失敗した後の指導で重要なのは、失敗した原因を修正していくこと。何が原因でその失敗が起こったのかをはっきりさせ、何をどのように直せば次に成功するのかを伝えること。
ところが、指導者はついついいろいろなことが気になってしまい、失敗の原因だけではなく、気になることをすべて伝えてしまうことが多い。
そうなると、選手はたくさんのことに気をつけなければならなくなり、例えその後で成功したとしても、何に気をつけたから良かったのかが分からなくなる。
それでは、次に同じ失敗をしたときに、修正することができない。
指導するときは、ポイントをしぼって、失敗の原因だけを修正すべきである。
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