小学生や中学生を指導するときに、一番気をつけていることは、フォアハンドで体を回転させること。
理由は、強い球を打つことができる打ち方を身につけてほしいから。
体を回転させるためには、打球点は体の横よりも前になる。
体の回転は後ろから回しはじめるのではなく、ほぼ横からスタートして前を大きく回す感じ。
だから、強打のときの振り終わりでは、ラケットハンドの肩が前に出るくらいまで回すようになる。
そのとき、反対の肩は回しすぎないようにする。体の回転を止める役目をするからだ。
体の横や、体の後ろで打球したのでは、体が回転せずに手だけで打つ打ち方になりやすいので、ダメ。
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