2014年1月31日(金)
久しぶりの現場

明日は備西の講習会。
楽しみだ。

・・・準備ができてないのだが。

2014年1月30日(木)
粒高指導で気をつけていたこと

バックスイングはできるだけ小さく
 大きくバックスイングをとっていたら、その時点でどんな球がとんでくるかわかってしまう。相手に読ませないようにするためにも、小さなスイングが大事。
 また、ラケットは、常に前にあった方がいい。粒高にとって、打球するときにラケットを引く打法が重要だからだ。大きくバックスイングをとり、強く当てるばかの打法だけではダメ。


攻撃するときは横回転を入れる
 粒高で裏ラバーのような攻撃をすると、ネットミスやオーバーミスになり不安定。縦方向の回転の向きに力を加えると、どれくらい滑るかを調整するのが難しいためだ。そこで、横方向の回転の向きに力を加えてやり、流すような打ち方にする。

体の近くで打球する
 粒高選手がミスしやすいのは、体から離れた場所。面の微調整が難しいからだ。できるだけ肘を曲げた状態で打球する。

2014年1月29日(水)
用具

粒高ラバーの種類は多い。
様々なラバーがあり、ラバーによって変化が全然違ってくる。
粒高ラバーで勝つための一番の近道は、
誰も使っていないラバーを使うことなのかもしれない。

自分は粒高ラバーは苦手だったので、
用具を極めることはあまりしていなかった。

用具で気にしていたのは、
強いドライブを打たれたときに、小さく止めることのできる用具かどうかということ。
どんな用具でも技術で小さく止めることはできるのだが、それが簡単にできる方がよい。
そこで、当てただけで止まる(飛びすぎない)ラケットとラバーを選ぶようになる。

粒高ラバーでは、どんなに強く打っても(攻撃しても)、裏ラバーのように球が飛んでいかないので、相手が台から距離をとって待っていると、どんどん狙われてしまう。
そこで、前に止める球が必要となってくるのだ。

前に止めることができる用具を選ぶことが重要だ。

2014年1月28日(火)
何で勝負するか

粒高ラバーは何で勝負するか?

「回転の変化」
 と言っても、回転をかけることは苦手なので、相手の回転をどれ位残すかの変化。


「タイミングのはやさ」
 スピードのある球は打てないので、タイミングはやく返球し、時間的な余裕を与えないことで相手を崩す。


「コース」
 左右の厳しいコースを狙うのはもちろんだが、前後に大きく揺さぶることが大事。特に、前に止めることが重要となる。

2014年1月27日(月)
面の角度

粒高ラバーはズルッと滑るので、相手の球の軌道に対してラケットの面を立てるようにして打つ。

裏ラバーだと、ひっかかるので、ラケットの面を傾けることで相手の回転を吸収して返すようになる。
例えば、下回転に対しては、面を上に向けて返す。
更に、そこからスイングして返そうとすると、ラケットの面の方向と返球したい方向が違うので、薄く当てて回転をかけて返すようになる。

それに対して、
粒高ラバーは、ズルッと滑るので、ラケットの面を傾けて薄く当てて返すことはできない。
だから、球の軌道に対して、垂直に近い面で返球するようになる。
強く打ったり、自分から回転をかけたりするときは特にそうなる。
だから、(少し)面をかぶせて(カウンター)ドライブするときは、球がバウンドして上がりかけを打ち、
面を立ててアタックするときは頂点を打ち、
面を(少し)上向きにしてカットしたり流したりするときは(頂点を過ぎて)下がり気味を打つ。

※図がないのでわからないと思います。ごめんなさい。土曜日の講習会の時は図入りのプリントを用意します。

2014年1月26日(日)
地面が「スポンジ」か「木」かの違い

粒高ラバーで、スポンジがあるのとないのとでは粒の倒れ方に違いが出てくる。

地震が来たとき、やわらかい地面に建っているビルは根元から倒れやすい。
(そうならないように、実際は地面の深くまで杭を打つのだが・・・)

また、

地震が来たとき、かたい地面に建っているビルは根元がしっかりしているので、途中がポキリと折れやすい。
(もちろん、そうならないようにユラユラゆれるようにつくられているのだが・・・)

粒高ラバーも同じ、
スポンジの上に粒があると、地面がやわらかいので、粒は倒れやすくなり、しかも根元から倒れやすい。

スポンジがなく木の上に粒があると、地面がかたいので、根元がしっかりしていて倒れにくい。粒が根元から倒れてしまうことはない。

というわけで、一枚ラバーの方が粒が倒れにくく、強い球に対しても粒が倒れて固まってしまうことがないのでいつもぐらぐらしてくれる。一枚ラバーにすると変化が大きくなったように感じるのはそのため。
ただし、一枚ラバーは粒を全部倒して固めて打つというような打ち方はやりにくくなる。

2014年1月25日(土)
ラケットの動かし方A

粒高ラバーに球が強く当たると、
粒は大きく倒れてこれ以上倒れなくなり固まる。
こうなると、ズルッとすべる粒高ラバーの特徴は消える。

相手の回転をたくさん残して返すには、
球が強く当たらないようにする。
強いドライブに対しては、ラケットを少し後ろに引きながら当てる。
こうすると、粒がぐらぐらする状態で球が当たるので、回転が残って返球されるようになる。

2014年1月24日(金)
ラケットの動かし方@

ズルッとすべるのが粒高ラバーの特徴なので、
その長所を出すためには、
粒がぐらぐらする状態の方がよい。
粒が大きく倒れてしまわないように使ってやるとよい。


上回転(ドライブ)が来たら→ラケットを下に動かし、
下回転(ツッツキやカット)が来たら→ラケットを上に動かし、
右回転が来たら→ラケットを左に動かし、
左回転が来たら→ラケットを右に動かす。
回転と同じ方向にラケットを動かすと、
粒が大きく横に倒れ(固まり)にくく、回転がそのまま残る。

2014年1月23日(木)
粒高ラバーについてA

砂利道をロードローラーで踏み固めると、
ズルッとなることはなく、すべりにくくなる。


粒高ラバーも同じで、
粒がぐらぐらしないように強い力で倒して固めてしまえば、すべりにくくなるのだ。

だから、粒高の効果(すべること)を出すためには、
粒が倒れてしまわないように、
弱く(薄く)当てたり、
粒が倒れる方向にラケットを動かしたりするとよい。

2014年1月22日(水)
粒高ラバーについて@

回転がかかった球を粒高ラバーで打球すると、
砂利道の上のようにズルッとすべりながら跳ね返るので、回転がそのまま残ってとんでいく。

上回転の球が→下回転になって返球されたり、
下回転の球が→上回転になって返球されたりするのはそのため。
球の回転の方向自体は変わっていない。


粒高ラバーがなぜズルッとすべるかというと、
粒が細くて長いため、砂利道の砂利のように粒の先の部分がぐらぐら動くから。
だから、よりぐらぐら動く細長い粒の方がすべりやすく、回転が残って返球されやすい。

また、球との接触面積が小さいのもすべる理由。
裏ラバーは、べたーっと広い部分が球に当たるのですべらない。
これに対して、粒高ラバーは細い粒がいっぱいで、球と接触するのは少しの部分となる。

2014年1月21日(火)
ラバーを例えると

裏ラバーは、「キュッ」とひっかかる。
アンチラバーは、「ツルッ」とすべる。
粒高ラバーは(基本的に)、「ズルッ」とすべる。

例えば、自転車で急ブレーキをかけるとする。
アスファルトの上ではキュッと止まる。(裏ラバー)
氷の上ではツルッとすべる。(アンチラバー)
砂利道ではズルッとすべる。(粒高ラバー)

こんな感じ。

2014年1月20日(月)
指導者講習会

今度備西の指導者講習会がある。
自分は粒高選手の育成法について講習を頼まれた。

特別に粒高選手の育成が得意なわけではない。
どちらかというと、苦手!?

過去15年間で自分が指導した粒高選手のうち、
中3の最後まで粒高ラバーだけで勝負していたのは1人だけ。
ペン粒高の選手はみんな中3の時には表や一枚ラバーに変えた。
シェークのバック粒の選手も、多くが裏や表ラバーに変えた。

その理由は、粒高を極める指導に不安があったから。
この不安とは、自分の指導自体の不安と、選手の将来の不安。

自分にとって、粒高ラバーを指導することは覚悟が必要なことだった。

2014年1月19日(日)
最近読んだ本「感動の条件」

「お母さん、何で僕は勉強しなきゃいけないの?」

一昔前の代表的なお母さんの答えはこうでした。
「立派な人になって世の中の役に立つ人間になるため。だから、あなたは勉強するんだよ」

今はこんな言葉が主流になっているのではないでしょうか。
「あなたが勉強していい大学に行くと、いい会社に就職できて、いいところの人と結婚できて幸せになるの。だから自分のために勉強するんだよ」

人は、自分だけのために行動するより、大切な人のために行動する方が本来持った力が出せる生き物なのです。
自分だけのために勉強するのでは、甘さも呼び込みがちになり、「ま、いいか、このへんで」と中途半端なところでやめてしまいがちになります。
ところが、大切な誰かを喜ばせようとして勉強していくと、「自分のため」だと絶対に出てこない集中力や継続力が発揮できるのです。

また、自分だけのために頑張る人には、本人の親でもない限り応援してくれる人は少ないでしょう。
これに対して、自分以外の人のために頑張る人には、なぜか応援してくれる人が集まってきます。

最近読んだ本「感動の条件」(永松茂久著)より。

この本を読みながら、
今の自分自身の仕事について真剣に考えてみた。
「誰のためにやってるのだろう」
「何のためにやってるのだろう」
・・・。

2014年1月18日(土)
全中ベスト8

<昔話85>
準々決勝の相手は明徳義塾。
冬に練習試合に行っていたので相手の力は把握していた。
自分も生徒も勝つ気でいた。

予選リーグのオーダーを見たのか、相手のエースは4番に来た。
こちらはそれを予想していたので、エースを1番に出していたので、まず1本取った。
2番は、こちらの3番手と相手の2番手。その試合がもつれてゲームオールになった。結局8本で取られ2−3で負けた。
ダブルスは1ゲーム取ったが負け。
4番は相手のエースに0−3でやられた。

もし、ラスト5番まで回っていたら、相手のカットマンにこちらの2番手が勝っていただろう。(練習試合では勝っていた)

自分たちの力を十分に出すことができ、ベスト8に入ることができた。
この年の公立中の中では1番の成績だった。

2014年1月17日(金)
決勝トーナメント1回戦突破

<昔話84>
予選リーグは2試合とも同じオーダーで、
5−0、4−1で勝利し1位抜けだった。
2度目の優秀13校表彰を受け、
全国大会で4枚目の賞状をもらった。


決勝トーナメントの組合せは、抽選で決まる。
13校中、私立中が6校入った。
運良く、決勝トーナメントの1回戦は私立中ではなかった。
1回戦の対戦相手は長森南。
シングルの4人に力がある。

相手のエースは、全国でも有名な選手。
エース対決では勝ち目が低いが、ダブルスは、こちらの方が力がある。
ということは、相手チームはエース対決にくるだろう。

ここで、予選リーグのオーダーが活きる。
相手チームはエースを4番に出すだろうから、
4番は外してこちらのエースを1番に、そして、2番手をラストに出すことにした。

決勝トーナメント1回戦、オーダーがバッチリ当たって、3−2で勝った。

2014年1月16日(木)
予選リーグのオーダー

<昔話83>
前の年もそうだったが、
予選リーグの対戦相手が何度も練習試合をやった学校だったのはよかった。
変に緊張せず、自分たちの力をしっかり出すことができた。

予選リーグで工夫したことは、オーダー。
エースを4番に出した。

その理由は2つあった。

@自分のチームの2番手、3番手の出来が重要だと思っていたので、
前半に出してできるだけリラックスした状態で試合をさせたかったため。

A決勝トーナメントのオーダーを有利にするため。全中は、1日目には予選リーグの2試合しかない。決勝トーナメントの試合は次の日。そのため、1日目の試合結果(オーダー)を相手チームは研究することができる。そのことを考えて、見せるためのオーダーとした。

2014年1月15日(水)
お盆は練習試合

<昔話82>
毎年、全中の直前のお盆は、
全中に出るチームと練習試合をした。
その年も、冬からずっと練習試合をしてきて、
初の全中行きを決めていた四国のチームが来てくれた。
お互いを高め合った。
(自分はキャンプに行っていたのだが・・・。


全中の組合せを見て、びっくり。
直前に練習試合をしたそのチームと同じリーグに入っていた。

2014年1月14日(火)
お盆は休んでキャンプに

<昔話81>
その頃は、
休みの日は基本1日練だった。

半日練習をした記憶がない。
朝練は毎日、午後練も水曜以外は毎日やった。
夜練は、週に5日。(金曜と日曜だけがなかった。)
めちゃくちゃやっていた。
それは、
そこまでやらないと全国で勝てないことを自分は知っていたからだ。


ただ、ここまでやると、そのうちに家庭が壊れる。
そこで、毎年、中国大会が終わった後のお盆の3日〜4日間は、自分だけは練習を休んで、家族と一緒にキャンプに行っていた。全中前の大事な時間だが、その間の練習はスポ少の監督にお願いした。

他競技で全中に出場する先生に、
「宿泊や交通手段の準備、練習の仕上げと、めちゃくちゃ忙しいはずなのに、キャンプに行くのか。さすが毎年出場していると余裕だなあ」 
と言われたことがある。

でも、自分にとってはこのキャンプはとても大事で、
家庭を壊さないためには絶対に必要だった。

2014年1月13日(月)
中国大会優勝

<昔話80>
県大会を2位通過で中国大会に出場すると、
予選の組合せがきつくなる。
必ず他県の1位と対戦するようになるし、組合せが悪ければ他県の1位が同リーグに2校入ることもある。
ただ、そんなことはあまり気にしていなかった。他県の1位のどのチームにも勝つ自信があった。
唯一不安なのは長船。岡山県同士は決勝まであたらないので、決勝戦が勝負だと思っていた。


中国大会本番、予選を1位通過し勝ち上がっていった。そして、決勝戦の相手は予定通り長船。
予定通りのオーダーで、予定通り勝利することができた。

中国大会初優勝。
次は全中で勝ち上がるぞ。

2014年1月12日(日)
3年目の夏

<昔話79>
3年目の夏、勝負の時。

メンバー的にも今までで一番。

全中で勝ち上がるためには、シードが必要。
前年度、中国ブロック代表のチームで、全中の予選リーグを抜けたのは、1校(自分の学校)だけだった。
だから今年度の中国ブロックの全中シードは1つ。
中国大会で優勝しないと、全中では勝ち上がれない。
まず、目の前の目標は’中国大会優勝’になった。

夏の県総体の決勝。
頭の中には、中国大会の決勝のことがあった。

決勝の相手’長船’は強い。
強い1年生が入り、シングル4人が強くなった。
こちらは、エースとダブルスで2本は取れるが、
2番手以降の勝負では負けることが多い。
確実に勝つためには、
自分のチームの2番手、3番手の選手が力を出さないとダメ。だから、前半に出し、思い切ってプレーさせよう。
相手の4番手が前半にくるだろうから、前半で1本取る。ダブルスで2本目を取って、もう1本はエースで取る。
自分のチームのエースを相手の1番手か2番手に当てたかったが、外れる可能性がある。確実に勝つためには、最低相手の3番手に当てる必要がある。相手の3番手はいつもラストに出ていたので、そこに自分のチームのエースを当てることにした。
前半で相手の4番手に1本とれば、こちらの勝ちだ。
このオーダーが、一番勝つ確率が高い。

’長船’は、中国大会でも決勝まで上がってくるだろう。県大会で、そのオーダーを見せたら、中国大会の決勝で困る。だから、中国大会決勝までとっておくことにした。
県総体の決勝は、強い順に並べて戦った。
結果は、2−3で負け。

県大会2位で中国大会に進むことになった。

2014年1月11日(土)
全国選抜ベスト16

<昔話78>
この学校で2回目の全国選抜。
昨年は、2位トーナメントで優勝。
そして、夏の全中は予選リーグ突破していた。
今回の全国選抜ではベスト4を目標にすると生徒に伝えていた。

予選リーグは、余裕をもって通過。
決勝トーナメントに進む16校は表彰してもらえる。
全国大会で3枚目の賞状をもらった。

決勝トーナメントの1回戦の相手は塩釜第二。

接戦の末、2−3で負けた。
勝てない相手ではなかった。

後から考えれば、自分のアドバイスが駄目だった。
プレーのアラばかりが気になり、的確に作戦を伝えることができていなかった。
・・・反省。
ベスト16に終わった。

相手チームの塩釜第二は、勝ち上がり3位になった。
あのとき、自分が的確なアドバイスをしておけば、自分のチームが3位に入っていたと思う。
この失敗は、次に生かされることになった。

2014年1月10日(金)
ラストにエースのオーダー

<昔話77>
選抜予選の決勝戦では、
ラスト5番に自分のチームのエースを出した。

そのオーダーは、前日に決めていた。
決勝戦の相手は、西大寺の可能性が高い。
秋季大会優勝は長船だったが、長船はシングル3点取りのチーム。
長船が準決勝で戦う西大寺には、その3人に勝つスーパーエースがいる。
3/4の確率で、西大寺が勝つはず。
ということで、対西大寺のオーダーを考えていた。

西大寺との対戦を考えると、
・エース対決では取られる可能性が高い。
・相手の2番手は粒高。この粒高がラストにきたら、自分のチームの2番手や3番手では負ける可能性がある。相手チームの監督はそれを狙ってくるだろう。
・ダブルスは、練習試合では勝っているが何があるかわからない。
・・・
いろいろなことを考えて、
一番勝つ確率の高いオーダーを決めた。
ラストにエースとなった。

本番では、
結局、ラストまでまわらず3−1で勝ったのだが、

ラストにエースが控えているということで、他の選手がのびのびプレーすることができた。

    

2014年1月9日(木)
全国選抜予選優勝

<昔話76>
選抜予選では1位だった。

この学校で2度目の全国選抜大会出場が決定した。

このときの選抜予選。
朝、保護者から電話があった。
「38度の熱があるんですが、
『熱があっても行く。俺がいないと勝てない。』
と本人が言っているので、連れて行きます。」

この生徒が、決勝でも1本取って全国行きを決めた。
この生徒、普段から、
『勉強はいつでもできる。卓球は今しかできない。』と、
卓球に打ち込んでいた。
すごい奴だった。

2014年1月8日(水)
2年目の秋季大会

<昔話75>
2年目の県秋季大会は2位。

決勝戦では長船中に負けたのだが、
その時の試合を全く覚えていない。

当時の自分は、常に全国大会という頭があったので、次につながらない秋季大会の優勝には、あまりこだわっていなかった。
むしろ、秋季大会で負けていた方が、冬の練習に気合いが入るのでよいという考えだった。

2014年1月7日(火)
新しい学校2年目

<昔話74>
2校目に転勤して2年目の夏、全中で予選リーグを突破し優秀13校表彰を受けた。

何してたんだろうと、その頃のノートを開く。

山陽女子に練習試合に行っていた。
当時の山陽女子は全国優勝していた。

個人の成績は、「27勝78敗」
山陽女子は1敗につきグランド15周だった。
自分の学校がそれをやっていたら、
25敗していた生徒がいるので・・・75km!

山陽女子の生徒は、
脱いだ服を壁際にきちんとたたんで並べてあった。

いろいろな場面で、全国1位の学校との差を感じた。


また、
明徳義塾に練習試合に行っていた。
個人の成績は、「19勝47敗」

練習を一緒にさせてもらって感じたことは、
’質が高い’ということ。
1本1本の重みが違った。
ただ、練習の内容はほとんど変わらなかった。


貴重な経験を積み重ねていった。

2014年1月6日(月)
子供が教えてくれること

「 そうさ。すべての子供は素晴らしい才能を持って生まれてくる。大人になっても、自分の才能を開花させることができない子供が多いのは、周りの大人がその才能を奪うからだ。そして子供の持つ素晴らしさを奪って、自分のようにつまらない大人にすることを教育だと思っている。

 小さな子供を見てごらん。
 コップに飲み物を注ぐことだって、失敗を恐れず何度も挑戦したがる。

 その心を持ち続けたまま大人になれる人間がはたしてどれだけいるだろうか。

 大人になると、失敗を恐れて挑戦しなくなる人がほとんどだろう。失敗したら怒られるかなとか、笑われるかなと考えて、挑戦そのものをしなくなるのは子供ではなく大人の方だ。そう考えると、本当は大人が子供から学ばなければならないということがわかるだろう?」

(「母さんのコロッケ」喜多川泰著より)

2014年1月5日(日)
「失敗していいのよ」

 子どもができるようになったことよりも、できないことばかり目がいくようになると、子どもはその期待に応えようとして、どんどん失敗できなくなっていくわ。

 お母さんは、みんなから遅れていることを極端に恐れるあまり、幼稚園の頃から、小学校で習う英語や算数の勉強をさせたり、先取り学習で塾に入れようとしたりして、どんどん、できないことをなくそうとするのよ。

 でもね、人間は一人ひとり違うでしょ。

 みんなができることが、できないことだってあっていいのよ。それがあるってことは、逆に自分しかできないことがあるってことだもの。

 お母さんって難しいわね。

 子供が生まれたばかりのときは、明るくて、元気で、のびのび育ってくれればそれでいいって思っているの。ところが、お母さんの不安が習慣化すると、いつの間にか、全然違うことを子どもに要求して育てているのね

・・・

 転んでも自分で立ち上がる力を持っているわ。

 多少の壁なんて自分で乗り越えていけるはずよ。

 だから、あなたがしてあげなければならないことは、子どもたちが小さかった頃とは変わってきていると思うのよ。

 そうしないと、そのうち、転んでも自分で立ち上がることすらできなくなっちゃうでしょ。

 もっともっと失敗していいのよ。子どもたちも。そして、あなたも」

(「おいべっさんと不思議な母子」喜多川泰著より)

2014年1月4日(土)

「本気でやれば何だって面白い。
そして本気でやっているものの中にしか、夢は湧いてこない。」

「『夢を探す』という言葉を使う人がいるが、探しても見つかりっこない。」

「夢というのは、自分の内側にしかないものなんだ。」

「『計算』ではなく『情熱』をベースに行動している。」

「情熱を持ってやっていることの先には、
彼らなりの『夢』がしっかりとある。」

「本気で生きる人には、必ずその夢の実現を応援する人が現れる。」

(「スタートライン」喜多川泰著より)

2014年1月3日(金)
自分自身

「スタートライン」(喜多川泰著)の中の宮下先生の言葉。

「人間は本気になれば、
とてつもなく大きなことを成し遂げられる存在だ。
じゃけど、ほとんどの人は
『どうせ自分には無理だ』と思っている。


自分の心にブレーキをかけているのは
自分自身だってことに気づいてない。


俺の役割は、俺が出会うすべての生徒の
心のブレーキを外すことや。

おまえたちは何だってできる」

2014年1月2日(木)
選手のやる気を引き出すために

『チームがメンバーへ与えることのできる魅力には、大きく分けて二つのものがあります。

 一つは物質的報酬です。たとえば、給与や賞与やインセンティブなどのお金。有給休暇や夏季冬季休暇などの時間。寮・社宅や海外旅行などの福利厚生。これらの物質をメンバーへ与えることでやる気を引き出すのが物質的な報酬です。

 もう一つ忘れてはならないのが精神的報酬です。たとえば、ほめること、認めてあげること、愛情を注ぐこと。やりがいを感じさせてあげること、誇りを感じさせてあげること。仲間たちとの連帯感を感じさせてあげること。まさにメンバーの精神へ働きかけ物質に頼らずにやる気を引き出すのが精神的な報酬です。

・・・

 優れたチームは例外なく後者の「精神的報酬」を存分に活用しています。つまり常勝チームは「精神的報酬」の活用がうまい、といえるのです。』

(「チームのルール」小倉 広著より)

2014年1月1日(水)
あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
  

今年の自分の目標
 「まわりの人に喜んでもらう」
 「自分にしかできないことをする」
 「常に挑戦する」