2015年8月31日(月)
目標

ノートの1ページ目には部活動の目標を書いた。
(自分には部活動がないのだが・・・)


   

最初は「全中出場」という目標にするつもりだったが、「全国選抜」の開催地を見て、変えることにした。
福岡県での開催ということで、全中に出場するのと同じくらい意味があると思ったからだ。

「全校選抜」に出場するためには、12月の岡山県予選で優勝しなければならない。

「何事でも100日間本気でやったら必ず結果が出る」という話を聞いたことがある。予選まであと115日ということで時間は十分。


必ず出場させるぞ!

2015年8月30日(日)
久しぶりに

今年は、勝負したいと考えている。

久しぶりに自分のノートを書くことにした。

2015年8月29日(土)
2学期のスタートに向けて

ノートに書きながら、心の中を整理していくと、
これから自分が何をやっていけば良いのかがはっきりと定まってくる。

そんな状態で2学期を迎え、新しいチームづくりをやっていく。



毎日書くようにしているこの日記も、
自分の頭の中を整理するのに役立っている

ただ、毎日書く(考える)のはけっこうつらいこと・・・。

今日の日記も、何を書こうかと悩みながら、気がつけばZzz・・・朝になっていた。

    

2015年8月28日(金)
ノートにはA

ノートにどんなことを書いていたかを少し紹介。

灘崎中に転勤して1年目の秋季県大会。
負けてベスト8に終わった直後のノート。

  

  

  

2015年8月27日(木)
ノートには@

ノートにどんなことを書いていたかを少し紹介。

  

  

    

2015年8月26日(水)
こだわっていたもの

健康ランドに行く前に、必ず行っていた店がある。

文房具の「うさぎや」だ。

新チームになってから1年間使用する、自分のノートを買うのが目的。

そして、試合の時にオーダーを書くためのペンも買う。オーダーを書くペンにはこだわりがあり、けっこうしっかりとしたものを使っていた。確か2000円位したと思う。

新チームになると、ノートとペンを新しくして、気持ちよくスタートできるようにしていた。

  

2015年8月25日(火)
健康ランド

8月も終盤。
部活指導をしていたときは、この時期には必ず1人で健康ランドに行っていた。

1日健康ランドに行き、自分の心を整える。

指導者にとって、自分の心の姿勢がどうであるかはとても重要なこと。

新チームになることをきっかけに、自分の心を見つめ直す。

朝、健康ランド(稲荷山が多かった)に行き、まずはお風呂に。そして、お風呂から出た後は、アルコールで体をさらに清めながら、これからのことをノートに書いていく。ノートに書いていくことで、心の中が整理されていく。

これからのチームの目標や自分の生活の目標、
選手1人1人をどう伸ばしていくかなどを書いた。
再びお風呂に入ったり、映画を見たりと、気分転換しながら夕方までかけて書いていった。。

とても幸せな時間だった。

2015年8月24日(月)
与えるものは、与えられる

キャンプのチェックアウトの時、事務棟の前で話をしていると、突然中学生の男の子が声をかけてきた。
「こんにちは・・・」

誰かと思えば、小学校の体育館に来ている近所の中学生。その子も同じキャンプ場に来ていたのだ。

わざわざ車から降りてきて、声をかけてくれた。
その行動がとてもうれしかった。

思わず、「また、練習しような」と声をかけ返した。

こいつのためなら、一生懸命指導するぞという気持ちになった。


人間、与えられたら、与え返したいという気持ちになるもの。

2015年8月23日(日)
遠くからの応援

元へら釣り名人(自称)は全中で宮城へ。
自分は、岡山で遠くからの応援。

仲間ががんばっているので、
少しでも仲間の近くで応援しようと思い。
この土日は、県北の大佐山キャンプ場へ。
(多分、岡山市よりも宮城県に近いはず・・・)

バーベキューをしたり、温泉に入ったり、洞窟探検をしたりしながら・・・、

  

常に、元へら釣り名人(自称)の活躍を祈っていた。

その応援が通じたのか、彼のチームは全国の舞台でも、粘り強い戦いを見せてくれたようだ。

2015年8月22日(土)
来年は

今日、元へら釣り名人(自称)のチームは全中で戦っている。
全中のあの舞台で戦えることは、本当に幸せである。

自分もまたあの場所で戦いたいという思いが出てきた。

来年は、出場してみようかと考えている。

2015年8月21日(金)
心の姿勢

ぜひみんなにも聴いて欲しいと思い、
槇原敬之の「僕が一番欲しかったもの」を職場でまわりのみんなに紹介した。

反応は様々。

すごい感動してくれる人、
ただ、いい歌だなと感じた人、
何も感じない人(その人には関係のない世界!?)、
いろんな人がいた。

・・・何だかさみしかった。


相田みつをさんの

「しあわせはいつも自分の心が決める」
という言葉が頭の中に浮かんできた。
自分の心の受けとめ方次第で、同じ出来事でも、幸せと感じる人もいれば、そう感じない人もいる。
自分の心がどのように受けとめるか・・・心の姿勢で決まってくる。

この歌を聴いて感動する人が、もっともっと増えればと思う。

私は、この歌を聴いて感動した。
この歌詞のような人生を送りたいと思った。
そう受けとめることのできる心をもった自分で、良かったと思っている。

2015年8月20日(木)
あの歌

何を書こうか悩みながら、毎日思いつくままに書いてきたが、気がついたら、いつものようにマニアックな内容になりすぎていた。
・・・反省


そもそも、初めて顧問をもった先生に向けて「部活指導」について書くことができたらいいなと思っていたのだが、この内容ではわけがわからない。
・・・反省。


少し疲れたので、「部活指導」の話はお休みして、話題を変えることにした。


♪♪♪♪♪♪

先日の出張のとき、
車のラジオから槇原敬之の歌が流れてきた。
久しぶりの槇原の歌だった。

聴いていくうちに、あの歌が聴きたくなった。

「僕が一番欲しかったもの」

その夜、すぐにツタヤへ。
CDを借りて、久しぶりに聴いた・・・何度も聴いた。

とっても元気が出た。
次の日から、迷いがなくなり、仕事が楽しくなった。

前に聴いたときと同じように、
これからの人生をどう生きていけばいいかを教えてくれているようだった。

  

2015年8月19日(水)
少しずつ回転をかけていく

<部活指導 その44>

初心者に
「下回転に対してのドライブ」を指導するときは
次の順番で練習する。

@基本の面のままラケットを斜め上方向にゆっくり動かして返す。(球は無回転で飛んでいく。)

      

Aラケットの面を少しずつ起こしていき、上方向にゆっくり動かして返す。

      
      

Bラケットの面が少し上向きの状態で、前進回転をかけて返す。

  

Cラケットの面を少しずつかぶせていき、スイングの方向を徐々に前方向にして、前進回転をかけて返す。



     

2015年8月18日(火)
ドライブ

<部活指導 その43>

下回転に対して、ラケットをゆっくりと前に動かして、当てて返すことのできる面が基本の面。

  

裏ラバーの場合、この面で返球すると、球は少し下回転になる。飛んでいく方向に対して、球の下側を打球しているからだ。
  

ドライブとは、球に前進回転をかけて返球すること。
前進回転をかけるためには、飛んでいく方向に対して、球の上側を打球しなければならない。

水平に球を飛ばすとすると、球の上側を打球するので、ラケットの面は少し下向きになる。
  

そして、この面のまま、(下回転の球を打つので、下にはね返らないように)上方向にラケットを速く動かしてやると、球は前進回転になり水平方向に飛んでいく。
  
これが、ドライブ。

ところが、この打ち方・・・ラケットの面を下向きにして速く振って球に当てる(こする)こと・・・は、初心者には難しい。

そこで、初心者には、ラケットの面を下に向けずにドライブをする方法を教える。

上の図を45°くらい右回転させると下の図になる。
  

この打ち方だと、
ラケットの面を少し上向きにして、ドライブをかけることができる。
そして、ラケットをゆっくり動かしても、返球することができる。

初心者には、ラケットの面を少し上向きにして、ドライブをかける練習をさせるとよい。

2015年8月17日(月)
ツッツキ

<部活指導 その42>

下回転に対して、まずはラケットの面を上向きにしたままで、ゆっくりと前に動かして、当てて返すことを練習する。(切らないツッツキ)

  

このように、当てただけで返すことのできるラケットの面が基本の面。

切るツッツキをするには、ラケットを速く動かして下回転をかけてやる。速く動かしても上にはね返らないように、ラケットを少し上から下に斜めに動かしてやる。

  

さらに回転をかけようとすると、球にラケットを薄く当てなければならないので、ラケットの面をもう少し上向きにする。

  

2015年8月16日(日)
回転の練習へ

<部活指導 その41>

初心者の指導では、

まずは、回転のかかっていないラリーで、ラケットの面とスイングが正確にできるようにする。


次に、回転がかかっている球(下回転)に対して、面で返すことができるようにする。(ツッツキ)


そして、回転がかかっている球(下回転)に対して、スイングで返すことができるようにする。(ドライブ)

2015年8月15日(土)
ひじの位置は固定しない

<部活指導 その40>

昔の指導では、ひじの位置を固定するように言われていた。

フォアハンドでは、脇をしめ、ひじは体の近くになるように気をつけていた。あるメーカーからは、ひじの位置を固定するバンドまで出ていた。

また、バックハンドでは、ひじの位置を固定して、ひじ中心にラケットを振るように指導されることが多かった。

このように、ひじの位置を固定しいてしまうと、肩関節の力を十分に発揮することができなくなってしまう。

フォアハンドでもバックハンドでも、肩関節の力を使う事が重要になってくるので、ひじの位置が打球する方向に動くようにスイングした方が良い。

2015年8月14日(金)
ひじの位置

<部活指導 その39>

フォームをチェックするとき、ひじの位置に気をつける。

ひじの位置は基本的にはラケットと同じくらいの高さ。理由は、体を回転させた力をラケットまで効率よく伝えるため。

ひじの位置がラケットの下にある選手を見かけることがあるが、その場合、回転の力を使うことができず、押すようなスイングになってしまっている。

2015年8月13日(木)
グリップ

<部活指導 その38>

初心者の指導では、
続ける練習と強打する練習の両方をやる。
また、フォアハンドとバックハンドの両方で練習する。
できなくても、色々とやらせた方がいいと思う。


その理由は、かたよった練習だと「変なくせ」がついてしまうから。特に、グリップがおかしくなる。

例えば、フォアで続ける練習ばかりやっていると、シェークでは、人差し指が真ん中にくる。そして、ペンでは、裏の3本の指が開いてくる。この方が支えやすくラケットの面が安定するからだ。

    

しかし、

シェークで人差し指がラケットの真ん中にあると、バックドライブやチキータのようにラケットの先端を鋭く動かす技術がやりにくくなる。

ペンで裏の3本の指が開いていると、バックのラケットの面が出にくくなる。


色々な打法の練習をやらせておくと、どの打法でも困らないようなグリップになってくる。

2015年8月12日(水)
ラケットの位置

<部活指導 その37>

構えるときのラケットの位置は、ネットの高さ。


ラケットが台よりも上にないと、短いサーブに対応できない。
また速いロングサーブが来たときに、ネットの高さにラケットがあると、とりあえず当てて返すことができる。


バックスイングのラケットの位置は、飛んでくる球の軌道上が基本。

球が飛んでくる軌道上にラケットがあったならば、空振りはしない。

  

2015年8月11日(火)
ひじを曲げるスイングは×

<部活指導 その36>

昔は、ラケットをおでこまで振るように指導していた。
このスイングの一番の欠点は、ひじの関節の使い方。

昔は、極端な前傾姿勢と、極端な半身の姿勢をとり、体の横で打球していた。そのため、おでこまで振ると、ちょうど球を飛ばす方向にラケットが動くようになっていた。
ただし、ラケットをおでこにつけようとすると、最後にひじの関節が曲がってしまう。このひじの関節の使い方だと、体の中心からの力をラケットに効率よく伝えることができない。


今は、前傾姿勢はあまり取らず、ほぼ並行足で打つようになった。この場合、おでこまで振ると、とんでもない方向にラケットが動いてしまう。
また、球を飛ばす方向にラケットを動かすと、ひじの関節は伸ばすように使うようになる。
このように、ひじの関節を使った方が、体の回転でできた力を、効率よくラケットに伝えることができる。

2015年8月10日(月)
前傾姿勢

<部活指導 その35>

ペンとシェイクでラケットの面の出方に違いがある。

ラケットを握り、関節が自然な状態になるように構えると、シェイクでは正しいラケットの面が自然に出るが、ペンではラケットの面が上を向いてしまう。

ペンで正しいラケットの面を出そうとすると、かなり関節がきゅうくつな状態になる。そのため、昔のペンの選手は、できるだけ関節に余裕がある状態で正しい面が出せるように、大きく前傾姿勢をとって構えていた。

シェイクの選手も、大きく前傾姿勢をとっていたが、これは日本の卓球がペンのトップ選手をモデルにしていたから。

昔のように大きなラリーが中心だと、前傾姿勢のまま体を回転させるような大きな体の回転でも対応することができていたが...。

しかし、今では、前で速いピッチのラリーの中で強打することが求められるため、コンパクトに体を回転させなければならない。体をこまの芯のようにできるだけ立てて回転させた方が、小さな体の回転になる。

自分は、前傾姿勢をとり過ぎないように指導する。

2015年8月9日(日)
足は横に開く

<部活指導 その34>

球の大きさが38mmから40mmになり、
材質もセルロイドからプラスチックになったので、
ラリーでの球のスピードが遅くなり、回転量も減った。
そのため、選手は台に近づいた位置でプレーするようになり、ラリーのピッチは速くなった。

昔は、極端に半身の(足を大きく前後に開いた)姿勢をとって構える選手がいた。こう構えている選手は、バックハンドの打球点よりもフォアハンドの打球点がかなり後ろになっていた。38mmだったので、後ろの位置からでも、得点につながるフォアハンドを打つことができていた。

今は、前での速いピッチのラリーの方が得点につながりやすいため、フォアハンドの打球点がバックハンドの打球点と同じ体よりも前の位置になった。そのため、極端な半身の姿勢をとらなくなった。


また、前でのプレーでは、左右への動きが重要。足を横に開いていないと、素早く横に動くことができない。


自分は、相手選手の位置がちょうど正面になるように構えるように指導する。

  

2015年8月8日(土)
おへそで球を見る

<部活指導 その33>

正しくラケットをコントロールしたり、速いスイングをするために下半身から体を回転させたりするときに大事になってくるのが打球するときの体勢。

どんな体勢がよいのかを初心者の生徒に指導するとき、自分は次のように伝える。

「打球するときに、おへそが球の方を向くようにしよう」


おへそを球の方に向けようとすると、上半身も同じように球の方に向くので、打球するときに肩関節やひじの関節などがリラックスした状態となりラケットを正確にコントロールしやすくなる。

また、打球するときにおへそが球の方に向いているということは、その状態から腰(骨盤)を回転させて打ちやすくなる。

2015年8月7日(金)
足の位置

<部活指導 その32>

いつでも、下半身(股関節)を使い、腰(骨盤)を大きく回転させることができるように、足の位置に気をつける。

右利きの場合、

フォアハンドでは、体を左方向に回すので、打つ前は体が右を向くように、左足前の体勢になる。

バックハンドでは、体を右方向に回すので、打つ前は体が左を向くように、右足前の体勢となる。

2015年8月6日(木)
体を回転させる

<部活指導 その31>

速いスイングがいつでもできる体勢とはどんな体勢か。
自分はこう考える。


体を大きく回転させることのできる体勢。
そして、体の中心でつくった力をロスなくラケットに伝えることのできる体勢。



体を回転させることで速いスイングができるようになる。
下半身(股関節)を使い腰(骨盤)を回転させることで、より大きな体の使い方となりスイングも速くなる。
いつでも、大きく体を使って打てるような状態にしておく。

そして、
いくら体全体を回転させてスイングしても、その力を球に十分に伝えることができなければ意味がない。
腕からラケットにロスなく伝わるように、肩関節やひじ関節に余裕がある状態にしておく。

2015年8月5日(水)
余裕のある体勢

<部活指導 その30>

余裕のある体勢とはどんな体勢か。
自分はこう考える。

関節に余裕がある状態の体勢。

関節が一番曲がった状態や、一番伸びた状態では、それ以上曲げたり、それ以上伸ばしたりできない。これは余裕のない状態。

余裕がある状態とは、適度に曲がった状態。
一番曲げた角度と一番伸ばした角度のちょうど真ん中の角度が、一番自然で余裕のある状態と考えている。

例えば、ひじの関節では、一番曲げた状態が45°くらい。そして、一番伸ばした状態が180°なので、ちょうど真ん中の角度は、110°〜120°となる。

2015年8月4日(火)
打つときの体勢

<部活指導 その29>

打つときは、どんな体勢がよいのか。
自分はこう考える。


まず
@ラケットを正しい角度で出し、
Aラケットを正しい方向に動かす
というスイングが余裕をもって(自然に)できる体勢。


余裕があれば微調整がやりやすく、また、ストライクゾーンも広くなる。
これが余裕がない体勢だと、

飛んできた球がちょっとずれただけでミスになてしまう。


次に、
Bラケットを速く動かす
というスイングがいつでもできる体勢


速いスイングをするためには、体全体を使った方がよい。いつでも体全体を使ったスイングができるようにしておく。

2015年8月3日(月)
打球を決める要素

<部活指導 その28>

打球を決める要素は、
@ラケットの面の角度
Aラケットを動かす方向
Bラケットを動かす速さ

この3つを決めてやれば飛んでいく球も決まる。


飛んでいく球を修正したければ、この中のいずれかを修正すればよい。

指導するときは、
この3つが正しくできているかどうかを確認する。

2015年8月2日(日)
角度を変えずに

<部活指導 その27>

ラケットの面は、スイングのはじまりから終わりまで同じ角度のままになるように。

ミスせずに確実に球をコントロールすることを考えると、ラケットの面は角度を変えずにスイングする方がよい。

打球するのに一番よいポイントは決まっていると思うが、必ずそのポイントで打球できるとは限らない。
前や後ろにずれてしまうこともあるだろう。

ラケットの面の角度を変えずにスイングしていたら、少々ポイントがずれても球を確実にコントロールすることができる。

2015年8月1日(土)
少し前進回転をかける

<部活指導 その26>

ラケットの面は少しかぶせる。

球が垂直にはね返るようにラケットの面をつくるのが基本なのだが、実際のラリーでのラケットの面は少し下にかぶせるようにする。

ラリー中の球は前進(ドライブ)回転がかかって飛んできている。
ラケットに当たったときに、上向きにはね返るのを押さえるために、ラケットを少しかぶせてやる。
また、ラケットを少しかぶせた状態で打球すると、球には少し前進回転がかかり、より山なりになって飛んでいくようになる。

 


指導するときに、「地面に対してラケットの面を垂直に」とか、「地面に対してラケットの面を垂直より少しかぶせて」とかと説明することがあるが、これは正しくない。

ラケットの面は、地面が基準なのではなく飛んでくる球の軌道が基準。指導者は、そのことを理解しておく必要がある。

例えば、ラケットの面が上を向いた状態でも、飛んでくる球の軌道に対して下向きならば前進回転をかける(ドライブで返す)ことができる。