何をするときにも、常に考えてほしい・・・ 何のためにするのかを。
他チームの練習を参考にするとき、 「強いチームの監督から練習法を聞いたので、真似をしてやってみる」ではダメだ。 「強いチームの監督から○○を伸ばすための練習法を聞いたので、自分のチーム用にアレンジして○○を伸ばす練習に取り組んでみる」 練習を真似するのが目的になってはいけない。選手の力を伸ばすのが目的だ。そのためには、練習のやり方だけに目を向けるのではなく、なぜその練習をするのかという指導者の考えに目を向ける必要がある。
私は、指導者は練習法や戦術などでどんどん新しいアイデアを出すべきだと思っている。 人と同じことをやっていてもダメだ。 ピタゴラスイッチを見ていると、毎回、新しいアイデアのものが登場するので、とても刺激になり、参考になる。
「ピタゴラスイッチ」が大好きな3歳の息子。 今日も録画しているのを繰り返し見ていた。 その中でも大好きなのがピタゴラ装置。 様々な仕掛けで、ゴールまで進んでいく。 見ていてワクワクしてくる。 ピタゴラ装置を見ていると、日本の力ってすごいなあと思う。
指導するとき、なぜそうするかの理由がきちんと説明できるだろうか? 指導者には、説明できるように学んでほしいと思う。
この前は、小学生を指導した。 普段を見ていないので、気になるところだけを部分的にアドバイスした。 私が指導するときは、なぜそうするのかの理由をつけて伝えるようにしている。もちろん、小学生にもわかることばで。 指導は本当に楽しい。
指導者が、”本気で”生徒一人一人を成長させようと考えているチームは、冬を越すと見違えるようになるだろう。 強くなるチームは、冬に伸びる。
当たり前のことだが・・・ 「チームづくりは、人づくり」
私がチーム作りを考えるときの基準は、選手一人一人。 3年生の夏にどのような人間になってほしいか、一人一人の目標を設定する。そして、それをもとにチームをどのように作るかを考えていく。 だから、年によって、チームのカラーは変わってくる。
2週間後は県大会。 新チームになると、どのチームが勝つのか? 夏は強かったけど、3年生が抜けたら勝ち上がれないというのは、指導者の責任。 毎年勝ち上がることのできるチームを作ってほしい。
台風やインフルエンザなど、予期せぬことに遭遇したとき、練習をするかどうかで悩むことがあるだろう。練習を休んでしまうことをとても不安に思ってしまうからだ。 だから、私は、台風やインフルエンザで練習できなくなってもいいように、常に+αの練習をするようにしていた。突然練習が休みになっても、「貯金があるから」と思えるように。 そのときになって、ジタバタするようではダメだ。
裏面ドライブ男から久しぶりの原稿。 新チームで頑張っているようだ。 彼のチームは1年生中心。 チームがどうかの判断は、他の強豪チームの1年生と比べて強いかどうかだ。 勝負の世界では、結果で判断される。 早く結果を出してほしい。
今週の練習は・・・試験週間なのでお休み。 勉強も大事。
初心者相手に、ドライブ対カットの続ける練習なんてできるわけないだろう・・・ そう思っている指導者は一生できない。 指導者が勝手に限界を決めていないだろうか? そのときの練習では、5往復続いた。 5往復続くということは、10往復続く可能性がある。 10往復続けば、すぐに、50往復、100往復と続くようになるだろう。 その頃には、下回転をドライブすることなんて、簡単なことになっている。
1対1の練習だったので、カットで相手をして、ドライブ対カットで続ける練習をした。 回転のかかっていないカットを送ってやり、そのカットの球を、ラケットにのせて打つようにさせた。 自分が打った球に責任をもたせるようにするためには、続ける練習がよい。
初心者の初期指導の場合、球をこするというイメージは捨てて、下回転の球をラケットの上にのせて返すように指導する。 ラケットの角度は、垂直よりも少し上向きにして、バックスイングはとらず、ラケットに球をのせて上に持ち上げる感じ。できるだけ、弾かないように球に当てる。 まず、この練習をすることで、「球を弾かない=薄く当てる」という感覚を身につけていく。
スマッシュの練習の後に、ドライブの練習をした。 スマッシュは球を強く弾くように打っていだが、ドライブではできるだけ弾かないような打ち方を練習していく。
スイングは、後ろ小さく、前大きく。 腕でのバックスイングは、あまり必要ない。体を回して横向きになるので、腕を後ろに引かなくても十分にラケットが後ろにあるからだ。 前へのスイングは大きくする。相手コートに向けてラケットとひじと肩を出すようにする。 回転の力を球に伝えるためには、前を大きくした方がよいのだ。
足のつま先の向きに注意する。 足のつま先の向きで体の回転の始まりと終わりが決まるからだ。 @スイングの始まりでは、ラケットを持つ方の肩が一番後ろになるように、体を横向きにする。そのためには、ラケットを持つ方の足のつま先が横向きになるようにする。 Aスイングの終わりでは、ラケットを持つ方の肩が前に出た位置で体の回転が止まるように、ラケットを持たない方の足のつま先を前向き(球を飛ばす方向)にする。
続ける練習をしていると、面を作って押す打ち方になるので、体の回転を使わず手だけの動きになってしまう。 そこで、続ける練習をするときは、同時に、体の回転を使う練習も行うようにする。 今回は、体の回転を使って強くスマッシュを打つ練習をした。
前回ラケットの面とスイングの方向を指導したので、今回は細かいことを言わずに、続ける練習をした。 ゆっくりと続ける練習をやっていけば、自然に、ラケットの面が安定し、スイングの方向も定まってくる。 前回50往復続いていたのが、今回は270往復まで増えた。
当たり前のことだが、普通の乗用車ではシートがフラット(平ら)にならない。 また、カーテンも付いていない。 子どもが昼寝するのにも不便だ。 今、キャンピングカーのありがたみを感じている。
3日間、車中泊で旅の計画。 キャンピングカーだからできること。 しかし、金曜日に後ろから追突されて愛車は入院することに。 仕方ないので、代車を走らせ、無料のキャンプ場でテントを張りながら旅をした。 やっぱり、キャンピングカーがいいなぁ。
心がけているのは、指導した後に「上手になった」と本人に感じさせるようにすること。 そう感じると、また指導を受けたくなる。
スイングの方向は、球を飛ばす方向。 だから、ラケットの軌道は、円ではなく、直線+円となる。 上から見ると、ひらがなの「し」の形だ。
ラケットの面は相手コートに向けた状態(当てただけで入る面の角度)で打球する。 打球した後は少しかぶせる。手首を動かすのではなく、ひじから先の腕を回転させる。 そして、スイングの終わりでは、ラケットの先を相手方向に向け、ひじを伸ばす。
久しぶりの卓球の指導。 相手は初心者だ。 初回の練習では、ラケットの面とスイングの方向を指導した。
ある中学校の1年生女子に聞くと、 「2年生は20人くらいなのだが、1年生は50人くらいいる」 と教えてくれた。 卓球台が足らないだろうなあ・・・。
1日は24時間。 「時間」は、みんなに平等に与えられている。 死ぬまでの限られた時間をどう使うかで、その人の人生が決まっている。 過ぎていった時間は決して戻ってこない。 さて、自分は、目の前の「今」という時間を全力で過ごすことができているだろうか?
ずっと卓球界から離れていたが、少し関わりができそうになってきた。
「運が悪かったから負けた」 「運が良かったから勝てた」 そんなことばは使いたくない。 ジャンケンなどは別として、勝敗には必ずそうなった原因(勝因や敗因)がある。 決して、運で決まったのではない。 原因をはっきりさせて、次の試合に生かすことが大事だと思う。