2011年9月30日(金) |
相手のせいにしない |
責任を周りのせいにばかりする人。
そこからは何も成長しない。
1番の責任は自分にあることがほとんど。
「他人を指さす」のではなく、
「自分を指さす」人になろう。
相手を変えることはできない。
だが、自分は変わることができる。
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2011年9月28日(水) |
全体をイメージする |
今やっている部分練習。
地道にやる練習。
できるようになると、
自分のプレーがどう変わるか、
イメージできるようになると効果が上がる。
そこで、
朝練でやっている基本練習を工夫。
下、右横、左横サーブから入る。
レシーブは’部分練習している’ツッツキ、
それを三球目ドライブしてもらい、
’部分練習している’ブロックで返球、
そこから「フォア対フォア」や「バック対バック」を
やるようにする。
サーブが台から出ていたら、
’部分練習でやっているように’
レシーブから攻撃する。
このような練習をやると、
今、部分的に練習している「レシーブ」や「ブロック」が
実際のラリーのどこでどのように役立つかがわかる。
そして、何に気をつけて練習すればよいかに気づく。
全体がイメージできると、
部分練習の意味がわかってくる。
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2011年9月27日(火) |
ブロックの練習 |
ノートの1ページ目に書いた’重点を置くこと’
「ブロックから点がとれるようにする」
ブロックについて、
あまり意識して練習していなかった。
中国大会を見て、ブロックの必要性を感じた。
下回転サーブをツッツキでレシーブし、
ドライブされた球をブロックする練習。
ラケットの面はできているので、
ラケットを動かす方向を意識していく。
@動かさない
A下に動かす
B右に動かす
C左に動かす
D上に動かす
E引く
F押す
G振る
今、「レシーブの練習」と一緒にやっている。
<部分練習チェック表>
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2011年9月26日(月) |
レシーブの練習 |
今、最初にやっている練習は「レシーブ練習」。
下、右横、左横、上回転のサーブを出してもらい、
ひたすら切るツッツキで返す練習。
回転サーブに対して、まずは逆回転にして返す。
下回転を下回転にして返すのが逆回転。(ツッツキ)
横回転に対しては、横にツッツキをする。
上回転に対しては、上にツッツキをする。(フリック)
逆回転にして返すのが完璧にマスターしてから、
順回転にして返す練習をしていく予定。
レシーブの技術は重要だと感じている。
時間をかけてじっくりとやっていく。
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2011年9月24日(土) |
レシーブ |
「勝つ選手はレシーブミスが少ない」
ジュニアの試合を見て、特にそう感じた。
高校生でもレシーブが下手。
結構レシーブミスしている。
中学生の時にレシーブの技術が
身についていないということ。
今思えば、レシーブの技術を
身につけるだけの練習はやっていなかった。
サーブの回転に対して、
正確な面を出し、動かして、
コントロールして返す。
結構難しい。
やってみよう。
「レシーブミスの少ない選手は勝つ」
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2011年9月23日(金) |
練習メニューB |
練習メニューを考える上で大切にしていること
「監督が練習につけないときは、
生徒だけでも集中して取り組みやすい練習にする」
練習の効果は、選手の意識で決まる。
強くなりたかったら、監督が見ていない所でも、
高い意識を持って練習するのが当たり前。
しかし、中学生の初心者にはそれは無理。
だから、生徒だけでも、
ある程度の高い意識を持ってできる
練習メニューを考える必要がある。
例えば、「続ける練習」とか「校内リーグ」とか。
そして、必ず記録を残させる。
後で、記録している用紙を見れば、
1人1人の頑張りがわかるようにする。
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2011年9月22日(木) |
練習メニューA |
練習メニューを考える上で大切にしていること
「ボールを打つ時間が多く取れるように工夫する」
卓球競技は、ボールにさわればさわるほど上達する。
待ち時間なく、たくさんの球が打てるように
工夫することが大切。
普通の中学校では、2人で1台を使うことはできない。
だから、クロスの練習で、
どれだけ効果の上がる練習ができるかが、
勝つためのポイント。
また、多球練習を効果的に取り入れるのもポイント。
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2011年9月21日(水) |
練習メニュー@ |
練習メニューを考える上で大切にしていること
「大切な練習からやる」
大切な練習とは、そのとき重視している練習。
例えば、試合が近くて1時間しかないときは、
いきなり「ゲーム練習」を30分。
その後で、試合を振り返らせ、
各自「課題練習」を30分。
最近の練習では、
3分間で100往復続ける基本練習を、
朝練でも午後練でも、
練習の最初にやっていた。
これからは、部分練習を最初にやる。
一番元気があり、集中しているときに、
一番大切な練習をすると効果大。
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2011年9月20日(火) |
成果 |
昨日の試合、
続ける練習をやってきた成果が
はっきりと見えた。
男子も女子も、
ブロックなどの返球率が上がっていた。
正しい面が出せるようになっているので、
ラケットを出せば球は返る。
こんなに効果が現れるとは・・・、
やってきた甲斐があった。
ラケットの面ができたので、
次はそれを動かすこと、
更に、強く動かすことを練習していく。
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2011年9月19日(月) |
1000本フットワーク |
最後の一人が続いた後、
周りから拍手が起こった。
やり続けて良かった。
4時間動き続けて、足はガクガク、
疲れ果てていたが、
その分だけ、達成感は大きかっただろう。
1000本フットワークを達成したことは、
すごい自信となるだろう。そして、
将来の自分を必ず支えてくれる。
卓球が上手になることよりも、
’我慢して努力し続けたら、必ず達成する’
という今回のような成功体験が大切。
我慢のできる、強い人になって欲しい。
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2011年9月18日(日) |
我慢 |
「強い人はなぁ、我慢ができるんだぞ。」
3歳の息子によく言い聞かせる言葉。
今日の午後は、左右の1000本フットワーク。
「全員続いたら今日の練習終わり」
我慢の練習。
1000本フットワークをしていると、
その人の心の中がピン球に表れる。
1000本続くまで・・・我慢。
三角形を置いているので、必ず動く。
始めてから4時間後、
最後に残った1年生女子が続いた。
この女子、4時間ずっと動いていた。
・・・絶対強くなる。
短期目標の
「左右の1000本フットワークを全員が続ける」
が達成した。
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2011年9月17日(土) |
スリッパを並べる |
県外の試合でのこと、
あるチームの1人の男子、
トイレでスリッパを並べていた。
この生徒、
’他の人のスリッパまで’並べていた。
更に、
’トイレに入るとき’並べていた。
しかも、
’誰も見ていないところで’並べていた。
・・・すごい。
どんな指導をされているのだろう。
冬は、いつもそのチームに勝つのだが、
夏には必ず追い越される。
毎年、全中に出ている。
人間力の差を感じる。
スリッパを並べる、挨拶をする、
荷物を並べる、服をたたむ・・・
「当たり前のことが、当たり前にできる」
それが本当に大事である。
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2011年9月16日(金) |
短期目標 |
目標を
”全国大会に出場し、予選リーグで2勝”
と決めた。
そこから逆算して、
今この時期に
何ができないといけないかを考える。
9月の”短期目標”は、
・フォアサーブで、下・横・上・ナックルの4種類の
回転を出せるようにする。
・バックサーブで、下・横・上・ナックルの4種類の
回転を出せるようにする。
・左右のフットワークで1000往復続ける。
・基本練習の○を90%以上にする。(達成済)
・下回転に対するドライブが80%以上入るように
する。
半年後、勝負するためには、
基礎的な部分を
徹底的に鍛えておく必要がある。
そう考えて、設定した。
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2011年9月15日(木) |
目標 |
ノートに書いた目標。
いつも、その1歩手前で終わってしまう。
「県大会優勝」と書けば、
県大会で2位か3位。
「全国大会出場」と書けば、
中国大会で終わる。
100m走では、ゴールは100mだが、
実際には120m位走る。
100mを全力で走るためには、
100mだけでは足らない。
目標を達成するためには、
その目標以上を目指していく必要がある。
だから、いつも目標は高く持つようにしている。
**過去のノート(何年か前のもの)**
<目標>
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2011年9月14日(水) |
自分の卓球ノート |
毎年夏が終わると、健康ランドに行く。
新しいノートに、
新チームについてじっくり考え、書いていく。
頭の中にあるものを、全部書く。
ノート3〜4ページ分になる。
自分にとって、とても楽しい時間。
**過去のノート(何年か前のもの)**
<1ページ目> <2ページ目>
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2011年9月13日(火) |
1ページ目 |
新しいノートの1ページ目。
どんなチームを作っていくかを書く。
目指す方向
”普通の中学校の環境でできる最大限”
目標
”全国大会に出場し、予選リーグで2勝”(24.3)
重点を置くこと
・基本技術を90%以上にする
・回転を予想以上にかける(サーブ、ツッツキ)
・ブロックから点がとれるようにする
・深いコースを狙えるようにする
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2011年9月12日(月)81%,91% |
90%達成 |
8月の終わりからずっとやってきた、
3分間で100往復続ける基本練習。
目標は、
「全員分合わせて、○の数が全体の90%以上」
結果を、日付の横に書いてきたが、
ついに、今日90%を超えた。
<練習記録シート(9/12)>
チームとしての’成功体験’。
明日からは、次の段階。
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2011年9月11日(日) |
調子A |
「調子が良い・・・」
「何が良いのか?」
具体的に、そのときの状態を言葉で表すことが大切。
何をどうしているときに、良い状態になっているのか。
それがわかっている人は、
再び良い状態を’自分で’つくることができる。
「調子が良い・・・」、「調子が悪い・・・」
できるだけ使わない方が良い。
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2011年9月10日(土) |
調子 |
「調子が悪かったから、入らなかった。」
「調子が悪かったから、負けた。」
よく耳にする言葉。
違う。
「打ち方が悪い」
「タイミングがずれている」
「気持ちが弱気になっている」
など何らかの原因があったから、
入らないし、負けたのだ。
その原因を明らかにしようとせず、
「調子が悪い」ですませてしまう。
こわい。
私は、中学生に
この言葉を使わせないようにしている。
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2011年9月9日(金)79%,89% |
素振り |
初心者には素振りをさせない。
振りというのは、
「バックスイングはこうして、フィニッシュは
ここまで振る。」
と決まったものではないと考えている。
自分が初心者の時、
”脇をしめて、ラケットはおでこの前まで振る”
ように言われ、ひたすら素振りをした。
きれいなフォームが身についたが、
実践で、多くの球種に対応できる振りではなかった。
スイングについて、このように考えている。
スイングの方向は、ボールを飛ばしたい方向。
バックスイングは、スイングの方向と反対方向。
回転が入ってきた場合は、少し変わってくるが、
これが基本。
そして、このスイングが正確にできるように、
体勢を作る。
指導していくときは、これらをチェックしていく。
初心者は、球が飛んでくる軌道や
打球して飛んでいく軌道のイメージが
頭の中に描けない。
だから、スイングする方向が
球に合わせた方向にならない。
このイメージが描けるようになるまでは、
素振りはさせない方がよいと思う。
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2011年9月8日(木)79%,85% |
初心者の技術指導B |
その次に大切にしていることは、
「体勢」
初心者の体勢でのポイントは、
球を、ミスをせずに、正確にコントロールできること。
そのため、ストライクゾーンが広くなるようにする。
打球するポイントが、
思っていた所より、少しずれたとしても、
正しい面を正確に出すことができる体勢。
体(おへそ)を球の方に向けるようにする。
字を書いたり、プラモデルを作ったりと、
細かい作業をするときは、
体の正面で、手を曲げて、顔を近づけてやる。
打球するときも、同じように、
体の正面で、手を曲げて、顔を近づけてやる方が
ミスが少ない。
バックは体の前で打球するので、
球は自然と体の正面になる。
フォアは体の右側で打球するので、
体を右に向け、球が体の正面になるようにしてやる。
だからフォアは左足前、右足後ろの方が打ちやすい。
’体(おへそ)を打球点の方に向ける。’
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2011年9月7日(水)81% |
初心者の技術指導A |
次に大切にしていることは、
「スイングの方向」
打とうとする方向にラケットを動かすことが基本。
飛ばしたい方向にラケットを動かすことで、
飛んでいく球のコースを安定させることができる。
ラケットを振ると、体を中心に円の軌道をとるが、
その中に、打つ方向にラケットを動かす
短い直線を意識するようにさせる。
初心者に対しての指導では、
常に、ボールを安定させることを考えている。
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2011年9月6日(火)80%,75% |
初心者の技術指導@ |
初心者の技術指導で大切にしていることは、
まず第1に、
「ラケットの面」
当てただけで返球することのできる面を作ること
が基本。
その面のまま、バックスイングをして打球すれば、
少々打球するタイミングがずれても、球は入る。
また、その面からだといろいろな打法ができる。
台上だと、フリック、ストップ、ツッツキ、流す..等。
最初は、当てただけで入る面を身体が覚えるまで
徹底的に続ける練習をする。
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2011年9月5日(月)51%,60% |
部活動の指導で心がけていることA |
中学生は初心者。
いかにわかりやすく伝えるか。
できるだけ短い言葉で。
1つ1つの動きの意味まで伝える。
理屈がわかれば、
そこから選手自身が応用していく。
選手に気づかせる場を多くつくる。
監督はヒントを与える。
考えて気づくのは選手。
選手以上に勉強し、
引き出しをたくさん持っておく。
先生のそういう姿を見て、
中学生も考えるようになる。
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2011年9月4日(日) |
部活動の指導で心がけていること@ |
・卓球好きにさせる
・卓球に打ち込める環境をつくってやる
・常に目標を持たせ、意識させる
・学び方を教えてやる
・成功する場を作ってやる
中学校の顧問として大切なのは、
卓球を教えることではなく、
卓球を’好き’にさせること。
そして、どのように取り組んでいけばよいか、
そのやり方を教えていくこと。
技術を教えるだけの指導なら、
顧問の先生の実力以上の選手は育たない。
顧問を超え、どんどん育っていく選手になって欲しい。
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2011年9月3日(土) |
台風 |
向かいの家が浸水。
どんどん水面が上がっていく。
どうすることもできない。
水をかき出すにも、
辺り一面、水、水。
何もできない。
試合で
一方的に負けているときに似ている。
いろいろやろうとするが、
何もできずに終わってしまう。
その場では、何もできない。
本当に
事前の準備が必要だと感じた。
もしも、そうなったらどうするか。
そうなる前に、予め準備しておく。
・・・そうなってからでは、もう遅い。
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2011年9月2日(金) |
世界陸上から |
高校3年夏、受験勉強中、
東京で世界陸上が行われていた。
男子100mでカール・ルイスが、
後半ごぼう抜きし、金メダル。
TVの前で興奮した自分。
大学で、陸上をするきっかけになった。
今年の世界陸上も興奮の連続。
ルールが変わり、
フライングは1発失格になった。
100m決勝ではボルトが失格。
スタートに緊張が走る。
解説者が言う。
「心が強い選手が有利になりますねえ。」
大舞台の最後の最後、緊張した場面では、
ただ’強い’’弱い’で勝ち負けがつくのではなく、
’心が’強いか弱いかで決まることがほとんど。
心をいかに鍛えていくか・・・。
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2011年9月1日(木)59% |
だます |
気持ち次第でプレーは変わる。
相手は、格上の選手。
「相手は強いから勝てないと思うけど、
全力でいけよ。」
よく対戦相手のチームの顧問の先生が、
選手にかけている言葉。
これでは絶対勝てない。
先生が’勝てない’と言っているから・・。
私は、どんな相手とするときも、
「力がついたから勝ってもおかしくはないぞ。
全力でいけよ。」
のように絶対に’勝てる’という言葉を入れる。
その言葉に、選手はだまされる。
練習も一緒。
1000本ラリーをするとき、
「この練習は難しいぞ。」
と言ってしまえば、’難しく’なるし、
「1000本なんてすぐにできるよ。」
と言ってしまえば、’簡単’になる。
気持ち次第でプレーは変わる。
監督は、選手の気持ちを高めるために、
うまく’だましてやる’ことが必要。
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