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2014年11月21日(金)
「メンタルトレーニング@」

<第300回>
 合宿の座学で印象に残ったのは「メンタルトレーニング」でした。1時間目はズバリ「目標を立てる」こと。目標を立てるメリットは
@自分の進む道の確認
Aやる気の継続
Bパフォーマンスの向上
C自分に必要な行動に注意を向ける
D達成するため、練習を工夫する
指導者から「目標を立てなさい」と言われる選手は大勢います。しかし「なぜ目標を立てるといいのか」まで教えてくれないので、目標を立てられないことが多くあるそうです。@〜Dは目標設定の理由として役立つキーワードです。

2014年11月19日(水)
「合宿の目指すもの」

<第299回>
 今回の合宿の目的ははっきりしたものでした。
「世界の舞台で活躍する選手を発掘する」あるいは「そのような指導者を育成する」というものです。
だからこそ選手・指導者に求められるものには様々なものがあります。私は今まで「とにかく卓球を上手にさせないといけない」とばかり考えていて(こちらも未熟ですが)、焦っていました。そしてこの合宿で考えが変わりました。それでは不十分だと。
 だからこそこの合宿ではボールを使う時間は全体の半分もありませんでした。これには最選手も最初は戸惑っていました。まずはどういう意識で練習するのか、何を目指すのか、どういう日常生活を送らないといけないのかなどを教えられていくと、みるみる意識が変わっていったように思います。練習で気を抜く選手はいませんでした、さすが各県の代表選手です。選手たちも卓球以外の時間が選手にとってかなり大事なことだと改めて感じているようでした。

2014年11月18日(火)
「心技体」

<第298回>
 使い古された言葉かもしれませんが、ナショナルチームの講師の方々が特に重要視されていた言葉です。日本が世界選手権などで低迷していたときは、特に身体面、精神面で差をつけられていたそうです。だから今回のような研修合宿をしながら地道に若年層からの強化をされてきたそうです。
 過去のこの合宿には、水谷選手や石川選手など現在の日本のトップ選手も参加してここから世界に羽ばたいていったという自負がある、と熱く言われていました。本当に今回の合宿の運営をしてくださったスタッフの方には感謝の言葉が見つかりません。
 選手の心技体を全面的に支えるこういったスタッフの方々がいるからこそ、今の強い日本があるんだなと感じ、そんな合宿に参加している自分も何かつかんで帰らないと、という気持ちになりました。

2014年11月17日(月)
「一本の電話」

<第297回>
 10月のある日、ヘラ釣り先生から電話がかかってきました。
 「今度、西日本の中学生と指導者が集まる研修会があるんだけど、都合はどう?」
 「ぜひ行かせてください!!」
 と、興奮気味に返事しました。そしてこの間の三日間、岡山の指導者の方と一緒にみっちり卓球の指導について勉強させてもらいました。この研修は私が指導者として受けた研修の中で一番、刺激的なものでした。卓球の指導方法だけでなく、栄養学やメンタルトレーニング、筋力アップのトレーニング、の話など、一流の講師の先生方と過ごした時間は時間が経つのを忘れるものでした。またここでしか出会えない指導者の方々との交流も貴重な出会いとなりました。少しずつ頭を整理しながらこの場を借りて紹介できたらと思います。

2014年11月9日(日)
「消化不良」

<第296回>
 私は以前、顧問になったばかりの頃、教える技術が少なすぎて試合ばっかり練習でさせていました。次にそれではいけないと思い、いろいろな講習会に参加したり、出会った先生に聞いたりしていました。そして教えられたことをその都度、子どもたちにすべて伝えていました。しかし、一向に成果は出ませんでした。むしろ弱くなった気がしました。
 今考えれば、完全に消化不良です。教えても消化する時間がない我が校では、選手にほとんど定着しませんでした。技術を持っていても、試合で使えるようになるまでには時間がかかるということを、このとき気づいていませんでした。
 今は、「まずはこれだけ」という技術を中心に継続して練習するようにしています。それが「基本に忠実に」ということだと改めて反省しました。

2014年11月8日(土)
「戦術と技術」

<第295回>
 卵が先か、鶏が先かということに似ています。色々意見があると思いますが、自分で指導していてこれは車の両輪だと思いました。どちらかに偏っても車は前に進まない、ということでしょうか。
 ただ顧問がある一定レベルの技術力を付けてあげないといけないと思いました。そしてどの技術を身につけさせるかで、そのチームのカラーや、顧問の先生の個性が見えるような気がします。またどの技術をどの順番で身につけさせるかが顧問の先生のウデの見せ所なんて思ったりしました。

2014年11月7日(金)
「県大会前の調整」

<第294回>
 県大会前はどうやって調整しよう?とよく悩みます。悩むほどの実力ではないかも知れませんが、試合をたくさんするべきか、それとも練習をするか・・・。選手は試合を喜びますが、いろいろな顧問の先生に聞くと「練習」との声が多いのに驚きます。昔は試合ばかりさせていました・・・。
 これはその時のチームの状態によって違うみたいですが、「ガマンさせる練習」をさせるのだそうです。それが勝負所での粘りにつながるんだな、と思いました。
 この間884先生がある選手の試合の様子を見て「物語がない」と言われていました。一瞬、「どういうこと?」と思ったら、その選手が「こうやって点を取ろうという意図が伝わってこない」と付け加えていただいたので、なるほど、と思いました。やはり、「戦術」ということでしょうか。

2014年11月6日(木)
「脱中級者!!」

<第293回>
 練習試合などの後に選手が提出する卓球ノート、反省を読むと「この試合はドライブが入らなかった」「相手のサーブが取れなかった」などの反省が目立ちます。正直、これって反省なのかなと思うことがあります。
 先日、卓球王国のHP上である記事を読んでいると、「勝てない選手と勝てる選手のちがいは何か?」という問いに対し、「技術で悩むか戦術で悩むか」という結論を書いていました。勝てる選手は「戦術で悩む」のだそうです。
 私のチームの選手は「技術」で悩んでいる選手が目立ちます。もちろん技術レベルは上げないといけません。しかし、ドライブが入れば、相手のサーブが取れたら必ず試合で勝てるのか、という訳ではないと思います。その後、どうするかが抜けています。
 「意識の高い練習を」とよくいわれますが、「戦術を意識した練習」と言い換えられるかも知れません。「フォアを攻めたから負けてしまった。次はバックを攻めよう」「終盤でこのサーブを出しておけば良かった」という戦術的なふり返りが増えれば、もっと勝てる試合があるのかも知れません。そう思いながら、ふと自由練習を指示したとき、いつもワンコースにボールを打つ選手たちの顔が思い浮かびました。
 チームの反省ノートに戦術のことが詳しく書かれ出したら、きっとひと皮むけた選手になるだろうと思います。

2014年11月5日(水)
「ラク」に試合をする人

<第292回>
 この間の練習会で「ラク」に試合をことについて教えていただきました。ヘラ釣り先生のチームは周囲も認める強豪チームのはずなのにまだ「ラク」をしている、そうだ。「ラク」にしているとは・・・
@プレッシャーのかかった場面を想定してプレーしていない
A@だからこそ、凡ミスをする
B卓球以外の場面でも学校生活で我慢が出来ているかどうか。
(学校や家庭で我慢をしなければならない状況にいる生徒はここ一番で強い)
C強気でプレーしているように見えるが、つなぐべきをボールを無理やり打ってミスを重ねてしまう。
などが挙げられるそうです。今日、子どもたちに言ってすぐできるものも中にはあります。強い選手とはすごいプレーをするだけではなく、こういった精神的な裏付けがあるということを改めて聞かせたいものです。

2014年11月4日(火)
「練習会の成果と課題」

<291回>
 練習会に参加しての感想
@3球目のループドライブばかり練習したことで、ある程度試合で使えるようになってきた。
A3球目の意識が増したおかげで、サーブを工夫する生徒が増えてきた。
B試合で強いチームに食い下がることができ、自信をつけることができた。

などいろんな成果を上げることができた。しかし参加していた強豪チームとの差もまだまだある。
課題
@5球目をいかに強打するか。
A攻撃後の声、勢いやゲームの流れを意識している人が少ない。
B「ラク」に試合をしている選手がいた。
「ラク」とは我慢をしていないということ(byヘラ釣り先生)
以上の課題が見えたすばらしい練習会だった。

2014年11月3日(月)
「ブログたまってる・・・」

<第290回>
 この間、元ヘラ釣り名人先生と練習会で一緒になり、「やばいなあ、ブログがたまっているなあ。」という話題になった。私もドキッとしていたら、884先生も午後に来られて、「もう、大丈夫ですか?」と退院したばかりの私を心配する言葉をかけていただいた。
 中学校指導から離れているとはいえ、卓球への情熱がさらに高まっているような884先生でした。そんな先生を見て、あるいはその884先生の後を引き継いだヘラ釣り先生の仕事ぶりを見て、改めて元気をいただいた、そんな日になりました。

2014年10月27日(月)
「ライバル」

<第289回>
 恥ずかしながら、私は今学級通信を定期的に出しています。内容は恥ずかしいので言えませんが、なるべくたくさん書くようにしています。去年は同僚の先生ですごくたくさん書く先生がおられて、それにちょっとでも追いつこうと思ってたくさん書きました。それが今までの教員生活で一番たくさん書く結果になりました。それが今年は去年には遠く及ばない・・・。去年たくさん書いていた先生は今年はいろんな都合で書けておらず、自分もそのペースに合わせてしまっていると気づきました。ライバルがいるからこそ、自分を高められるのだなと思いました。励みになりますね。

2014年10月26日(日)
「目標を超える!!」

<第288回>
 ある本にこんなことが書いてあった。
 横綱の連勝記録を止めた力士を絶賛する記事がスポーツ新聞に出た。親方は、その記事を誇らしげに見ていた力士にこう言った。
「連勝を止めて記事になるより、止められて記事になる力士になれ」
勝ったことが話題になるのは、そいつが弱いからだ。負けたことが話題になるのは、そいつが強いからだ。親方が言った意味は「そんなことで喜ぶな、稽古しろ。お前自身が強くなれ。」ってことだ。
 卓球で言うと、常勝チームを倒すこともすごいが、負けたことでビックリされるような常勝チームを作ることのほうがもっと大変だということだろうか。ふと学級文庫に置いていた本に書いてありました。

2014年10月25日(土)
「オーダー表」

<第287回>
 備西大会の結果のオーダーを印刷して部の選手に配りました。オーダーを見るとその時の試合の様子がよみがえってくるような気がします。部員全員で共有することで試合での活躍を知ることもできるし、刺激にもなる。卓球の本や雑誌を好きでよくむこともありますが、自分の満足にだけするのはもったいない。やはり、今目の前にいる部員たちにフィードバックすることが本当に生きた、役に立つものだと思いました。
 ある先輩の顧問の先生は試合ごと、練習試合でも部報を作って選手に返していたそうです。そこに名前が載るのがうれしくて練習試合を頑張っていた子もいたそうです。保護者もわが子の活躍を知ることができ、協力してくださる人が増えたんだそうです。このようにいろんな人を巻き込む力って大切だなと思いました。話があっちこっちしましたがオーダーひとつでいろんなことが思い浮かびました。

2014年10月23日(木)
「3球目の指示」

<第286回>
 この大会でたまたまうまくいったアドバイスを紹介します。
 前回の上横回転サーブであいてのレシーブが浮いて返ってくることが多くなりましたが、ある場面でその次の3球目の強打をミスする場面が見られました。もったいないと思いましたが、本人が一番そう思っているはずなので、ゲーム間のアドバイスで立て直しを図りました。
 その子は
「先生浮いたボールがうまく打てません。」と言ってきたので
「浮いた球をフォアとバックどっちに返そうと思った?」と聞き
「わかりません、決めていませんでした。」
「じゃあ次のゲームは決めておこう。浮いた球が来たらバックに打とう。ミスしてもそれは変えないでやろう。」
とアドバイスをしました。単純かもしれませんが、その次のゲームでその子はきっちり浮いたボールをバック側へスマッシュし、その試合の決勝点を挙げました。迷いがなくなったのでミスをしても、あわてませんでした。
 このケースは何で困っているかがたまたま分かったのでアドバイスがうまくいったケースでした。

2014年10月22日(水)
「効いたサーブ」

<第285回>
 女子の試合でたくさん使用したサーブは
「上横回転サービス」でした。
とくにバックサーブからの上横回転サービスはフォアへ出してもバックへ出してもエースがとりやすいサーブだと思いました。
理由は女子の試合はサーブが来たら「とりあえずツッツキで入れておく」という考え方が多いと思います。そのツッツキで返せないサーブが上横回転サーブなので非常に効果がありました。つまりほとんど浮いたボールで返してきたのでオーバーミスや3球目の強打で得点することができました。もちろん、強打をされる場面もありましたが、前半リードを取っておけば最後は強打もされにくくなりました。

2014年10月21日(火)
「備西大会」

<第284回>
 なんとか女子チームが県大会に進むことができ、次の目標をどうしようか考えているところです。今回の団体戦はダブルスの試合がカギでした。初戦でダブルスが逆転できたことがその日の全体の試合にいい影響を出せたような気がします。しかし、今後シングルスでも厳しい試合で力が出せるような練習が必要だなと思いました。それにはサーブ練習が必要だと思いました。今回の試合でも、要所で「このサーブで行こう!!」というアドバイスで点を取った場面があったのでサーブ練習の効果があったように思います。

2014年10月20日(月)
「入院中のこと」

<第283回>
 3泊4日の入院だったので、短いものでしたが1人の時間がかなり多かったです。かといって仕事を持ち込む暇もなく、安静にしていないといけないのでなるべく家から本を持ち込んで読んでいました。社会人になってから平日にこんなに本を読むことがなかったので、気持ちはかなりリフレッシュすることができました。
家族のありがたみを身に染みて感じたり、仕事をいったん忘れて純粋に本を読んで感動したり、改めて早く仕事をしたいなと考えることができた貴重な時間でした。温かい励ましの連絡をしてく出さった方にも本当に感謝です、ありがとうございました。

2014年10月19日(日)
「入院!!」

<第282回>
 すみません、ちょっと入院していました。備西が終わって気を抜いていたら、身体に異変があり、病院に行ってみると「すぐ、入院できますか?」と聞かれ、入院することとなりました。もう土曜日で退院しましたが、やはり身体が元気なのが一番です。みなさんも健康には気を付けてください。それにしても、このHPに「元気はつらつ男が入院したらしい・・・」という見出しを見て、何かかなり矛盾しているなと思い、「元気はつらつ」を返上しないといけないな・・・と思ってしまいました。書き込みも遅れ、「NEW!!」の文字を見るたびに申し訳ないなあと心の中で反省してしまいました。「目ざせ!!元気はつらつ!!」で頑張りたいと思います。

2014年10月9日(木)
「コース取り」

<第281回>
 ブロック大会で相手チームの監督に言われた言葉に
I監督「1セット目はあなたのチームが優勢だったのに2セット目から急に様子が変わったね」
わたし「そうですか。試合中、バックにうっとけば良いのにと思う場面が何度もあったんですよ」
I監督「そうなんだよ、選手が自分でもどこのコースに打てばいいか分からないで試合しているようだったよ。打つまでフォア、バックのどちらに打つか決めていないので混乱していたんだと思うよ。」
納得した。ある程度経験した選手なら自分が打ちたいコース(あるいは打っていれば勝てるコース)を決めていることが多い。しかしボールが入らない選手は何処に打つつもりで回り込んだり、飛びついたりしているかわからないんだなとミスの大きな原因を理解した。また説明出来る言葉が増えてうれしかった。

2014年10月8日(水)
「帝京高校野球部」

<第280回>
 この高校の野球部は野球の実力も折り紙付きだが、もう1つ、他にはない伝統がある。それはよく食べることだ。野球部の子はA4サイズぐらいある弁当箱を渡され、毎日先輩のチェックを受けながらごはんを食べるのだそうだ。身体を作ることから始める。身体が出来ていないとけがをするし、良いパフォーマンスも出ない。最近の子は給食を食べるのを見ていてあまり食べないなあと思う。私なんかは給食を食べ過ぎていたクチだが、我がチームは線が細いなあと大会でも感じた。その子には、しっかり給食を残さず食べなさい、と言っておいた。食べることもトレーニングのうちですね。

2014年10月7日(火)
「中3のこの時期」

<第279回>
 卓球ではなく、高校野球の本を読んで目に止まったものがある。「高校野球の名将に聞く」というもの。中学校3年生野球部の子に向けてメッセージを送るものだが、ある名門校の監督が「君たちが高校にはいるまでのこの時間を決してムダにしてはいけない。高校野球はこの時期(中3の引退後)にもうすでに始まっている。それを念頭に置いて、勉強に励み、体を作って高校野球の門をたたいてほしい」というものであった。「引退」ではなく「準備」の時間と思うと自分の相手、ライバルが見えてくる。良い言葉だ。

2014年10月6日(月)
「ブロック大会本番」

<第278回>
 本戦への出場はかなわず、長い冬を過ごすことになった。この冬をどう過ごすかが大事になってくる。しかし悲観的な事ばかりではない
 成果を挙げるとすると「ループドライブの向上」「ダブルスがチームの最多勝」「チーム内の競争」などがある。あとはシングルス力、つまりサーブ・レシーブ、3球目をひたすら強化する。選手も自分の必要な練習が見えてきたようだ。あとはたくさん試合をさせることだ。全国選抜に向けて再スタートだ。

2014年10月4日(土)
「途中入部」

<第277回>
をしてくる生徒が結構います・・・。途中から入って頑張れる人と頑張れない人が経験上いました。その分かれ目は、集団の中に入れるかどうかだと思います。だから誰か友達を頼ってきた女子が途中からでもうまくいくことが多いと思います。男子は友達を頼って入部するということはあまりないのでしょうか、来なくなることが多いと思います。また男子はうまい下手を気にすることが多いのに対し、女子は下手でもあまり気にせずする子が多いようです。
 見返してやりたい、もう一度やり直したい、と思っている生徒であれば4月入部の子を抜いていレギュラーになる子もいました。今年はどうなるでしょうか?

2014年10月3日(金)
「打点を下げて・・・」

<第276回>
 ダブルス大会の反省点から打点をおとしてループドライブの練習をしました。ツッツキを打つのについ、力を入れてしまう選手が多いので、手投げでコートにいれたボールを自分の腰の高さでドライブする練習をしました。ヘラ釣り先生の言われる通り、自分で卓球を速くしている選手が多いと思いました。案外試合でミスが出るのは相手の速いボールではなく、ゆっくりしたボールをミスしていることが多いと思います。手投げ(下手投げ)で投げたボールが取れるようになったら、今度はカット打ちをさせてみました。あまり回転にこだわらず上回転をかけてみるとうまくいくことがわかりました。今度の試合のカギになるかもしれない・・・。

2014年10月2日(木)
「大会後の練習」

<第275回>
 ダブルス大会はどのペアも早くに負けてしまいました。それでもそのあと練習を促すと練習場にたくさん来ていました。この強くなりたいという気持ちを大切にしていきたい。ただ・・・あとでこの練習場から「たぶん、そちらの生徒さんの体操服だと思うんですが・・・」という連絡が入り、ムムム、まだまだかも・・・。

2014年10月1日(水)
「ダブルス大会」

<第274回>
 カデットダブルス大会に出場しましたが、自分の学校の生徒が頑張って準備を手伝ってくれました。一年生もだいぶ準備に慣れてきたようで、自分から動くことができる生徒も増えてきたような気がします。また中体連の先生ともたくさんお会いできて元気をいただくことができました。今週の試合で成果が出るといいなあ。

2014年9月28日(日)
「読書」

<第273回>
 この間、久しぶりに本屋へ行きました。なかなか学校に関するものや、卓球の本をダラダラ眺めることができないので、いろんな本を手に取ることができました。このブログでも卓球のことも興味があるが、教員としてほかの先輩の先生がどんな本を読んでいるかもすごく興味があります。
 新しい本との出会いや同じ本を読んでいる、という喜びなどうれしいことがいっぱいあります。また紹介していただきたいものです。

2014年9月27日(土)
「ラケット面の向き」

<第272回>
 今、意識してみている点です。練習中に3球目攻撃をしている時もフォア面が自分のほうを向いている人が結構多く、ラケットの向きを今かなり修正しながら練習しています。特に男子に多い気がしました。逆に少々フォームが悪くてもラケットが向いているとボールが台に入るんだなと思いました。
 ループドライブの安定が秋の大会では大事になるので、しっかり意識させていきたいと思います。

2014年9月26日(金)
「1日練習」

<第271回>
 私の学校は狭いので、思い切って体育館を貸し切ってみました。少し遠いですが瀬戸体育館です。3分の2を借りても費用がかなり安く済みました。しかし生徒も私も体がついていかず、1回やっただけでへばってしまいました。
 いろいろ練習メニューを考えていたのですが、案外時間が足りなかったな、と思いました。1日練習できる環境をうらやましく思うこともありましたが、それを続けることはかなりの覚悟が必要だなと感じた1日でした。また借りてみよう。

2014年9月20日(土)
「またグリップをいじる」

<第270回>
 自分の趣味の話・・・この前、ラケット(ペン)のグリップのコルクを全部剥いでしまい打球感が完全にくるってしまいました。どうやら握ったときに指が動きすぎるのがだめでした。ですから今度はコルクをグリップの形に切って、ラケットに貼り、復活させました。それだけでなく、同じものを合計で3枚貼り重ねました。おかげでラバーとグリップが同じ高さになってしまいました。しかし、グリップはすこぶるいい感じです。これはバックもフォアも安定しそうだ!!早く練習したいな・・・。そういう時に限ってなかなか練習できないんですよね・・・。
 ちなみにこのグリップはぺン表の名選手、田勢選手がこういう風にグリップにコルクを重ねていたそうです。

2014年9月19日(金)
「あいさつ運動」

<第269回>
 私の学校では毎月、10日に生徒会を中心にPTAの方や警察の方と一緒にあいさつ運動をしています。有志であればだれでも参加できるので、朝練の後に「あいさつ運動に行くぞ!!」と言って、卓球部全員で参加しました。そうすると、最初はぎこちないですが、何人かは自分から挨拶ができるようになりました。また、いろんな人から挨拶されたり、大人の人に感謝をされたりといい体験をたくさんさせてもらいました。練習よりもこんな活動に参加するほうが人間としての成長にプラスになると思います。チームでいい成績を残せていた時は、結構いろいろなところに連れて行っていた記憶があります。これからもできる限り参加していきたいと思います。

2014年9月18日(木)
「試合巧者A」

<第268回>
 一番、試合巧者だと思ったのは、岡山県卓球協会理事長のK先生でした。サウスポーで、現役時代はダブルスの名手として有名だったそうです。フットワークやボールのスピードではこちらに分がありますが、いかんせんその勝負に持って行けれないのです。しかもミスに無駄なミスがないのです。
 たとえばボールをネットに引っかけても、こちらのエースサーブを強打して、こちらに「このサーブは効かないかもしれない」と思わせるのでじわじわ追い詰められます。こちらのやりたいことを封じられていると思いました。
 このような考えができるかは、卓球の才能もありますが、頭の回転が速い子、少し生意気?な子が上手な気がします。

2014年9月17日(水)
「試合巧者」

<第267回>
 前回のような人をこう呼ぶのかもしれませんが、何が違うのでしょうか。おそらく得点の取り方が違うのだと思います。たとえこちらがゲームをリードしていても、勝ったゲームで自分の出来ることが全部ばれてしまっている、ような気がします。だから最初に1ゲームとっても、次のゲームから自分の得意なボールが来ないので、ペースが握れません。そして試合の後半、必ず苦手なサーブで、最後にリードを奪われてしまう・・・という。初めての相手がとする試合ではこの相手を見切る力は大きいと思います。中学生にこの力を求めるのはちょっと難しいでしょうか?

2014年9月16日(火)
「県知事杯 結果」

<第266回>
 久しぶりの実戦でしたが、結果はシングルス2勝、ダブルス2敗でチームは負けてしまいました。順位トーナメントではベテランの選手の方々のテクニックの前になすすべなし、という感じでした。
 自分自身、中学生の時は大人と打つことのほうが多かったのですが、いつも思うことがありました。「勝てそうだけど、勝てない。」序盤リードを奪っているのに、こっちのほうが攻撃を決めている数が多いのに、ゲーム数でもリードしていたのに・・・最後には負けてしまう。そういう試合がいっぱいありました。いったい何が違うのだろうか?という話をチームメイトと帰りの車でずっとしていました。

2014年9月11日(木)
「生きたボール」

<第265回>
 これってどんなボールなんでしょうか?じゃあ死んだボールとは?同じ特集記事で近藤欽司監督は「卓球は必ず選手が同時に動きます。普段の練習で相手はワンサイドに固定され、練習者が動くようなやり方をしていないでしょうか。試合では一瞬で相手の逆を突いたり、逆を突かれたり空いたスペースを狙ったりするので、練習においてもそういう状況を作ると実戦的な練習になります。」という解説も納得するところがたくさんありました。
 生きたボールとはそういう状況で生み出されるボールなのでしょう。私の練習を振り返って、「ああボールが死んでるなあ」と思ってしまいました。

2014年9月10日(水)
「練習で頑張るが、試合で結果が出ない」

<第264回>
 たくさん練習をしていて結果が出ない、ということに悩んだりしませんか。私のように練習していないから結果が出ないのなら分かりますが・・・。卓球王国2013年3月号を見ていたらこんな特集記事がありました。
 全日本チャンピオンでも練習の方向性を間違えたら勝てない、というケースがたくさん紹介されていました。わたしはペン表ソフトなので河野満選手の記事が印象に残りました。それは「自分が気持ちよく打っているときは相手も気持ちよく打っている」という言葉です。技術力が上がり、ラリーが続くようになると強くなったと錯覚しがちになるが、自分が何で得点しているのか、相手が何を嫌がっているのかを主眼に置いて練習をしないといけない、ということを改めて感じました。

2014年9月9日(火)
「県知事杯A」

<第263回>
 今回の大会でTSPのメーカーの人と話す機会がありました。残念なことにここのメーカーのラケット、ラバーのほとんどが10月に値上がりするそうです。私もラバーを何年も愛用しているのでこの値上がりにちょっとピンチです。ツブ高や表と言えばこのメーカーなんて人もいるかもしれません。卓球がだんだんお金がかかるスポーツになっている気がしました。
 この前、テニス部から卓球部に移った生徒から、「テニスラケットと大体同じ値段ですね」と言われ、少しビックリした。保護者の人からすればどう感じるのかな?高いと思われるのでしょうか?やっぱり。

2014年9月8日(月)
「県知事杯@」

<第262回>
 前にも書きましたが、この大会は入場行進のある大会です。少し照れながら、行進をしてきました。行進の先頭に立ってプラカードを持ってくれたのは、地元備南西地区の卓球部の生徒さんたちでした。何回もリハーサルをした後、迷うことなく案内をしてくれました。またブラスバンドの演奏もあり、とてもいい気持ちで開会式を迎えることができました。引率、指導に来てくださっていた備南西地区の先生方もありがとうございました。
 試合の結果はだめでしたが・・・いろいろ収穫もありました。

2014年9月7日(日)
「県知事杯前」

<第261回>
 久しぶりに自分の試合に参加します。いつもなら8月最後の日曜日なんですが、今年は9月に長引いてしまいました。卓球の試合では珍しい入場行進があるちょっと気恥ずかしい試合ですが、チーム名を放送で呼んでもらえるので、うれしい大会でもあります。ほぼ社会人のみの大会なので、この試合でしか会わないような方もおられます。元気にプレーしているのを見ると、お互いうれしい気持ちになります。さて、結果は如何に!?

2014年9月6日(土)
「教職員卓球大会」

<第260回>
 今週の金曜日でした。過去、私の中学校でも参加しています。ヘラ釣り先生のチームとやったときは、決勝戦で、会場をW田先生の学校に移しての試合でした。ハードでしたが勝てたときはうれしかったのを覚えています。
 今年は卓球経験者が転勤されて、新しい布陣での大会参加です。これが載るころには勝負がついていますが、どうなってるかな?

2014年9月5日(金)
「サイドを切る攻撃」

<第259回>
 先日の指摘を忘れないうちにチームに紹介しました。この立ち位置の最大のメリットは「サイドラインを切る」ことができることです。自分でまずはお手本でやってみるのですが、うまく体が回ってサイドを切るボールをたくさん打つことができました。
 今までは恥ずかしいことで、「狙っていればいつかサイドに入る」というぐらいにしか考えていませんでしたが、これでサイドを狙えるボールを意識して打つことができると思いました。

2014年9月4日(木)
「立ち位置」

<第258回>
 たくさんの顧問の先生が集まる岡山リーグでまた1つ収穫がありました。ヘラ釣り名人先生がこういわれていたことが印象に残りました。「どのチームの選手も台に対して正面に構えているんですが、ボールはクロス(ナナメ)に飛んでくる。ほとんどの選手が十分な態勢で打てていないのに気づいていない。」という分析はわかりやすく、実際に現役(?)でやっている私も意識していないことでした。特に中学生のレベルではこの指摘がすごく的確だと思いました。

2014年8月31日(日)
「プラスチックボール」

<第257回>
 この前初めて触りました。どうやら今年度は中体連の試合で導入されることはないようです。おそらく来年度から本格的に使われそうな雰囲気でしょうか。打った人の話では「変わらない」派と「やや重い」もしくは「やや大きい」派に分かれているようです。
 38mmを経験していたのでそんなには変わらないと思いますが、顧問の先生にとってはボールが変われば大変です。値段もやや高めなので、今までのように踏んづけて割るなどはもったいなくてできませんね。TSPから9月ごろに岡山の店にも並ぶそうです。

2014年8月30日(土)
「岡山リーグ」

<第256回>
 なかなか開くことのできない岡山リーグですが、やっと開くことができました。最近は中学校でやるのが難しくなってきているので、体育館を取ってやることが多いです。ただ交通手段や卓球台の数、お金など体育館も一長一短です。
 開くたびに思うことは、どうやったらどのチームも満足度してもらえるか、また来たいと思ってくれるかです。自分が試合に選手として参加する際も、たくさん試合が出来たり、強いチームと対戦できる試合にまた出たいなと思います。そんな練習試合にできればと思います。また、いろんな先生の話を聞いて、工夫次第でいろんなやり方があると改めて思うこともあります。いい方法があればこのブロ上で教えていただければと思います。

2014年8月29日(金)
「全中チームの部室」

<第255回>
 私のいる中学校には全国で活躍する部活動がいくつかあります。その中でもここのところ陸上部は毎年、全中に出場している強豪チームです。たまたま卓球部の部室のそばにある部室を見てみると、とてもきれいに整理整頓ができているのにびっくりしました。同じつくりの卓球部はどうかというと・・・まだまだでした。面白いことに陸上の顧問の先生と私の机の上を比べてみても同じような結果ですからやはり、選手や部室に至るまで、顧問の鑑ということでしょうか。
 夏休み最後の今日、少し手を入れ整理整頓してみました。まずは気づいたらやってみることが大事でした。

2014年8月28日(木)
「研修」

<第254回>
 アファメーションのことを聞いた研修ではテーマは「アンガーマネジメント」でした。しかし、ソーシャルスキルなど横文字はどうも苦手だ・・・と思う私にも分かりやすいものでした。そこでもYOUメッセージからIメッセージへの変化の重要性について言われていました。
 ふと市総体でもYOUメッセージが多かったと反省しています。やはりアドバイスはYOUでないもので行きたいなと思いました。生徒が試合後、久しぶりに笑顔になったところを見ることができて、このチームで良かったなとそう思いました。

2014年8月27日(水)
「アファメーション」

<第253回>
 聞きなれない言葉だと思います。私も先週ある研修で初めて聞きました。意味は「自分を勇気づける言葉を自分に言う」です。
 先日の市総体の団体戦2−2ラストでいよいよゲームカウント2−2の場面が3回ありました。しかし何を言っていいかわからず、ふいにこのアファメーションを思い出し、「俺が勝つ」って10回いってみなさい、と言わせてみました。そうするとその3回とも見事に勝ちました。何人にも試したのでこれはすごいと思いました。
 なかなかそういう場面で勝ったことがない生徒だったので弱気になっていましたが、うまくメンタルを整えてくれました。関係ないやと思っていた研修も、役に立つことがあるのでやはり真剣に聞いていてよかったと思いました。

2014年8月26日(火)
「5試合マッチA」

<第252回>
 このマッチの話をもう少し。この試合形式の良いところは、連続しておなじ選手とやるので、後半はどうしても玉に慣れてきます。集中力がある選手なら2試合目ぐらいから冷静に自分の負けた原因やミスの原因を探ろうとします。ですから苦手な戦型の選手がいる人にはこのマッチで慣れさせるという手もあると思いました。おなじぐらいのレベル同士でやると効果はさらに上がると思いました。
 私自身やってみましたが、かなりしんどかったです。だんだん効いていたサーブが取られるようになってしまい、他の技術を使わないと勝てなくなってしまうからです。しかしそこで考えようとする選手が伸びると思いました。

2014年8月25日(月)
「5試合マッチ@」

<第251回>
 市総体前日の練習にどんな練習をしていますか?ほとんどの方が試合形式の練習をしていると思います。その試合練習をどのようにしていますか?
 3時間の練習時間の中でずっと試合をすると、ついついだれてしまいます。そこで考えたのが5試合マッチで試合をすることにしました。つまり3試合先取の試合をしました。おなじ人間と最低でも3試合連続でするのですから、だれそうですが案外だれません。目的としては3試合集中力をとぎれさせないこと、相手のボールになれることなどを話しました。
 もっとも長い試合をした選手は5試合していました。しかも3―0で試合が終わらないので合計1時間超の試合をしていた人もいました。そして試合の終盤になると身体がへろへろになってくる分、ムダな力が入らずに良いプレーがたくさんでていたように思います。負けていた選手は本当に悔しそうでした。