1000本ラリーをすることは常識外れのこと。
そう思う指導者が多いと思う。
私が指導者として1000本ラリーの練習をやるようになった理由は、ライバルに勝つため。
当時のライバルチームの監督が500本続ける練習をやっていると教えてくれた。だったら、自分のチームは1000本にしようという単純な考えのものだった。ライバルに勝ちたかったので、ライバルよりもはるかに多い回数をやった。
練習の最初のメニューが「左右の1000本フットワーク」だったり、カット打ちの練習では、私がカットで相手をしてカット打ちの1000本ラリーをしたりと、常識外れの練習をしていたと思う。
普通に練習したのなら、普通の結果しか出せない。
ライバルも同じように普通に練習しているのだから。
勝つためには、ライバルをはるかに超えた異常な程の練習が必要だ。そう考えていた。
常識にとらわれると常識的な結果しか出せない
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