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2011年8月31日(水)
明日から2学期

『成功の反対は
失敗ではなく、「やらないこと」だ』

佐々木則夫さん(なでしこジャパン監督)の言葉。


明日から2学期、
何事にも、前向きに挑戦していこう!

2011年8月30日(火)45%
卓球ノート

毎日書かせている卓球ノート。
その理由や原因まで書く事が大切。

× ドライブミスが減った。
○ いつも頂点をとらえるように意識したので、
  ドライブミスが減った。

× 動けていなかった。
○ 打った後、次の球への意識がなかったので、
  動けていなかった。
次の球を予測し、戻りを
  速くして、動いて連打できるようにする。


事実を書くだけでは、次に活かすことができない。
その理由や原因を書いておけば、
次にどうすればよいか具体的にわかる。

卓球ノートを書くことで、
考えて練習するようになる。

2011年8月29日(月)
体が覚える

先日の講習会で、
岩崎さんと矢島さんが言っていた。
「練習では、頭を使って考えて打つこと。
それを繰り返しやっていくことで、
正しい打ち方を体が覚える。

そうすると、体が勝手に動いて打つようになる。
試合では、どのように打つかを
頭で考えていないのだ。」


「頭ではなく身体で考えろ!」
宇城憲治さんが著書「武道の心で日常を生きる」
の中で言う。

武道では’型’を繰り返しやっていくことで、
型を身につけ、型の深みを身体で知ることができる。
そして、「頭で考える」から
「身体で考える」ようになるそうだ。


練習では、
’身体が覚える’まで繰り返すことが大切なのだ。

2011年8月28日(日)
110番

昨日は補導。パトカーに乗って、地域を回った。
パトカーに乗っていると、無線から、
「○○で火事。○○小学校の花火大会の
花火の火の粉で引火。」
「タクシーを乗り逃げ。犯人は逃走中。」
「ひき逃げ。被害者は14歳少年。名前は○○。」
(えっ、こいつってうちの中2の生徒じゃん。
怪我はなかったようで良かったが。)

110番通報されたものが、休むことなく入ってくる。

昔、とんでもない110番の電話をしたことがある。
大学の時、連れと2人で寝袋を持ち、
愛媛の佐田岬に向かっていたこと。
「疲れたので、畳で寝たい」と友達が言いだした。
宿はとっていなかった。
どうしようかと考えていたところ、
「困ったときは、警察だ。」と突然友達が110番。
叱られてもおかしくない状況だったが、
とても親切な警察官が対応してくれ、

地元の警察官を紹介してくれた。
次に電話口に出た地元の駐在所の方も親切で、
「どれくらいの値段までなら大丈夫?」
「食事がついて5000円以内。」(友達)
「わかった。探してみる。」
数時間後、2食付き、5000円の民宿が見つかった。
世の中にはこんな親切な警察官が
いるんだと感激した。

民宿の玄関を入ると、とても丁寧な接待。
「お食事になさいますか?
それとも、お風呂になさいますか?」
そして、食事にびっくり。
おかずがびっしり。真ん中には、鯛の尾頭付き。
「えっ、5000円でこんなに食事がつくの?」と
心の中で思ったが、まあいいやと食べまくった。
その後も、女将さんがやけにサービスしてくれる。
何かおかしいなと思っていたが、
その理由がやっとわかった。

「ところで、警察とはどういうご関係なんですか?」
警察からの電話だったので、
自分たちを警察の関係者と思っていたようだ。
いきさつを話して、更に女将さんと仲良くなった。
ここの女将さんもとってもいい人だった。

次の日、駐在所にお礼に行った。
駐在所の中では、近所のおじさんが留守番。
「ああ、駐在さんは引っ越しの手伝いに行ったよ。」

本当に人のために、親切に一生懸命になれる人だ。
自分もこの警察官のように、どんな小さな事でも、
人のために行動できる人になりたいと思っている。

2011年8月27日(土)
1000往復

今日は1日練習試合。
終了後、突然の指示。
「1000往復続いたら終わり。」

凍りつく生徒。
卓球部の返事は2つしかない。
「はい」か「Yes」のどちらか。
やるしかない。

20分たった頃に、女子のペアが終了。
その後、どんどん続いて、1年生は全員OK。
40分たった頃には、残りは2年生のペアが1つだけ。

「1000」という数が身近になってきた。
はじめた頃は、「1000本ラリー」が、
とんでもない事のように思っていたはず。

’自分の限界は、自分の心が決める。’

2011年8月26日(金)52%
続ける練習

ある程度のレベルの選手。
練習に自ら取り組み、気を抜かない。

初心者の生徒。
ただ打つように指示すると、

無茶苦茶に打つし、次第にだれてくる。

その解決法の一つとして、
’続ける練習’を取り入れている。


今日も午前中は続ける練習が中心。
いつものように、三角形を置く。

練習記録シート

続かなかったら、連帯責任で
全員にトレーニングをプレゼントする。

上手な生徒は、次第に
続かない生徒の面倒をみるようになる。


初心者には続ける練習が効果的。

2011年8月25日(木)
目標シート

3年生が引退して初めての練習。
まずはブロック大会までの目標を決めた。

こんな目標シートを使った。
県大会前から使っていたものを、
改良したもの。

もう一人の顧問の先生が、
考えて修正し作ってくれた。

いつも助かる。
何事にも前向きで、一生懸命。
’スポンジ’のような人だ。
(どんどん吸収して自分のものにする)

・・・見習う所がいっぱいある。

2011年8月24日(水)
深く入れる

岩崎さんと矢島さんの講習会。
頭の中のモヤモヤを
スッキリすることができた。

何年か前に考えたことがある。

「ループドライブを
エンドラインいっぱいに入れたら効かないか。」

そのことを高校の時の恩師に質問した.。
ループドライブは確実に入れることが先決。
そんなことは考えなくてよいとの答え。

断念して、心の中にしまっておいた。


「深い球は効く。
意識して深くコントロールする事が大切。」
と、今日の講習会。

・・・間違ってなかった。
やってみよう。

2011年8月23日(火)
全中速報

勘違いだった・・・・。

ゆっくり見よう。
大会HPで速報も出るし・・・、
そういうつもりの全中のはずだった。

それが、1通のメールで変わってしまった。
「可能な限りで構いません。速報をください。」
・・拓・
今思えば、名前の所をじっくり見ていなかった。
「拓」の字だけが印象に残り、
てっきり、○○先生からだと思いこんだ。
○○先生の頼みなら、意地でも出そう。

中国大会の時と違い、
一般の見学者として行っているため、
コンセントを使えず、
バッテリーとの戦いだった。
でも、○○先生の頼みなら・・・。
意地になっていた。

大会HPからは速報がすぐに出ず、
この速報がたぶん1番早いものになった。

結果、多くの方に見ていただき、
全中の事、そして岡山選手の活躍を
知っていただくことになった。
うれしい。

責任が果たせたかなと、ホッとしていた。


勘違いだった・・・。

昨日、そのメールの名前の所を見ると、
なんと、相手は県中体連本部の理事長だった。

「やべー」
「全く、速報を連絡していない。」
「なんて謝ろう・・・・」
「・・・・・・・・。」


・・・人生そんなこともあるさ。

2011年8月22日(月)
人の見ていない所で

誰もいない交差点、信号は赤。
誰も見ていないから、渡るだろうか?

誰も見ていないからと、
ゴミをポイ捨てするだろうか?

インターネットなどで、
誰にもわからないからと、
人に失礼なことを書きこむだろうか?

誰も見ていない・・・
そんなはずはない。
見ている人がいる。

・・・’自分自身’だ。


今日は3年生最後の大会。

先生が見ていなくても、

一生懸命頑張ってきた人が
最後には必ず勝つ。

頑張ってきた姿を
自分自身が見てきたから、
最後にはそれが自信となる。

勝負とは、そんなもの。

2011年8月21日(日)
ピン球

スマッシュが決まり、試合終了。
選手はすぐに握手をして、ベンチに戻る。
遠くの方に転がっていくピン球。
全中でも見た光景。

あのピン球は誰が拾うのか・・・?
残されたピン球の気持ちは?

試合ができることに感謝。
試合相手に感謝。
卓球台やピン球に感謝。
ラケットに感謝。
そんな心を持った選手であって欲しい。

来年ピン球がまた変わるそうだ。
ピン球が変わっても、
ピン球を大切に思う感謝の気持ちは
変わらずにずっと持ち続けて欲しい。

2011年8月20日(土)

「給料の1割は書籍費に使え。」
教育実習の担当教官の言葉。

それ以来、
’自分のためになる’
と思った本は買うようにしている。

コーチングに関する本だけでも
10冊以上本棚に並んでいる。
この前紹介した「図解コーチングスキル」
はその中の1冊。
この本は、
「コーチングが人を活かす」鈴木義幸
を図解を入れてわかりやすくまとめたもの。
コーチングを学ぶには一番わかりやすい。

その他に、すぐ役立つ本としては、
「上司の一言コーチング」鈴木義幸監修
アドバイスをするとき、指導をするとき、
どんな言葉がけをすればよいか教えてくれる。

おもしろい本としては、
「図解もしもうさぎにコーチがいたら」伊藤守。
イソップ物語のうさぎのように
力があるのに油断してしまう選手を
どのようにコーチしていけば、
本来の力が出せるようになるか、
わかりやすく書かれてある。
とても使える。

本から多くのことを学んでいる。

2011年8月19日(金)
全中2

全中のプレーをみて感じたこと
・打点が速い
・スイングスピードが速い
・スイングが前から前
(バックスイングが小さい)
主にこの3点が違う。

どうやったら、中学校の練習で、
全中で勝てる選手を育てることができるか。
考えて、挑戦していきたい。

2011年8月18日(木)
全中

予選リーグの最終戦、
就実が2−2のラスト、ゲームオールで勝った。
山陽女子が2−2のラスト、ゲームオールで勝った。

競ったとき、最後に出るのはその人の人間の力。
就実も山陽女子もラストは信頼のできる選手。
しかし、明らかに分は悪かった。
それをひっくり返し、ものにした。
人間の力、そして、伝統の力だ。

2人には、心から’おめでとう’と言いたい。

2011年8月17日(水)
今日の練習

@3分で100往復続ける練習(33分)
Aツッツキのエレベータ(30分)

  ・5本1ゲーム
B多球練習(50分)
  ・左右スマッシュ
  ・左右ドライブ
  ・自分の課題
C課題練習(40分)
Dサーブ練習(30分)
<昼食休憩>
E課題練習(40分)
F課題練習(40分)
Gゲーム練習(30分)

2011年8月16日(火)
お猿さん

海へ行った。
ライフジャケットにゴーグルをつけて、
「お猿さんみたい」
息子がはしゃぐ。
お猿さんとは「海猿(海上保安員)」のこと。
息子も「海猿」の映画が大好き。


主人公が訓練生のとき、
こんな場面に遭遇した。

水深40m、
バディと2人で取り残された。
使えるボンベは1つ。
残圧30、片道1人分。

主人公は、バディを見捨てず、
その場に残って救助を待った。
ボンベの酸素を分け合って。
’仲間’が来てくれることを信じて...。
もし来なかったら、
2人とも助からない。

仲間を信じること、
仲間に信じられるようになること、
大切だ。

卓球でも、そう感じる。

仲間を信じているから、
本気で応援できる。

仲間を信じているから、
ダブルスで我慢してつなげることができる。

仲間を信じることのできる
’チーム’をつくりたい。

2011年8月15日(月)
火災です

昨日、息子と温泉に入り、
服を着て出ようとした時のこと。

「火災です」「速やかに避難してください」
緊急の放送が入り、ベルが鳴り響く。

中学校で教員をしていると、真っ先に、
誰だイタズラをした奴は、と思ってしまう。

周りを見ても火事の様子はなかった。
落ち着いて息子といた。

そんな中、
タオル1枚で、更衣室から飛び出てきた
おじいちゃんと子供がいた。
湯船で火事の警報を聞き、すぐに行動した様子。
孫を助けねばという気持ちが表れていた。

飛び出てきたけど、

火事の様子はなく、
裸で出てきたことを笑う客もいた。
気まずそうに、2人はまた戻っていった。

このおじいちゃんの行動はすごいと思った。
孫は、火事になったらどう行動すればよいか
身をもって体験したのだ。

大切なことを教えてくれた。

2011年8月14日(日)
カーズ

レースで勝つことしか考えていない主人公。
一匹狼で、友達はいない。
ある出来事を通して、
「仲間」「友達」「チーム」のすばらしさに触れる。
レースに勝つことよりも、もっと大切なことを知る。

息子がはまっている「カーズ」を見ると、
本当に大切なものは何なのか教えてくれた。

卓球だけ強ければ、それで良いのか?


・・・「カーズ2」が見たくなった。

2011年8月13日(土)
練習場

毎日練習している練習場。
体育館の2階。
つめて並べて卓球台6台。
台から3歩下がったら壁。
決して良い環境ではない。
普通はそう思うだろう。

でも、自分の考え方次第で変わる。
後ろに下がれないと言うことは、
前でプレーできるようになるし、
球拾いの時間も短縮できる。
体育館の2階ということで、
卓球部以外使わない。
卓球台は出したまま、
出し入れの時間を短縮できるし、
毎日練習できる。
良いことがいっぱいである。

自分の考え方次第で良い環境になる。

2011年8月12日(金)
ブロックの練習

中国大会を見て、
ブロックが必要と感じた。

勝ち残っている選手のプレーは、
速いラリーで、何本でも振る。

中学校から練習を始めて、
あの打ち合いができるようになるには、
時間が足りない。

可能なのは、前でブロックし、
タイミングの速さとコースで勝負することだ。


1年生もブロックの練習。
台の片側に1年生を並べ、
反対側に2,3年生がつく。
2,3年生がドライブを打ち、
1年生はひたすらブロックする練習。
5分たったら、1年生が右にずれる。
面ができている1年生は、何本も返っていた。

2011年8月11日(木)
ピッチを速くする練習

先輩が相手をして続ける練習。
1年生全員が1000往復続けられるようになった。

この練習では、一切何もアドバイスはしなかった。
正しい面を出すことだけがポイントであったので、
他のことは言わない。
面が違えばミスをする。

続けることで自然と正しい面を覚える。


次の段階は、ピッチを速くすること。
つまり、一定時間内のラリーの回数を増やすこと。

ポイントは、
@前で(頂点or頂点前)
A小さな振り(面で押す)で
B軌道を低く
すること。
集めて、アドバイスした。

5分ずつタイマーを鳴らし、
その時間内に100往復続ける。
続いたら、練習記録シートに○をつける。
続けることができるピッチの速さにすることが重要。

もう、全部に○がついた1年生が何人かいた。

2011年8月10日(水)
学んだこと

「日はまた昇る」
西田敏行主演、渡辺謙出演の映画。
昔、映画好きの先生に勧められて見た映画。
県大会で負けた後、久しぶりに見た。

「VHS(ビデオ)」誕生を描いた作品。
終わり頃には、涙する自分がいた。

前はそれほどでもなかったのだが、
今見たら泣けるし、すごく共感できる。

物事に取り組むとき大切なこと、
それが何なのかを教えてくれた。
「情熱。そして、人と人とのつながり」

また、取り組み方を教えてくれた。
「最初に自分たちのチームの強みを知ること」
「夢を持ち続け、あきらめないこと」
「秘密でも公開し、みんなに協力してもらうこと」
(実際に開発された「VHS」は、機械内部の全てを
他メーカーに公開し、販売の協力をお願いした。)

一つの映画から多くのことを学んだ。

以前の自分は、ここまで感じ取れなかった。
受け取る側(自分)の、
気持ち(姿勢、あり方)次第で変わるものだ。

2011年8月9日(火)
思い

中国大会や全国大会に行くと元気をもらえる。
中学生のプレーからはもちろんであるが、
それ以上に、全国各地にいる先生からである。

同じような境遇で毎年頑張っている先生方。
夜になると、お互いの思いをぶつけた話になる。
その道を究めている先生ばかりで、中身が濃い。
とても、充実している時間で楽しい。

話していると、
今まで苦しく思っていたことが、
ちっぽけに感じたり、
自分はまだまだ甘かったなと、
感じたりする。
話し終わった後は、
すっきりして、元気になる。
そんな仲間の先生がいるから
毎年頑張れる。

今、自分が考えているのは、
「岡山県にも熱い先生を増やす」
ということ。
だから、こうして毎日パソコンに向かっている。

中国大会の夜、そんな話をした。

2011年8月8日(月)
自分のスタンス

もう一つ、
中国大会や全国大会に
必ず持っていくものがある。

パソコンだ。

抽選後、
相手チームについて、
インターネットで調べる。

今回の中国大会では、
そのパソコンで
速報をアップしまくった。


岡山にいて応援に行くことのできない
保護者や関係者に向けて。

岡山にいる多くの選手や監督に
中国大会に興味を持ってもらうために。

ところが、予想外の方も見ていた。
他県の方。しかも大勢。
メールもいただいた。
感謝。

自分のスタンスとしては、
できるだけオープンにして、
伝えていきたいと考えている。

ただし、
オープンにすることで、
岡山代表のチームや
中国ブロック代表のチームが

不利になることも考えられるので、
速報の全結果は削除した。

2011年8月7日(日)
アドバイス

今日は中国大会団体戦。
見ていると、ワクワクしてくる。
また、あの場に立ちたいという思いが出て、
いっぱい元気をもらう。


中国大会や全国大会に出場するとき、

必ず持っていっていた本がある。

鈴木義幸さんの
「図解コーチングスキル」
という本だ。

困ったときにこの本を開くと、
そこにヒントがある。

・「なぜ」ではなく「なに」ときく
・「いい結果」をイメージさせる
・相手の視点を変える質問をする
など。


昔、アドバイスについて悩んでいたとき、
本屋で見つけた本だ。
とっても気に入っている。

2011年8月6日(土)
コースへの意識

三角形のシートを置くと、
コースへの意識が低いことがわかる。

・基本の練習
・フットワークの練習
・3球目5球目の練習
・ゲーム練習
などに三角形を置いてやってみる。

普段から、
打つコースやブロックして返す
コースを
考えろと指導しているが、

三角形にガンガン当たる。

頭ではコースを狙っているつもりでも、
実際には球は真ん中に集まっている。

三角形を置くとよくわかる。

2011年8月5日(金)
記録用紙と三角

     練習記録シート

続ける練習をするとき、
このような用紙を使っている。
生徒達だけで練習を進めることができ、
終わった後に、振り返ることができる。


    

また、コースを意識させたいとき、このような
三角形のシートを台の上に置く。
(白い部分)
ホームセンターで、
ビニールのマットを買ってきて、切ったもの。
普段、コースを意識していないことがよくわかる。

2011年8月4日(木)
多球練習

多球練習で動いて打つ練習。
左右に出された球を、フォアで動いて打つ。

多球練習では球を出す人のレベルによって、
練習の効果が決まる。
球を出すタイミング、コース、強さ・・・など
難しい。

中学校では、生徒同士で、
しかも1年生も混ざって、球出しをやる。
そのため、いくつかの工夫が必要。

@ 台の端と端に球を出せるように、
 台の真ん中に三角形のシートを置く。
 (このシートに当てないように球を出す。)

A 同じタイミングで出せるように、
 タイマーを数秒ごとにセットし鳴らす。
 (今は3秒で左右2球打つ。)

1年生も少しずつ、
上手に球出しできるようになる。

2011年8月3日(水)
続ける練習

初心者の練習として、
’続ける練習’は
とても効果があると考えている。

その理由は、
’成功体験’させやすいからだ。

「100往復続いた。」
「300往復続いた。」
「500往復続いた。」
「1000往復続いた。」
「ノーミスで続いた。」
「左右のフットワークで続いた。」
「ドライブ対カットで続いた。」

これらはすべて’成功体験’であるが、

成功したかどうかの基準がわかりやすい。

どんどん回数を増やして、難易度を上げてやれば、
挑戦しようとして、成功するごとに自信をつけていく。
自分で上達しているのがわかり、やる気も出る。

2011年8月2日(火)
ゆっくりと長く続けること

試合では、ラリーをゆっくり続けることはない。
ゆっくりと長く続ける練習は必要ないと思っていた。

大学の時、陸上部に入り長距離をしていた。
長距離の練習法として’LSD’というものがある。
「Long Slow Distance」を略したもので、
「長い距離をゆっくり走る」という意味である。

このトレーニングのねらいは、
長い距離をゆっくり走ることによって、
全身の持久力を高めることにある。
長い距離を走るには、速く走っていては続かない。
さらに、LSDはランニング効率を高める。
心肺機能や持久力、筋力も向上させる。
無駄のない、リラックスした走り方が身につく。
ゆっくりと長く走ることに意味があるのだ。

もしかしたら、卓球も同じかもしれない。
ゆっくりと長くラリーを続けることで、
@ 正しい面をつくることができる。
A 無駄な動きのないフォームが身につく。
B 心を鍛えることができる。
などの効果がある。

今では、そう信じて練習している。


今日は1年生同士で全員が300往復続いた。

2011年8月1日(月)
続ける練習

卓球の技術のうち、
最も基本的なものは、
ラケットの面だと考えている。

初心者を指導するとき、

まずは当てただけで返る面をつくらせるようにする。

今日の練習は、
フォア対フォア、バック対フォア、・・・を
300往復ずつ続けること。
続けることで、正しい面を覚える。

1年生は先輩とのペアになる。


1時間たっても続かないところは、
ペアを変え続くまでやらせる。

1年生は男女共、全員300往復続いた。
まずは合格。

最終的には、1000往復続けさせるつもりだ。