2011年10月31日(月) |
理解度 |
今日は学校で研修会。
東京大学の先生が来て、こんな事を話された。
『どれくらい理解しているかの理解度の段階は、
@問題が解ける
↓
A同じくらい分かっている人に説明できる
↓
B分かっていない人が分かるくらいの説明ができる.
分からない人にも、説明できるようになると、
学習内容をよく理解しているということだ。』
これを聞いて、卓球の指導で考えてみた。
@自分で卓球のプレーができる。
↓
Aある程度の選手に卓球のプレーを説明(指導)
できる。
↓
B初心者に分かるように卓球のプレーを説明
(指導)できる。
中学校の部活指導は、Bの段階。
もしかしたら、一番難しいのかもしれない。
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2011年10月30日(日) |
昔のノート |
昔、自分が書いたノートを開く。
・・・こんな事が書いてあった。
≪全国中学選抜大会に向けて≫
・試合中考えることは、勝ち負けではなく戦略だ。
・「初めてだから・・・」という言い訳は×。
・試合中、相手の心理を読めるか。
・どれだけ卓球に命をかけているか。
・本番で「あがる」のは普段の練習が悪い。
・言われたとおりやるだけじゃあ×。
自分で考えて試合を組み立てろ。
・できないことができるようになるためには、
イメージが大切。
・練習はできないことをできるようにする場。
試合はできないことをする場ではない。
・マイナス思考の人は、うまくいかなくなったら
どうするか、事前に考えて書いておく。
そうすると慌てないですむ。
・・・なるほど。
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2011年10月29日(土) |
卓球マシンの工夫 |
学校にある卓球マシン。
1ローラーで、左右の首振りしかできない。
慣れてくると、単調な練習になる。
工夫して、実戦に近い練習にする。
<工夫@>
「イスを置いて、そのイスを回って打つ」
・カットマンの練習で、後ろに下がることを
意識させたいとき、台の近くにイスを置き、
それを回って打つようにさせる。
そうすると、必ず前に戻る。
<工夫A>
「ピン球の色で条件をつける」
・白球とオレンジ球を混ぜて入れ、
カット打ちの練習の時、白球はドライブ、
オレンジ球はストップ、のように条件をつける。
<工夫B>
「マシンと人が交互に球を出す」
・カットマンの練習で、ドライブとストップを交互に
球出しする時、ドライブボールはマシンが、
ストップボールは人が出す。
工夫次第で、効果が上がる。
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2011年10月28日(金) |
YOUメッセージではなく、Iメッセージで語る |
私は、人に何かを伝えたいとき、
できるだけ主語を’私’にして
話すようにしている。
「こんな事ができていたのは、うれしい。」
「あんな事がおこるのは、悲しい。」
「こういう事に取り組みたいと思うので、私も頑張る。」
ある本の中にこんな話が載っていた。
けがを押して土俵に上がり、苦戦しながら優勝した
貴花田に対して、小泉首相がかけた言葉。
「痛みに耐えてよく頑張った!」
「感動した!」
翌日の新聞の一面を飾ったのは、
「感動した!」だった。
’あなた’を主語とした「よく頑張った」よりも、
’私’を主語とした「感動した」の方が、
相手の感情を揺さぶるのだ。
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2011年10月27日(木) |
意味を知って使え |
「失礼します」と入ったら、叱られた。
大学院生の時、
教員採用試験の面接練習で、
教授の研究室に入ったときのこと。
『「失礼します」とは何事だ!
「失礼します」という言葉を知っているのか?
’突然おじゃまする’ときや
’その場を立ち去る’ときに使う言葉だ。』
「中学の時、そう言って入れと教えてもらいました。」
私は、食ってかかった。
『おまえは言葉の意味も知らずに使っているのか。
話にならん。』
と、更に叱られた。
おまけに、
教授のゼミのホームページに書かれた。
『言葉の意味も知らずに、「失礼します」と入ってきて、
それを注意したら、食ってかかってきた学生がいる。
そんな人には教師になって欲しくない。』
この件があって、
絶対に教師になってやるぞと、
意地になり勉強(1日20時間)した。
また、言葉の意味を考えるようになった。
今から思えば、自分を成長させる出来事だった。
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2011年10月26日(水) |
ありがとう |
「ありがとう」とは、感謝の気持ちを表す言葉。
へら釣り名人(自称)が「ありがとう」について、
こんなことを言っていた。
『「ありがたい」を漢字で書くと、
「有り」「難い」・・・「有ることが難い」。
「滅多にない」「珍しくて貴重」という意味だ。
つまり、「当たり前」の反対。
ピン球を拾ってもらって、「ありがとう」。
試合後に、「ありがとうございました」。
練習後に、「ありがとうございました」。
ピン球を拾ってもらうのも、
試合をさせてもらうのも、
練習をさせてもらうのも、
決して「当たり前」ではない。
・・・貴重なこと。
どんなささいなことも「当たり前」と思わず、
周りに対して、心から「ありがとう」と
言える人になって欲しい。』
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2011年10月25日(火) |
本田宗一郎 |
「相手の気持ちになる」・・・とても大切。
HONDA創始者”本田宗一郎”さんはこう言っていた。
「お客さんに迷惑をかけるようなものをつくるな!」
「モノをつくる時には、それと一番長いこと付き合わ
なきゃならない人のことを考えろ!」
ネジの精度が低く、いくら締めてもゆるんでいた時代。
ホンダのエンジンには親切設計がしてあった。
ネジがゆるんでも、部品がすぐに落っこちない。
ネジがとれても、すぐには壊れない。
「お客様の気持ち」になってものづくりをしていた。
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2011年10月24日(月) |
釣り |
3家族でキャンプ。
テントは寒いので、コテージに泊まる。
メンバーは、
’へら釣り名人(自称)’の家族と、
’元全中シングル3位’の家族と、
自分の家族の計11人。
最初に向かったのは、
夕食を調達するために、マスの釣り堀。
竿、仕掛け、えさは準備してくれる。
竿やえさが同じなら、
誰でも同じように釣れると思っていた・・・。
・・・違った。
へら釣り名人(自称)はすごかった。
明らかに卓球の時とは違う’真剣な’目つきで、
どんどん釣り上げていく。
・・・さすが。
何が違うか。
ポイントに落とす技術や
釣り上げる技術の違いもあったが、
それ以上に違ったのは、全ての動きを
”魚の気持ち”になって行っていたこと。
’相手の気持ちになる’・・・大切だ。
夜は、
釣った魚と鍋で、夜遅くまで語り合った。
とっても、幸せなひとときであった。
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2011年10月23日(日) |
仲間 |
今日は高校の同級生の結婚式。
高校では、
中学時代にあこがれだった選手が集まり、
自分以外はみんな’全中’経験者。
結婚した彼も、
中学時代シングルで’中国チャンピオン’になった男。
二次会でみんなと久しぶりに会った。
話しながら、良い仲間と
卓球させてもらったんだなと、しみじみ思った。
今の自分があるのも、
このときの仲間がいたから・・・。
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2011年10月22日(土) |
教えるタイミング |
「風光る」の中での君島監督。
『はじめから技術を詰め込むんじゃなくて、
ちゃんと体を鍛え、自由に動ける体を作ってから、
少しずつ体に合った技術を教えていく。
本当にやる気のあるときに教えていく。
その方が覚えが早い。』
’いつ教えるか’でその効果が変わってくる。
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2011年10月21日(金) |
ラバーE |
「粒高ラバー」〜続き〜
球との接触面が少ないことと、
粒が変形する(倒れる)ことで、すべる。
粒高ラバーの効果をより出すためには、
球との接触面をより少なくし、
粒が変形しやすいようにすると良い。
具体的には、
粒が倒れてしまわないように、
球の回転方向と同じ方向にラケットを動かす。
ドライブ(上回転)に対しては、ラケットを下に動かす。
右横回転に対しては、ラケットを左に動かす。
左横回転に対しては、ラケットを右に動かす。
下回転に対しては、ラケットを上に動かす。
そうすると、相手の回転がより残って返球される。
1枚ラバーを使うと、より粒の効果が出る。
これは、土台(木)が硬いので粒が倒れにくいため。
これに対して、スポンジがあると、
粒が根本から倒れやすくなり、引っかかりやすくなる。
スポンジがあると攻撃がしやすくなるのはこのため。
粒をどの向きに倒して、どれくらい倒すかも考える。
粒使いの達人は、何本倒すかも考えているそうだ。
止まらなくなるので、・・・これくらいにする。
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2011年10月20日(木) |
ラバーD |
「粒高ラバー」
球との接触面が少ないことと、
粒が変形する(倒れる)ことで、すべる。
逆に、
球との接触面を多くして、
粒が変形しないようにすると、すべらない。
具体的には、
一気に、同じ方向に粒を倒してしまい、
粒が寝た(全部倒れた)状態で打球すると、
すべらない・・・・つまり、回転をかけることができる。
状況としては、
相手が打ったドライブに対して、
カウンタードライブを打つとき。
粒高ラバーでも普通に打てる。
これは、球の回転と逆方向に
ラケットを振りながら当てることで、
粒が一気に倒れて、
すべらなくなっているのだ。
カットを粒でツッツキするときも
同じ状態になり、ネットにかけてしまうことがある。
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2011年10月19日(水) |
ラバーC |
「アンチラバー」と「粒高ラバー」の違い
どちらも球が’すべる’が、そのすべらせ方が違う。
「アンチラバー」は、
ゴムを加工してゴム本来の摩擦を無くしている。
摩擦がないから、すべる。
ただし、すべらせることしかできない。
「粒高ラバー」は、
球との接触面が少ないことと、
粒が変形する(倒れる)ことで、すべる。
粒の倒し方で、いろいろなすべらせ方ができる。
また、粒の倒し方で、
すべらないようにすることもできる。
「粒高ラバー」の方が
多くの球種を出すことができるので、
多くの選手が使っている。
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2011年10月17日(月) |
ラバーA |
「アンチラバー」と「粒高ラバー」
回転がかからない。
引っかからない。
すべる。
このラバーで打球すると、
・相手の回転に影響されにくい
・相手の回転がそのまま残る
という特徴がある。
(打球すると) (そのまま回転が残る)
下回転が上回転になって返ってくるので戸惑うが、
それは自分の回転なのだ。
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2011年10月16日(日) |
ラバー@ |
「裏ラバー」と「アンチラバー」や「粒高ラバー」。
簡単に言うと、
回転が’かかる’か’かからないか’の違い。
その違いが、
下回転サーブに対して、当てて返すと、
’下回転で返ってくるか’(裏ラバー)
’上回転で返ってくるか’(アンチ・粒高ラバー)
の違いになる。
ラバーについて考える。
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2011年10月15日(土) |
3ヶ月 |
’座禅’をしたことがある。
インターハイ前の合宿の時、家がお寺の英語の先生
にお願いして行った。
その先生曰く、
「座禅を究めると、体が’自然’と一体になり、体の中
に太陽の光が透き通っているのを感じるようになる。」
・・・私は、全く感じなかった。
また、次のようにも言われた。
「物事をはじめてから、結果が出るまでに
3ヶ月(約100日)はかかる。勉強でもスポーツでも、
3ヶ月(約100日)頑張ったら必ず結果が出る。」
今日で、この日記をはじめてから3ヶ月。
結果が出はじめる頃だろうか?
周りの先生から、「刺激を受けやる気になった」とか
「あの練習をやってみた」とか聞くと、うれしい。
これからも、”勝手に(一方的に)”書き続けよう
と思っている。
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2011年10月14日(金) |
個性とわがまま |
「基本を身につけ、それを自分のやり方に
変えていくのが”個性”。
基本が身についていないのに、自分のやり方
を通そうとするのは、”わがまま”。」
岩崎さんの講習会で聞いた話。
イチロー選手は、
振り子打法という特別な打ち方をしているが、
基本となる打ち方を完璧に身につけてからのこと。
ピカソは、
三角や丸や四角の絵を描いているが、
デッサンをさせたら抜群にうまい。
基礎・基本を身につけた上で、”個性”を出している
のだ。
一流選手の真似をする時、
見た目だけを真似するのではなく、
それまでに何をしてきたかも真似するようにしよう。
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2011年10月13日(木) |
ドライブのスイング |
ドライブについて、
「大きめのバックスイング」と書いた。
書きながら、なぜだろうと考えてみた。
結論は、下回転をドライブするときは、
前進回転を打つとき以上に
スイングスピードが必要だから。
具体的には、
水平方向に飛んできた下回転を、
その回転と同じスイングスピードで上方向に
ドライブをかけるとする。
ラケットの面が垂直よりも上を向いてないと、
上方向には飛んでいかない。
つまり、かぶせたラケットで打った球が
上方向に飛んでいくようにするには、
下回転の回転よりもさらに速いスピードで
ラケットを振る必要がある。
そのスイングスピードを出すために、
大きいバックスイングをとり、’ぶり’をつけるのだ。
・・・いつもこんな事ばかり考えている。
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2011年10月12日(水) |
ドライブ練習 |
下回転をドライブする練習。
’安定’させることを最優先する。
@打つ前の体勢は、右足先が横を向き、
おへそを打球点の方に向ける。
A右足が球の後ろにくるようにする。
Bラケットの面は、打球する面のまま
斜め下方向に大きめのバックスイング。
Cスイングする方向は、ほぼ球を飛ばす方向。
斜め上方向となる。
D体重移動もスイング方向と同じ。
斜め上方向(右足の辺りから頭の前辺り)に移動。
E打点は頂点後。(低くても台の高さより上)
F球の軌道は’山なり’で、その山の頂点は
’ネットよりも手前の位置’で’ネットの2倍の高さ’。
G回転をかけ安定させる。
<ポイント>
・打球点は頂点後
・回転をかける
・山なり(頂点はネットより手前でネットの2倍の高さ)
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2011年10月11日(火) |
ドライブの打点 |
初心者には、
下回転に対するドライブは
’頂点より後’を打つように指導する。
ドライブはラケットを下から上方向に振る。
そのラケットの軌道と、ボールが飛んでくる軌道が、
できるだけ多く重なるようにする。
そうすると、ラケットに正確に当たりやすい。
ここでは’安定’を目的にしている。
上達してくると、
下回転に対するドライブは
’頂点’を打つように指導する。
一番高いところで打つと、
打ったドライブの軌道が直線に近くても入る。
つまり、よりスピードの速い球を打つことができる。
ここでは’球の速さ’を目的にしている。
さらに上達すると、
下回転に対するドライブは
’頂点より前’でも打てるように指導する。
より前で打った方が、
相手は予測する時間が少なくなるので、
決定打となりやすい。
ここでは’タイミングの速さ’を目的にしている。
それぞれに意味がある。
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2011年10月10日(月) |
卵 |
「卵は何であんな形をしているのか」
理由がある。
一つめは、産むときに産みやすい形。
角ばっているよりも、丸い方が産みやすいに
決まっている。
二つめは、くるっと回って止まる形。
卵を産む場所は、平坦なところとは限らない。
坂になっていたら、ころころと転がって落ちてしまう。
そんな時に、遠くへ転がっていってしまわないように、
あんな形をしているのだ。
片方が太くなっているので、
転がってもくるりと向きを変え、遠くへいかない。
どんなものでも、必ず意味があるのだ。
卓球でも同じ、
全ての動作に意味(理由)がある。
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2011年10月9日(日) |
卓球 |
「卓球は、その人の’人間’が表れる」
高校時代、顧問の先生からよく言われた言葉。
卓球の練習以外の
学校生活や家での生活、
そして、その他全ての事が
試合の時、自分のプレーとなって表れる。
自分のプレーを振り返ってみて
どうだろうか?
当てはまっているだろう。
特に、卓球は球が小さいから、
他の競技よりも、より表れるそうだ。
卓球が強くなるには、卓球の練習だけでなく、
人間を磨く必要がある。
部活動の指導では、ここに重きを置く。
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2011年10月8日(土) |
成果 |
スマッシュが入るようになった。
特に1年生。
スマッシュ練習をやってきた成果。
今のところ順調だ。
今日の勝負は、
エース対決で負け、4番手対決で負け、
ダブルスで負けた。
そういう負け方をして良かった。
力の無さがはっきりした。
強いチームは、エース対決で負けない。
強いチームは、4番手対決で負けない。
強いチームは、ダブルスで負けない。
本番までに強いチームにしていく。
楽しみだ。
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2011年10月7日(金) |
優勝する人 |
「二等を追う者は、一等を得ず」
大学時代、陸上部で作ったTシャツに
プリントされていた言葉。
1位になる人は、1位しか狙っていない。
「最高で金、最低でも金」
五輪前に谷亮子はそう宣言し、
金メダルを取った。
2位でもいいかと思っている人が、
1位になることは、・・・まず無い。
勝負とは、そんなもの。
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2011年10月6日(木) |
踏み込んで打つ |
今やっているスマッシュ練習、
’打つ時’の具体的な指示を出す。
「左足は前に踏み込み、足先を打つ方向に向ける」
「前に移動しながら、体を回転させる」
「球の上側を打球する」
スマッシュは、野球のピッチングと似ている。
ピッチングで大切なのは、”並進運動”と”回転運動”。
横向きのままキャッチャーの方へまっすぐステップ
する”並進運動”で、投球方向への
エネルギーと運動の方向性を生み出す。
そして、前足が着地後、一気に体幹を回転させる
”回転運動”で腕を振り球を投げる。
卓球でも同じ。
打球方向への”並進運動”で
打球方向へのエネルギーと
運動の方向性を生み出しながら、
ラケットを振る直接的な動力となる
”回転運動”をする。
もし、”並進運動”がなかったら、
”回転運動”だけとなり、スイングが円を描く。
狙った方向に球を飛ばすには不安定となる。
安定させるためには、
スイングが楕円を描いた方がよい。
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2011年10月5日(水) |
打つ前の位置 |
打った後、バランスを崩す・・・戻れない。
一生懸命打ち方を直そうとするが・・・、
原因は打ち方ではない。
打つ前の位置や姿勢にある。
・正しい体重移動(打つ方向への体重移動)
・正しいスイング(打つ方向へのスイング)
ができるように、打つ前の体の位置や体勢、
ラケットの位置を調整することが大切。
今やっているスマッシュ練習、
’打つ前’の具体的な指示を出す。
「右足の先を横に向け、飛んできた球の後ろに置く」
「体を横に向け、右足だけで立つ」
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2011年10月4日(火) |
スマッシュ練習 |
今重点を置いている「スマッシュ練習」
多球練習の形で、
@送球者は、打球者の台にバウンドさせないよう
高く大きく出す。
打球者はそれをノーバウンドでスマッシュする。
A送球者は、台に球をたたきつけるように出す。
バウンド後大きく跳ね上がった球を
打球者はノーバウンドでスマッシュする。
大きな球を大きくスマッシュする練習。
大きな(大きく体を使う)動きの中で、
打球時の体重移動を確認したいと考えた。
また、打球前の位置取りが大切なことに気づかせ
たいと考えた。
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2011年10月3日(月) |
10月の短期目標 |
1年生10人が出場して、7人が予選通過。
全員中学から始めた生徒。
ブロック大会では、
練習してきた成果が見られた。
焦らず、本番に向けてじっくりと力をつけていく。
10月の”短期目標”
・同じフォームから切るサーブと
ロングサーブを出せるようになる。
・踏み込んでスマッシュが打てるようになる。
・頂点を回転のかかったドライブで打てるようになる。
・切るツッツキのレシーブができるようになる。
・得意な技術の精度を高める。(80%以上)
これからは’攻撃’を意識していく。
「打つ前の体勢」「体重移動」「打点」などをチェックし、
球に力を伝える方法を頭と体で考える。
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2011年10月2日(日) |
どちらも正しい |
ある選手、
学校で教えてもらう’打ち方’と、
クラブで教えてもらう’打ち方’が違うと嘆く。
どちらが正しいのか?
”どちらも正しい”
その’打ち方’の違いは、
監督やコーチの’視点の違い’。
選手のレベルアップという目的は一緒だが、
どのようにして持って行くかのやり方の違い。
違って当たり前。
ただ’打ち方’だけに注目するのではなく、
「なぜこのうち方をするのか」という’意味’や、
「このうち方をすると試合でどうなるか」という
’将来のイメージ’を頭で考えながらやって欲しい。
そうすると、どちらの’打ち方’も
自分にとって必要だということがわかってくる。
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2011年10月1日(土) |
サーブとレシーブ |
試合は、
サーブから始まる。
次はレシーブ。
どんなにすごいラリーも、
必ず、ここから始まる。
中学生が
試合で勝てるようになるための
1番の近道は、
「サーブ」と「レシーブ」を練習すること。
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