2018年1月31日(水)
指導に意味を持たせる

形だけを伝えるのではなく、その形になった背景まで伝えるようにしたい。

そして、さらに指導に意味を持たせるためには、指導した内容がすぐに役立つような状況を作ってやることも大事だと思う。

2018年1月30日(火)
なぜそうするのかを理解させたい

私は、型にはめて教えるのは嫌い。

「バックのときは、人差し指をこうした方が手首が使えていいよ」
「左右に速く動けるように足は開いて構えた方がいいよ」
「球に力を加えるためにはこの方向に振った方がいいよ」

なぜ、そのように握るのか。
なぜ、そのように構えるのか。
なぜ、そのように振るのか。
その理由まで伝えるようにしたい。

2018年1月29日(月)

日本では、型を教える指導が多い。
これは武道に関係するのだろう。


「ラケットはこう握りなさい」
「構えはこうしなさい」
「スイングはここからここまで振りなさい」

2018年1月28日(日)
最初から教えすぎない

私が初心者指導で一番気をつけていたことは、
生徒に、楽しい・・・、面白い・・・、もっとやってみたい・・・、上手になりたい・・・と思わせること。

そのため、最初から教えすぎないようにしていた。
初心者が相手だと、ついついたくさんのことを教えようとしてしまうということはないだろうか?

一方的に教えられる(与えられる)よりも、教えてほしいと思ったときに教えてもらう方が、生徒はやる気になるだろう。

2018年1月27日(土)
初心者の指導

「初心者を指導するとき、どんなことに気をつければいいの?」

2018年1月26日(金)
レベルが上がってくると

ただし、大きく体重移動して踏み込んで打つと、速いラリーの中では次の球を犠牲にしてしまうようになる。
そのため、レベルが上がってくると、体重移動はどんどん小さくなっていく。


また、球を飛ばさないような体重移動も出てくる。

目的や優先順位をはっきりさせて、体重移動を考えていくべきだ。

2018年1月25日(木)
大は小を兼ねる

大きく体重移動することを身につけると、小さく体重移動することもできるようになる。

後ろ足から前足への大きな体重移動をやっていくことで、体重が移動する感覚を身につけることができたなら、後ろ足股関節から前足股関節への小さな距離でも体重を移すことができるようになる。

大きな動きから身につけていく方が、私はよいと思う。

2018年1月24日(水)
体重移動はラケットを振る方向に

初心者の段階では、球を飛ばすことを身につけるべき。
だから、体重移動して打つことを練習する。

体重移動で気をつけることは、体重移動の方向。
「球を飛ばす方向」=「ラケットを振る方向」に体重移動することが大事。


スマッシュのように、球を前に飛ばすときは、後ろから前へ。後ろ足から前足に体重を移動する。

ループドライブのように、前上方向に飛ばすときは、後ろ下から前上へ。後ろ足の低い位置から、前足の上方向に伸びるように体重移動する。


また、球を飛ばす方向へ体重移動することで、球が飛ぶコースも安定するようになる。

2018年1月23日(火)
体重移動は必要ない?

しっかりと体重移動して、踏み込んで打つことは必要ないという指導者がいる。

踏み込んで打ったら、次の球を打つための戻りが遅くなる・・・。

レベルが上がり速いラリーが中心だと、速く戻れるように体重移動を控えた方がよいだろうが・・・。

初心者の段階では、大げさに体重移動をする打ち方を学んだ方がよいと、私は考えている。

大きく体重移動ができるようになることが、小さく体重移動することにもつながると考えているからだ。

2018年1月22日(月)
体重移動

「しっかりと体重移動して打つようにとアドバイスされたんだけど、どんなことに気をつければいいの?」

生徒にこのように聞かれたら、あなたならどう答えるだろうか?

2018年1月21日(日)
次の球を予測

下回転サーブをツッツキでレシーブしたら・・・
相手は、ドライブで返してくるか、ツッツキで返してくるかという予測ができる。
もし、相手がドライブしてきた場合には、ツッツキでレシーブした位置よりも後ろに下がっていないと、その球をたたくことはできない。

相手のツッツキをドライブで返球したら・・・
相手は、ブロックで返してくるか、打って返してくるかとう予測ができる。
いずれにしても、ツッツキの球を打ったときよりも、後ろでプレーすることとなる。

次の球を予測して、後ろに下がっておく。

2018年1月20日(土)
人間は・・・

人間は、前や横に動くよりも後ろに下がるのが苦手で遅い。

だから、あらかじめ後ろに下がっておくのだ。

2018年1月19日(金)
下がるべし

ラリーになったときに気をつけることは、下がること。

ずっと前についてプレーしていないだろうか?


ラリーが上手な選手は、余裕がある。球との距離が適切に調整できている。打った後、下がっているのだ。

2018年1月18日(木)
ラリーが上手になりたい

「試合のとき、ラリーになると必ず先にミスしてしまう。ラリーが上手になりたいのだけど、どんなことに気をつければいいの?」

生徒にこのように聞かれたら、あなたならどう答えるだろうか?

2018年1月17日(水)
ラケットはかぶせすぎない


球を飛ばすためには、ラケットをかぶせすぎない方がよい。

理由は、ラケットの打球面を飛ばす方向に向けた状態で打球したときに球が一番よく飛ぶから。



親指を一番前に出すように振ることで、ラケット面が相手の方向に向くからだ。
  
         <後ろから見た図>


人差し指が一番前に出てしまうと、ラケット面がかぶさりすぎてしまう。
  
         <後ろから見た図>

2018年1月16日(火)
親指を前に

振り終わりにラケットをかぶせようとすると、振り終わりが巻き込むような動きになり、打球面が下を向いたり、自分の方を向いたりしてしまうような生徒が出てくる。

そこで、私は指導するとき、「ラケットを持った手の親指を一番前に出すように」とアドバイスしている。(シェークハンドの場合)

2018年1月15日(月)
打ち終わりの打球面

ラケットをかぶせるのは、球に前進回転を与え相手コートに落ちるようにするため。

ただし、ラケットをかぶせることで、打ち終わったときのラケットの打球面が下を向いてしまうのはダメ。

打ち終わりのラケットの打球面は相手の方に向いていなければならない。

2018年1月14日(日)
振り終わりの面

「振り終わりはラケットをかぶせるようにとアドバイスされたんだけど、どのようにラケットをかぶせればいいの?」

生徒にこのように聞かれたら、あなたならどう答えるだろうか?

2018年1月13日(土)
スイングで意識するところ

このことから、

ツッツキなどの逆回転で返球する打法では、ラケットに当たった後のスイングを意識する。

そして、下回転に対してドライブしたり、上回転に対してカットをしたりと順回転で返球する打法では、ラケットに当たるまでのバックスイングを意識する。

球が安定しないとき、ここに意識して修正するとよい。

2018年1月12日(金)
順回転か逆回転かで使い分ける

「前進回転のボールに対しては、飛ばさない小さなスイングで、下回転のボールに対しては、飛ばす大きなスイングでと使い分ける。」と書いたが、説明が足らなかったので、改めて詳しく書くことにする。


順回転で返すときはバックスイングを大きく。
逆回転で返すときはバックスイングを小さく。


順回転で返す場合は、球の回転方向とラケットを動かす方向が同じなので、ラケットからの力を球に伝えるためには、球の回転スピード以上にラケットのスイングスピードが必要となる。そのため、ラケットにぶりをつけるために、大きなバックスイングが必要になる。

逆回転で返す場合は、球の回転方向とラケットを動かす方向が逆になるので、ラケットを速く動かすと、ぶつかりが強くなりすぎて、コントロールが難しくなる。そのため、バックスイングではラケットをほとんど動かさず、打球すると同時にスイングスピードを上げるようにする。


だから、前進回転(ドライブ)を前進回転(ドライブ)で返すときは、逆回転で返すことになるので、バックスイングを小さくした「小さなスイング」となる。

また、下回転(ツッツキ、カット)を前進回転(ドライブ)で返すときは、順回転で返すことになるので、バックスイングが大きい「大きなスイング」となる。

2018年1月11日(木)
打球までに時間があるかないか

遅いボールに対して返球するときのように打球までに時間があるときは大きなスイングで、速いボールに対して返球するときのように打球までに時間がないときは小さなスイングでと使い分ける。

2018年1月10日(水)
球を飛ばすか飛ばさないか

台から離れてプレーするときは、飛ばす大きなスイングで、台の近くでプレーするときは、飛ばさない小さなスイングでと使い分ける。

前進回転のボールに対しては、飛ばさない小さなスイングで、下回転のボールに対しては、飛ばす大きなスイングでと使い分ける。

2018年1月9日(火)
スイングの大小の使い分け

スイングの大小を使い分ける判断基準は次の2点。

・球を飛ばすか飛ばさないか

・打球までに時間があるかないか

2018年1月8日(月)
バックスイングの大小

バックスイングを変えてやることで、小さなスイングと大きなスイングを振り分ける。

小さなスイングのときはバックスイングを小さく、そして、大きなスイングのときはバックスイングを大きくとる。

2018年1月7日(日)
スイングの大小の使い分け

「小さなスイングと大きなスイングを使い分けるようにアドバイスされたんだけど、どのように使い分ければいいの?」

生徒にこのように聞かれたら、あなたならどう答えるだろうか?

2018年1月6日(土)
速いドライブは頂点

速いドライブを打つときは、ほぼ水平にスイングするので、打球点は頂点が基本となる。

 

2018年1月5日(金)
ドライブは頂点後

打球点の基本は、球が飛んでくる軌道とスイングの軌道ができるだけ多く重なる位置。

理由は、その位置だと少々タイミングがずれても(打球点がずれても)、空振りしたりラケットの角に当たったりといったミスをしにくいからだ。

だから、ドライブの打球点は頂点後が基本となる。

 

2018年1月4日(木)
打球点

「ドライブは頂点前、頂点、頂点後のどこで打つのがいいの?」

生徒にこのように聞かれたら、あなたならどう答えるだろうか?

2018年1月3日(水)
自然とひじの位置が動く

刀を抜くようにバック(ハンド)を振ると、ひじの位置が前方向に動き、肩関節を使った打ち方になるので、より強い力を加えることができる。
   

2018年1月2日(火)
刀を抜くようにする?

「バック(ハンド)は刀を抜くようにとアドバイスされたんだけど、どうして刀を抜くようにするの?」

生徒にこのように聞かれたら、あなたならどう答えるだろうか?

2018年1月1日(月)
スタート

今年もよろしくお願いします。

   
        (息子作)

指導者として新しいことにチャレンジする予定。
また、卓球指導も頑張る予定。

どんな時も自分らしさを出していきたい。