2015年9月30日(水)
試合結果の記録用紙

<部活指導 その55>

試合の結果は必ず記録させる。

自分の頑張りを記録として残させるため。
そして、自分の試合結果に責任をもたせるため。


次のような用紙を使っていた。

<個人試合結果記録用紙(DOC)>

2015年9月29日(火)
練習はキャプテンに任せる

<部活指導 その54>

自分が教員になって2年目の秋に部活でやっていた練習メニュー。

   

これをキャプテンに持たせ、指示は全てキャプテンに出させるようにしていた。

この代のメンバーで、次の夏に県2位、中国大会ベスト8になったのだから、間違った練習ではなかったと思う。

<練習メニュー(PDF)>

2015年9月28日(月)
ビリギャル

ある中学校で「ビリギャル」本人の講演会があるから来ないかと誘われた。

自分は「ビリギャル」のことを知らなかったので、すぐに本を読んでみた。

とてもワクワクしながら読むことができた。
・・・勉強になった。
本人の話も聞きたくなった。

   

 よく、「うちの子のやる気スイッチは、どこにあるのでしょう?」「先生、うちの子のやる気スイッチを押してください」と親御さんに言われます。
 でも基本的に、そんな都合のいいものはないのです。
 ・・・

 勉強だろうと、テニスなどのスポーツだろうと、釣りのような趣味だろうと、やってみて、うまくやれないうちは、なかなかやる気が出ないものです。
 小さな「できる」「できた」体験を積み重ね、次第に上達してくると、そこで初めて「もっとやりたい」「極めたい」となって、その後で、やる気が出てくるのです。

 ですので、とにかく子どもがワクワクする大目標の設定をしてあげて、そこに至るステップを小さく、小さく刻んで、「できる」体験を積み重ねさせる。そして、それを何カ月も、続けてもらう。親も焦らないで、それを見守る。そして、小さな成長を一緒に喜ぶ。
 そうして初めて、やる気が次第に出てくるものなのです。

(「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」坪田信貴著より)

2015年9月27日(日)
試合に向けて

外部アドバイザーとして・・・

試合では、
選手の「良さ」を引き出していく。

そのためには、
監督の先生の「良さ」を引き出すことが重要。

・・・そんなことを考えている。

2015年9月26日(土)
戦い

来週から、秋の新人戦が始まる。
久しぶりのベンチ。
ワクワクとドキドキでいっぱいだ。

昨年の中国大会で
「今を戦わない者に 次を語る資格なし」
という言葉を見て、
自分も戦っていたいと思った。

戦える環境をいただいたことに感謝。

2015年9月25日(金)
叱るとき

自分は、
「やればできること」を「やろうとしていない」とき叱るようにしている。
結果で叱るということのないように意識していた。

例えば、
ドライブの打ち方についてアドバイスしたとする。

アドバイスしたことをやろうとして、ドライブミスをしたのなら叱らない。
そのときは、ほめる。

ただし、
アドバイスしたことをやろうとしていなかったら叱る。例えドライブが入ったとしても叱る。

2015年9月24日(木)
行動をほめる

自分は、
結果よりも行動をほめるように意識している。


良い結果が出たかどうかも大切だが、
良い結果が出るように行動(トライ)したかどうかの方が大事だと思っている。

今、たまたま出た良い結果よりも、
将来、良い結果が出続けることにつながる行動に、拍手する。

2015年9月23日(水)
良いプレーをほめる

息子のソフトボールの話。

練習試合で、こわそうなコーチのいるチームと対戦した。時々、相手チームのコーチの怒鳴り声が聞こえてくる。

そのコーチが、あるプレーを大声でほめたのだ。

そのプレーとは、
こちらのチームのキャッチャーが三塁に送球した時、サードの選手がこぼした球を、ショートがカバーしたというもの。
素晴らしいカバーだった。

相手チームのプレーなのに、
「ナイス、カバー!」
と大声でほめた。

このコーチ、さすがだ。
たとえ、相手チームのプレーであろうと、みんなの前でほめることによって、自分のチームの選手にも良いプレーとして目に焼きつけることができる。

とても意味のある「ほめ方」だと思う。

2015年9月22日(火)
レギュラー以外の生徒も・・・

レギュラー以外の生徒がどれだけ育っているか

チームを強くするために大事なことであり、
指導者の力が表れるところ。

2015年9月21日(月)
全員を強くする

自分が中学生の時、
隣の中学校は
、毎年全中に出場していた。

練習試合に行くと、
1軍と団体戦をやらせてもらい・・・負けて、
次は、2軍と団体戦をやらせてもらい・・・負けて、
次は、3軍と団体戦をやらせてもらい・・・いい勝負なのだが負けて、
・・・。

とにかく強かった。
全員が強かった。

チームをつくるとき、
レギュラーの生徒だけを強くするのではなく、
全員を強くすることが大事だと知った。

さすが、「まつ先生」だ。

2015年9月20日(日)
できない生徒

「できる生徒」と「できない生徒」がいるのではない。

「できる生徒」と「まだできない生徒」がいるだけだ。

2015年9月19日(土)
育てるとは

「育てる」とは・・・
ローマ字書きにするとわかってくる。

「SODATERU


そう、

「育てる」とは「おだてる」こと!?

2015年9月18日(金)
自分のものさし

気づくかどうかは、自分の‘ものさし’次第」

今日の人権研修で、講師の先生から聞いた言葉。
自分のものさしを磨き、気づくことのできる人になろう。

2015年9月17日(木)
すぐに行動する

「これやっておかないと」と思ったときは、すぐに行動するようにしている。

ついつい、「後で」と後回しにしてしまいがちだが、今の時点で後回しにしたことは、将来でも後回しにしてしまうだろう。
今、行動できないことは、多分将来でも行動できない。

そう思うから、すぐに行動するようにしている。


その行動が、自分の人生を変える。

2015年9月16日(水)
映画を紹介されて・・・

手帳にメモした映画の題名。
ちょっと前に「この映画いいよ」と紹介されたもの。
なかなか時間がとれず、見ることができていなかった。

今日、その人から「見た?」と尋ねられて、ハッとした。
せっかくすすめてもらったのに、見ることができていなかったからだ。
思い出したので、今すぐに見ることにした。

夜の練習からの帰りにツタヤへ。
借りたDVDのパッケージには「283分」の文字。
しかし、見ると決めたので、今見ることにした。

今見ておかないと、多分、後でも見ることができないだろうと思うから・・・。

2015年9月15日(火)
試合を経験すること

練習は試合のためにやる。
今までの息子の練習は、試合につながっていなかった。

しかし、試合を経験した今は、
何のために構えるのかや、
何のために集中するのかがわかるだろう。

もう、守備練習の時に、
モデル立ちや土遊びはしないだろう。

早い段階で、試合を経験するのは意味のあること。

2015年9月14日(月)
初めての試合

息子のソフトボールの話。

守備練習の時のうちの息子、
足を交差して立つくせがあった。
やる気があるのかどうなのか・・・。
気がつけば、足を交差して立っている。
「お前はモデルか」と監督から渇を入れられるが、なかなか直らない。

昨日、息子が初めて試合(練習試合)に出場。

さて、またモデル立ちをするのか・・・
そう思いながら期待して見ていると、

なんと、大きく足を開き、すぐに動ける体勢で構えているではないか・・・ビックリだった。
球が来たら、絶対に捕るぞという気持ちになっているのが伝わってきた。

結局、球は一度も飛んでこなかったが、とてもよい経験になったと思う。

2015年9月13日(日)
試合を記録する

<部活指導 その53>

指導者は、生徒の武器(得意)が何なのかを見極める目を持たなければならない。
生徒のよさを引き出すのが指導者の役目。

生徒の得意を見つける方法の一つとして、
試合中「何で点を取ったか」を記録する方法がある。
もちろん、試合相手によってそれは変わってくるので、たくさんの試合のデータを見ていく。

記録することで、現段階(今のレベル)の「得点している技術」を知ることができる。そして、その技術を更に伸ばしていくと、得意になり、武器になる。

これから先、レベルが上がっても通用するような武器を持つことも大事だが、まずはこのような形で確実に得点できる武器を持つことから始めたい。

2015年9月12日(土)
武器を磨くとは

<部活指導 その52>

武器を磨くときの注意点

@その武器の次の打球も磨く
例えば、サーブが武器だとしたら、サーブだけを磨いていたのではダメ。
あまく返ってきたレシーブに対して、決定打を打てるように練習しておくことも必要。
3球目に打たれると思わせることで、よりサーブが効くようになる。
「サーブ力 = サーブ自体の力 + 3球目の力」

Aその武器の前の打球も磨く
例えば、スマッシュが武器だとしたら、スマッシュだけを磨いていたのではダメ。
どんなにスマッシュが得意だとしても、試合中にスマッシュが打てないと意味がない。
スマッシュが打てるように、その前の打球でチャンスをつくれるように練習しておくことも必要。

2015年9月11日(金)
武器を磨く

<部活指導 その51>

生徒を伸ばしていくために・・・

いろいろな技術を練習し、全体的にレベルアップさせることはもちろんだが、それと同時に、生徒の武器(得意)を磨いてやることが大事。

「あの子上手なのに、試合で勝てないなあ」
「あの子はそうでもないのに、試合でよく勝つなあ」
この違いは、その子が武器をもっているかどうかが原因であることが多い。


試合では、相手よりも勝っているものがないと勝てない。
逆に、相手よりも勝っているものが一つでもあれば、格上の相手にも勝つことができる。

生徒の得意をみつけて、どんどんその得意を磨く練習をしていって欲しい。

2015年9月10日(木)
ワクワク

昔、部活指導をしていたときは、
頭の中では、いつも試合のことを考えていた。

廊下を歩きながら、
車を運転しながら、
布団の中でも・・・、
試合で勝つために必要なことや、
試合のオーダーなどを考えていた。
・・・毎日、戦っていた。

最近、そんな昔の気持ちがよみがえってきた。
夜に中学生を指導しはじめたので、
次の練習ではどこを伸ばそうかなとか、
県大会で勝たせるためにはこれが必要だなとか、
考えるようになった。

ワクワクしてくる。

2015年9月9日(水)
スポーツ楽しんでますか?

    

友人から、お薦めの本を借りて読んだ。

『「なんでシュートしないんだ!」では子供は育たない』宮澤ミシェル著


「サッカー楽しんでますか?」から始まり、
子どもがスポーツをしている親に向けて、
スポーツを指導している指導者に向けて、
見失われそうになってしまっている大事なことを伝えようとしている。
この本から多くのヒントをみつけることができた。
とても勉強になった。

読み終わった後、すぐにAmazonで注文した。


これは勉強にも通じることですが、サッカーの上達を左右するのは練習時間の長さではありません。「上手くなりたい!」とか「勝ちたい!」とか「ゴールを決めたい!」という欲求を強く持って、自発的に練習に取り組めるかどうかにかかっています。
 毎日、長時間練習をさせると、子供は自然と練習をこなすようになり、何のためにサッカーをしているのかわからなくなってしまいます。』

2015年9月8日(火)
考えさせるには

今読んでいる本に、次のように書いてあった。

本当に大切なのは「考えろ」と叫ぶのではなく、考えなければ解決しない状況に子供を置くということ。

2015年9月7日(月)
考える場を

<部活指導 その50>

練習の中に、生徒が考える場をつくる。

例えば、「課題練習」。
課題(必要)とする技術を、生徒自身が考えて設定し、練習していく。

また、「多球練習」でも、こんな工夫ができる。
球出しは、空いている手に3球持って、3球セットでやるようにする。その3球を、練習する生徒がどんな球にするかを考える。条件として、必ず動くことを指示しておく。

そして、
指導者は、生徒が考えて練習できるように応援する。

例えば、「なぜその練習をしているの?」と問いかけてやる。生徒は、その質問に答えるために、今やっている練習の意味を自然と考えるようになる。

生徒が考える場をつくる・・・指導者の腕の見せ所である。

2015年9月6日(日)
自分たちで

<部活指導 その49>

指示されたことを、

ただこなすだけでは、
人としての成長は望めない。

生徒が自分で気づいたり、考えたり、
判断したりする場が大事。

だから、練習は生徒が中心であるべきだ。

顧問の先生があれこれ指示を出すのではなく、
キャプテンを中心に生徒たちで練習していけるようにしたい。

2015年9月5日(土)
デジタイマー

<部活指導 その48>

練習の時にあったら良いものNo.1は「デジタイマー」だ。部活顧問になったら一番に購入するもの。

    

これがあると、練習の交代がスムーズになり、時間を効率よく使うことができるようになる。

2015年9月4日(金)
休みの日の練習

<部活指導 その47>

休みの日には3〜4時間くらい練習ができる。
(自分は7〜8時間くらいやっていたが)

3時間練習ができるとすると、自分だったらこんな練習をやる。


ゲーム練習 70分
・順位を付けて、競争させる

(5分休憩)


課題練習 40分(5分×2×4)
・各自が別々の練習をする

(5分休憩)


多球練習
 60分(3分×20)
・3球を1セットとして、連続で球出ししてもらう。
・球種やコースは自分たちで決めさせるようにしても良い。


ゲーム練習をやる理由は、
試合することは一番の練習。試合が上手になるためには、試合をやるのが一番。ゲーム練習をやると、本番と同じ動きを繰り返し練習することができる。
また、部内で競争させるという目的もある。


課題練習をやる理由は、
試合で自分がうまくいかなかったところを、重点的に練習するため。

多球練習をやる理由は、
強打するときの体の使い方を習得するため。体を回転させて打つことを意識する。

2015年9月3日(木)
理由

<部活指導 その46>

昨日紹介した練習は、この時期の平日の練習用。

なぜ続ける練習なのか。

この時期は、体育会の練習があったり、合唱コンクールの練習があったりと、部活の開始がそろわないことが多い。そして、顧問もつけないことが多い。

そこで、練習に来た生徒から順に始めることができ、クリアしたら次、のように自分たちでどんどん練習を進められるように、また、顧問の先生がいなくてもある程度集中してできるように、このような続ける練習をする。

2015年9月2日(水)
練習メニュー

<部活指導 その45>

久しぶりに部活指導の話。

先日、今年初めて卓球部顧問になった先生に、どんな練習をすればよいのかを尋ねられた。

生徒たちのやる気の度合いや技術のレベルによって練習メニューは変わってくるのだが、自分だったらまずはこんな練習をする。

  
    (クリックするとPDFデータが出てきます。)

最初は30往復くらいで良いと思う。
一番上の行には1マスに1人ずつ、名前を書く。
@〜Pの練習をすべて30往復ずつ続ける。
続いたら、自分の欄に○をつけていく。(レベルが上がってきたら、ミスした回数を書くようにする。)
I〜Lの練習は全面を使うので、交代でやるようになる。
あらかじめ、基本練習を何分するか決めておき、時間がきたら終わり。

次の3球目5球目練習は、
@「回りこみ→飛びつき」は、
(1)相手のバック前に短い下回転サーブ
(2)バック側にツッツキレシーブ
(3)回り込んでクロスにフォアドライブ
(4)ストレートにブロック
(5)飛びついてスマッシュ


B「飛びつき→回りこみ」は、
(1)相手のバック前に短い下回転サーブ
(2)フォア側にツッツキレシーブ
(3)飛びつきクロスにフォアドライブ
(4)フォアブロックでミドルに返す
(5)回り込んでフォアスマッシュ


A「ブロック」は、@の練習相手をしたときのチェック。
C「ブロック」は、Bの練習相手をしたときのチェック。

5球目までミスしなかったら1とカウントし、これを何回やるかを設定しておく。

そして、同じように名前を書き、できたら○をつけていく。(レベルが上がったら、ミスした回数を書く。)

この練習も、何分間するかを決めておく。

例えば、1時間の練習なら、基本練習を30分、3球目5球目練習を30分というようにやっていく。

2015年9月1日(火)
自分の目標

9月になり、目標に向かってスタート。

ノートの2ページ目と3ページ目には、こんなことを書いた。
  
     (4ページ目以降は秘密)

できることは、「今すぐ」にやる。
走って、風呂洗いして、洗濯物をたたんだ。
「君と会えたから・・・・・・」喜多川泰著を久しぶりに読んだ。めちゃくちゃ感動して、さらにやる気が出てきた。(この本との出会いが人生を変える。)