試合でアドバイスするときは、練習で繰り返し伝えてきたことの中から厳選して言うようにしている。
例えば、私がバッティングについて、息子に繰り返し言ってきたことは、
@体の回転軸が垂直になるように、まっすぐ立つこと
A重力を使えるように、振り始めのグリップの位置は高くすること
B体と手が一体となるように、わきをしめること
C前方向に力が伝わるように、前足をまっすぐ前(ピッチャー方向)に出すこと
D体の回転がスムーズにできるように、前足を踏み込み過ぎないようにすること
E手を返すのが打球後になるように、振り終わりのグリップの位置を高くすること
試合では、何が上手くいっていないのかを判断して、BとEをアドバイスした。
練習(バッティングセンター)で繰り返し言ってきたことなので、息子は何をどう直せば良いのかがわかる。アドバイスの内容が正確に伝わるのだ。
もし、試合のときに、練習で言ったことがないようなアドバイスをしたとすると、選手は混乱するだろう。
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