2016年2月29日(月) |
41 前に止める@ |
粒高の前に止めるブロックの練習では、
まずはじめに、ドライブをブロックした球が台上で戻ってくるようする。
ポイントは薄く当てること。
|
|
2016年2月28日(日) |
40 粒を使いこなす |
私は、粒高ラバーの勝負球は「前に止める球」だと考えている。
だから、粒高ラバーを使いこなせているかどうかを判断するときは、この止める球が上手かどうかが基準となる。
残念なことに、岡山県で粒高ラバーを貼っている中学生の9割以上が、粒高ラバーを使いこなせていない。
彼が夜練で最初にやった練習は、粒高ラバーで止めることだった。
|
|
2016年2月27日(土) |
39 バック粒の戦型 |
彼はシェークハンドのバック粒高の戦型。
この戦型で重要となるのは、「バック粒の使い方」と「フォアのスマッシュ」。
夜の練習ではこの2つを中心に練習した。
|
|
2016年2月26日(金) |
38 3人目の夜練参加者 |
地区大会や県大会では、ダブルスがとても不安だった。
全部勝つことができていたが、いつ負けてもおかしくなかったし、このままでは選抜予選でも中国大会や全国大会でも勝てないと感じていた。
そこで、県大会の後に、ダブルスのもう一人の生徒に、夜練やらないかと声をかけた。
彼も練習をやりたかったようで、それから毎週水曜日には夜の練習に参加するようになった。
このことが、選抜予選優勝に大きく貢献したと思っている。
|
|
2016年2月25日(木) |
37 これからやりたいこと |
秋の県大会で優勝したのだが、次の選抜予選ではかなりヤバイくなると思った。
理由は、他の中学校が勝つぞと向かってくるから。
同じくらいの力では、次は負ける。
選抜予選までに力をつける必要があった。
力をつけるために「これからやりたいこと(PDF)」を整理して、顧問の先生に渡した。
|
|
2016年2月24日(水) |
36 無事、県大会優勝 |
決勝トーナメントの初戦で力のある倉敷西中に快勝した生徒たちは、つづく準決勝や決勝でも力を出してくれた。
このように、指導者がアドバイスしたことがすぐに結果に結びつくと、生徒はどんどんアドバイスされたことをやろうとする。
そうなるように仕向けるのも、指導者の腕の見せ所。
妹尾中との決勝戦では、戦術面にしぼってアドバイスすることができたので、思い通りの試合をすることができた。
終わってみれば、優勝して当然という試合内容。
|
|
2016年2月23日(火) |
35 話すタイミング |
「絶対勝つぞと向かっていっているチームとそうでないチームでは、力の出方が全然違う」という話を生徒にしたが、生徒に大事なことを伝えるとき、そのタイミングがとても重要となる。
例えば、この話を予選リーグの最初にしたとしても、生徒たちには伝わらないだろう。
なぜならば、圧倒的な力の差があるので、力の出方がどうであろうと、そんなことは関係なしに勝ってしまうからだ。
どんなに良いことを教わっても、そのことが役に立たないと感じたなら、生徒はやろうとしないだろう。
生徒が役に立つと感じる時に伝えるのが一番良い。
玉島東中との試合の前に伝えていなかったのは、相手がどんなに力を出してきても、負けないだけの力の差があると分析していたから。
勝負となる決勝トーナメントの前にそういう話をしようと思っていたところだったので、ちょうど良いタイミングだった。
|
|
2016年2月22日(月) |
34 予選リーグでの反省から |
倉敷西中との試合で力を出すことができたのは、予選リーグ最終戦の玉島東中との試合のおかげ。
玉島東中との試合は、完全に気持ちで負けていた。
玉島東中は本気で勝ちにきていた。
その気迫に圧倒されて、出だしで相手に優位に立たれていた。
私の心の中に「負けるかも」という気持ちがよぎった。
多分生徒たちもそう感じていたと思う。
試合後に生徒たちに伝えた。
「絶対勝つぞと向かっていっているチームとそうでないチームでは、力の出方が全然違うよ。決勝トーナメントでは、勝ちにいく試合をしよう!」と。
そう伝えた最初の試合が倉敷西中だったので、生徒たちは勝つぞと向かっていくことができたのだ。
|
|
2016年2月21日(日) |
33 決勝トーナメント |
県大会で重要と考えていた試合は、対倉敷西中と対妹尾中の2試合だった。
抽選の結果、倉敷西中とは決勝トーナメントの初戦で対戦することになった。
最悪の抽選だったが、結果的にそれが良かった。
決勝トーナメントの初戦だったので、生徒たちは持っている力をどんどん出すことのができた。
力を出すことができたのは、予選リーグでの出来事のおかげだった。
|
|
2016年2月20日(土) |
32 予選リーグ |
成功体験が生徒たちを変えた。
地区大会で優勝を経験した生徒たちは、自信をもってプレーすることができていた。
予選リーグの最初の試合から、堂々としたプレーだった。
地区大会の予選リーグの状態からは、想像がつかない姿だった。
|
|
2016年2月19日(金) |
31 いよいよ県大会 |
津山での県大会。
目指すは優勝。
しかし、不安でいっぱいだった。
ちょっと前の練習試合では妹尾中に負けていたし、倉敷西中にも負ける可能性が十分にあった。
外部指導者として、そのあたりの戦力分析は十分やっていて、客観的に力を比べることができていた。
力は同じくらいだったので、
本番で、いかに「生徒の力を引き出すか」が勝負だった。
|
|
2016年2月18日(木) |
教職員卓球大会 |
「指導すること」と「自分がプレーすること」
同時にはできないと思っている。
本気になればなるほど、どちらかを選ばなければならない。
今週末には、県教職員の卓球大会がある。
昨年は、Aクラスで優勝したので、今年はさらに練習して・・・と燃えていたが、昨年の夏からその考えは変わった。
外部指導者として優勝させることを目標に掲げたので、中途半端なことはできない。夏からは、全力で指導をしてきた。私自身の練習は一切やっていない。
ということで、今年の大会は出場しない。
両方をやっている人は、
必ずどこかで妥協していると思う。
覚悟を決めるとは、そういうことだと思っている。
明日から、再び昔話を書くことにする。
次は、県大会でのこと。
|
|
2016年2月17日(水) |
伝える |
自分の使命は「指導者を育てる」こと。
明日、若い先生方の前で話をする機会がある。
少しでも伝えることができればと思っている。
とても楽しみだ。
|
|
2016年2月16日(火) |
幸せの感じ方 |
自分に99個の長所があるのに、
1個の短所ばかり気にしている人は、
多分幸せを感じることができないだろう。
自分に99個の短所があるのに、
1個の長所に感謝している人は、
意外と幸せを感じていることだろう。
|
|
2016年2月15日(月) |
幸せな人 |
『幸せな人』とは、
周りの人の幸せを自分の幸せと思うことができ、
周りの人をいっぱい幸せにできる人。
|
|
2016年2月14日(日) |
なつかしい先生 |
先日、「教育時報」の記事について調べたいことがあったので、過去の冊子を見ていた。
10月号の表紙を見て笑顔になった。
そこには、なつかしい先生の姿が。
昔、一緒に卓球部の顧問をした先生だ。
その先生はスポンジのように多くのことを吸収する人だった。
私は、その先生に多くのことを伝えたいと思った。
しかし、直接伝えることが苦手だったので、この日記を通してならと思い書き始めることにした。
この日記を書くことができているのは、その先生のおかげ。
笑っている先生の姿を見て安心した。
・・・作り笑いなのかもしれないが。
頑張ってくださいね。遠くから応援しています。
|
|
2016年2月13日(土) |
指導者にも |
今は、指導者を育てることをやっている。
指導者に対しても、こうなってほしいという未来の姿をイメージしてしまう。
彼には、
まずは岡山県内で結果を出し、岡山県を引っ張る存在になってほしい。そして、中国地区、全国、世界へと、自身の経験を生かして、他の人には真似できない世界を突き進んでほしい。
生徒や保護者から「この先生に指導してもらいたい」と思われるような、そんな指導者になってほしい。
・・・多分、彼なら、そうなるだろう。
他の若い指導者に伝えるときも、
同じようにその指導者の将来の姿をイメージする自分がいる。
|
|
2016年2月12日(金) |
こうなってほしい |
指導をするときは、生徒一人一人に「こうなってほしい」という将来の姿のイメージをもつようにしていた。
昔、中学2年生の生徒が突然「部活をやめたい」と言ってきたことがあった。
その生徒は、中学生になって卓球をはじめた子。ぎりぎり団体戦のメンバーに入っていた子だった。
生徒がやめたいと言ったとき、私は基本的にはそれを止めない。
相当、悩んで、考えて、出した答えだと思うので、本人の答えを尊重したい。
その時には、その生徒にこうなってほしかったという私の思いを伝えた。
「そうか、それは残念だ。
今、なかなか勝てなくて苦しんでいたけど、あなたは最後に結果を出すタイプだよ。
すぐに結果を出すことのできる選手と、地道にやっていって最後に結果を出す選手がいるけど、あなたは後者だ。
あなたの練習に取り組む姿勢や行動を見ていると、先生はそう思う。
結果を出して自分の頑張りの成果を味わってほしかったけど、残念だ。
でも、あなただったら他のことをやっても、同じように一生懸命取り組んで、必ず最後には結果を出せると思うので、頑張れよ。」
そんなことを言ったと思う。
次の日、その生徒は次のように言ってきた。
「先生、やっぱり続けます」
そして、3年生の最後の夏の総体で、彼は結果を出した。
個人戦でベスト8に入り、中国大会出場を決めた。
あのとき部活をやめていたとしても、多分彼なら他のことを一生懸命頑張っていたと思う。
しかし、顧問としては、続けてくれて成功体験をしてくれたことが本当にうれしかった。
|
|
2016年2月11日(木) |
駅伝大会 |
今日は駅伝大会に出場。
朝一番に、教え子と出会った。
自分が最初に担任して卒業させた一番の思い出の学年だ。
その後に、大学の時の陸上部の同級生と出会った。
合宿や練習で一緒に汗を流した隣の大学の仲間。
大学は違ったけど、とても仲が良かった。
なつかしい人といっぱい出会うことができ、昔の自分を思い出してとても元気になった。
あの頃も一生懸命だったなあ・・・。
驚いたことは、
その教え子と大学の時の仲間が同じ会社に勤めていたこと。しかも上司と部下の関係だった。
走った後に、今度は3人で盛り上がった。
走りで体はヘトヘトだったが、
心は元気いっぱいになった。
|
|
2016年2月10日(水) |
夜の練習 |
毎週水曜日は夜の練習の日。
中国大会を経験し「フットワーク」が必要と感じた。
だから、今やっている練習は大きく動いて打つこと。
台の中だけでは動きが小さくなるので、台のないところも使って練習している。
いつものように、最初はゆっくりの球を大きく動いて打つようにして、体の使い方をチェックする。
動く目的は楽な体勢で打てるようにすること。
だから、動くことと打つことがスムーズにつながるようにしていく。
|
|
2016年2月9日(火) |
今読んでいる本 |
「松尾健史さんの本もいいですよ」と紹介された。
松尾健史さんは喜多川泰さんと同じ聡明舎という塾の先生。
人から本を紹介されると、すぐに読みたくなる自分。
その日のうちに本屋を回ったが、どこにも置いていなかったので、Amazonで注文。
”善は急げ”
今、昼読でワクワクしながら読んでいる。
|
|
2016年2月8日(月) |
30 顧問の先生の成長 |
今回の地区大会での目標は「チームを優勝させること」だったが、外部指導者としての目的は「指導者を成長させること」だ。
地区大会を通して、
顧問の先生のアドバイスが変わった。
生徒の状態を良くするのも悪くするのも、
顧問の先生のアドバイス次第。
今回の大会を通して、アドバイスの重要性を体験し、生徒の良さを引き出すコツ(勝たせるコツ)をつかんでくれたのではないかと思っている。
|
|
2016年2月7日(日) |
29 ゲーム間のアドバイス |
地区大会では、試合をするごとに、顧問の先生のアドバイスで生徒の良さがどんどん引き出されていった。
いつもは、興奮して今にも暴れ出しそうな雰囲気で、機関銃のようにアドバイスしていた顧問の先生。
今回の試合では、冷静に試合を分析し、短い言葉で的確にアドバイスしていた。
アドバイスを受けた生徒は、そのアドバイスで調子を上げ、試合を有利に進めるようになっていった。
顧問の先生のアドバイスどおりに試合を進めるとうまくいくので、生徒は顧問の先生の言葉を信じてどんどん自分の良さを出していった。
|
|
2016年2月6日(土) |
28 生徒の良さを引き出す |
最悪の予選リーグだった地区大会。
勝ち上がっていくにつれ、生徒のプレーがどんどん良くなっていき、決勝戦では負ける気がしなかった。
終わってみれば、優勝だった。
|
|
2016年2月5日(金) |
27 だまされた生徒 |
「5−0で勝とう!」
と声をかけて臨んだ決勝トーナメント。
明らかに、生徒たちのプレーが変わった。
生徒は先生の言葉を信じているので、5−0で勝てると思って試合をしていた。
そして、予定どおり5−0(実際には3−0)で勝つことができた。
自分たちはできると思っただろう。自信が戻ってきた。
その後も、「5ー0で勝つ」と声をかけ続けたので、結局、決勝戦までのすべての試合を3−0で勝つことができた。
いつも負けている相手にも勝った。
予選リーグのプレーとは明らかに違った。
生徒たちは完全にだまされていた。
|
|
2016年2月4日(木) |
26 「5−0で勝とう!」 |
最悪の状態から復活させるためには、生徒をだまして良い状態になったと思わせることも必要。
そのため、決勝トーナメントの最初の試合の前にかけた言葉は、「5−0で勝とう!」だった。
全員が試合を頑張れるように、
そのような声かけをした。
そして、もし本当に5−0で勝つことができたら、生徒はだまされるだろうと考えた。
|
|
2016年2月3日(水) |
25 やるべき行動をはっきりさせる |
・・・再び昔話
地区大会の予選リーグでのダブルスは、最悪の状態だった。
本来ならば、試合相手に対する作戦をアドバイスするのだが、自分が打った球がまともに入らない状態なので、どんな作戦を言っても無駄。
生徒は冷静な頭ではなかった。
そこで、アドバイスでは、やるべきことがはっきりとわかるように、3つのことだけを伝えるようにした。
その3つの内容は、顧問の先生と相談して考えた。
練習の時にいつも注意していることだ。
今までの練習や練習試合の時に、どのようなことばでアドバイスしたらその生徒に伝わりやすいかをチェックしていたので、一番伝わることばを選んで使うようにした。
そして、決勝戦まで、その3つのことだけを繰り返し繰り返し言い続けた。
やるべき行動をはっきりさせることで、プレーに迷いがなくなり、本来のプレーに戻っていった。
|
|
2016年2月2日(火) |
誕生日プレゼント |
この日記でも紹介したが、私は槇原敬之の「僕が一番欲しかったもの」の歌が大好きだ。
車の中でよくかかっていて、息子もよく聴いている。
「僕のあげたものでたくさんの人が幸せそうに笑っていて、そのことが僕にとって一番素敵なことだとわかった」という内容の歌。
2月は私の誕生日がある。
息子が何をプレゼントしようか相談してきたことを奥さんが教えてくれた。
その時の会話は、次のようなものだったらしい。
息子 「お母さんにネックレスをプレゼントしようか。」
母 「えっ、お父さんの誕生日だよ。」
息子 「だって、他の人が喜ぶことがお父さんの幸せでしょ。・・・そうだ、『風光る』(息子が読んでいるマンガ)の36巻でもいいなあ。」
誕生日プレゼントは、期待しない方が良さそうだ・・・。
|
|
2016年2月1日(月) |
目標達成! |
昨年の8月31日に設定した平成27年度の目標。
この日記にも公開し、目標達成に向けて本気で取り組んできた。
昨日の中国大会で、それらのすべての目標を達成することができた。
自分でもビックリ。
いつも、設定した目標の一歩手前までしか達成できなかったのだが・・・。
達成できたのは、顧問の先生のがんばりのおかげだと思う。
もちろん、顧問の先生が暴れないように見張っていた私のがんばりもあるのだが・・・。
とってもうれしい。
|
|