2014年4月30日(水)
ピッチャーのように打つ

体を回転させてスマッシュを打つとき、ピッチャーのように打たせる。

ピッチャー(右利き)が投げるときは、手を振りかぶりながら左足を上げる。このとき、体は横向き(左肩が前、右肩が後ろ)になっている。左足を前に踏み込み、一気に体を回転させて投げる。

スマッシュも同じように、(右利きの場合)
右足と体を横に向け、右足だけで立つ。
左足を前方向に向けて踏み込みながら体を回転させて、最後は左足だけで立つ。

 

実際の試合では、時間的な余裕がなく、このような打ち方はできないが、体を回転させながら右足から左足に軸を移す感覚は大事であり、強打するときにはこの感覚が役に立つ。

2014年4月29日(火)
強く打たせてみる

当てただけで返す練習をやっていると飽きてくる。
だから、強く打つ練習もする。

多球練習の形で、スマッシュを打たせてみる。
ここで大事なのは、全身を回転させて打つこと。
糸島が「竹とんぼ」のように回転させて打たせていたが、この体の使い方がとっても大事だと思う。

  

最初は、すべての関節を固定して、体全体の回転で打ってみる。そうすると強い球が打てる。
(最終的には、足(骨盤)→背骨→肩→腕→ラケットと力が伝わっていくように(ムチのように)して打つようになる。)

ここでは、強い球を打つには体を回転させることが大事なんだと気づかせてやる。

2014年4月28日(月)
自然な形が一番

フォアでやったように、バックでも当てただけで返させるようにする。
このとき、ペンの選手には、裏面の3本の指の位置について説明し、バックもフォアもどちらもスムーズに面が出せるように握ることを伝える。

  

また、どの位置で打球すれば正確に面が出せるか確かめさせる。バックは
体の正面(おへその前)、フォアは体から少し離れた所だろう。手が自然な形になる所で打球するのが一番安定する。

その他にも、ペンとシェークの違いを考えさせる。肘を曲げて自然に握ったとき、シェークは面が前を向くのだが、ペンは面が上を向く。そのため、ペンでは、自然な手の形で(手を無理にひねらず肘を高く上げないように)面を出そうとすると、前傾姿勢をとらなくてはならない。昔のペンの選手はすごい前傾姿勢をとっていたが、その方がフォアもバックも自然に面を出しやすい(=安定するし、力を出しやすい)からだ。

2014年4月27日(日)
初心者への初めての指導

初心者への初めての指導では、
「ラケットの面」を大事にする。

まず、当てただけで返球させるようにする。

その理由は、
@「ラケットの面」がすべての基本だから
「当てただけで返球できるラケットの面」を作ることがすべての技術の基本と考えている。
この面を正確に出せるようにすることがすべての技術につながる。
最終的には、感覚で瞬時にラケットの面を調整するようになるのだが、まずは頭で理解させたい。

A「ラリー」(打ち合い)を体験してほしいから
卓球の1番の魅力はラリー。当てただけで返球させると、打った球が入りやすく、ラリーになりやすい。打ち合うと楽しいし、できたという成功体験も味わうことができる。初心者の最初の段階では、この成功体験をたくさん積ませたい。

フォア打ちで当てただけで返球させるようにすると、たいていグリップはおかしくなる。シェークでは、人差し指が真ん中に寄ってくるし、ペンでは、裏の3本の指が広がってくる。

   

しかし、ここではラケットの面を正確に出すことがポイントなので、グリップについては言わない。
シャークの人差し指が真ん中に寄ると、バックやフォアで手首を使うときに困るようになるし、ペンの裏の3本指が広がっていると、バックのときに面がかぶさらなくて困るようになる。これは、その技術を練習するときに直してやる。選手が納得して直すことが大事。

2014年4月26日(土)
これから

これから76回分は、
自分の考えを書くことにする。


間違った内容もあるかもしれないが・・・。

2014年4月25日(金)
1000

数えてみると、今日で924回目。
目標の1000回が近づいてきた。
そろそろ・・・。

ただ書くだけになっていることに反省。
どうせ書くなら意味のあることを書かねばならない。
新しいことをやらねば。

2014年4月24日(木)
何もやらなきゃゼロ

「石の上にも三年」とは、今日、千分の一の努力をしておこうということだそうだ。
昔は1ヶ月、28日。三年で1008日となる。
遅々とし進まない自分。
いっぺんに全部はもとより、
10分の1と言われても腰が引ける。
でも千分の一なら、なんとかなりそうな気がする。

(「まだ本気じゃないね」大谷徹奘より)

2014年4月23日(水)
いいわけ

学校で前歯が抜けたようだ。

抜けた前歯はどこにあるかを尋ねると、
「忘れた」と答える息子。

昨日のことだから覚えているだろうと再度尋ねた。
「忘れた・・・
 だって、ドラえもんの本にも書いてあったよ」

そう答えた息子は本を持ってきた。

  

「ここに書いてあるよ。
 人間はすぐに忘れるって。」


そこには、エビングハウスの忘却曲線が。

はっはっは。なんてヤツだ。
誰に似たのやら・・・。 

2014年4月22日(火)
きをつける

1年生になった息子、
本をよく読むようになったし
勉強も頑張っている。

国語の勉強では、
ひらがなを書く。

丁寧に書けているのだが、
「ふ」や「ゆ」や「む」の右上に小さく「き」と書いてある。

  

何だろうと不思議に思って尋ねてみると、
教えてくれた。

「ここに書いてあるが。」


  

『かきじゅんを まちがえやすい
 ひらがなに きを つけよう!』


はっはっは。息子は問題をよく読んでいた。
確かに「き」をつけようと読めてしまう。 

2014年4月21日(月)
練習以外のことも大事

極端な例も書いたが、

・卓球ノートを書く
・脱いだくつをそろえる
・家の手伝いをする
・ラケットやピン球を大事にする

などなど

強くなるためには、
練習以外のことも大事なのだ。

2014年4月20日(日)
ゴミ拾いをしたら強くなれるか?

ゴミ拾い(ボランティア)をしたら強くなれるか?
→「強くなれる」


朝練の前などにゴミ拾いをすること、
これはとっても良いこと。

ゴミ拾いをしている姿を見たまわりの人は、
選手たちを応援してくれるようになる。

まわりの人に認めてもらうことで、自分のやったことに誇りや意味がもてるようになっていき、
自分は、成長しているんだということに気づく。

また、まわりのいろいろなことに気づくようになる。

ゴミがはじめからそこにあったのではなく、
ゴミを捨てた人がいるということ。
そして、そのゴミを拾う人が必ずいるということ。
いつもきれいなのは、掃除をしてくれている人がいるということ。
・・・

普段気づかないことに気づき、
普段考えないこを考えるようになる。

自分以外のことにまで、気づいて考えるようになるのだ。


これらのことは、練習で活かされる。

「練習できるのは練習相手がいてくれるから」ということに気づくようになる。
「練習できるのは家族の支えがあるから」ということに気づくようになる。
「練習できるのは指導者がいてくれるから」ということに気づくようになる。
(監督が、選手たちにこれらのことに気づいてもらえるよう誘導していくのだが...)

今まで当たり前で考えてもいなかったことに気づき、それらのことに感謝の気持ちをもつことができるようになる。

そんな気持ちをもって練習に取り組む選手は、必ず強くなっていく。

2014年4月19日(土)
あいさつができる人は強くなれる?

あいさつができる人は強くなれるか?
→「強くなれる」

例えば、練習試合などで相手チームの監督に教えてもらうときのように、自分の監督やコーチ以外の人に教わるときを考える。

まわりの人は、
あいさつができる選手と、できない選手、

どちらの選手にアドバイスする気になるか?
当たり前のことだが、あいさつができる選手の方だ。

あいさつができる選手は、まわりが応援してくれるようになる。

2014年4月18日(金)
丸坊主にしたら強くなれる?

丸坊主にしたら強くなれるか?
→「強くなれる」

あなたは、強くなるために、
丸坊主にする覚悟があるか?
その覚悟をもって練習に取り組めば、
必ず強くなれる。


丸坊主にすること自体は、
強くなることと全く関係ない。
しかし、そうすることへの
覚悟が、
練習へ取り組む姿勢を変え、
試合の結果をも変えていく。

もちろん、丸坊主にすることは
他人に強要されるものではない。

2014年4月17日(木)
強くなるには

卓球で強くなるためには、
卓球の練習をするのが1番。
当たり前のこと。

でも、
練習以外のことが、
意外と大事だったりする。

そこを考えてみた。

2014年4月16日(水)
プレッシャー

今日、裏面ドライブ男と会って、次のような会話をした。

884「プレッシャーがなくても原稿を書けるようになり、成長しましたね」

裏D男「逆に、プレッシャーがないのが、今プレッシャーなんです」

はっはっは、
彼はプレッシャー好きのようだ。

2014年4月15日(火)
アウトプット

人は「インプット」ではなく「アウトプット」で成長する。

本を読んだり、いい話を聞いたり、インプットすることは大切だが、それだけでは不十分。
人に伝えたり、実際に行動したり、アウトプットすることが自分を変えるのだ。

卓球でも同じ、
練習(インプット)を一生懸命頑張っているが、
それだけでは意味がない。
試合や練習試合で、練習してきたことを出す
(アウトプットする)ことが大切なのだ。
・・・当たり前のことだが。

2014年4月14日(月)
動き続けていたい

あなたは『慣性の法則』を知っていますか。・・・
『止まっているものは、止まり続けようとする。
動いているものは、動き続けようとする』
・・・
これは私たち人間の生き方にも当てはまります。
せっかくいい考えや大きな夢を持ったとしても、何の行動も起こさず、じっとしているだけでは何も動きません。・・・
一方、初めに止まっているものを動かすのは大きな力がいりますが、いったん動き始めてしまうと、動き続けようとするものです。

(手紙屋/喜多川泰著より)

2014年4月13日(日)
成長が喜び

指導者の喜びは、子どもたちの成長。

練習試合に行ったとき、
大きな声であいさつができるようになったり、
進んで試合や審判に入れるようになったり、
一生懸命、仲間のプレーを応援できるようになったりと、
こんな子どもたちの成長がとてもうれしい。


今まで、プレッシャーを与えないと書けなかった原稿が、
何も言わなくても、自らできるようになった。
裏D男のこんな成長もうれしい。

2014年4月12日(土)
目的と目標

部活動の目的は
「人間としての成長」

それを達成するための一つの目標として
「試合で勝つ」ということを設定し目指していく。

間違えないようにしたい。

2014年4月11日(金)
「料理」と「卓球」

「料理」と「卓球」を比べてみる。


料理では・・・

料理を作る目的は、
「おいしい料理を作る」こと。

そのために、
包丁の腕を磨いたり、
味つけを学んだりする。

でも、
おいしい料理を作ることが
本当の目的ではない。

本当の目的は、
「食べた人に喜んでもらう」こと。

どんなにおいしい料理を作っても、
食べた人が喜んでくれないと意味がない。


卓球では・・・

卓球をする目的は、
「試合で勝つ」こと。

そのために、毎日毎日練習する。

でも、
本当の目的は違うと思う。

料理の場合と同じように、
本当の目的は、
「まわりの人に喜んでもらう」こと
なんじゃないかと思っている。

学校やクラブの仲間、
支えてくれてる家族や監督、コーチ、
試合相手や観客の人、
など、
自分のまわりにいる多くの人に
喜んでもらうことが大事。

そして、
まわりの人を喜ばすことのできた自分は
とっても幸せなんじゃないかと思う。

2014年4月10日(木)
入学式

今日は息子の入学式。
子どもも親もドキドキの1日。

天気がよく、
校庭の桜は満開だった。

たくさんのお祝いの言葉と
大量のプリントをもらい、
疲れ果てて小学校を出ようとしたとき・・・
校庭の桜の木の下には先生方全員の姿が。

大きなブルーシートの上で、

弁当を食べながら花見のようだった。


笑顔がいっぱいの先生方。
こちらも幸せな気分に。


いい入学式だった。

2014年4月9日(水)
受け止め方

物はお金で買える。
お金は数字に置き換えられる。
数字には終わりがありませんから、
その終わりのないものをいくら追いかけたって
永遠に満足することはできないのです。


では、どうしたら私たちは幸せを実感できる
ようになるでしょうか。


・・・
そして、わかってきたのは
「与えられたものをどう受け止めるか」
ということに答えがあるということです。
その受け止め方の勉強をすること、
それが幸せに生きていくうえで
一番大切なことなのです。

 「静思のすすめ」大谷徹奘著より

2014年4月8日(火)
居心地のいい場所

あなたにとって居心地のいい場所は、
まわりの人があなたに
何かをしてくれるかによってじゃなくて、
あなたがまわりの人のために
何をするかによって決まるの。
家も、学校も、職場も、全部同じね。


『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』
喜多川泰著より

2014年4月7日(月)
全国中学校卓球三十年誌

  

この本を見て、やる気になった。

あの場で勝ちたいという思いが増した。

教員になって何年か経ったとき、
卓球用品店のおばちゃんにもらった。

この本との出会いがなかったら、
本気で上を目指してなかったかもしれない。

2014年4月6日(日)
日曜工作

前々から、息子に
「ロボット作って」
と言われていた。

スーパーで段ボールをいっぱいもらい、
設計図をかき、

  

息子と一緒に作ってみた。

  

工夫したところは手が動くところ。

  

2014年4月5日(土)
引き出す

「引き出す」ことを考えてみた。
「引き出す」ってどうすること?
「引く」・・「出す」・・「引き出し」??

頭の中でイメージしてみた。
選手1人1人が自分の「引き出し」を持っており、
技術の入った引き出しを引いて準備しておき、
その中から必要なときに取り出す。

      

「引く」のと「出す」のは監督ではなく選手自身。

監督は、練習のときに、引き出しの「引き方」(場面に応じてどの引き出しを引いて準備しておけばよいかなど)や「出し方」(どうすればより効果がある技になるかなど)を選手に伝えておくのだ。

2014年4月4日(金)
力の引き出し方

「力の差とは、力そのものの差であるよりは、自分自身で持っている力をどれだけ引き出せるか、という引き出し方の差なのである。」
とシコー技研の白木学さんが言う。


どんなにいいドライブの技術を持っていても、試合でそれが使えなければ意味がない。
力の引き出し方が大事なのだ。

それが使える人は、練習の時から’引き出し方’を意識してやっている。
プレッシャーのかかった状態でも力が出せるように、練習の時から、プレッシャーのかかった状態をつくる。
また、ドライブを成功させるために、ドライブを打つまでに使う技術(サーブ、レシーブ、ツッツキなど)もあわせて練習する。

練習で、技術を磨くだけでなく、
その引き出し方をも磨いている。


 強いチームは’力の引き出し方’がうまい。

2014年4月3日(木)
夢が広がる

今読んでいる本。

   

今年から、担当の仕事に必要になってきた。

これをマスターすると、
卓球関係でもいろいろなことができそうな気がする。
楽しみだ!

2014年4月2日(水)
頑張ろう!
2014年4月1日(火)
1年経ちました

「仕事」は、自分を含める周りの人に喜んでもらうためにやりたい。そして、同じ仕事をやるのでも、ただやるだけじゃなく、その中に自分らしさを出したい。

今の自分はどうだろうか?できているか?
この1年で自分が未熟なことがよくわかった。

もっと、もっと、自分を磨いていかないといけない。