿勢に感動しますし、そういう結果が出た時にはとてもうれしく感じると思います。特に、体の小さな日本人はその傾向が強いと思います。

 貴乃花が武蔵丸や曙といった巨漢外国人力士に対抗して人気が出ましたね。力道山のころから伝わる日本人のDNAでしょうか。

2016年9月18日(日)
「逆オファー」

 サンフレッチェのすごいところは、その魅力的なサッカーとクラブの方針ゆえに、逆オファー、つまり選手の方からクラブに対して売り込みが行われることがあるということです(もちろん新人ではなく、現役の他チームの選手からです)。

 確認しますが、お金がもらえるわけではありません(サンフレッチェはお金がありません)。そのクラブが魅力的であるからです。

 でも、そういう自然と人が集まってくるクラブこそ作ってみたいと思うし、目標にしたいですね。

2016年9月17日(土)
「サンフレッチェ広島も」

 サッカーの世界では、昨年サンフレッチェ広島がJリーグを制し、世界クラブワールドカップでも3位になりました。

 サンフレッチェもお金があるチームではなく、毎年のように主力選手を引き抜かれるなかで、昨年までの4年間で3度の優勝を誇るチームです。

 やはり私の目標とする育成型のクラブです。

2016年9月16日(金)
「祝・広島カープ優勝」

 広島カープが25年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした。私はカープファンというわけではないですが、うれしかった。

 お金がない、でも生え抜きの選手を叩き上げて、勝ち抜いていくその様は感動を呼びます。

 私立中学校に対抗する公立中学校で部活をする教員は、特にこの手の話は好きだと思います。

2016年9月15日(木)
「練習試合」

 夏休みからこの9月にかけては、土日はすべて練習試合をしました。

 今の学校に転勤してきて、「練習試合の練習シリーズ」などいろいろ工夫してきました。なにしろ、3年生は「2年間練習試合に出たことがない」と言っていたくらいですから。

 7月に自分の学校で練習試合をしていたら、周りの先生から「卓球部が練習試合をしてる・・・」とびっくりされました。冗談のような本当の話です。

2016年9月14日(水)
「後輩たちに活躍させるために」

 後輩たちが先輩を脅かしているチームは間違いなく強いです。

 だから、早い段階で後輩たちを試合で使えるようにしていかないといけないということです。それだけの経験を積ませていかないといけないということなのでしょう。

 抜擢できるような選手がいないか、いつでも目を光らせているつもりなのですが。

2016年9月13日(火)
「抜擢の思想」

 この本を読んで、いまいち実行ができていないのが、この抜擢の思想です。

 つまり、下級生から選手を選んで、活躍させるということです。単純に強い選手を選ぶのはできますが、この選手を使い続けたら伸びるだろうから、使い続けるというのは難しいです。第一、そんな選手の見分けができません。

 ここまでの経験で言うと、上級生の責任感というか、そういうものの方が勝っていると思います。

2016年9月12日(月)
「ベンチコーチ」

 ものすごく賢い子に「今のままやって、○○してきたら△△」みたいなことを言うこともありますが、ごくごくまれです。

 そうやって言ってやった方が落ち着く場合もあるのでしょうが、まあ実行できる子は少ないでしょう。

 成功例は1回だけです。

2016年9月11日(日)
「ベンチコーチのアドバイス」

 ベンチコーチのアドバイスは多くて2つ、せいぜい3つ。これもこの本で勉強したことです。

 私は大会でベンチコーチをするときは「○○する。それだけ」というのが決まり文句です。アドバイスは1つ、多くて2つです。あとは要求しません。

 緊張してる選手にたくさんさせるのは無理です。

2016年9月10日(土)
「レッテル貼りは試合のあとに」

 ポイントは試合の後に言うことです。試合の前に言ったら、あきらめる子もいますから。

 逆に強い選手とやって負けて帰ってきて、例えば「あの選手は県大会でベスト32になった選手だぞ」と言ったら、だいたい「あー、どおりで強いと思った。

 でも、サービスは意外と効いたな」となって、やっぱり自信につながることが多いと思います。

2016年9月9日(金)
「レッテルにこだわるな」

 相手のチームが有名な学校だからとか、過去の成績にこだわらずに勝負をしなさいということ。指導者も心理的な壁を作ってはいけないとしています。

 私は逆に試合が終わった後、相手選手にレッテル貼りをします。例えば、選手が勝ってきたときに、「あの選手は県大会に出てる選手だぞ」とか、「県大会ベスト8チームのレギュラーだぞ」とか、「○○大会で優勝してる」とか。下級生なら「相手は3年生なのに勝ったなんて、すごい」とか。

 こじつけでもなんでもいいので、そうやって自信をつけさせることが多いです。

2016年9月8日(木)
「負けたとき」

 練習試合で負けた時は、具体的によくなかったことですぐ直せそうなことは伝えるようにしますが、負けたことはあまり触れないようにします。

 大会などで、手痛い敗戦の後は、アドバイスをしても頭に入らないので、すぐにはアドバイスをせず、時間を置いた方がいい場合もあるし、触れない方がいいこともあります。

 むしろその敗戦のあと、何も言わなくても、折れた骨が前より強くなるように、選手自身が勝手に強くなっていくことの方が多いように感じています。

2016年9月7日(水)
そったくの機A」

 自分が中学生を指導する絶好のタイミングは負けたときよりも、勝った時の方です。

 勝った時に、大げさなくらい一緒に喜びます。ハイタッチしたり、あれがよかったとか、よく考えたとかほめてやったりします。いいボールを打った時に「ナイスボール」と大きい声をかけてやったりします。

 これは、以前884先生がブログで書かれていたことを参考にしていることでもあります。

2016年9月6日(火)
そったくの機」

 そったくの機とは、親鳥が卵から出ようとするひなを、くちばしでついばんでやって手助けをするタイミングのことで、早すぎても遅すぎてもダメだ。

 この本では、指導のタイミングを逃してはならないという意味で使われています。この本では、負けたタイミングで指導を入れると指導しやすいとしています。

 「何かを変えなければ」という思いをもっているタイミングで、グリップや用具を変更させるとよいと書いてあります。

2016年9月5日(月)
「自分にあてはめないのが指導だ」

 「やってみせて、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」 山本五十六

 この言葉もこの本で勉強しました。一流選手は「やってみせて」ができるだけで、一流コーチの条件の4分の1しか満たしていない。また、選手は人それぞれ個性があるのだから、選手時代の自分をあてはめて指導してはいけないということ。

 元選手の自分が戒めとしている言葉だし、選手の個性を大切にしたいと思うようになったのは、この本のおかげです。

2016年9月4日(日)
「松下、田崎、水谷の対談」

 話がそれますが、NHKの番組で松下浩二(99年ダブルス世界3位)、田崎俊雄(02年ジャパンオープンダブルス優勝)、水谷隼の3氏が対談するという番組がありました。その番組の中で、3氏の結論は卓球は用具で80%違うというものでした。人によって感覚は様々だと思いますが、とにかく卓球はずいぶん用具に影響を受けるスポーツです。

 いまの中学校に転勤してきたとき、この用具の大切さを理解させるのがずいぶん大変でした。そんなスポーツは卓球だけですからね。

2016年9月3日(土)
「用具で30%はちがう」

 そんなことが書いてあるから、用具を勉強するじゃないですか。実際、感覚として30%ちがう感覚がありますよね。世界チャンピオンの河野や長谷川が合宿で用具をちょこちょこいじってて、練習を全然しないなんてことが書いてあります。そんなこと読んだら用具を勉強しますよね。はい、マニアへ足を突っ込んだ瞬間ですね。

2016年9月2日(金)
「卓球短期上達法」

 アラサーの私が長谷川信彦や河野満の話を平気で上の世代の人と話を合わせられるのはこの本のおかげです(笑)。

 それはいいとして、指導者としてこの本に影響を受けていることは結構多いです。このブログでも記事にしてきた「ライバルは恩人だ」「ダブルスは漫才だ」もこの本を参考にしているものです。

2016年9月1日(木)
「私を卓球マニアにした本」

 人は私を卓球マニアと呼びます。

 私のダブルスのパートナーのMくんは「ラケットのことならだいすぎくんに聞く」と言うし、大橋先生が葛新愛(79年女子単世界チャンピオン。世界で初めて裏面打法を使ったと言われる選手)の話をし始めた時に、周りは誰もわからなかったときにも、1人理解したうえ、卓球王国の掲載ページを言い当てたし。

 そんな私を卓球マニアの世界に足を突っ込ませた本があります。「卓球短期上達法(ベースボールマガジン社・藤井基男、水村治男)」です。なんと初版は1985年。私の生まれる前の本です。

2016年8月31日(水)
「下半身のスパイラル」

 一方、下半身についてはスパイラルの理論を使います。いわゆる腰を使う打ち方をします。

 ただ、「腰を回しなさい」と言っても、選手は腰が回っている感覚がわからないので、「お尻の向きが変わるように打ちなさい」と指導します。

2016年8月30日(火)
「伊藤美誠の打ち方」

 これはスパイラルの理論とは違う打ち方になりますが、確率が高く、ミスは少ないと思います。また、力をわかりやすく伝えやすい打ち方だと思います。

 オリンピック代表ですと、伊藤選手や福原選手の打ち方はこちらの方だと思います。伊藤選手のスマッシュなどはまさしくこの打ち方だと思います。(「みまパンチ」と名前がつけられていましたね)

2016年8月29日(月)
「フォアハンド修正」

 自分のチームのフォアハンドのミスが多いと思って指導を行いました。

 我がチームのフォアハンドがうまくいっていなかった理由は、ボールの軌道に対して、ただ1点でしか交わらないようなスイングになっていたことです。だから、少しでもタイミングが合わないと、空振りしたり、芯に当たらないうち方になっていました。だから、ボールの軌道に対して、その延長線上にラケットを設定して、まっすぐ押し出すようなスイングに改良しました。


   
黒がボールの軌道、青がスイングの方向
空振りが少ない打ち方。ボールの軌道上に常にラケットがある。

   

ボールの軌道の1点でしかラケットが交わらない。
空振りが多く、変化に弱い。

2016年8月28日(日)
「卓球王国復活?」

 ありがたいことに、日本が女子団体でメダルを取った次の日、新聞各紙は一面でメダル獲得を報道していました。ちょっと前だったら考えられないことです。扱いは錦織圭選手の銅メダルと同等です。

 日本卓球協会の強化が実を結んだということなのでしょうが、その先頭を切っていたのは、福原愛で間違いありません。彼女が日本の卓球を変えた救世主だと思います。

 それだけに、個人のメダルもあったら・・・。まあ、勝負の世界はそんな甘いものではないということですね。

2016年8月27日(土)
「水谷選手おめでとう」

 しかし、今回のオリンピックのハイライトは、何といっても、男子シングルスで銅メダルを獲得した水谷選手です。

 本当のプロフェッショナルとして活躍している水谷選手。銅メダルにふさわしい選手だと思います。

 欲を言えば、女子の福原選手にも銅メダルがあったらよかったのにとも思います。日本の卓球人気の復活は彼女なしにはあり得なかったわけですから。彼女の活躍に胸を熱くしたのは私だけではないはずです。

2016年8月26日(金)
「ロマン」

 リオオリンピック男子シングルス準々決勝でオフチャロフ選手に勝ったサムソノフ選手の写真をご覧になったでしょうか。

 少年のような笑顔、高校生のようなはしゃぎようです。サムソノフ選手は今年で40歳。世界の選手会の会長を務めるほど、人望も厚く、フェアプレーでジェントルマン。そんな40歳の男がはしゃいでいるのを初めて見ました。

 これをロマンと言わずに何というのでしょうか。卓球にはロマンがあります。

2016年8月25日(木)
「卓球の魅力」

 インターハイにしても、オリンピックにしても卓球の魅力を感じずにはいられません。

 インターハイでは、全国から卓球に賭ける選手や保護者の方が全国から集まってきました。きびじアリーナが満員御礼、立ち見続出になるほどの集客でした。

 それだけ多くの人を魅了しているのです。

2016年8月24日(水)
「卓球熱の熱い夏」

 インターハイがあり、オリンピックがあって、私自身卓球することは少なくても、卓球熱の熱い夏になりました。

 夏休みも終盤に差し掛かっていますが、まだ我が校の生徒は伸びていきそうなので、夏の間にもう少し成長してもらおうかと思っています。

 まだ今年の夏は終わりません。

2016年8月23日(火)
「インターハイからの・・・」

 今回の大会は、新チームになって初めての団体戦の大会でした。

 インターハイを見ていましたから、生徒たちはベンチの雰囲気を良くしようと考えながら動いているようでした。全然出ていなかった声も、少しずつ出てきました。また、失点したときにも励ましの声をよくかけていて、よかったと思います。

 プレー中は、女子のある選手が意識してか無意識なのか、得点を取ったときにガッツポーズをしながらプレーをしていました。本当に少しずつですが、よくなってきています。

 さて、明日からオリンピックの話です。

2016年8月22日(月)
「当たり前」

 その指導をした後、そのチームの顧問の先生に「挨拶やかばんをそろえている様子がとてもよく、生徒に紹介しました」と話をすると、「地域の中学校の卓球部は、みんなできていることなので、特別なことではありません」とおっしゃっていました。まさか地域全体でできているとは・・・。人を育てることにおいて、遅れを感じました。

2016年8月21日(日)
「マジシャン男先生の試合」

 21日の日曜日は、マジシャン男先生の主催する試合に参加してきました。普段あまり試合する機会のない兵庫県のチームと試合ができる大会です。

 その兵庫県のチームの中に、昨年の兵庫県の女子のチャンピオンチームが参加していました。会場に着くなり、ハキハキとした挨拶、かばんは一直線にきちんと並び、準備も一生懸命やる。

 「ああいうチームがチャンピオンになるんだよ」と指導することができました。普段から指導していることに箔をつけることができました。

2016年8月20日(土)
「大会の運営」

 それにしても、岡山県の卓球関係者の大会運営能力というのは、本当に素晴らしいと思います。私も何度か全国大会に行っていますが、岡山県の大会は本当に落ち着いていると思います。

 今大会も、裏では大変にバタバタしていたと思いますが、それを感じさせないすばらしい運営でした。そんな岡山で卓球ができている幸せを感じる大会でした。

 高体連のみなさんをはじめ、高校生の皆さん、全国の選手の皆さん、関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。

2016年8月19日(金)
「ベンチワーク」

 子どもたちは私が言わなくてもよく見ていて、「失点しても応援している人が優しく拍手をして選手を励ましている」、「ベンチに戻ってきている選手をうちわで周りの選手があおいでいる」、「ベンチにいる全員が試合に集中している(よそ見をしていない)」と卓球ノートに書いている選手が多かったです。そして、さっそく次の練習試合からそれを実行していました。

 だんだん子どもたちの意識が変わってきています。

2016年8月18日(木)
「インターハイ」

 ありがたいことに、今年は岡山県内でインターハイがありました。私は3日間観戦に行きました。

 きびじアリーナはものすごい熱気に包まれていました。

 今の学校に来て、4か月。どうやって子どもたちに卓球のすばらしさを伝えようかというときに、最高の教科書でした。子どもたちは卓球の内容というよりもスタンドやベンチの迫力に圧倒されているようでした。

2016年8月17日(水)
「ダブルスは楽しい」

 中学生段階だと、シングルスが強くなりたくて練習している選手が多く、ダブルスが楽しいという感覚のある選手は少ないのではないでしょうか。

 団体戦のもっとも重要なダブルスではありますが、選手にはダブルスが楽しいという思いをもってダブルスをしてもらえたらと思います。

2016年8月16日(火)
「つなぎ役の懐刀」

 私は典型的なつなぎ役で、ループドライブを引いてから、パートナーに打ってもらうのが基本的な戦術です。

 ただ、困ったときに自分で点が取れるように得点が取れる技術を1つ準備しておくといいと思います。

 学生の時はレシーブのフォアフリック、最近はバックストレートのプッシュやスピードドライブを準備しています。

 ただ、やりすぎるとつなぎ役本来の役割ができないので、1ゲームにせいぜい1本くらい使うだけですが。

2016年8月15日(月)
「ネタ作りは誰がする?」

 団体戦のダブルスという点でいくと、ネタ作り、つまり戦術を考えることができる選手を必ず一人入れることを忘れません。

 そういうことができるように指導をしていっているつもりです。

2016年8月14日(日)
「つなぎ役は打ちやすいように」

 決め役はミスが出やすいのですが、ミスしてもいいという状況を作らないといけません。

 それにはとにかくつなぎ役がミスをしないことが一番です。

 この状況が作れると、相手にリードされても追いつける可能性が高く、打つチャンスも増えるので、決め役が打ちやすくなります。

2016年8月13日(土)
「点取り屋の悲哀」

 一方、点取り屋は目立つだけに得点が取れないときは、散々たたかれます。

 1998年サッカーW杯フランス大会でFWの城彰二選手が無得点に終わり、ファンから水をかけられたことがありました。

 卓球でも決めに行くだけに、決め役の方がミスが出やすく、目立ちやすいのです。だから、決め役はミスしても気にしないメンタルが必要で、つなぎ役は「ミスしても気にするな」と決め役に声をかけ続ける必要があります。

2016年8月12日(金)
「点取り屋とパサー」

 この関係はサッカーやバスケットの点取り屋とパサーの関係に似ています。

 得点を取る人がどうしても目立ちがちですが、ラストパスを出す選手がうまいと点になりやすいのです。

 だから、つなぎ役の選手はラストパスを出すつもりで、得点こそ取ることは少ないけれど、「あいつの点は俺が取らした」と心の中で思えてくると楽しくなっていくでしょう。

2016年8月11日(木)
「ダブルスは漫才だ!」

 ダブルスは2人でするものですから、シングルスのように全部自分でする必要がありません。お互いに役割分担をして、特長を出していけばいいのです。その役割分担は漫才のボケとツッコミをイメージするとわかりやすいです。
 つなぎ役をボケ、決め役をツッコミとします。漫才でも2人ともボケてたら話が進まないし、2人ともツッコミでは面白くない。卓球でも一緒です。2人ともつないでても、2人とも強打しててもダメなのです。

2016年8月10日(水)
「ダブルスを作る」

 県大会が終わって、新チーム作りを考えるころになりました。

 私は夏休みはシングル力をつけながらダブルスの組み合わせを見ていくという作業をしていきます。私自身がダブルスプレーヤーなのでダブルスにはこだわります。

 でも、団体戦のダブルスつくりの考え方はシンプルです。そのヒントは漫才にあります。

2016年8月9日(火)
「少数多種」

 大橋先生の教えで、フットワークは少ない数でもたくさんの種類を練習した方がいいといことでしたので、種類を増やすようにしています。

 また、多球練習の方法は以前元気はつらつ男先生がブログで書いてあった、「3個持つ」「1バウンドさせる」ということを意識させています。ノッカーもかなり上手になってきました。

2016年8月8日(月)
「フットワーク」

 この夏休みはフットワークの練習をしていて、だいぶいい形で動けるようになってきました。

 フットワークはすべて多球練習で、1人80秒でローテーションしています。

 全部で5種類のフットワークをしています。本当はもっと種類を増やしたいのですが、ほかにやりたい練習もあるので、5種類です。

2016年8月7日(日)
「思い込ませる方法」

 信頼関係があるという前提で、思い込ませる方法はたくさんあると思いますが、言葉は特に大事だと思います。

 生徒が自信をもてるような声かけをしていきたいです。

 そして、いろんなところで言われていることですが、成功体験が大事だと思います。そんな体験をたくさんさせてやりたいです。

2016年8月6日(土)
「信頼できる人」

 その記事には、もう1つ示唆があって、磁気シールがプラシーボ効果によるものだったとしても、その効果を出すためにはシールを渡す人が大事で、信頼できる人から渡されないと効果が期待できないということでした。

 選手自身が自信をつけていくのはもちろんのこと、信頼できる人からの言葉かけも、プラスの思い込みを起こさせるには重要なのではないかと考えています。

 信頼される指導者でありたいとはずっと思っていることですが。

2016年8月5日(金)
「陸上のシール」

 7月15日の朝日新聞朝刊の記事で、陸上選手が体中に貼っている磁気のシールについて記事が載っていました。

 磁気シールはそれを貼ることで疲労の回復を促したり、ツボを刺激して、記録が伸びたりするものなのだそうですが、一部の研究ではプラシーボ効果、つまりそれを貼ったという安心感から記録が伸びているのではないかという説があります。

 これもまた一つの思い込みだと思います。(余談ですが、私は5年ほど磁気のネックレスにお世話になっていて、肩こり知らず。どちらかというと本当に効果があると思っています。)

2016年8月4日(木)
「俺ってけっこうイケテル?」

 続ける練習で100回続けば、それが自信になるし、相手が強かろうが弱かろうが試合で勝てば自信になります。そういう体験は大切にしたいと思います。

 仮に部内リーグで最下位の子でも、外で練習試合で勝つとか、それだけでも全然いいと思います。

 要は、「自分はけっこういけてるかもしれない」と思い込ませるということです。

2016年8月3日(水)
「バックハンドは難しい?A」

 伝統的にフォアハンドが強かった日本は「バックハンドが難しいもの」という考えが多かったと思います。

 しかし、卓球王国の偉関晴光さんの記事によると、ただ単純にバックハンドの練習量が少ないだけなのだそうです。実際、フォアハンドを練習した方が、得点しやすいので、フォアを練習している時間が長いと思います。

 そもそもバックハンドが難しいという思い込み自体が間違っているのかもしれません。

2016年8月2日(火)
「バックハンドは難しい?」

 例えば、バックハンドを教えるときに、指導者が「バックハンドは難しい」と口にしたり、思っていることが伝わったりすると、選手にも「バックは難しい」という意識がついてしまうと思います。カウンターや台上でもそうだと思います。

 そういう言葉かけで、選手に要らない思い込みをさせないようにしたいと思います。

2016年8月1日(月)
「入らない」

 ある練習試合で、相手校の選手(カットマン)が攻撃が入らないと悩んでいました。

 打てども打てども入らない。で、入らないたびに「入らない、入らない」と言っていました。自分に入らないように暗示でもかけているのかと思いました。

 人間は聞こえてきた言葉はけっこう単純に頭に入ってしまうので、1つ1つの言葉には気をつけないといけません。

2016年7月31日(日)
「肩こり」

 日本人の肩こりは多いそうですが、外国では肩こりはさほど多くないそうです。

 その理由は、外国の言葉に「肩こり」に当たる言葉がないからだそうで、肩がこっていても、それを言葉にして意識することがないからだそうです。

 つまり、「肩こりする」という思い込みがないということです。

2016年7月30日(土)
「じゃんけんは強いけど」

 私はじゃんけんが強いと言った後、子どもたちとじゃんけんしてみました。負けました。つまり、じゃんけんが強いというのも思い込みです。

 ただ、この思い込みはバカになりません。例えば、私は数学が苦手なのですが、この理由ははっきりしていて、中学校の先生が「数学が苦手な人は手を上げて」と言ったのを、苦手でもないのに謙遜して手を上げた後のテストで点が下がってしまい、本当に数学が苦手ではないのかと疑心暗鬼になり、以降数学が苦手になりました、そんなこと気にせず、次のテストで普通に点を取っていれば、いまごろ数学に苦労してないと思います。

2016年7月29日(金)
「統計を取ったら」

 きちんと統計を取ったら、雨男雨女はそんなにはいないはずで、ましてや「晴れの国」岡山で暮らしている我々は、どっちかと言うと晴れ男晴れ女のはずです。

 ただ、何かの拍子に雨が続いたりすると、「自分は雨男なのではないのか」という思いは出てくるかもしれません。

 それは何の証拠もない、ただの思い込みが多いのではないでしょうか。

2016年7月28日(木)
「緊迫投手戦」

 それにしても、両チームのピッチャーが粘り強く投げました。「辛抱強く」という表現がぴったりくる、じりじりした投手戦でしたが、丁寧に低めを投げ、チームの援護を待つ展開でした(なにしろ外野に飛ぶ球がほとんどありませんでした)。スポーツって我慢だよな、と改めて感じました。

 さて、その試合に20年ぶりに行った晴れ男の私ですが、天気は雨。まあ、世の中そんなもんです。さて、明日から晴れ男雨男の話に戻りますよ。

2016年7月27日(水)
「早い判定が求められる」

 報道でご存知の方がいらっしゃると思いますが、この試合の9回表には事件がありました。1点を追う創志学園は1アウト1塁でバッターの止めたバットに当たった打球を自打球としてファウルと判断。

 しかし、その打球を玉野光南がダブルプレーを完成させました。喜ぶ光南ナイン。

 5分の協議ののち、判定は覆り、ファウル。試合再開。そして。創志学園が逆転で甲子園を決めたという内容でした。


 打球が転がった瞬間、審判はファウルともフェアとも判定をしていないように見え、そのことが今回のトラブルの元になったように思いました。どのスポーツでも早い判定が求められるのだと思います。もちろん卓球でもです。

2016年7月26日(火)
「高校野球」

 7月25日に行われた高校野球岡山県大会の決勝を見に行ってきました。野球場でちゃんと野球を見るのは軽く20年ぶりでしたが、やっぱり野球はいいですね。

 小学生の時に見た時と見方が違うのですが、ノックの仕方がずいぶん変わったなと思いました。1つ1つの打球に監督さんの意図が感じられ、それを考えながら見る、試合前のノックから勉強になることばかりでした。

2016年7月25日(月)
「晴れ男雨男」

 みなさんは晴れ男ですか、雨男ですか?じゃんけんは強いですか?

 私は典型的な晴れ男で、出かけるときはまず晴れ。じゃんけんは強い方で、給食のじゃんけんはまあ、だいたい勝ってます。

 教室で同じことを子どもたちに聞いてみました。雨男雨女と晴れ男晴れ女がほぼ半々でした。おかしいですね?同じ地域で育ったはずなのに、人それぞれに天気が変わることはないはずで、降水確率は同じはずです。

 じゃんけんは2人でした場合、勝つ確率は等しく3分の1のはずです。じゃんけんの強い弱い、晴れ男雨男の違いは一体何なのでしょうか?

2016年7月24日(日)
「異年齢交流」

 卓球はほかのスポーツに比べると、圧倒的に年齢の違う選手と試合をすることが多いと思います。

 私は卓球を通して、たくさんの異年齢の人と交流してほしいと思っているので、そういう試合がもっとたくさんあってほしいなと思っています。

 社会に出てからは、異年齢の人とうまくやっていく力は必ず必要ですから。

2016年7月23日(土)
「学校では教えてくれないそこんところA」

 この時期の1年生で、毎年1人はいるのが「電車の切符を買ったことがない。練習試合に行けないかもしれない」と言ってくる子です。

 いや、学校では教えてくれないけども・・・。でも、卓球を通して、そういうことを経験できる。時刻表や地図が読めたり、乗り換えができたり。

 そういうことの方が学校の授業よりもある意味大事かもしれません。そんな生活体験を部活動を通して勉強してもらいたいと思います。

2016年7月22日(金)
「学校で教えてくれないそこんとこ」

 1年生が答えて、「自分の思いを通せとか、主張しろとか言われたことない。その逆はあるけど」と言っていました。

 卓球の指導者は「図々しくなりなさい」とよく言うけれど、学校の先生でそんなこと言う人はまれです。少なくとも、教室で言っている人は見たことないです。でも、自分がやりたいことを主張して、自分がやりたいことだからその主張を通すことができる力は生きてくうえで、大事なことだと思います。

 学校では教えてくれないそこんところを教えてくれる卓球。なんて素晴らしいのでしょうか。生徒たちがそういうことが勉強できるだけで部活動をやっている甲斐があります。

2016年7月21日(木)
「1年生デビュー戦」

 7月になってから、1年生を練習試合に連れて行っています。

 しかし、恥ずかしさなのか、緊張なのか自分から声をかけて、試合の申し込みができません。先輩たちの力を借りて、何とか声をかけてデビュー戦を終えました。

 情けないなと思いながら、ふと彼ら彼女たちが小学校の時の経験を聞いてみました。

 「自分がやりたいと思っていることを主張しなさいと言われたことある?」

2016年7月20日(水)
「夏休み」

 夏休みですね。

 今年の私の夏休みの目標は、英語の勉強をすることです。ずっとやりたかったので、毎日こつこつがんばろうと思います。

 卓球ですか?がんばるに決まっています!さあ、夏休みです!暑さに負けずに頑張りましょう!

2016年7月19日(火)
「休みの価値」

 何回でも言うようですが、練習が一番大事で、一番いい練習ができたチームが勝利に近いのは間違いありません。

 ただ、休みに何かの価値があると私は思っています。より効果的な練習ができるように研究を重ねていきたいです。

2016年7月18日(月)
「超回復」

 筋肉は筋繊維を切って、再生するときにさらに太くなる(=超回復)ということで、練習の最後には、ジャンプトレーニングや足上げ腹筋、サーキットトレーニングなど、負荷の大きい筋トレをしてオフに入るようにします。

2016年7月17日(日)
「オフの入れ方」

 オフを入れるタイミングは、「何かをやり切ったタイミング」で入れるようにしています。

 だいたい大きな大会のあとに入れますが、それがない場合は1日練習試合に出かけた後とか、部内リーグの後になるようにしています。

 また、心と体と頭がしっかり疲れた状態になるように、オフの前の練習は追い込んでいきます。

2016年7月16日(土)
「オフを作る」

 卓球にはオフシーズンがないので、定期的にオフを作る形になります。

 テスト週間を除いて、1週間弱のオフが正月とお盆で年2回。それ以外のオフは指導者の裁量となります。私はだいたいテスト週間もオフと考えて、月に1回は完全オフがあるような練習日程にしています。

 みなさんの学校ではどうですか?

2016年7月15日(金)
「かく言う私も・・・」

 かく言う私もオフを取り方が悪くて、社会人になりたての頃は家でゴロゴロして、逆に疲れがたまったなどということがよくありました。最近でこそ、温泉に行ったり、友達とカラオケに行ったりして、上手にオフが取れるようになってきたと思います。

2016年7月14日(木)
「心のリフレッシュ」

 おうちの方の気持ちも大いにわかります(自分も親だったらそう言うかも・・・)。でも、勉強では、仮に体の疲れが取れても、頭や心のリフレッシュはできていないかもしれません。日本人らしいエピソードですが、そのままの状態で大人になっていくのはちょっと怖い気もします。その子たちはストレスや疲れに対抗できるのでしょうか。

2016年7月13日(水)
「日本人は休むのが下手?」

 オフの前に「できれば休みの日だから、しっかりリフレッシュするために、どこかに行ったり、友達と遊んだりしてほしい。人生卓球だけじゃないし。」などという話をしていたら、生徒が「そんなことを親に言ったら叱られます。

 普段卓球ばかりしているんだから、部活が休みの日くらい勉強しなさいと言われるに決まっています。」と、1人ではなく言っていました。

2016年7月12日(火)
「練習が一番大事」

 ここまで話をしておいて、身も蓋もない話ですが、一番練習したチームがもっとも勝利に近いのです(世界の卓球なら中国で間違いありません)。

 でも、その練習をより効果的にするにはもっと研究が必要だと感じています。それがオフなら、オフをどのように入れたらいいのか。それが練習方法なら、どんな練習をしたらいいのか。

 このあたりの研究は独自にしていきたいと思います。

2016年7月11日(月)
「日本の練習時間」

 中国や韓国と並んで、日本の練習時間はトップレベルに長いと思います。

 では、例えば、水谷選手がオフチャロフ(ドイツ)にいまだに五分の勝負しかできないことが練習時間では説明できません。

 さらに言えば、日本よりも激しい練習することで有名な韓国がいま、男女ともに後れを取っていることも説明ができません。

2016年7月10日(日)
「水谷隼の練習時間」

 水谷選手の本の中で、水谷選手の練習時間は2時間ほどで、監督に言って疲れているときにはオフを取ると書いてありました。

 日本一の卓球選手がオフを取っています。水谷選手ほどの一流選手だからであって、中学生には関係ないのでしょうか?

2016年7月9日(土)
「プロ選手のオフ」

 一番考えていたのは、プロのサッカー選手や野球選手、ひいては甲子園を目指す高校生でさえ、オフが定期的にあるということです。中学生の卓球選手以上に、競技に命を懸けている彼らが、オフを取っているのです。

 競技の負荷は違います。年齢も違います。でも、プロの選手はスポーツで稼いでいる選手です。その選手たちが休んでいるのです。

2016年7月8日(金)
「オフの作り方」

 練習時間を確保したいと思う一方で、オフをどうやって作ろうかと考えています。練習する時間があればあるほどいいに決まっています。しかし、いろいろなことを考えているうちに、オフが必要だと感じるようになってきました。

 なお、これからお話しするオフは1日単位の休みのことで、まとまった休みのことではないことを先にお断りしておきます。

2016年7月7日(木)
「負けない悪役」

 悪役は一般的に負けるのが仕事です。でも、私は「負ける悪役」になるつもりはさらさらありません。一筋縄では勝てない、しぶとい悪役です。勝てるものなら勝ってみろと言わんばかりの悪役です。

 そういう強い悪役はたまらなくかっこいいですよ。

2016年7月6日(水)
「悪役へ」

 卓球部の指導を始めて3年。暴れようとも思っていないし、イスを振り回したりしませんが、何が何でもという気持ちでがんばりたいと思います。いい意味で、あのチームとやりたくないというチームになりたいですし、いい意味で「まさかあのチームに負けるなんて」と言われる大物喰らい、番狂わせを起こせるチームになりたいです。

 うーん、やっぱりこう考えてワクワクするとは、私はやっぱり悪役向きです(笑)。

2016年7月5日(火)
「何が何でも」

 前振りが長くなりましたが、監督としてチームを勝利に導くために、何が何でも勝つという気持ちが必要なのだと思います。私はちょっと、形とか理論とかにこだわりすぎていたのかもしれません。

2016年7月4日(月)
「何でもやる」

 悪役レスラーたちにも最初は「悪役をやるのか」という気持ちはあったと思います。でも、自分が生きる抜くために「何でもやる」という気持ちはあったと思います。その結果、主役級のレスラーたちと肩を並べて、メインイベントを飾っているのです。そのまま何もしなければ埋もれていたかもしれません。

2016年7月3日(日)
「人間味」

 そういう考えで悪役になった人たちは本当に生き生きしているし、人間味があって、感情移入してしまいます。一生懸命プロレスしている姿に応援したくなります。椅子を振り回したり、ズルをしたりしているのがいいのではなく、悪役レスラーたちの生き方が最高にかっこいいのです。

2016年7月2日(土)
「どうして悪役レスラーになったの?」

 悪役レスラーの人たちは最初から悪役レスラーになりたかったのでしょうか?きっと最初は正統派のスター選手を目指していたと思います。

 でも、ちょっとルックスが地味だったり、得意技がヒーロー向きでなかったり、ほんの少しの差でスターになりそこなった人もいると思います。

 自分がプロレスで生きていくにはどうしたらいいかを必死で考え、その答えが悪役だったのだと思います。

2016年7月1日(金)
「悪役レスラーはいい人」

 その怖すぎる見た目から悪役レスラーは普段から素行が悪いと思われがちですが、その大半が常識人でいい人です。

 だいたい誰が好き好んで、人に嫌われる仕事をやりたいでしょうか。

 そういう役目を受け入れて、その仕事を全うしている悪役レスラーたちを尊敬しています。

2016年6月30日(木)
「悪役レスラー」

 私はプロレスを見に行くと、必ず悪役レスラーを応援しています。応援と言っても、悪役レスラーは嫌われるのが仕事ですから、とびっきりのブーイングを浴びせるわけですが。

 プロレスの魅力は何といっても、プロレスラーのかっこよさですが、悪役レスラーには悪役レスラーなりのかっこよさがあるのです。

2016年6月29日(水)
「趣味」

 意外と思われるかもしれませんが、趣味はプロレス観戦です。

 「なんだ、趣味の話を始めたから、とうとうネタ切れか」と思われるかもしれませんが、最終的にちゃんといい話に落ち着きますので、1週間ほどお付き合いください。

2016年6月28日(火)
「100年に1人の天才」

 自分用のラケットを変えました。

 あの「100年に1人の天才」J.O.(この選手はイニシャルが決まりすぎです、かっこよすぎます!)の名前を冠したラケットです。実は発売して10年以上たつラケットで、温故知新のつもりで買ったラケットなのですが、さすが天才が使うラケットで、タッチが抜群です。

 自分は今までカーボンラケットを使ったことがなかったのですが、すっかりフィットしました。いかに食わず嫌いをしていたかよくわかりました。

 以前、カーボンラケットはスイートスポットが広いという記事を書きましたが、これも卓球の指導をしていなかったら、わからなかったことです。

2016年6月27日(月)
「ミーティング」

 今年の部の運営として、ミーティングを増やしてやっていきたいと思っています。

 教室に全員集めて話をしていくということもありますが、毎日の練習の振り返りも生徒からの意見も聞きながら、グループで話をしながら行っています。

 生徒が自主性をもってがんばれるように工夫しています。

2016年6月26日(日)
「関係作り」

 言い訳がましくなりますが、ほっといたわけではありません。

 ただ、3年生に続ける練習をさせたところで2か月でものになるとも思えず、関係づくりや体制づくりに力を注いでいたのでした。

 わがチームはやっとスタートラインという感じです。

2016年6月25日(土)
「続ける練習」

 7月は続ける練習をしっかりやろうと思っています。

 あまりにミスが多いし、簡単に体勢を崩す選手が多いので。だから、連打どころか1発のドライブもなかなか入らないということです。

 ごくごく基本的なことですが、そういう段階です。

2016年6月24日(金)
「これからの方針」

 備南東総体で見つかった課題は「練習不足」。

 練習不足が原因で、基本的な技術力の不足になり、さまざまな弊害が生まれていました。わかってはいたのです。わかっていたけど、再確認という感じです。

 もうすぐテストなので、それが終わってから、ミーティングをして練習を変えていきたいと思います。

2016年6月23日(木)
「子どもに生かされている」

 むしろ私がうれしかったのは前任校の3年生たちの健闘です。

 団体では、県大会に行けなかったのですが(これは私の不徳の致すところです)、ダブルスはよくがんばって勝利していましたし、1人2人ではなく、全体的にパワーアップした姿を見ることができました。男子は県大会に2人。私がいなくてもがんばっている彼らの姿に励まされました。

 つくづく子どもたちに生かされているなと思います。

2016年6月22日(水)
「備南東総体」

 備南東総体が終わりました。

 わがチームは団体では女子の1勝に終わり、練習不足を再確認する結果だったのですが、それでも何とか1勝したことで、子どもたちは自信にしたようでした。

 私自身、厳しい戦いになると思っていたので、1勝は目標達成として、良しとしたいと思います。

2016年6月21日(火)
「そんなに続く?」

 6月8日の時点で、1年生同士のラリーの最高記録が96回。私が子どものころに卓球歴3か月でラリー10回続けれなかったので、大変な成長だと思います。

 女子は一足早くデビュー戦が終わりました。結果はまちまちですが、試合は楽しみになってきているようです。

 よしよし。

2016年6月20日(月)
「ミニラリーの効用」

 以前紹介したミニラリーの効用が思った以上に大きく、1年生がぐんぐん上手になってびっくりしています。

 フォアバックのラリーは楽に50回くらい続くようになってきて、遊びでやっても簡単にラリーが続いています。

 練習方法って大事なんだなと思わされています。

2016年6月19日(日)
「負けられない戦い」

 部内リーグは部内リーグで、選手にとってはプライドをかけた戦いのようで、普段は体操服でも、部内リーグの日はユニホームという選手は私が指導してきた選手のなかにも多いです。

 しかし、学校の中にライバルがいるというのは本当にありがたいことです。

2016年6月18日(土)
「部内リーグ」

 今年から部内リーグを少し工夫して行っています。

 昨年までは、1か月に1回、8人リーグの3部制(昇格降格2名ずつ)だったのですが、今年は4人リーグの5部制(昇格降格1名ずつ)。2週間に1回で3ゲームマッチです。参考はまつ先生の部内リーグですが、この4人リーグ3ゲームマッチだと1時間以内に終わります。

 普段のゲーム練習の時間をより集中力の高い状態でできるので、とてもいいと思います。

2016年6月17日(金)
「大どんでん返し」

 毎年備南東の団体戦は結果が荒れます。

 そのくらい接戦だということが言えるのですが、強いチームが盤石ではないとも言えます。盤石ではないということは、少しの勢いの差、ちょっとしたアクシデント(エッジ、ネットイン、サービスミス)で結果が変わるということです。

 今年も大どんでん返しが起こるかもしれません。

2016年6月16日(木)
「総体前日」

 備南東の総体の前日になりました。転勤してきたばかりとはいえ、3年生にとっての総体が部活動でもっとも大事なのは変わらない。たった3か月でも3年生に何か残してやりたいと思って頑張ってきました。当日までしっかりと調整していきたいと思います。

 結果が残ればうれしいですが、この3か月で何か感じてくれて、その先まで頑張れるようになったらいいなあ。

2016年6月15日(水)
「基本がしっかりする練習」

 試合を見て、基本練習をたくさんやっているんだろうなという印象をもったこのチームですが、その高萩中の特集が今月の卓球王国に載っています。

 なんと監督さんは卓球未経験から全国大会に出場させているそうです。

 練習を参考にして、基礎力をつけていきたいと思います。みなさんもぜひご覧ください。

2016年6月14日(火)
「基本がしっかりしている」

 高萩中の特徴として、「とにかく簡単なミスが少ない」があげられます。

 粒高の簡単なミスがありません。強豪チームのドライブに対して、1発でブロックを飛ばすということもありません。

 とにかくボールがよく入る。声もよく出ていて、すぐ見て「いいチームだな」と思いました。

2016年6月13日(月)
「目を引くチーム」

 今回の全国選抜で目を引いたのは、茨城県高萩市立高萩中学校(女子)です。

 知っていたわけではありません。1日目の練習で「おもしろいことをやっている」と思って、注目していました。

 ペンの粒高選手がいるのもそうですが、攻撃型選手も活躍していて、予選でシードチームに勝って、決勝トーナメントに進出しました。

2016年6月12日(日)
「全国選抜より」

 私はこれまで全中に2回、全国選抜に1回視察、見学に行ってきました。

 だいぶ試合の見方がわかってきて、今年の春はかなりいい勉強ができたと思います。

 私は組み合わせが決まっている予選リーグで見る試合を決めておき、あとは会場で気になった選手を見ていくという形で試合を見ていました。

2016年6月11日(土)
「探し物は何ですか?A」

 さらに探しているのは、「私が使わない用具」です。

 私のプレースタイルとは違う選手の方が多いわけで、「私は使えないけど、選手にとって合う用具」は勉強しないとわかりません。例えば、「スマッシュが打ちやすい用具」、「下回転が面白いほど上がるバック用のラバー」、「とにかくカットが入るラケット」、「反則なくらい回転がかかる粘着ラバー」、「わけのわからない変則ラバー」とか。

 わかれば、選手に還元していきます。

2016年6月10日(金)
「探し物は何ですか?」

 卓球用具店に行っては、「何か面白いもの、ない?」と聞いて1時間でも、2時間でも入り浸っているのですが、探しているのは「安くていい用具」です。

 ほぼ同じ性能で代えが利くのであれば、それにこしたことはありませんから。

2016年6月9日(木)
「お待たせしました!」

 用具マニアのみなさん、お待ちかねの5月がやってきました!何のことかと言うと、毎年5月は卓球王国から別冊卓球グッズが発売されるのです。

 この卓球グッズの本、バカになりません。この本を読んでないとたどり着かないような用具がたくさんあります。ただ、相手にとって嫌なラケットだけでなく、安くてもいいラケット、ちょっとクセがあるけどはまるとすごいラバーを知っているのはとてもいいと思います。

2016年6月8日(水)
「自分の心のメガネは見えない」

 自分で気をつけていることなのですが、自分以外の人が自分と意見が違うというのはわかっているのですが、自分もまた心のメガネをかけているというのはしばしば忘れがちです。

 自分が見えているものが全てではないということはわかっていないといけないなと思います。

 自分からは見えないものが人には見えているかもしれないし、自分が黒と思っているものが人には白に見えているかもしれません。

2016年6月7日(火)
「やる気のないプレー」

 だいたいやる気がない選手は練習に来ませんから、8割方「何をしていいかわからない」状態で、「やる気がないプレー」に見えていることが多いと思います。

 選手が「何をしていいかわからなくなっている」と察知できれば、よいアドバイスができるでしょう。

2016年6月6日(月)
「やる気がないプレー」

 選手がどういうつもりで卓球をしているのか、練習をしているのかを理解することは指導者にとって大切なことです。

 「やる気のないプレー」を1つとっても、本当にやる気がないのかもしれないし、何をしたらいいのかパニックになってしまっている選手だっているかもしれません。

2016年6月5日(日)
「梅干し」

 漫画「美味しんぼ」にこんな話があります。

 ある塾の先生が子どもたちを遠足に連れていき、いざ昼食の時間になった。その先生は梅干し入りのおにぎりを作ってきたが、2人の兄妹は梅干しを残している。塾の先生がどうかしたのかと聞くと、2人は「まずい」という。塾の先生は「ほかの子が食べているのだからわがままを言うな」と叱る。

 この梅干し1つとっても、塾の先生から言わせれば「食べないのはわがまま」であるが、2人の兄妹からすれば、その梅干しは添加物の入ったまずい梅干しであった。(兄妹の母親は昔ながらの方法で梅干しを漬けていた。)

2016年6月4日(土)
「心のメガネ」

人間は誰しも心にメガネをかけていると思います。そのメガネを通してしか世の中を見ることができません。

そのメガネは経験に基づく「価値観」です。同じものを見ても、メガネが違うので、見え方が違うのは当たり前です。

2016年6月3日(金)
「なんて人だ。私がこんなにあなたの力になろうとしているのに。」

「ある眼科で」
「先生、よく見えなくなったので、眼鏡を作りたいのですが」
「それなら、私の眼鏡をあげましょう。10年もかけていますが、調子がいいんですよ。家にもう1つ同じものがあるから、1つあげても大丈夫です。」
「先生、よく見えません」
「何を言ってるんですか。私がかけたらよく見えるんですよ。もっとがんばってください。」
「いや、本当によく見えないんですが。」

「まったくおかしなことを言う人だ。前向きに考えてください。」
「前向きに考えても見えません。」

 こんなことを言うお医者さんがいたら、どう思いますか。もちろん、こんな病院には通いたくないですよね。

(話の出典は「完訳 7つの習慣」 / スティーブン・R・コヴィー」)

2016年6月2日(木)
「日々勉強」

 それにしても指導者になってから、「選手時代に知ってたらもっと強くなってたって!」と文句が言いたくなるくらい強くなるための情報があふれているし、それは用具にしても体づくりにしてもそうです。

 日々勉強していかないとおいていかれそうです。

2016年6月1日(水)
「思い込み」

 特殊素材がボールを飛ばすのは、よく知られていることですが、スイートエリアを広げるとは知りませんでした。むしろ特殊素材の方が狭くなるのでは?と思っていたくらいです。

 用具店の人に聞くと、やはり特殊素材の方がスイートエリアが広いそうです。

 中学生にも使わせてみようかな。

2016年5月31日(火)
「特殊素材ラケット」

 ある練習試合で保護者の方とラケットの話になりました。

 私は木材のラケットを使わせて、できるだけ自分の力でボールを飛ばさせたいと思っているのですが、その保護者のお子さん(女子)はカーボンの入ったラケットを使っていました。なぜカーボンなのかを聞いたところ、非力でもボールが飛ぶのとスイートエリアが広いからという理由でした。

2016年5月30日(月)
「電車で練習試合に行く」

 自転車で練習試合にいた後、次の週は電車で練習試合に行く練習をしました。私も電車で一緒についてきました。

 とても風光明媚な場所にある会場で、生徒は完全に遠足気分でしたが、この経験は必ず必要だと思っていました。電車に乗ることに慣れ、移動して試合することに慣れていかないと、いくら練習しても勝てない。遠足気分の練習試合はその第一歩です。

 これからだんだん電車に乗るのが彼らの中で当たり前になっていくと思います。

2016年5月29日(日)
「前任校との練習試合」

 最初は前任校を今の学校に迎えての練習試合でした。

 挨拶の仕方、机やいすの設定の仕方、卓球ノートの書き方、報告の仕方などを指導していきました。

 結果はもちろんコテンパンに負けました。

2016年5月28日(土)
「練習試合の練習シリーズ」

 今の学校の3年生に聞くと、練習試合に2年間1回も行ったことがないということで、この5月に「練習試合の練習シリーズ」と銘打って、3試合の練習試合を組みました。

 その3戦には、それぞれ意味があって、校内で行うもの、自転車でいくもの、電車でいくもののそれぞれの作法や動きを1つ1つ確認していくというものです。

 いわゆる「練習の練習」はしない方がいいと思いますが、練習試合を確実にできることは実力を伸ばす助けになると思います。

2016年5月27日(金)
「粒高指導」

 粒高の使い方、仕組みを指導するために、884先生や兵庫のM先生が使っていた細長いスポンジを使って、説明をしてみました。

 ただ、残念だったのは、もう一つの道具、くるくる回るピン球の模型がなかったことです。

 誰か作り方を教えてください。

2016年5月26日(木)
「今の学校でも」

 休憩時間に練習して、正規の練習が全然ダメでは話にならないのですが、でもそのくらい卓球が好きで、練習をがんばってくれたら指導し甲斐があるというものです。

 今の学校ですか?はい、いい感じに休憩時間でも練習してます!!

2016年5月25日(水)
「大ちゃん先生と練習」

 そんな子たちがペンドラ大ちゃん先生の学校に1日の練習試合に行ったとき、昼休憩に生徒たちが大ちゃん先生に30分ほど練習してもらっていました。

 単純なドライブ対ブロックですが、大ちゃん先生のブロックは中学生の数倍返ってきます。案の定、4時ごろになって、「先生、足が動きません」と泣き言を言ってきました。

 疲れるのはわかっていたと思いますが、彼らはとにかく卓球をするのが好きだったのです。

2016年5月24日(火)
「休憩時間」

 前任校での話なのですが、練習試合に来ていた相手校の保護者から、「先生の学校は休憩時間でも選手が台から離れず練習していますね。」と声をかけていただきました。

 自分は休憩時間はちゃんと休んで、正規の練習時間に集中して練習してほしいのですが、「卓球が好きという感じが伝わってきて、いいと思いますよ」と言われて、まあいいかと考えるようになりました。

2016年5月23日(月)
「オフ」

 今年は訳あって4月は日曜日に練習ができなかったのですが、おかげで体力が有り余り、かえって5月6月に向けて力をためることができてとてもよかったです。

 ただ、体力を回復しただけでなく、練習の方針や、部活動の戦略をじっくり考えることができて、それもよかったです。

 総体に向けて、力を爆発させていきたいです。

2016年5月22日(日)
「ミニラリー」

 卓球王国6月号で、「神のサーブ」仲村錦治郎氏がレシーブの力加減を鍛えるために台を横方向に使ってセンターラインをネット代わりに使ってラリーをする練習方法を見つけました。

 さっそく練習でやってみたのですが、新発見はこの練習だと1年生がラリーが簡単にできるということです。

 1年生から3年生まで目的は違えど、同じメニューができて、とてもよかったです。

2016年5月21日(土)
「縄跳び」

 いま注目しているもので、まだやったことはないのですが。

 最近のフットワークは大きく動くのではなくて、小さく動くことが多くなっていることから、足首を使うフットワークが主流になっているのだそうです。

 そういう動きができるように縄跳びを使ってきたいと思っています。

2016年5月20日(金)
「鬼ごっこA」

 まつ先生の卓球場で教えてもらったメニュー。

 4人1組で台につき、鬼を1人決めます。台はネットのサポートを外します(必ず)。台の周りを反復横飛びの要領で左右に移動しますが、全員追い越し禁止です。30秒ほどの時間を設定して、最後に鬼だった人がトレーニング。鬼が様子を見ながら、左右の動きを変えて、逃げる方はその動きを見て、対応できるかがポイント。

 卓球台がなくてもペットボトルを4本置いて、外で行うこともできます。

2016年5月19日(木)
「鬼ごっこ」

 サッカー部の顧問時代に、サッカークラブのコーチから教えてもらったもので、ウォーミングアップで使います。

 15〜20メートル四方のフィールドで鬼を2〜3人設定します。時間を2分ほどで設定して、鬼に捕まったら、失格。時間の間に全員捕まえられたら鬼の勝ち。逃げきれたら、鬼は罰ゲームでトレーニング。

 鬼がコミュニケーションを取りながら、協力して捕まえられるかがポイント。

2016年5月18日(水)
「ダイナミックストレッチ」

 一般的によく見るストレッチ(静的ストレッチ)に対して、動きながらするストレッチ。

 ウォーミングアップで行います。参考はテニスプレーヤーのジョコビッチ選手のメニューを卓球用、中学生用にアレンジして行います。「ダイナミックストレッチ テニス」で検索すると、ジョコビッチ選手のメニューが映像付きで見られます。

2016年5月17日(火)
「ラダートレーニング」

 まつ先生の卓球場で行われているのを見て、ウォーミングアップで行っていました。

 枠の中に確実に足を入れて、できるだけ速くすると効果的です。

 急に止まったり、向きを変えたりと動きが複雑なので、コーディネーショントレーニングとしても有効らしいです。

2016年5月16日(月)
「ジャンプトレーニング」

 大橋先生に教えてもらったメニュー。

 両足がそろわないように、前後にずらし、ジャンプをして、足の前後を入れ替えてジャンプを続けます。20回を2セット。

 足に大変負荷のかかるトレーニングなので、次の日がオフのときによくやります。

2016年5月15日(日)
「体幹トレーニング」

 床に肘をついて、体を伸ばし、その姿勢をキープします。

 上下左右4つの姿勢を30秒×2セット(インターバル付き)でやっていました。

 体ができてくると、90秒が目安になるそうです。セット数や時間は研究の余地ありです。

2016年5月14日(土)
「ゴム飛びピョンピョン」

 100円ショップで裁縫用の10メートルのゴムを買ってきて、選手のひざ下の高さにゴムを張り、横向きにジャンプする練習です。

 20回を5セット。引っかかったときに危ないので、ひもを張らずにゴムでするのが安全です。

 足をそろえて飛ぶこと、足音をできるだけしないように飛ぶのがポイントです。

2016年5月13日(金)
「トレーニング」

 体育館が使えなかったり、台を使ったりするだけでは足りない分を補うために、10分ほどでできるトレーニングをやっています。いくつか紹介します。

坂道ダッシュ


 大学時代に友人に教えてもらったもので、学生時代に私もよくやっていました。フットワークを速くするために、下腹部の腹筋を効果的に鍛えるメニューです。20メートルを10本。2人組で競争しながらやります。

2016年5月12日(木)
「良い関係」

 生徒は親身に教えてくれる先生を求めているのだと思いますが、それを感情的になってしかると、生徒と距離ができ、なおいっそう伝わらなくなると思います。良い関係を保ち、一撃必殺の殺し文句を考えて、生徒の指導に当たりたいと思います。

2016年5月11日(水)
「何回も言ってほしい」

 矛盾するようですが、生徒は「何回も言ってほしい」とも思っていると思います。

 塾の広告などで「難しい問題でも、先生がわかるまで何度も何度も説明してくれて本当にうれしかったです」なんていうメッセージはご覧になったことがあると思います。

 なので、親身になってくれる先生が何度も丁寧に説明するのは、むしろ選手は求めていることだと思います。

2016年5月10日(火)
「何回も言わないといけないことなら」

 何回も言うくらい重要なことなら、むしろ一発でその話を通すくらい、方法や言い方を考えた方がいいと思います。

 思わぬところでつまずいたならば、方法を変えたり、日を改めるなどして、何回も言わなくていい方法を考えたいと思います。

2016年5月9日(月)
「言った回数は効果に比例しない」

 「好き」とたくさん言われるのが好きな方もいると思いますが、多すぎるとうっとおしくなり、かえって逆効果となることが多いと思います。

 指導も同じで、何回も言っているその状況がすでに失敗で、何か手を変える必要があると思います。

2016年5月8日(日)
「恋人に」

 もし、何回も言ったことが、回数に比例して相手に伝わるならば、何回も言うことが効果的ということです。

 恋人に思いを伝える状況を考えます。「好きです」と言えば言うほど伝わるのであれば、「好き」と100回でも1000回でも言えばいいのですが・・・。

 そして、伝わらないと「こんなに好きと言ってるのに、どうしてわかってくれないの!」と怒ればいいのですが・・・。

2016年5月7日(土)
「絶対やめよう」

 ただ、自分が嫌だったからと言っても、「何回言ったら・・・」と言ったら効果があるのであれば、それは言った方がいい時があるのかもしれません(自分が選手だったら効果なしです、きっと)。

 しかし、最近、やっぱり効果がないのではないかと考え、絶対やめようと心に決めています。

2016年5月6日(金)
「指導者の気持ち」

 今の立場になったらわかります。

 指導者は今の課題を早くクリアして、次のステップに進んでいきたいと考えているのです。

 でも、自分の選手時代に嫌だったことを選手に押しつけるのも気が引けるので、そんな話はしないようにしていました。

 集団に対しては言うことがありますが、個人に対してはまず言っていないと思います。

2016年5月5日(木)
「中学生時代」

 特によく言われたのは、私はペンホルダーでラケットヘッドが下がって、打球点が下がっていたのですが、この癖が本当に直りませんでした。

 何回言われてもできないのです。言われた直後はできるけど、次の指示が出るころにはできなくなっていました。

 そして、言われるのです、「何回同じことを言わせるのか」と。

2016年5月4日(水)
「何回同じことを言わせるんだ」

 指導をする中で、言わないようにしていることのなかで、「何回同じことを言わせるんだ」があります。

 学校の先生をやっていたら、1回は言ったことがあると思います。

 私も子どもの時は両親からよく言われましたし、卓球の練習をしていても、覚えの悪い私はよく叱られていました。

2016年5月3日(火)
「生徒の成長力を伸ばす」

 最近は、私が指導して基本を教えている間に、生徒の力だけで伸びることができるように、成長力をそうやって鍛えていくかを考えています。

 もし、生徒の力だけで伸びることができないというのであれば、身近な人の力を借りるということも考えています。

 とにかく生徒の成長があればいいと思うのですが、そのときに必ずしも指導者が導いていくだけはないと思っています。

2016年5月2日(月)
「型にはめる」

 授業にしても、学級経営にしても、自分のパターンをもっているのは誰しもだと思います。卓球の指導にしても、そうだと思います。あるレベルまでは、この型にはめるという指導は絶大な力を発揮すると思います。

 でも、そのレベルまで達したときに、今度は生徒の力で伸びていく過程になると思います。そのとき、私が邪魔であってはいけないと思うのです。

2016年5月1日(日)
「生徒の邪魔にならないように」

 それで、最近考えているのが、私が生徒の成長の邪魔にならないようにということです。

 「中学生だから、このくらいできていればよい」、「ほかの学校の中学生に勝つにはこのやり方がよい」という制限を勝手にかけていないだろうか。

 もしかしたら将来インターハイに出たいと思っている人がいるかもしれないし、オリンピックに出たいと思っているかもしれません。

2016年4月30日(土)
「役に立つよりも」

 いわゆる商売をするときに、人と上手に関わりをもち、気を配り、役に立つ人がいいと思います。

 しかし、逆にそういう福祉施設で、気を配ったり、積極的に話しかけたりすると、利用者の気が散って、かえって邪魔になるというのです。

 そういう施設で働くときに「邪魔にならない」ことは大事な特性なのだということです。

2016年4月29日(金)
「邪魔にならない」

 職場体験学習中におもしろい話を聞いたので、紹介します。

 生徒が知的障碍者の自立を支援する施設に行って、職場体験をしていました。その生徒は表立って活躍をするわけではないけれど、黙々と作業ができる生徒でした。

 その生徒に担当者の方が「彼はこういう知的障碍者の施設に向いていると思う。ぜひ将来こういう福祉施設で働いてもらいたい」と言うのです。

 「どういうところが向いているのですか?」と私が質問したところ、「彼は利用者の邪魔にならない」という答えが返ってきました。

2016年4月28日(木)
「学校の先生としてはまだまだ」

 でも、ほかの学校の先生のように、まだ私は生徒たちを育てることができていないように思います。

 人間的にも立派に育てて、きっと勝てるように。また勉強します。

2016年4月27日(水)
「強いチームに対抗する」

 笠岡にいたときは、当時は井原、倉敷、岡山、玉野の選手が強かったので、そういう選手たちには勝てないもんだと勝手に思っていました。

 練習量も質も明らかに劣っていましたし、何をやったらいいかもわからない・・・。

 もし、中学生の時の私のように困っている、そういう人たちを勝てるように導いてやりたいのです。

2016年4月26日(火)
「何か言われたい」

 私の学校の女子の選手で、攻撃型の選手なのですが、我慢強く、ミドルのボールをバックでいくところから見ても、どう考えてもカットマン向きの選手がいました。

 それをみんなの前で「カットマンに向いているからチャレンジしたら?」と話をしたのですが、その選手はぴょうんぴょん飛び跳ねて喜んでいました。

 上手とも強いとも言っていません。ただ向いていると言っただけです。

 ただ、そういうことを言われた、そのことがうれしかったのだと思います。

 卓球を知っている人にそうやって言われることを求めていたのです。

2016年4月25日(月)
「指導に飢えている」

 Yahoo!知恵袋というサービスで、卓球と検索すると、全国の中学生が「バックハンドはどうしたらいい?」、「カットはどうしたいい?」と質問をしています。

 その質問さえ上手にできなくて、カットマンなのに「カットはちょっとできたらいいから、ドライブが・・・」なんてトンチンカンな質問をしている子もいます。

 中には部内リーグで勝ちたくて、技術でも戦術でもなく、ただ励ましがほしい子もいます。

 県内にもそういう子はたくさんいるのではないでしょうか。

2016年4月24日(日)
「思い起こせば」

 中学校の先生になることを志した時のことを思い出します。

 私は中学生の時、クラブチームで練習させてもらっていましたが、中学校単位では日曜日の練習もしないし、練習試合にもほとんど行ったことがありません。

 卓球を教えてもらいたいと思っている中学生に、ありったけの知恵と練習時間を提供したい。

 そう思っていたのでした。

2016年4月23日(土)
「0と1の差は無限大」

 高校生の時に物理の先生から送られた言葉。

 1に数字をかければ、その数だけ増えるが、0には何をかけても0である。「ある」と「ない」の差は大きい。

 今の中学校は、卓球の練習をして、上手になるという文化のないところでした。

 「ない」を「ある」にする仕事をしています。とてもやりがいがあります。

2016年4月22日(金)
「用具に卓球をさせていただいている」

 だから、卓球選手は自分でプレーするのはもちろんですが、用具にプレーさせていただいていると思います。

 それだけ用具は大切なものだと思いますし、生徒にも道具だけはとにかく大事にしろと口を酸っぱくして言います。

 卓球選手にとって、ラケットは相棒であり、これからのプレーを導く道標です。

2016年4月21日(木)
「用具がプレースタイルを作る」

 例えば、野球でイチローモデルのグローブにしたから、プレースタイルがイチローになるなんてことはないと思います。

 でも、卓球は福原愛の使っているラバーを使えば、福原愛のプレーに寄っていくし、同じラバーを使っている選手はやりやすい技術が同じなので、プレースタイルも似ていくように感じます。

2016年4月20日(水)
「羨望のまなざし」

 生徒たちは卓球選手にとって、そのラケットが唯一無二のものであるとよくわかっていたようで、まるで宝物を見るようなまなざしで我々のラケットを見ていました。

 私のラケットはバックのラバーのスポンジが緑色なので、それにはびっくりしていたようでした。

 一番びっくりしていたのは、中国から取り寄せたマジシャン男先生のラケットで、「なんじゃこりゃ・・・」と絶句していました。

2016年4月19日(火)
「用具に興味をもつ」

 北海道に大橋先生を訪ねたとき、「用具に興味をもつのが、上達の早道」と先生がおっしゃられていました。

 訪ねて初日に生徒たちが「ラケットを見せてください」と言ってきました。

 大橋先生が普段から人のラケットを見るように指導されていたのでした。

2016年4月18日(月)
「交換時期」

 例えば、サッカーのスパイクのようにポイントがすり減って滑るようになったら交換と、見て分かればいいのですが、「白い線が出る」とか、「色がくすむ」とか、これは見る人が見ないとわからないだろうと思います。

 「時期が来たら交換」は卓球の指導をしてたら一生言い続けますねぇ。

2016年4月17日(日)
「ラバーの交換時期」

 メーカーのカタログを見ると、だいたいラバーの交換時期は2〜4か月くらいなのだそうですが、卓球を初めてする人はそういうところには目が向かないともいます。ラバーが切れたりしない限り、使い続けることができるものだと思っているはずです。

 ラバーだけはきちんとしたもの(いわゆる「死んでいる」状態でないもの)を使わないと上達しないので、最初の保護者会で定期的な交換をお願いしています。

2016年4月16日(土)
「ネットミスばかり」

 ある女子生徒がネットミスばかりするから教えてほしいと言われたので、見てみると、確かにネットミスをするのですが、ラケットを見ると、ラバー張りラケットのラバーが古くなったものを使っていて、いかにもネットミスしそうなものでした。

 とりあえず息をかけて少しでもかかるようにして教えることにしました。

2016年4月15日(金)
「ドライブが入らない」

 先日知り合いの先生から「女子のある選手のドライブが急に入らなくなった。どうしたらいいか教えてほしい」と電話が入りました。

 実際見ていないので、何とも言えないと思いながら症状(?)を聞いてみると、「ドライブがオーバーミスする、入ったとしても回転がかかっていなくてカウンターされてしまう」ということでした。

 もしやと思って、「ラバーが古くなっていませんか?」と言って、次の日に話を聞いてもらったら、その選手は8月にラバーを変えたっきり、3月までラバーを使い込んでいたのでした。

2016年4月14日(木)
「挑戦」

 こういう挑発的な話は割と得意な方です。

 私を超えていってほしいとも思いますが、選手たちに負けたくもありません。

 今のチームの選手よりも強い選手たちへの挑戦状でもあるし、過去の自分への挑戦でもあります。

 いろんな意味で離任式で挑戦状をたたきつけてきました。

2016年4月13日(水)
「離任式」

 そんなことを考えているうちに先週離任式に行ってきました。

 式での話はいろいろ考えていたのですが、卓球部に対しての話は「私と私の新しいチームを超えていけ」という話をしました。

 かなり力がついてきていたチームだと思いましたが、前もお話しした通り、県大会に出たことがありません。そのチームが県大会に出る前に、必ず私が立ちはだかると宣言してきました。

2016年4月12日(火)
「あの人たちは今・・・」

 転勤して10日ほどたちますが、前の学校の選手たちは今頃どうしているでしょうか。

 一応後任の顧問の先生に指導用のメモは残しているものの、順調に成長できているか心配です。

2016年4月11日(月)
「転勤しました」

 4月1日をもって新しい学校に移動しました。慣れない環境で毎日ドキドキしながら学校に通っています。

 でも、毎日新しいことを勉強することができ、とても楽しいです。新しいことを勉強できるって幸せだなと、この10日ほど感じて過ごしています。

2016年4月10日(日)
「フィジカル」

 女子の卓球は、速攻とコース取りが重要とばかり思っていましたし、中学生はなおいっそうと思っていたので、昇陽中の勝ち方には度肝を抜かれました。

 こうしてみると、男女ともにフィジカルの重要性が増していると思いました。

 ここまで全国選抜の報告でした。また、ビデオを見返しながら気づいたことがあれば、報告したいと思います。

2016年4月9日(土)
「衝撃的な優勝」

 女子は大阪の昇陽中が優勝しましたが、そのプレーは衝撃的でした。

 長身から繰り出す威力のあるフォアハンドに加えて、回転量の多いバックドライブで他の強豪校の選手のブロックを吹っ飛ばしていました。中国女子が「女子卓球の男性化」を進めていますが、まさにそれを参考にしているのかなというプレーでした。

 それをチーム全体で取り組んでいるのがすごいと思いました。

2016年4月8日(金)
「全国で勝つために」

 例えば、全中の決勝トーナメントで戦うことを考えたときに、岡山県のチームの不足している点を一言でいえば、それはフィジカルだと思いました。

 残念ながら、今の岡山県の男子の中学生を考えたとき、強豪校の選手よりも圧倒的に体のキレが足りないと思いました。

 ただ上手な選手ではなくて、「体が強くて、速くて、うまい選手」を目指さないといけないと思いました。

2016年4月7日(木)
「公立中学校の戦術A」

 男子の選手の工夫は多くは感じられませんでしたが、いかに先手を取ってループドライブをミスなくかけれるかは大事なポイントだと思いました。

 上手な選手ほど不用意なミスをしないし、玉中学校のダブルスは今大会全勝でしたが、先手を取って、一方的に攻めて点を取っていました。

2016年4月6日(水)
「公立中学校の戦術@」

 公立中学校の工夫として、女子はやはり変則の選手をそろえているチームが多いと思いました。

 特に粒高のボールをミスせずに続ける練習をたくさんしているのだろうと推察される、バックブロックの安定性が重要だと感じました。

2016年4月5日(火)
「粒の使い方A」

 粒の使い方として、自分は前に落とすブロックと、下回転に対するプッシュが基本打法と考えていますが、レベルが上がると粒高でハーフボレーのような使い方をしている選手がいて、深いボールに対してより攻撃的なボールを出していました。

 福岡春菜選手などもそういう使い方をしていて、粒高の可能性を感じさせるプレーでした。

2016年4月4日(月)
「粒高の使い方@」

 以前884先生がブログでおっしゃっていたように、粒の使い方として、前に落とす動作ができている選手が全国大会に出ている印象でした。

 ただ、動作だけで実際には、例えば台の上で2バウンドするような球にはまだなってなくて、これから夏にかけて質が上がっていくのでしょうか。

2016年4月3日(日)
「サービス」

 今大会の観戦テーマで、おもしろいサービスは全部見ようと思っていたのですが、男子はやや工夫が少ないように感じました。

 巻き込みサーブが多いと予想していましたが、順横サーブが多く、特定の学校以外はしゃがみ込みやYGなども少ないと思いました。

 その点、女子は工夫が多く、特にカットマンのバックサーブは威力のあるサーブが多いようでした。また、しゃがみ込みサーブも威力がありました。

2016年4月2日(土)
「全国選抜の報告」

 全国選抜の視察の報告をこのブログ上でお届けします。

 884先生、裏面ドライブ先生、間違っていると思うことはどんどん訂正してください。

 ブログ上なので、あまり名指しでの分析はできないので、全体を通しての感想ということで報告していきたいと思います。

2016年4月1日(金)
「全国選抜に行ってきました」

 3月26日、27日は全国選抜でした。

 岡山県代表の2校は大健闘で、玉中は初の全国1勝、就実中は3位と結果を残しました。

 岡山からいらっしゃった応援団もスタンドで熱い声援を送っていらっしゃいました。

 選手の皆さん、指導者の皆さん、関係者の皆さんお疲れさまでした。

2016年3月31日(木)
「協力」

 たくさんの協力をいただきまして、保護者の方は車での送迎をいとわず、お休みの日もお弁当を作ってくださいました。

 地域の方は中学生だからと分け隔てず、ともに生徒の指導をしていただいたり、試合に誘っていただいたりしました。

 生徒にはそういう方たちへの感謝を忘れないようにしてもらいたいです。私はもちろん忘れません。

 指導者としてさらに成長して恩返ししていきたいです。

2016年3月30日(水)
「県大会」

 結局男子団体は1回も県大会に行けないまま3年がたち、チームを去ることになりました。まったく監督の不徳の致すところであります。

 しかし、今年は男子団体で賞状がもらえるころまできました。今度の夏の総体では、きっと・・・。

2016年3月29日(火)
「転勤」

 今年で転勤となり、今の中学校から異動することになりました。

 いまの卓球部から離れるのは大変心苦しいのですが、教員の宿命であり、仕方ありません。

 残された時間を使って、今の中学校の生徒たちを伸ばせるだけ伸ばす。そういう気持ちで最後の1週間を過ごしたいと思っています。

2016年3月28日(月)
「タイミング」

 カウンターをするにあたって、とにかく注意をしたのはタイミングです。

 タイミングさえ合えば、相手のボールに威力があるので、スピードは出るものだと思います。1年生はそれがまだわからないので、大振りして結果タイミングが合わない状態です。

 また、最初にドライブをする側(カウンターを受ける側)は「カウンターのタイミングを外すドライブを打ちなさい」という指示を出して、練習をしてみました。

 練習相手を練習相手で終わらせない工夫です。

2016年3月27日(日)
「カウンター」

 この3月は1か月カウンターの練習に取り組んできました。

 これは1月の練習試合でへらぶな釣り名人先生に提案されて、いいかもと思って練習してきました。

 今までブロックしていたボールをカウンターできたり、対上回転の球に対して、自信をもって振り切れたりと効果があったと思います。

2016年3月26日(土)
「控えの選手」

 21日の収穫はそれだけではなく、Bチーム、Cチームの選手がほかの学校のレギュラーに勝ってきたり、気持ちのこもった激しい試合をしたりと控え選手の活躍も目立ちました。

 人数制限のある試合ではなかなか連れていくことのできない選手もいますが、そういう選手が卓球大好きで練習や試合をがんばってくれているというのは、チームとしてうまくいっているのかなと思います。

2016年3月25日(金)
「クラブの選手に勝つ」

 その今まで勝ったことのない学校はクラブ出身の選手が多いチームですが、クラブ出身の選手に公立中学校から卓球を始めた選手が勝ち始めたのは、うれしいことです。

 負けたダブルスも次の試合でクラブチーム相手に勝ってきました。

 さらに力をつけていきたいですね。

2016年3月24日(木)
 「笠岡選手権」

 3月21日は笠岡での試合でした。

 私は選手としても出場するので、監督としてベンチに入る時間が少ない分、選手の裁量が多い試合です。

 Aチームは今まで勝ったことのない学校にも勝つなど成長を見せてくれた試合でした。その試合では、肝心なダブルスが負けてしまいましたが、シングルス3本を取りきれたのは大きいと思いました。

2016年3月23日(水)
「全国選抜」

 今週の土日は全国選抜です。私は現地視察に行ってきます。現地では、ほかの都道府県の公立中学校の様子を中心に視察を行って来ようと思います。

 速報も担当します。現地から日本一早い速報を目指して頑張ります。

 岡山県勢の健闘を祈ります。


 がんばれ!玉中学校!

 がんばれ!就実中学校!

2016年3月22日(火)
「システムの名前」

 私は「卓球は戦術でするもの」と思っているのですが、その考えでいくと名前がつくといいなと思うのは技術ではなくて、システムです。

 この展開になったら必ず得点が取れる、その選手の代名詞となるようなシステムです。

 「水谷システム」、「馬龍システム」なんてものがあったら、みんなまねしたいですよね。

 また、そんな名前がつくようなシステムを作るべきと思います。

2016年3月21日(月)
「なんちゃって練習」

 ある県内の強いカットマンの試合をかじりつくように見ている選手(カットマン)がいました。たまたま私がその強い選手の練習を見たことがありました。

 「その強い選手の練習をやろう」と言って、「フォア前→対スマッシュのバックカット×2」というめちゃくちゃ難しい練習を多球練習でやりましたが、しんどくても目を輝かせてやっていました。「なんちゃって○○さん」と名付けましたが、「○○さんの練習やりたい」と言っていました。

 練習にする意味があれば、しんどくても乗り越えられるし、名前はその意味を与えてくれるのかもしれません。

2016年3月20日(日)
「練習の名前」

 その流れで、練習にも名前を付けたことがあります。

 数年前に、中高連携の練習会で、岡山にやってきた希望が丘高校がやっていた基本練習を中学校の練習で取り入れました。基本練習と言っても、インターハイ優勝チームがやる練習ですから、技術的にそのままできるわけもなく、多球練習で行いました。この練習を「なんちゃって希望が丘」と名付けて練習しました。

 ただインターハイ王者がやっているというだけで、意欲も出るし、普通に基本練習をするよりずいぶんよかったと思います。

2016年3月19日(土)
「ものまねサーブ」

 あるとき、サーブのうまい選手に「夏の新作を作ってくるように」と言うと、「ビレンコ選手(ウクライナ)のものまねしゃがみ込みサーブ」を開発してきて、そのままサーブの名前が「ビレンコ」になったことがあります。

 福原愛に勝ったことがあるとはいえ、あえてビレンコから技術を引っ張ってきて、ビレンコと名付けるあたり、センスがナイスです。

2016年3月18日(金)
「技の名前」

 だいたい選手の技に名前をつけるときは「○○スペシャル」にして、○○にその人の名前を入れることが多いです。

 普通の人がやらないような技に名前がつくので、名前のつく技は少し古めかしい技も多いです。

 例えば、フォアフリック、ペンのバックショート、バックサーブなどです。

2016年3月18日(金)
「名前を付けると」

 大橋先生もサーブに自分の中学校の名前をつけて、チームでそのサーブに取り組んでいるとおっしゃっていました。

 名前を付けると愛着がわくし、得意技術として大事にするような気がします。なんかかっこいいですし(笑)。

2016年3月16日(水)
「卒業式」

 昨日の3月15日は、中学校でもっとも重要な日、卒業式。

 今年は3年生の担任として迎えることになりました。先生、保護者、友人、地域の方、たくさんの方に感謝を感じる生徒の様子を見て、安心して生徒を送り出しました。

 私のクラスの最後の学活はしんみりした感じではなく、いつも通り明るく、これからの将来を切り開いていく強さを感じ、また安心してしまいました。

 卒業生のみんな、今までありがとう!

2016年3月15日(火)
「技術の名前」

 選手それぞれに得意技があると思うのですが、その選手の技に名前を付けることがあります。

 その選手独自の技で、その選手しかできないような技です。

 名前を付けてあげると、その技が自信になるし、意外と選手は喜んでいます。

2016年3月14日(月)
「どちらが欠けても」

 ただ、どちらの例えでも、フォアバックは両方できないといけないと思います。

 剣と盾は両方ないと戦えないし、車のギアはローもトップも両方ないと、車は役に立ちません。

 両方をいつでも振れるように指導していきたいです。

2016年3月13日(日)
「フォアとバックの使い分け」

 剣と盾の話でいくと、フォアは攻撃、バックは守備がやりやすいことを頭に入れておくとよいと思います。
 中学生を見ていると、バックでもフォアと同じだけ威力が出せると思って、無理してバックを振り回している選手が多いです。


 車のギアの話でいくと、フォアで、力のいる下回転のボールがバックより打ちやすく、威力のボールが打ちやすいと思います。
 また、バックに来た上回転のボールを無理に回り込まず、バックでいった方がスピードのあるいいボールがいくこともあります。

2016年3月12日(土)
「フリスビーと円盤投げ」

 フリスビーを投げるとき、軽くて力が要らないので、右利きの人はスピードを出すために体の左側から投げる(=バックはトップ)。

 陸上の円盤投げは重くて力がいるので、力を出すために右側から投げる(=フォアはロー)。

2016年3月11日(金)
「車のギア」

 車のギアに例えると、フォアは「ロー」、バックは「トップ」である。

 フォアは力は出るが、スピードが出ない。

 バックはスピードは出るが、力が出ない。

2016年3月10日(木)
「盾」

 バックハンドは盾である。

 ボールが目の前に見えて、守備がやりやすい。

 盾でも相手をたたいて攻撃できるが、スイングできる範囲が狭く、威力が限られる。相手が弱ければ盾で攻撃してもいいだろうが、強い相手ではダメージが与えられない。剣ほどダメージが与えられるものではない。

2016年3月9日(水)
「右手に剣を、左手に盾を」

 フォアハンドは剣である。

 振れる空間が広く、振り回しやすい。強い相手をやっつけようと思ったら強い武器でいくしかない。ならば、強い武器(=剣であるフォア)を使って強い相手と戦うべきだ。

 剣でも守備はできる。つばぜり合いになるかもしれないが、目から遠く、体から遠いため、長い時間剣では持ちこたえられない。そういうときは、やられる前にやってしまえ(=カウンター)。

2016年3月8日(火)
「フォアとバックは同じなのか?」

 例えば、フォアとバックに同じラバーを張ったとして、フォアとバックは練習次第でまったく同じように振ることができるようになるのでしょうか。

 私はそうは思っていなくて、いくらバックハンドの技術が進歩しても、フォアとバックは同じようにはならないと思います。スイングの構造が違いますから。

 「両ハンドを振る」といっても、その働きには違いがあると思います。その働きの違いは主に2つあると思います。

2016年3月7日(月)
「両ハンドを振る」

 最近、特に両面に裏ソフトを貼っている中学生を見て、「よくあんなにビュンビュンとバックハンドを振れるよな」と思います。

 私は裏面を貼っているとはいえ、基本は昔ながらの「右打ち左押し(フォアは振って、バックは押す)」なので、バックを振って威力を出すのはすごいなと思います。

2016年3月6日(日)
「言葉の傾向」

 言葉は誰でも、普段触れている言葉を多く使うと思うのですが、私の場合は卓球です。特に、卓球王国の影響はすごく大きいなと思います。

 「たたきだす」「一世一代の大当たり」「大車輪の活躍」。また、体言止めを使うことが多いような気がします。

 このブログももしかしたら見る人が見たら「卓球王国っぽい・・」なんていう表現が出ているかもしれません。

2016年3月5日(土)
「通知表の季節」

 通知表の季節になりました。全国の学校の先生(特に担任の先生)がそうだと思いますが、1年間の所見をしたためる時期です。

 私はこの所見を書くのが大好きで、1年間のよかったことをまとめて、生徒に渡すときに担任として愛着がわきますし、1年間のがんばりを思い出して感動します。

 年に1回幸せな時期です。

2016年3月4日(金)
「ほかの先生からのわがチームの評価A」

 まず、@とAを言ってもらえるのはうれしいことで、チームの考えが根付いてきているのかなと思います。

 逆にBは意外でした。ボールがよく入るという意味なのでしょうが、自分は少し物足りません。もっと点を取りに行くプレーができるかもと思うからです。

 攻めることについてもっと研究をして行きたいと思います。

2016年3月3日(木)
「ほかの先生からのわがチームの評価」

 ちなみに、ほかの学校の先生からわがチームの選手はどういう風に思われているのか。大きく3つのことをよく言われます。
 @サービスが上手
 A積極的なプレーをする
 B丁寧な卓球をする

2016年3月2日(水)
「カットマンでも粒だって」

 攻めることというと、ついつい速いボールや威力があるボールというイメージをもちますが、カットマンがカットに変化をつけることは攻撃だし、粒の選手が前後に揺さぶって先手を取るのも攻撃と言えます。

 なので、このコンセプトは選手全員が共有できると思っています。

2016年3月1日(火)
「選手の独自性とチームプレー」

 ちなみにいまの学校の基本コンセプトも「攻めること」で、生徒にはもっとわかりやすく伝えているつもりです。

 選手の独自性は大事にするけれども、チームの基本コンセプトには合わせて練習するように言っています。

2016年2月29日(月)
「あとに続く我々は」

 そんなプレーをエースである先輩がしてくれるので、後輩である我々も勢いがつくし、やったらできるかもという思いで試合ができました。この先輩のプレーが本当によいと思えるのは、チームのコンセプトがある程度チーム全体に浸透しているからだと思います。

 その考えが共有できずに、団体戦をしたとします。この先輩が得意技であるカウンターで試合をして勝っても、勝ちは勝ちです。ただ、その勝ち方でチームは勢いづくでしょうか?少なくとも、自分もできるとは思わないと思います。

 チームがチームであるために同じ考えでプレーをしたほうがいいと思います。

2016年2月28日(日)
「大学時代の基本コンセプト」

 ちなみに、私の大学の基本コンセプトと言うと、「攻めること」というこの1点に集約できると思います。

 2つ上の先輩に、高校時代、ある県のシングルス2位というスーパーエースの先輩がいて、「得意技はカウンター」と言っていましたが、団体戦では必ず先に攻めて点を取ってくるというチームプレーをしてくださる先輩がいました。

2016年2月27日(土)
「選手の独自性が・・・」

 チームの中にはドライブマンもいれば、カットマンもいれば、表も粒もいる同じプレーをするのは不可能なのでは?と思われるかもしれませんが、野球でもピッチャーとショートはスタイルが違うし、2番バッターと4番バッターでは求められるものが違います。

 問題は同じ考え方でプレーできるかどうかだと思います。

 自分はこの基本的な考え方のことを「基本コンセプト」と呼んでいます。

2016年2月26日(金)
「チームスポーツとしての卓球」

 卓球が個人スポーツであることは全くその通りであるし、その個人の能力が勝敗に大きく影響しているのは紛れもない事実です。

 でも、練習は母体となるチームでするものだし、試合は個人戦でもチームの一員としてゼッケンをつけて出場します。

 ほかのチームスポーツがそうであるように、卓球もチームで同じ考えでプレーをしたらいいのではないでしょうか。

2016年2月25日(木)
「みんなが同じプレーをする」

 大学は関西の大学に進学したのですが、高校生までの私は悪い意味で「田舎もん」という感じで、あまりに世間を知らないという感じでした。

 大学では、多くのことを勉強でき、卓球でも先輩やOBさんたちに卓球を教えてもらいました。強くはならなかったけど、卓球のことがわかり始めました。

 そのなかで、指導者として意識をしていることは「チームは全員同じプレーをする」ということです。

2016年2月24日(水)
「審判がいない」

 感心するのはゴルフです。お互いに見ている状況とはいえ、審判がいない状況で、自分のスコアを管理しているのはいいなと思います。

 卓球も中学生の試合が中学生の審判で行われているのはやはりいいなと思います。ここ2年ほど、新チームになるときに、まずミーティングで日本卓球協会のパンフレットを使って、フェアプレーの話をしています。

 教えたいことは数多くありますが、今のところ、まずフェアプレーです。

2016年2月23日(火)
「シングルス」

 一方で、シングルスは1回も勝てませんでしたが、この結果は全然気にしていません。

 現在強くなるためのスタイルチェンジ中で、自分の得意な戦術を捨てて試合をしているので、しょうがありません。1年後に勝てたらいいな。

 明日、もう1本フェアプレーの話にお付き合いください。

2016年2月22日(月)
「教職員卓球大会」

 教職員卓球大会でした。

 結果は男子ダブルスで2位になることができ、満足な結果でした。ただ、決勝はノーチャンスだったので、まだまだ練習がいるなという感じです。ダブルスは得意なので、この種目にはこだわりをもって取り組んでいます。

 ミックスと合わせて、ドーナツ2箱持ち帰ることができました。やったー!

2016年2月21日(日)
「サッカーでA」

 逆に、昔はわざと倒れて審判を欺いてファウルをもらうプレー(シュミレーション)が横行しましたが、最近では審判に今のはファウルではないと自己申告する選手もいて、そういう選手を見ると、本当にすがすがしい気持ちになります。

 また、相手のナイスプレーに握手を交わすシーンもあり、コンタクトスポーツならではの相手の近さをうらやましく感じることもあります。

2016年2月20日(土)
「サッカーで」

 サッカーで誰かが倒れているときに、たとえ敵が倒れていても、ボールをコートの外に出すのは有名なプレーですが、最近はそういうプレーが少なくなりました。

 理由は相手がボールを持っているときに、わざと倒れてプレーを遅らせる選手がいる、あるいは倒れる回数が多くなりすぎて、試合の進行が遅れるという理由からです。

 全員が「けが人が出たときボールを外に出す」というプレーにリスペクトの気持ちを持っていればと思うのですが。

2016年2月19日(金)
「卓球人みんなの力」

 このフェアプレーは卓球人全員の勝利です。

 卓球をやっているときは気づかなかったけど、ほかのスポーツを見ていたとき、そのありがたさを強く感じました。

2016年2月18日(木)
「みんながフェアプレーヤー」

 卓球をしていて、幸せだなと感じるのは、卓球をしている全員がフェアプレーをすることです。

 具体的に言うと、自分のコートに入ったエッジのボールを、自分のコートを指を指して「入りました」というアピールをするし、ネットインのボールには手を上げるし、相手のサーブミスにはベンチも拍手しないということです。

2016年2月17日(水)
「2人はライバルに?」

 2人に別のサーブを教え、「別にFさんに教えたサーブをBさんが練習してもいいし、Bさんに教えたサーブをFさんが練習して、Bさんをやっつけてもいいからね」と言い添えておきました。

 すると、さっそく「あんたのサーブはわたしがもらう」「は?あげんよ」と言い争いが始まりました。

 今頃あの2人はライバルとして順調に成長しているでしょうか。

 次に会うときの成長が楽しみです。

2016年2月16日(火)
「2人は幼なじみ」

 顧問の先生に聞くと、2人は幼なじみでした。

 実力も同じくらい。そこで、サーブを教えるときに、Fさんには得意の順横サーブに「シーソーの原理」を加えて、より回転がわかりにくいサーブを。

 Bさんには得意のバックを生かすために、巻き込みサーブを教えました。

2016年2月15日(月)
「この経験をもとに」

 2人のライバル関係を見て、彼女たちが引退した後、たまたまほかの学校の女子生徒を指導する機会がありました。

 簡単に紹介すると、1人は順横回転サーブからパンチ力のあるフォアハンドが魅力の選手(フォアハンドのFさん)。

 1人は長身で安定感のあるバックハンドを武器に、知的な卓球をする選手でした(バックハンドのBさん)。

2016年2月14日(日)
「最後の試合で」

 彼女たちの引退試合でDさんが個人戦で、ライバルチームのエースと試合をすることになり、どうやって試合をするのかと楽しみにしていました。

 結果3−1で勝ってきたのですが、「どうやって勝ったの?」と聞くと、Dさん「気持ちで圧倒してきました」と一言でした。

 こういう気持ちにさせてくれるライバルにはやはり感謝です。

2016年2月13日(土)
「周りの学校がライバル」

 ありがたいことに彼女たち4人の代は、周りの学校も強い学校が多く、ライバルが多い代でした。

 ほかのチームに追いつけ、追い越せで練習できたのは本当によかったです。

2016年2月12日(金)
「もしもライバルがいなかったら」

 もしも2人にライバルという存在がいなかったらどうでしょうか。

 2人のエースの前に、自信を失っていたかもしれません。

 だから、2人には「ライバルに感謝しないといけないよ」と話をしています。

 2人に「ライバルは恩人だという話を書くから」と話をしたら、大笑いしていました。

2016年2月11日(木)
「負けず嫌い」

 ある大会の団体決勝でトップで出場したOさんはカットマンと対戦。

 分の良い相手のはずでしたが、1ゲーム目は決勝の緊張感もあって、動きはやや硬かったです。

 そこで、「ここで負けたらいつも練習しているDさんの立場がないよ」とアドバイスしたところ、見違えるように相手のカットをぶち抜いて快勝してきました。

2016年2月10日(水)
「団体戦」

 団体戦では、2人のエースは本当に取りこぼしが少なく、チームの核として見事な働きをしてくれました。

 そして、OさんはDさんとの練習のおかげでカットマンや粒に強く、回転量の多い変化サーブと意外性のある攻撃を得意として、団体戦前半で相手のキャプテンやエースをつぶすという大物喰らいの選手に成長しました。

 また、DさんはOさんとの練習のおかげで団体戦のラストで緊張する場面でも粘り強くカットを拾い続け、また戦術的な幅が広く、クレバーなプレーでチームの大魔神として君臨しました。

2016年2月9日(火)
「4人がライバル」

 さらに、わがチームには2人のスーパーエースがいたのですが、2人のエースもライバルとして切磋琢磨していました。

 カットマンの2人はその2人に追いつけとばかりに練習し、4人がライバルという状態でした。

 けんかも多かったですが、4人がライバルという関係がこのチームの原動力でした。

2016年2月8日(月)
「2人の練習」

 同じカットマン同士、練習することが多いのですが、2人が練習すると、Dさんがカットで拾い、Oさんがカット打ちという練習になります。

 だんだん上手になってきて、Dさんは一般男子が(私が)ドライブを落とすようなブチ切れカットと安定したバックカットを、Oさんはカットマンなのに、相手のカットをぶち抜く鉄腕ドライブを習得しました。

2016年2月7日(日)
「最強のダブルス」

 お互いに実力は認め合っていたようでした。

 2人は1年生の夏からダブルスを組んでいました。Oさんが攻め、Dさんがカットで拾いまくるというスタイルでした。ライバル同士が組むダブルスですから、強いに決まっています。(松下浩二と渋谷浩、孔令輝と劉国梁、孫悟空とベジータ、桜木花道と流川楓、ライバル同士が組むと強いと相場が決まっています)

 1年生の冬にはダブルスで主力として頭角を現し始めました。

2016年2月6日(土)
「2人はライバル」

 2人はライバルでした。同じ戦型で、同級生、ダブルスのパートナー。意識しないわけがありません。

 ある日のノート。Dさん「やっとフォアカットが入り始めた。Oさんのドライブが取れる」Oさん「Dさんのフォアカットが入り始めたから、フォアストレートのバックを攻めるようにしたい」。

 2人はライバルでした。

2016年2月5日(金)
「2人のカットマン」

 私のチームに女子の2人のカットマンがいました。

 しかし、タイプは全く違いました。片方はカット主戦の伝統的なカットマン、片方は攻守半々の現代的なカットマンでした。

 自分の生徒を記号であらわすのははばかられますが、区別するためカット主戦の選手をディフェンスのDさん、攻守を混ぜる選手をオフェンスのOさんとして話を進めます。

 なぜA、Bとしないのか。きっと2人が見るとけんかするからです。なぜ私がAではないのかと(笑)。

 2人はライバルです。

2016年2月4日(木)
「ライバルは恩人だ」

 「卓球短期上達法」(ベースボール・マガジン社 / 藤井基男、水村治男)のなかで、「ライバルは恩人だ!」という項目があるのですが、そのなかで長嶋茂雄と王貞治がライバル関係で、長嶋が素振りを何回したか王が聞いて、それを上回る回数を練習していたというエピソードが紹介されています。

 今回は私が目の前で感じたライバルのありがたさを書いてみたいと思います。

2016年2月3日(水)
「卓球はオーダーでするスポーツではない」

 オーダーは重要だし、個人戦の組み合わせは勝ちあがるのに大切ですが、卓球はオーダーで勝ち負けが決まるスポーツではないし、強い選手に絶対勝てないスポーツではありません。

 いつでも平常心で、試合に臨みたいものです。

2016年2月2日(火)
「相手が守りに入る」

 途中まで威勢良く攻めていて、試合後半攻めれなくなる選手がいますが、これも油断(ビビり?)と言っていいのではないでしょうか。

 それがわかった時点で、「相手はビビっているから、粘っていけばチャンスがあるぞ」と言って送り出すことが多いです。

2016年2月1日(月)
「オーダーを見て喜ぶ」

 団体戦でオーダーを交換して、相手が喜んだとき・・・相手は明らかに油断しています。

 だいたい、考えてみればおかしい話です。オーダーを当てないと勝てない相手というのは、オーダーが当たって勝負は五分です。そこから先試合でいかに勝っていくのか。それを必死に考えなければならないのです。

 一方、そのとき私のチームはオーダーが外れて落ち込んでいることが多いので、「相手が喜んでる。チャンスだぞ」と言って選手を送り出します。

2016年1月31日(日)
「勝ったと思うとき」

 そんなことを言っている私は、まず油断をしないように、たとえオーダーが当たったとしても、口に出して喜んだり、油断したりしないように気をつけています。

 ただ、そんな私でも「勝った」と思うことがあります。そして、そのときはだいたい勝っています。

 答えは簡単です。相手が「勝った」と思ったときです。

2016年1月30日(土)
「リスクマネジメントの成功例」

 一方、岡山県内の強豪校のT監督は卓球王国のブログの中でタイムアウトのとり方を称賛されていました。

 今年度のインターハイ。団体戦2−1でリードして、4番もゲームカウント2−1、9−5とリードしたところから、1本取り返されて9−6でT監督がタイムアウト。

 このタイミングでタイムアウトとはなかなか考えられないのですが、最後を締めるためにはここまで気を使っていいということなのかもしれません。

2016年1月29日(金)
「我々指導者も」

 高校卓球界の名将中の名将であるI先生の本で、I先生の油断の失敗談があったので、紹介します。ある全国大会の男子団体の決勝。試合は5番までもつれ、ゲームオールでI先生の学校が10−8とマッチポイント。このとき、すでに監督としては引退し、観客席で試合を見ていたI先生は「M先生(そのときベンチに入っている監督)の初優勝だ。いつぶりだろう」とパンフレットを開いた瞬間に逆転負けを食らってしまったというのです。百戦錬磨の名将でさえ、そういうミスを犯してしまうのは恐ろしいことです。

2016年1月28日(木)
「ある高校生の試合」

ある大会の高校生(男子)の個人戦。
強豪校に所属するA選手は戦前の予想では、どうも分が悪い選手が相手。

なんとかゲームオールまで持ち込むも、3−7とリードされてしまった。

それでも、懸命のプレーで9−9。

しかし、相手のサーブ。

ここで、A選手がポイントを取ったが、なんと応援席に向かって派手なガッツポーズ。

これはまずいぞ、と思っていたら案の定次のポイントを簡単にツッツキのミスをして、12−10で逆転されてしまった。

油断がいかに怖いものか改めて見せられた試合でした。

2016年1月27日(水)
「『勝ったかな』は負けの始まり」

特に試合前に生徒に言うのが「『勝ったかな』は負けの始まり」という話です。

「大きくリードしているからもう大丈夫」、「練習試合で勝ったことがあるから」と油断でもしようものなら、すぐに逆転されしまいます。

また、いったん切れてしまった集中力はなかなか元に戻りません。

最後の1本とるまで油断は絶対にしてはいけません。

2016年1月26日(火)
「情報はさまざま」

この1月は本当に本を読む機会が多いです。

2冊読み上げ、読んでいる本が1冊、たまっている本が2冊です。

また、自分の部屋には、まるまる5年分の卓球王国がありますので、読み返しながら、使えるネタを探しています。

2016年1月25日(月)
「土づくり」

年末のブログの中で、「今年は種まきも」という話をしましたが、今自分は土づくりの時期にあると思います。

実は、自分の指導方法を少し変えたいと思っていて、いろいろな情報を探しながら自分に合う卓球理論を探しているところです。

2016年1月24日(日)
「昼食を食べない?」

トップ選手は試合が始まると、1日食事をとらないという人もいるそうですが、成長期の中学生には不向きな方法だと思います。

かといって、お菓子をもっていくわけにもいきません。

むしろ昼食後にそういう変化がある選手は、うまくいかないことも頭に入れておかないといけません。



参考文献:スポーツ栄養バイブル(平石貴久)
      ジョコビッチの生まれ変わる食事
      (ノバク・ジョコビッチ)

2016年1月23日(土)
「低血糖」

こういうことに目がむくのは、自分自身学生時代に低血糖で集中力不足に悩むことがあったからです。

練習試合が始まって、3時間後くらいに頭がボーッとして、やはり入らなくなるのです。

なので、大学生のころは試合にチョコレートを買っていて、ちょっとずつ食べていたらそんなことはなくなりました。

2016年1月22日(金)
「お昼からの試合に弱い選手」

ある女子の選手。
団体戦の準々決勝で急に球が入らなくなりました。

打てども打てども入らない。
ツッツキでさえ入らない。
その試合はなんとか勝ったのですが、その後もお昼の最初の試合で、集中力が上がらないということが続きました。

本人には言っていませんが、おそらく昼食後の血糖値の変化で集中力が切れる傾向があったと考えられます。

それがわかったあとは、「昼食をとる時間と量」に気をつけなさいと指導しました。

本人は言われる前に、もう気づいているようでしたが。

2016年1月21日(木)
「食育の観点から」

栄養学的に見ると、好き嫌いの2つ3つあるのは何も問題がないのだそうです。

ほかの食材から同じ栄養が取れますから。

ただ、食べ物の好き嫌いが多い子は、人間関係で好き嫌いが出やすいとも言うのだそうです。

「将来の卓球仲間を育てる」という意味では、よい人間関係を作れるように食事の面でも気にかけていきたいです。

2016年1月20日(水)
「好き嫌い」

ただ、生徒には好き嫌いはするなと言います。
特に野菜や海藻をしっかり食べろと言います。

卓球は集中力が必要なスポーツなので、ビタミンやミネラルが不足すると集中力が下がって、イライラするようになっていると感じます。

野菜嫌いな生徒は試合中もなかなか我慢できないように感じます。

みなさんの学校の選手はどうですか?

2016年1月19日(火)
「卓球における食事」

卓球はものすごく運動量が必要なスポーツではないし(あくまでバスケットやバドミントンなどと比較して)、ものすごく筋力が必要なスポーツでもありません(あくまでウエイトリフティングや格闘技と比較して)。

なので、食事のバランスとしては、「なんでも好き嫌いなく食べる」で十分だと思います。

極端にお肉をたくさん食べたり、ごはんを大盛りで2杯などと考えなくてもいいと思います。

2016年1月18日(月)
「体を大きく」

スポーツ選手にとって、体が資本です。

そして、その体を丈夫にするのは、よい食事と適度な運動と良質な休養(睡眠)です。

そのうち、運動はしっかりできているとして、睡眠はさすがに指導できません。

食事くらいには目を向けたいと思います。

卓球は単純に身長が高いからとか、体が大きいからいいというスポーツではありませんが、それでもいい体格であったほうがいいというのは間違いありません。

なので、規則正しい生活を送り、調子を整え、そしてできるだけ良い体格になっていってもらえたらと思います

2016年1月17日(日)
「給食指導」

私の学校の給食は、全校生徒が食堂に一堂に集まって食べるスタイルです。

教室で食べるのであれば、自分のクラスしか指導ができないのですが、全校生徒がいるので、卓球部員にも声をかけて、給食指導します。

好き嫌いの多い子と、量を食べれない子には声をかけて、しっかり食べるように励ましています。

最近はどの子もだいぶ食べられるようになってきました。

2016年1月16日(土)
「練習試合でも」

ななくでの練習試合でもカーブドライブ、シュートドライブは得点につながっていてよかったと思います。

特に、シュートドライブを覚えたことで、ドライブのスピード、決定力が上がっている選手が多いと思いました。

来週はななくで勉強してきた理論を実践しようと思います。

2016年1月15日(金)
「練習の目的」

練習では「ボールを曲げろ」「しっかり振れ」と言っていますが、真の目的はそこではありません。

真の目的は「ボールのどこを捉えるか」ということです。

ボールの外、内、上、下、後ろのどこを捉えるとうまくいくかということをわかってもらいたいです。

言葉で言っても選手に伝わらないので、練習して体で分かってもらいたいと思っています。

2016年1月14日(木)
「1月の練習メニュー」

1月の練習のテーマは「ボールを曲げる」。

ドライブ、ブロック、ツッツキ、カットを様々な方向に曲げていきます。

ボールが曲がるというのは、見た目がわかりやすいので、選手はおもしろがってやるし、集中力が高いように感じます。

2016年1月13日(水)
「ところで」

ななくでの練習試合では、選手の強化とともに、自分の指導者としての力量を高める機会でもあります。

百戦錬磨の先生が大勢来られていましたので、日ごろの疑問をたくさん質問し、解決してきました。

さっそく練習に生かしています。

2016年1月12日(火)
「ななくでの練習会」

ななくに練習試合に行かせていただきました。

F監督にはいつもお世話になっていて、このブログのことも励ましていただきました。

ありがたいことに、ブログを始めて1回も休まずにここまで続けることができています。

2016年、1回も休まずに続けていこうと思っていますので、みなさんよろしくお付き合いください。

2016年1月11日(月)
「より勝たせる方向で」

この方法でいけば、生徒1人1人違うわけなので、オリジナリティは勝手にでてきます。

いまの自分の課題はこれでいかに勝つ選手を育てていくかということです。

選手の考えに味つけをして、理論を入れていきます。

これが究極にできているのが大橋先生だと思います。

今度お会いしたらどうやって勝たせているのかをしっかり聞かないと。

2016年1月10日(日)
「生徒に選ばせる」

台上処理の技術はいまや必要な技術です。

台上技術もストップしたい選手もいれば、チキータしたい選手もいるので、1つ決めて練習しなさいと言っています。

なかには「ミユータ(バックハンドの高速流しレシーブ)をしてもいいですか」という子もいますが、答えは「どんどんやれ」です。

2016年1月9日(土)
「指導者になりたてのころ」

指導者になりたてのころ、チームのレギュラーではない選手がいました。

その選手のフォアは普通に考えれば、よくないとされる打ち方で、ひじが内側に入ってくるような打ち方でした。

でも、自分はスパイラル打法を勉強した後だったので、「それはいま最新の打法。全日本チャンピオン(吉村)の打ち方だ。」と言ってほめてあげることができました。

2016年1月8日(金)
「指導者の力量」

このやり方は指導者の力量が問われます。

すべての技術・戦術・戦型をすべて網羅して理解しないといけないからです。

選手が考えてきたアイディアを「それ、おもしろいからやってみろ」という度量がいります。

持っている知識を駆使して、「それ、世界チャンピオンがやってるやつ。よく考えてきたな」と選手に言えるようにしたいと思っています。

2016年1月7日(木)
「攻めるのかカットか」

カットマンでも、フォアに来た球を攻める選手もいればツッツキする選手もいるので、それも選手に任せます。

対応によってはサイドスピンカットをする選手もいれば、カーブロングをする選手もいますが、これもだいたい任せます。

選手の特性がわかって多球練習をすると、選手は本当にいい顔で練習します。

2016年1月6日(水)
「多球練習を任せる」

フットワーク練習をしていても、両ハンドを振る選手、フォア主戦の選手、ドライブ打つ選手、スマッシュを打つ選手がいます。それぞれ合わせます。

また、「バックのボールはフォアでいくかバックでいくかは任せる」と言って、任せることも多いです。

この練習であれば、選手が自分で考えて練習するし、甘い球はフォアで、厳しい球はバックでと判断して練習することもできます。

2016年1月5日(火)
「選手のアイディアにのっかる」

自分は指導するときに、できるだけ選手の考えていることを大切にしようと思っています。

選手が選手自身のことをまず1番に考えているだろうし、自身のことをもっともわかっているはずだという考えからです。

1年生の夏休みくらいまでで基本的な考え方は話をして、あとは選手の考え方にできるだけ沿うようにします。

2016年1月4日(月)
「100パーセントを出していたときは」

学生の時は100パーセントで試合をして、そして負けていました。

大きな声を出す、足もよく動く、フォアドライブを全力で振る。
傍から見ると感じのいい試合態度だと思います。

でも、勝てないのです。

今はあのころほど声も出さないし、足も動かさないし、ドライブの振り方も40パーセントくらいの力です。

でも、学生の時に比べると勝てるようになってきました。

さて、どちらがいいでしょうか?

2016年1月3日(日)
「初打ち」

今日は卓球場を開放して、生徒の自主練習の日にしました。

7人の生徒がやってきて、練習していました。
驚いたのは1年生の女子が多くて、熱心に3時間練習していたことです。

生徒をやる気にさせるという第1段階はクリアしているようです。

正月三日からやりたくなるんですから、やっぱり卓球は最高です。

明日からいよいよ規定練習です。

2016年1月2日(土)
「初打ち」

今日は午後から後輩のOくんと初打ちでした。

やっぱり卓球は最高ですね。

昨年は夏休みが終わってから全然練習ができてなかったから、まだまだミスが多いですが、今年は自分の練習も頑張ります。

2016年1月1日(金)
「あけましておめでとうございます」

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

中体連卓球部の役に立てるように頑張ります。