2013年12月13日(金) |
「強化練習会@」 |
<第100回>
やっと100回にたどりつきました。884先生をはじめ、雑文ながら応援していただいた方に感謝です。
来年の話になりますが、2月1日(土)に備西の強化練習をやります。今年は「顧問の先生のために」を目標にやりたいと考えています。
「カット」「粒高」など専門知識がないと教えにくい戦型をいろんな先生方の知恵をお借りしたいと思っています。いろんな方に講師をお願いすると、快く引き受けてくださいました。ありがたいことです。日々の指導に悩まれている先生方、楽しみにしていてください。
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2013年12月12日(木) |
「戦型別練習C」 |
<第99回>
表ソフト攻撃型は回り込みの練習をする。あまりバック側に大きく回り込むのは危険だが、ナックルボールをとにかくフォアでバック側へ返す練習をする。バック側に長いナックルボールを出すと、非常に攻撃しにくい。(ナックルは速い打点で攻撃しにくいからだ)表ソフトは一撃必殺のスマッシュが武器だと思いがちだが、連打が一番されていやなボールだ。長いナックルボールをバックへ連打、これがナックルで勝つ表ソフトの必勝法だと思う。もちろんチャンスボールのスマッシュも必要だがそんなに甘いボールが来ない。
だからこそ、サーブは短い下回転が出せないといけない。表ソフトは下回転が少しかかっていた方が打ちやすい。
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2013年12月11日(水) |
「戦型別練習B」 |
<第98回>
カットマンは場所が狭いので、まずはつっつきをとにかく100回でも200回でも続けさせる。その後はカットの練習を1球ずつの多球練習でするが、バックカットの展開になるようにバックからカットさせる。バックの方があまりラケット角度に変化が出ないので返球しやすい。
試合でもなるべくフォアのうち合いをせず、バック対バックの展開になるようなサーブ(バックサーブやバッククロスへのサーブ)を出すように指示することが多い。それからバック側に浮いたボールを反転させるか、粒もしくはアンチ側で攻撃する練習をする。
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2013年12月10日(火) |
「戦型別練習A」 |
<第97回>
粒の選手も多いがまずはロングサービスのレシーブをとにかく入れるように練習した。これはまつ先生からのアドバイスを聞いて取り入れたものだ。粒は長いサーブを出されることが多いので、
バック側へロングサーブ → フォア側へプッシュ → フォアクロスへ返球 → スマッシュ
というパターンをたくさん練習した。あと、変化の大きい粒を使わせている選手は最初はあまり攻撃をさせず、粒でたくさん返球した方が得点できる(初心者どうし)ことを覚えさせる。
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2013年12月9日(月) |
「戦型別練習@」 |
<第96回>
ほかの学校ではどんな練習をしているのだろうか?
私のいる学校はとにかく部員が多いので困ったら多球練習になることが多い。その際に戦型別練習をすることもある。
主に裏ソフト攻撃型・粒(シェーク・ペン)・カット・表ソフト(フォア面)の4つに分ける。だいたい4:3:2:1ぐらいの割合だろうか。同じ戦型同士だと教えたり、先輩のプレーを間近で見ることができ、刺激を受けやすい。
裏ソフトの攻撃型は今はラリーをできるようにしている。ブロックと攻撃を上手く打ち分ける練習をしている。前の学校のころはつきっきりで多球練習をしていた。ファルケンベリやブロックからの攻撃をラリーを必ず5〜6回続けてから攻撃、のパターンを多く練習していた。
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2013年12月8日(日) |
「中国教職員大会にて」 |
<第95回>
性懲りもなく、自分の試合に出場。へら釣り先生も一緒でした。若い先生も多く参加していた。おなじみまつ先生やF井先生が中心で運営してくださっていた。ありがとうございました。
高体連の先生もたくさんおられ、間近にインターハイを控えているのかたくさんの若い先生がおられた。中体連も負けていないぞ!とおもいながら自分の試合をしてみる。
そしたら今まで勝てたことのない県内の先生、県外の先生に勝つことが出来た。この年齢なっても表彰されるのはうれしい。
ポイントは3ゲーム目。1−1からの3ゲーム目をとる、とらないでは状況がまったく変わる。追いついたのか、追いつかれたかも重要。これを考えないといけない。中学生にはこういった戦術を考えることが上手い選手とそうでない選手の差が激しい。「上手いけど負ける子」「競り合いに弱い子」などがそれに当たる。
へら釣り先生は最後に「やっぱ試合でんといけんな!試合カンがわからんようになる」と言われていた。まったくその通りだが、「試合カン」を口で具体的に中学生に説明するとどういうことなるのかなあ。
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2013年11月30日(土) |
「真備総合体育館にて」 |
<第94回>
先週、インターハイ優勝の希望ヶ丘の選手と岡山県選抜選手の練習会を見学させていただいた。希望ヶ丘の選手からオーラが出ている。雑誌で見た顔ばっかりだ。
どんな技術がすごいか、というのは私のようなものでは分からないが、目を見はったのは3年生の中心選手の態度だ。集合は一番速いし、試合の待ち時間もダラダラせず、他の選手のプレーを見ていた。自分が一番強いはずなのに。練習試合とはいえ、1日目の試合では1ゲームも落としていなかった。
全然話が変わって、初めて行った体育館だったが、きれいで使いやすかった。中体連の先生の話題が「ここで県大会できるかなあ・・・」
「いや、観客席が少ない・・・でも工夫すれば・・・こっちが本部席で」
「アクセスは悪くないよ・・・インター近いよ」
など職業病に近いのではないかと思うが、みなさん仕事熱心だなあ・・・。
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2013年11月29日(金) |
「冬の練習会A」 |
<第93回>
ある有名な指導者の先生に
「どうやったら指導が上手くなりますか?」と聞いたら
「講習会でみんなの前で教えれば上手くなります」と返事をいただいた。
授業もそうだ。研究授業などを自分から率先して引き受ければ、それがそのまま自分の血肉になる。そして「自分は最新の取り組みをやっているんだ」という自信につながる。
講習会に向けていろんな先生にお願いをしてみようと思う。是非、いろんな先生が前に出てどんなことを言われるか聞いてみたい。(自分もやっておかないと・・・。)
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2013年11月28日(木) |
「冬の練習会@」 |
<第92回>
昨年冬休み、1月にへらつり先生が県外の強豪チームを呼んで練習会を開いてくださった。県外のチームと出来るとあって、終わった後は評判も良く、選手たちも喜んでいた。また、今年一年間で玉野地区のチームが大躍進したのも玉野の責任者である裏面先生の主催する練習会が成果をあげたに違いない。
備西でもなんとか先生たちの元気が出る講習会をやりたいと考えている。できるだけたくさんの先生の練習のやり方や卓球の考え方を共有出来ればいいと思っています。
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2013年11月27日(水) |
「ダブルス」 |
<第91回>
今週から懇談が始まる。部活動はほとんどつけないので練習メニューを考えてみるが、どうしたら見ていないところで頑張れるだろうか。今やろうとしているのは、ダブルスの強化だ。とにかくリーグ戦をやって経験を積ませる。うちのような人数が多いチームでは1台で練習できる人数が多いダブルスをやるのがこれからの鍵だ。懇談が終わるころには、きっとおもしろいダブルスが出来ているだろう。
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2013年11月26日(火) |
「今月の卓球王国」 |
<第90回>
毎月20日付近は、雑誌「卓球王国」が出る。毎月、隅から隅まで読んでいる。今月目を引いた特集は「バックサービス」だ。
一番なるほどと思ったのは、バックサービスとフォアサービスでそれぞれロングサービスを出すと、バックサービスの方がオーバーミスが少ないそうだ。その理由はバックの方がフォアに比べ、顔から近い場所でボールを打つので第一バウンドを確実に手前に落とすことが出来る。長くて速いロングサービスは、出来る人が少ないし、横回転との連携のやりやすさやスピンをかけやすいなどメリットがかなりある。選抜まで、バックサービスの特訓をしてみよう。
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2013年11月24日(日) |
「冬は・・・」 |
<第89回>
試合で「冬休みはどうするんですか?」といろんな先生に聞くと「遠征に行く」と答える先生が多かった。やはり、出稽古をするシーズンだ。おうちの人も大変だが、やはり「自腹」を切っていろんなところへ行くと頑張らないと自覚するそうだ。脳にある良い遺伝子のスイッチが入るんだそうだ。
今年は中体連の先生のおかげでいろんな所に連れて行ってもらったり、いろんなチームの人と試合をさせてもらったりした。自分もその100分の1でもいいからできるようになりたいものだ。
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2013年11月23日(土) |
「総社市長杯C」 |
<第88回>
中学校、高校の選手が一同に集まる大会なので高校の先生とお話する機会がいくつかあった。練習試合を是非にとお願いした。高校でやっている選手の姿を今の中学生に見せたい。知っている人がいるといないでは高校で卓球を続けようと思う生徒の数が全然違う。
今回の大会でも卒業生にたくさん会った。声をかけてくれた子は、レギュラーではなかったが、中学校より断然上手くなっていた。きっと成長する喜びを感じ続けていたのだろう。はつらつとプレーしていた。この年はそういえば高校にたくさん連れて行ったなあ。続けてくれているとやっぱりうれしい。
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2013年11月22日(金) |
「総社市長杯B」 |
<第87回>
出場してうれしかったこと。となりで私と同じように試合をしている人、よく見ると中学校・高校時代いつも同年代でチャンピオンになっていた人だ。まさに雲の上の人だった。10年以上経っても、まさか同じフロアでやることになるとは思ってもいなかった。
しかもその人は私と一緒の戦型で(一緒にしてはいけないが・・・)同じラバーを使っているのに、なんであんなにボールが違うんだろうと思ったものだが、冷静に見るとそのすごさが少し分かった。長く卓球やっていれば良いこともあるんだなあ。
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2013年11月21日(木) |
「総社市長杯A」 |
<第86回>
自分の試合でやってみたこととして、試合前のアップに「体幹トレーニング」をやってみた。腹筋が中心だが予想以上に効果があった。本で読んでみると体幹の筋力のイメージは
体幹が弱い → 空気の抜けたボール(バウンドさせてもはねない=パフォーマンスが低い)
体幹が強い → 空気が入ったボール(バウンドさせたら大きくはねる=パフォーマンスが高い)
そして、寒い日に行っても筋肉が暖まる。動かなくても良いのでやりやすい。実際、試合をやってみたらボールへの反応が全然違った。「ファインプレーを狙って出す!!」ためには体幹は必要だそうだ。当日、寒かったが良いパフォーマンスを発揮できた。
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2013年11月20日(水) |
「総社市長杯@」 |
<第85回>
久しぶりに書くことになってしまった。
今回は土曜授業のため、個人戦だけ参加。数少ない一般と中学生の部が同時に行われるので、自分自身も出場している。朝、練習しようとしているとへらづり先生と一緒に練習することになった。朝の練習は自分から声をかけないと、台につくことが難しい。
練習しながら自分のチームの子を見ていると、モジモジして入れていない・・・。もったいないなあ。
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2013年11月13日(水) |
「重荷主義」 |
<第84回>
土光敏夫さんの言葉に
「若い人には重荷主義でのぞむべきだ。若い人たちはロード(つまり労働)が足りない。若い人にロード100をかけてみればいい。ヨタヨタしたら減らせばいいが、たいていは完遂するよ。そしたら120働かせる。間違いなく彼はのびますよ」という言葉になるほどと思った。
最近、部でトレーニングを増やし、負荷をたくさんかけるようにしている。でも男女関係なくだいたい完遂する。伸びていくはどんどん負荷をかけていけばいい。彼らはいまどんどん負荷を押し返そうとしている。
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2013年11月12日(火) |
「完璧主義」 |
<第83回>
今読んでいるゴルフの漫画がいよいよクライマックス。主人公とデッドヒートしているライバルが、ミスショットをしているのにニッコリしている。
そのライバル選手は
「ゴルフはミスした時ほど、やりがいがある。ミスをしない試合はない。ゴルフに完璧主義を持ち込んではいけない。それができるのは神だけだ。」と言っている。
「完璧主義をもちこむ」生徒にもそれをやっていないかな、とふと思った。
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2013年11月11日(月) |
「部内リーグにて」 |
<第82回>
今、放課後が教育相談やもうすぐ始まる懇談、班長会で私が部に行けれないので部内リーグをしている。部員たちは、部内ランキングを上げるために躍起になっている。
結果を報告して来る生徒の顔も様々だ。夏休みからの成果が次第に出てきているような気がする。
1年生→ 今までツッツキだけで勝っていた選手が勝てなくなり、攻撃を思い切ってやっている選手が勝ち始めた。粒高どうしの対戦は攻撃をしようとしている選手が結局勝っている。
2年生→ 自分のミスで失点して負ける選手がいるが、2種類に分かれる。1つはゲーム後半に追いつかれて、今までやっていなかったことをしたり、ミス待ちで消極的になって負ける選手。2つは、今はミスをしてもしょうがない、という気持ちで攻め続ける選手。ミス待ちをせず、自分のプレーで得点している。この差は大きい。
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2013年11月7日(木) |
「○○の金賞」 |
<第81回>
「ファンを増やそう」という新たな目標を掲げて、練習試合のたびにそのことを反省しながら話をするようにしている。他中の卓球部もそうだが、自分たちの中学校のファンを増やそうという話も最近よくしている。
私の中学校でファンが多いと思うのは吹奏楽部だ。いつもどの先生にも気持ちのいい挨拶をしているし、地域のどんな小さなお祭りにも演奏をしに出かけている。だから地域に人も演奏をすごく楽しみにしているし、何年も前からのファンも多い。その吹奏楽部が練習している音楽室には「技術の金賞よりマナーの金賞」という文字が大きく貼ってある。実際に2年前、耐震工事で練習ができない中で見事金賞を獲得していた。「マナーの金賞」があったからこそ、演奏の金賞ももらえたのだろう、その目標を見て私もファンになってしまった。いつかうちもマナーや態度で優勝してみたいと思う。
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2013年11月6日(水) |
「ペンホルダーのグリップA」 |
<第80回>
前の続きで、もう少しグリップの話。当時の私のラケットは、すごくグリップを削っていた。裏面ドライブさん曰く「こんなに削ってよく割れないね」と言われるほど削っていた。しかし、フィットしていると自分で思っていたが、試合では負け続けた。ラケットを削れば削るほど力が入りやすくなっているのに気づき、ラケットを今はほとんど削らないようにしている。
上手い人のグリップはとにかく柔らかい。その原因は人差し指の位置だった。日本式グリップのコルクの先にほんの少しだけ人差し指の腹を引っ掛ける、それだけだったのだ。もちろん人によって違うが、私にはそれが合った。グリップをそう変えると、少しレシーブが楽になった。
ペンの選手が困っている時はよくグリップを見るようにしている。シェイクもそうだがペンはグリップに力が入りにくいし、フォアとバックで指の使い方を大きく変えないといけない。グリップがうまくいけばペンはもっと面白くなる、と思った。
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2013年11月5日(火) |
「ペンホルダーのグリップ@」 |
<第79回>
自分の話になるが、私は卓球を始めてからずっと日本式ペンを使っている。数年前のある日、どうしても試合に勝てず、ベンチにいてたまたまある先生のラケットが置いてありそのグリップに注目した。1cm四方ほどのコルクシートを何枚か重ねたものをグリップに貼り付けてあった。人差し指に余裕を持たせるためだという。全然自分と違うグリップだった。
その頃の私のグリップはガチガチに握っただけのもので、ラケットの角度が出にくいものだった。すぐグリップを矯正するために、その先生のようにグリップを変えてみた。そしていろんな選手にラケットを握ってもらい、グリップを見せていただいた。そうするとだんだん、レシーブが入るようになってきた。
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2013年11月4日(月) |
「カットマンと攻撃選手」 |
<第78回>
いつだったか、高校の大会の結果を見る機会があって気づいたことがある。カットマンが勝ち進んでいることだ。中学校時代はそんなに個人戦で上位に入っていなかった選手が、高校上位に勝ち進んでいる。よく見たらカットマンの選手が多い。
カットマンがなぜ勝つか、まつ先生に聞いたことがある。
@カットという戦型自体が少なくなってきているということ。
A最近の攻撃選手とカットマンは相性が良いこと。
@は確かにカットマンは昔に比べ少なくなった気はする。高校を機に攻撃選手に転向する、という話もよく聞く。Aについては最近の攻撃選手は昔に比べ、バックハンドをたくさん使う。しかしカット打ちをするときは主にフォアだ。(もちろんバックでもカット打ちはできるが、少ないと思う)だからカットマンは相手のフォアの技術だけを相手にすればよい、ということだ。しかも攻撃選手がフォアを使う頻度は年々少なくなってきているので、余計にカットマンに有利になる。攻撃選手攻略の鍵はカットなのかなあ、と最近思う。
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2013年11月1日(金) |
「マナーの初期設定」 |
<第77回>
今月の卓球王国でマナーについての記事を見た。その記事には「卓球をはじめる選手に最初にルールやマナーを教え、初期設定するのは指導者の仕事。このタイミングでマナーをしっかり身につけさせて欲しい」ということが書いてあった。
確かに最初に試合でしていいこと、してはいけないことを教えるのは指導者の仕事で、このことはその後の選手の成長にも関わるし、ほかの指導者との出会いにも関わってくる。卓球以外は言うまでもない。なるほどと思う内容だった。
またこの記事でやってみたいと思ったのが、審判への握手だ。卓球ではどうも審判が軽く見られがちな気がする。審判に敬意を払う意味でも審判への握手をぜひやっていきたい。
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2013年10月31日(木) |
「ファンを増やそう。」 |
<第76回>
「ファンを増やす」口で言うのは簡単だが、なかなか難しい。チームの選手に「今まで練習試合をした学校で、ファンになりたい学校はどこ?」と聞くといろんな学校を生徒は答えた。そこで「じゃあうちの学校を好きと言ってくれるチームは、ファンはいるかなあ」と聞くとみんな首をかしげて自信がなさそうにしていた。
その後、「卓球のプレーでファンを作るのは難しいかもしれんけど、マナーや試合を気持ちよくしてもらうことでファンを作ろう」と言って、その後、試合をするとみんな一生懸命声を出したり、相手のプレーをたたえたりしていた。きっとこれからファンが増えるはず。
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2013年10月30日(水) |
「ミラー細胞」 |
<第75回>
今、練習で毎日意識しているのは「相手のプレーをほめる」こと。
数年前、甲子園で優勝した佐賀北高校は県立の進学校。佐賀北と練習試合したチームは不思議なことにみんな佐賀北のファンになってしまうそうだ。なぜなら試合中でも佐賀北の選手は相手がいいプレーをしたら、「ナイスバッティング!」「ナイスプレー!!」と声をかけてくれるらしい。だからファンが増える。そのファンの応援に後押しされ、全国制覇を成し遂げたそうだ。
これには「ミラー細胞」と呼ばれる相手の行動を鏡のように反応してしまう細胞が関係しているらしい。例えば赤ちゃんに笑いかけるとこちらの笑顔に反応して赤ちゃんが笑う、これがミラー細胞の作用らしい。もちろん、逆もあるのでそうならないよう気をつけないといけない。ちょっとでも佐賀北に近づけられたらいいなあ。
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2013年10月29日(火) |
「まつ先生との試合A」 |
<第74回>
まつ先生がほかの人と試合をしているのを見ていると、シェイクの攻撃選手から実にうまく先手をとっている。そのときよく出すサーブがミドル前のわかりにくいサーブだ。
「何回やっても全然回転がわからん」と対戦した選手は言う。
「このサーブは初めての人にはよく効くんよ。」とまつ先生。
ミドル前のショットサービスはシェイクの選手がレシーブで一番角度が出にくいところ。センターライン上にミドル対ミドルで出す。バックやフォアからミドルをねらうと打たれてしまう。相手がチキータで拾ったら、カウンターが待っている。詰め将棋のようだ。
中学生でも勝ち上げれば必ずシェイクの攻撃選手にあたる。そのときの対策のヒントをここで頂いた。どこにでもヒントは転がっているなあ。
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2013年10月28日(月) |
「まつ先生との試合@」 |
<第73回>
今の学校になって、毎年教職員大会に参加させてもらっている。本番も楽しみだが、本番前にみんなで集まっての練習が楽しい。場所はいつもまつ先生の道場だ。
この練習の時、まつ先生といつも試合をしていただく。私とは30以上年齢が離れているはずなのに、勝てない。その理由はサーブがとれないからだ。とにかく回転、コースともに絶妙で打ちにくいところにサーブが来る。
「ほんの数cmずれたら打たれるなァ。」とわずか数cmにこだわって出すサーブ、これくらいこだわって練習すれば強くなるなあと思った。
去年の大会前にとにかくまつ先生のサーブを真似てみた。もちろん本家にはかなわない。しかし、サーブのバリエーションが増え、3球目がたくさん成功するようになった。ホントに数cmのバウンド位置の違いで全く相手の攻撃を封じることができる。ここまでこだわってサーブ練習すると楽しいだろうなあ。
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2013年10月27日(日) |
「講習会の成果」 |
<第72回>
今まで参加させてもらった講習会でうれしいお土産がある。指導方法が書いてある冊子だ。大切に保管させてもらっている。たまに振り返って見て参考にさせてもらっている。
備前西地区でも以前、冊子にまとめたものがあり、各学校の練習方法や、I先生の各メーカー水性接着剤レポート(?)なるものもあった。(当時チャックが禁止されたばかりだった)
中でも部活動のあるべき姿や、指導するうえで大切にしていることなど、この応援コーナーの原型のようないい話がたくさんのっていた。
こんなふうに手元に残る資料があると、指導するのに参考にしやすい。どうしても聞きもらしてしまったり、わからなかったことをあとできき直したりが難しい。今年の強化練習でもそんな資料が作れないだろうか・・・。
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2013年10月26日(土) |
「ラバーの薄さB」 |
<第71回>
なぜこんなことにこだわるかというと、私もしょっちゅうラバーの厚さを変えるからなのです。私の使用する表ソフトは今、「薄」にしてちょうどいいぐらいです。
良いところ
@薄いほうがナックルが出やすい。
A台上処理がやりやすい。(弾まない)
B木で打つ感覚があるので弾きやすい。(スマッシュが打ちやすい。)
Cオーバーミスが減る。とっさに打ったボールで、今まで台から出ていたボールが入る。
悪いところ
@サービスが切れない。
Aドライブに回転をかけにくい。
B相手が下がったら極端にスピードが落ちるので狙われる。
トップの選手は表を特厚にしない人が多い。厚すぎると表独特の感覚が出にくいと、雑誌で言っていた。トップの裏裏に勝とうと思ったら、スピードよりもやりにくさなのかな・・・と思うので今は薄いものを使っている。
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2013年10月25日(金) |
「ラバーの薄さA」 |
<第70回>
昨日の続きでラバーの厚さについて・・・。裏ソフトで「トク(ゴク)ウス」があるのはなかなかない。でも「それじゃないとダメ」という人もいるそうだ。高弾性で「トクウス」があるのは・・・。
マークV(ヤサカ)
オリジナル(ヤサカ)
ウォーリー(ヤサカ)
マジックカーボン(ニッタク)
スパイラル(粘着)(ニッタク)
ぐらいでしょうか。最近は「薄」すらラインナップがないものもある。
もちろんできないことも多い。中陣、後陣では力不足だ。回転では勝負にならない。しかし攻撃選手だけでなく、カットマンの使用ラバーとして使うこともある。裏裏のカットにも挑戦してみたいなあ。
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2013年10月24日(木) |
「ラバーの薄さ@」 |
<第69回>
最近、卓球の話をあまりしていない気がする・・・・。だから少し卓球っぽい(?)話を。
ちょうど10月ぐらいが1年生がはじめてラバーを変える時期でしょうか。何を勧めるか迷うところですが・・・。私は高弾性ラバー(定価2〜3000円ぐらい)の「薄」か「中」ぐらいを勧めている。スタートのラケットに貼るラバーも「薄」か「中」だ。お店の人に「あれ?先生は薄からなんですか。○○さんは厚なんですよ。おもしろいね〜」と言われたこともある。
カットマンや攻撃選手にも裏ソフトの「トクウス」をお願いすることがある。理由もある。
@「スマッシュが打ちやすい」
薄いので木で打つ感覚に近い。最近の高価なラバーはドライブは打ちやすいがスマッシュがしにくいと思う。
A「オーバーミスが減る」
ラケットの組み合わせによっては全然弾まないから当然。ただ威力はないので狙われることも。
B「ラケットが軽くなる」
案外、ミスの原因は大振りのフォームでタイミングが遅れることにある。ラケットを軽くしたらタイミングに間に合うボールが増える。粒高など軽いラバーとも相性が良い。
すみません、あくまで私の個人的な感想ですが・・・。ぜひ厚くしても安定する方法を教えてもらいたいです。
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2013年10月23日(水) |
「教えられながら教える」 |
<第68回>
「人間は年中“教えられる立場”にだけ置かれているとダメになってしまう。よろしく、ときに部分的にしろ、“教える立場”を与えねばならぬ。教えられながら教えることによって、人間は素晴らしい成長を遂げるのだ。」PHP研究所「土光敏夫 信念の言葉」
土光さんによると「人は教える立場につくことによって、初めて自覚的、自発的、自主的になる。人は互いに教え合い学び合う関係において、初めて心を許す。人はどのような立場にあろうと、リーダーシップを発揮することを好む。」と結んである。確かに自分の練習ばかりしている人よりも自分の練習時間を割いて教えている人の方が上手になる。この話はそのことを裏付けるもので、すごく勉強になる。
今は、試験週間で練習はない。はやく練習を再開したい。選抜に向けて力を蓄えるぞ!!
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2013年10月22日(火) |
「火種B」 |
<第67回>
2年ほど前、たまたま五輪出場選手のお話を聞いたとき、すごく興味深い話があった。
その人は、小学生の時に近所の公民館で卓球をたまたま教えてもらっており、そこには卓球台1台に対して、20人ぐらい同じように習っている子供たちがいたそうだ。練習方法はいたってシンプルで、試合の勝ち抜き戦を1台で行うもの。負けたら次まで待たないといけない。長く打つためには勝たないといけない。そこでその人は、打っていない時間に他の人の試合を見て「こうすれば勝てる」ということをずっと考えていたそうだ。ほかの子が遊んでいる間、ずっとやり続け、結局その選手を負かす人は出てこなかったという。自分で自分の火種を燃やしていたからできたことだなあ、と思った。
これを聞いて、今の中学生は恵まれている、と決め付けてもしょうがない。そういう状況を意図的に作り出さなきゃと思った。
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2013年10月21日(月) |
「火種A」 |
<第66回>
前の続きになるが、同じ「火種」の話を卓球王国でも読んだことを思い出した。全日本チャンピオンの高島さんが語っていた話に、「熱海の樋口さん」の名前が出てくる。
この人こそ、高島さんや小野誠二さんに火を付けチャンピオンに導いた人だそうだ。
高島さんが初めて樋口さんのもとを訪ねて練習をすると、あまりに厳しい練習で倒れてしまい、「2度と来るな」と言われたそうだ。それで高島さんは火がついて猛練習を自分に課して、全日本チャンピオンになったそうだ。その練習相手を務めていたのが小野選手で小野選手も後に世界チャンピオンになった。
火種がカッカッカしている人の話を聞くだけでこちらも熱くなって勇気をもらった気になれる。
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2013年10月20日(日) |
「火種@」 |
<第65回>
岡山出身の土光敏夫さんの本を読んでいたら興味深い文章に出会った。
私たちは、ごくわずかだが“火種のような人”がいることを知っている。自ら、カッカッと火を発し燃えている人だ。
その人のそばにいると、火花がふりかかり、熱気が伝わってくるような感じを受ける。実は、職場や仕事をグイグイひっぱっているのはそんな人だ。そうして周りの人達に火を付け燃え上がらせているのもそんな人だ。
しかし誰にもみんな、火種はある。必ずある。他の人からもらい火をするようではなさけない。
自分の火種には、自分で火をつけて燃え上がらせよう。
指導者なら、選手に火を付け、そしてその後は自分で火をつけられるように指導するのが理想だな、と思った。それと同時に試合に負けて自分の火種が湿っていないか、と言われている気がした。「元気はつらつ」という名前に負けないようにしないといけない。
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2013年10月19日(土) |
「ゲーム理論の実践」 |
<第64回>
この前言ったゲーム理論を練習試合で沢山実践していきたい。試合で練習した技術をやることは練習試合で伝えるが、この作戦をやってみようとはあまり言っていない。「3球目を意識しろ」「このサーブを使おう」だけでは不十分。いろんな指導者の先生からゲーム理論を聞いてみた中で印象深いものがある。
@「困ったらフォアにぶち切れサーブだしゃあえんじゃ」
へら釣り先生が冗談のように言われるが、やろうと思ったら勇気がいる。誰でもフォア側のレシーブは苦手なもの。しかしこの後に3球目攻撃を絶対決めてやるという自信がないとできない。
A「女子はフォアにバックサーブで横回転」
884先生がアドバイスをされていた。女子はツッツキレシーブが多い。フォアにくるバックサーブの横回転に対してフォアツッツキで面を出すのが難しい。レシーブが浮いてくるので3球目をスマッシュ。
こうやってゲーム理論を実践していけば取りたいときに点が取れる。
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2013年10月18日(金) |
「ゲーム理論」 |
<第63回>
前に言っていた試合で「自分の力で作戦を考える」ことこそが卓球の一番の醍醐味ではないでしょうか。他のスポーツでたとえるとゴルフでいう練習場シングル。(シングルはゴルフのハンデが一ケタでかなり上手い人を指す)打ちっぱなしなどの練習場では上手い人のこと。
ゴルフには2つの理論がある。スイング理論とゲーム理論。全て受け売りだが、どうやって、まっすぐのショットを打つか。ドライバーの飛距離を伸ばすか、ということがスイング理論。スイング理論は練習すれば上手くなる。
しかしゲーム理論はコースでプレーしないと上手くならない。コースでは何番のクラブで第一打を打つのか。グリーンのどの部分にオンさせるのか。このような作戦を自分で立てなければゴルフで勝つことは出来ない。
今考えると、私の練習ではスイング理論ばかりを練習してゲーム理論を置き去りにしてきたような気がする。これからはゲーム理論だ。(私はゴルフしたことありませんが・・・)
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2013年10月17日(木) |
「チームのこれからA」 |
<第62回>
団体戦で勝てていた相手に次の日の個人戦で負ける、という事がないだろうか。裏面先生とそんなことを話していた記憶がある。
「アドバイスがあるかないか」
例えば監督が「このコースにこの回転をだせば勝てる」というアドバイスを受けて勝利する。しかし次の日にこのことを忘れている。これでは勝負が不安定になる。しかも監督のアドバイスで勝てると思ったら自分で考えることを止めてしまう。これではシングルスで勝てない。これからはアドバイス無しで今ある技術や戦術で頭をフル回転させて試合をしなければならない。
どんな力の差があっても相手の弱点を考え、一番最善な作戦を自分で立てることが練習試合で必要だ。それをしていきたい。
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2013年10月16日(水) |
「チームのこれから@」 |
<第61回>
備西が終わって、チームのこれからの課題を考えてみた。
まず2年生を競争させる。
3年生の最後の大会まで競争する雰囲気を作ることが成長の鍵だとある指導者の方から聞いた。やる気はあるが、伸び悩んでいる選手をしっかり伸ばしていこうと思う。それがチームのカンフル剤になるはず。実際に最後の最後で部内リーグをひっくり返す強者がいた。良きライバル同士であってほしい。
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2013年10月15日(火) |
「試合中のマナーA」 |
<第60回>
前の記事と関係して、その選手の性格を見る時に卓球台の下にかけるタオルを見ている。自分が試合する時でも相手がどんな風に道具やタオルを扱っているかを見る。雑に扱っている選手を見たら、「これはチャンスだ。」と思うようになった。アドバイスをする時も「相手のプレー以外のところも見てごらん。競り合いになったら思い切って攻撃してごらん。」と言う時もある。
このような体験もふまえてマナーの大切さを普段の練習でも言っている。自分のチームの選手も実力とマナーを兼ね備えた選手になってほしい。
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2013年10月14日(月) |
「試合中のマナー@」 |
<第59回>
ある冬の強化練習のとき、884先生が強化選手に対して「自分のベンチがキレイかどうか見なさい。脱いだ服はたたんでいますか。見苦しくなっていませんか。」と言われていた。冬なのでほとんどの選手が上着を着ていたが、ほとんどの選手が自分のベンチを直していた。
恥ずかしいことに一緒に混じって練習していた私の荷物は乱れていた。「ああ、こんなんじゃ試合する前に負けてるな。」と思い、自分の行動が恥ずかしかった。
そこで印象に残った選手がひとりいた。その子だけはすでに884先生の言葉通り荷物をきちんとしていた。その日、彼と試合をしたら、きっちり3−2で負けてしまった。「これが気持ちの差だな」と思った。その選手は数ヶ月後の3年生の最後の大会で中国大会まで勝ち進んだ。実力とマナーを兼ね備えた印象深い選手だった。
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2013年10月13日(日) |
「ベンチコーチA」 |
<58回>
印象に残った○○先生のベンチコーチ。
884先生・・・普段は、あまりプレーで拍手などをしないと言われていたが、ここ一番で大きく4回拍手する、と前に話されていた。相手選手が一番ビックリしたそうだ。
H先生・・・ある団体決勝で、ラスト勝負。相手が先にタイムアウトをとった。その後シーソーゲームでH先生は「いつタイムをとるんだろう」と思っていたら、相手ベンチの動きに動じることなく、結局最後までとらなかった。しかし勝負はH先生のチームの勝利。ベンチが動けばいいわけではない、ということがよく分かった試合だった。
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2013年10月12日(土) |
「ベンチコーチ@」 |
<第57回>
ベンチコーチ・・・色々な思い出がよみがえってくる・・・。ハンドル名のごとく声を出しすぎて注意されたり、叱って失敗してみたり。ベンチコーチがうまい先生はベンチにその先生が現れただけでチームのムードがガラッと変わる。
最近そんな先生の真似をして心がけているのは、選手がどんなプレーをしていても、うなずくこと。前はよく、首をひねったりしていたので不安が選手に伝わってしまい「このプレーじゃダメなんかな」と思わせていた。だから今では試合中はうなずき続けて選手を励ますことにした。今度の備西大会も表情に気をつけてベンチに入ろう。
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2013年10月11日(金) |
試合での楽しみ |
<第56回>
試合会場では試合ばかりしている訳ではない。私が楽しみにしているのは同じブロックの先生との情報交換だ。
はつらつ男「最近は、カットラケットを攻撃選手に使わせてるんですよ。いいんですよ。」
I先生「それは、アリよ。粒高とも相性がいいしね。」
I先生は、私のチームの選手にも分け隔てなくアドバイスをくださった。その子もやる気になったに違いない。次の試合ではもっとたくさんの人と交流をしたい。これからの秋から冬にかけてどんな練習をしようか、いっぱい聞いてみたい。
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2013年10月10日(木) |
卓球ノート |
<第55回>
今月の卓球王国の記事に、王子卓球センターの作馬氏が指導している選手一人一人に指導内容を書いたノートが写真でのっていた。大きな字で書いてあるのが特徴で、わかりやすく、はっきりと練習に必要なことが書いてあった。もう1回ノートを開いてみる時は、大きな字ではっきり書いた方が印象に残るのかなあ。
だから今日のブロック大会が終わっての選手のノートはマイネームで大きな字のアドバイスを書いてみた。どんな反応が返ってくるかなあ・・・。
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2013年10月9日(水) |
「よく読む本A」 |
<第54回>
最近、コンビニでゴルフ関係の本を見てしまう。ゴルフはメンタル要素が強く、また道具も重要な要素で卓球に似たところがある。もっともゴルフのすごいところは、審判がいないところ。不正やズルはやろうと思えばできる。しかし、ゴルファーはしない。ゴルフが紳士のスポーツと呼ばれるゆえんだ。卓球の試合でも、できるだけフェアプレーやプレー以外でのさわやかなところをたくさん見たい、と思う。
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2013年10月8日(火) |
「よく読む本@」 |
<第53回>
何年か前に野村克也監督の本を初めて読んだ。タイトルは「負けに不思議の負けなし」だった。若輩ではあるが、勝負事に携わるものとして選手が負けた時それをどうやって次につなげるか、どう課題に取り組ませるか、色んなヒントが書いてあった。
野村監督は「弱者の野球」を意識してピッチャーに指導していた。
@スピードよりコントロールを重視。
A原点コース(もっともバッターが嫌うコース)を重視。
B変化球をペアで考える。(対になる球種を持たせる)
などだ
なんとか卓球にも応用できるのではないだろうか・・・・。
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2013年10月7日(月) |
「ブロック大会を終えて」 |
<第52回>
10月6日に東ブロック大会が終わり、残念なことに男子は予選を通過する事が出来なかった。まだまだ自分の力量不足を感じるところだ。ただブロック大会では卓球の力量不足だけではなく、チームとしての若さが出てしまったと思う。試合に行って何をしなければならないか、どんなふうに試合を見るのか。試合がないときはどんなことをしていなければならなかったのかなどいちから伝えなければと思った。
恩師に昔言われたことで
「知っているだろう、分かっているだろう、が一番怖い」という言葉を思い出した。
その思い込みが、思わぬところで失敗を招くということを教えられた。何事も基本から、チームはまた新しいスタートを切らなければならない。
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2013年10月6日(日) |
「試合の前日」 |
<第51回>
ブロック大会まであと一日となった。他のチームが前日にどんな練習をしているか、興味がある。特別なことはしない人もいれば、最後の仕上げをする人もいる。884先生は「試合で一番使う技術」を練習する事が大事と言われていたのを覚えている。私はありきたりだが団体戦を行う。最低2試合する。この団体戦は必ず、3−2ないし2−3になるようにオーダーを組む。男子対女子をする時もあれば、1年対2年でハンデをつけてやることもある。
前日の今日、この団体戦を行い、キーマンになるであろう選手をラストで2−2になる場面で対戦させた。それを残った選手に応援させた。2人はこの試合でどんどん成長していった。しんどい試合をしていれば絶対本番で追い込まれた時も、へこたれずに頑張るだろう。
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