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2011年7月31日(日)
新チーム

県大会で負けたので、
早くから新チームのスタートができる。

次の目標は、全国選抜予選。
あと6ヶ月しかない。

これから、1,2年生を育てて、
勝てるチームにしていく。


「どんな練習をしているのか教えてほしい」
という声があったので、

この日記の中で、
どのように考え、
どんな練習をしているか、
お知らせしていこうと思っている。

2011年7月30日(土)
対戦相手を想定して

強化練習会の中で、
講師の先生がこう言われた。

「どんな相手とするときも、
目標としている対戦相手を
常に想定してやるように!」

目の前の相手は、
この球をミスしてくれたけど、
あいつだったら返ってくるなあ。
戻りを速くして次の球の準備をしておこう。
とか、

今のドライブ決まったけど、
あいつなら、
もっと厳しいコースじゃないと決まらないなあ。
とか、

やれることはいっぱいある。


どんな相手とやるときも、
自分次第で、
いくらでも’質’を高めることができる。

2011年7月29日(金)
大切なこと

自分が中学の部活動で、
顧問の先生から学んだことは、
’謙虚、素直に人から学ぶ’
ということだ。
 
自分自身、そのことが、
今までの人生で、とても役に立った。
多くの人から学び、自分を高めることができた。

今日は、中国大会に向けての強化練習会。
中学生は、
講師の先生や高校生に、自分から聞きに行き、

素直に、謙虚に、学ぼうとしていた。
すばらしい!

強くなったからといって、天狗にならないで欲しい。
いつまでも、謙虚に学び続ける人であって欲しい。

2011年7月28日(木)
卓球をやる目的は

「あなたは、何のために卓球をしているの?」
ある女子チームのキャプテンに、聞いたことがある。

「人間形成です!」

すごい。

この選手もすごいが、その指導者はもっとすごい。
指導者の思いや指導が選手に浸透している。

その夏、このチームは全中に出場した。


部活動で何を学ぶのか?

卓球を学ぶのではない。
卓球を通して、人間を磨き、
・・・
人生を学んでいるのだ。

そういう思いで、日々指導している。

2011年7月27日(水)
練習時間

県大会で懐かしい人と会った。
高校の時、仲が良かった山陽女子出身の方だ。

当時の山陽女子と就実は強かった。
全国大会の決勝をこの2校で戦っていた。
彼女もそこで活躍した一人。

昔が懐かしい。
自分も、よく練習していた。

元日の昼から練習し、365日朝から晩までやった。
(自分は普通科だったので、試験前は練習を休んで、1週間毎日徹夜で勉強したが・・)

「1日休むと、取り戻すのに3日かかる」と言われた。

毎日、朝から晩まで練習するのが普通だった。

2011年7月26日(火)
ライバル

前任校のとき、
自校を強くすることに一生懸命だった。
中国大会に3回、全国大会に2回出場した。
その地域の中で、ダントツに強かった。

ある日、他校の尊敬する先生から、
こんなことを言われた。
「自分の学校ばかり強くするのでは駄目だ。
もっと周りを引き込んで、地域全体を強くしろ。
それが、結局は自分のチームのためになるのだ。
ライバルまで、一緒に強くしなさい。」

当時、頭の中は自分の学校のことだけで、
周りのことが見えてなかった。


転勤してから、
ライバルを強くすることを考えてやってきた。
近くで頑張っていた学校を巻き込んだ。

練習試合をガンガンやった。
ライバルが強くなればなるほど、
自分の学校も強くなってきた。

今回の県大会団体戦では、
一緒に頑張ってきたライバルに負けた。
初めてダブルスを取られ、完敗だった。
結局、その学校が中国大会行きも決めた。


めちゃくちゃ悔しかったが・・・、

うれしかった。

2011年7月25日(月)
仲間

疲れた、本当に疲れた。
負けたというのもあるが・・・。

帰りに家に電話したら、息子が出た。
「とうちゃん、お仕事楽しかった?」
その言葉で疲れが吹っ飛んだ。

そっか、楽しいことをしてたんだ。
試合に出場できること、
大会を運営すること、
確かに楽しいことだ。

楽しさがあるから、毎年頑張っているんだ。

今日、校長が会場に来て挨拶をしたが、
後で、こんなことを言った。
「ステ−ジの本部席に来て感じたんだけど、
卓球の先生方って、みんな感じがいい人ばかりね。」

本当にそう思う。
周りにそんな素敵な仲間がいるから頑張れる。

今日は団体戦。
中学生達も、素敵な仲間と共に戦っていた。

今日の試合、
人生の中で、貴重な経験になったであろう。

2011年7月24日(日)
明日県大会

県大会前日。
今日は試合中心の練習。

試合ごとに、振り返りをさせる。
ノートに次の試合で気をつけることを書かせ、
報告させる。

あれこれ指示を出し、注意することはできる。
しかし、
自分で気付き、
自分で修正できるようになって欲しいと思うから、
このようなやり方をしている。

ノートを見て、
本人が考えた(気づいた)内容に対して、
こちらからアドバイスをする。

明日、大事な場面で、
自分で気付き、
自分で考え、
自分で修正(行動)できたら合格だ。

楽しみだ。

2011年7月23日(土)
体全体を使う

打ち方を指導するときに、
どのようにしたら球に力が加わるかを伝えた。

ラケットを振っているときの
運動エネルギーは・・・・・・・・・・・・。
?????

わかりやすく言うと、  
同じスピードで走っていると
’軽トラック’ と ’ダンプカー’、
どちらでぶつかった方が、衝撃が大きいかだ。

ラケットを持っている手を’ダンプカー’にして打てと、
・・・えっ?!

大きな力を加えたいときは、小さな関節の動きを
使わない。

2011年7月22日(金)
結果を出す人の考え方

オリンピックで金メダルを取る人は、
初めに、金メダルを取ると決めるそうだ。
そこから逆算して、物事を考える。
金メダルを取るためには、この時期に、
こんなことができてないと駄目だ・・・とか。

全中に出るチームの監督もそうである。
本番から逆にたどって行き、
その時期その時期の目標を設定する。

勉強でも、そうである。
まずはテストでどんな問題が出そうかを考え、
その内容の問題ができるように、
勉強を進めていく。

ゴールから逆にたどって考えていった方が、
無駄がない。

ドライブを打つ時は、どう考えるか?
一生懸命ドライブを打って、それが
「入った」「入らなかった」ではない。

このコースに、このくらいの回転で、この軌道で、
ドライブを打とうと決める。

そこから逆にたどって行き、
その球を打つためには、
どの位置で、どんな体勢で、どのタイミングで、
どのようなスイングをすれば良いかを考える。

つまり、イメージした軌道通りに
球が飛んでいくように、
ドライブのスイングをするのだ。

私は、このように考えて、
物事に取り組むようにしている。

2011年7月21日(木)
自分の成功体験

中学の時、1年生大会でみんな1回戦負け。
強くなりたいと思い、みんなで練習した。

練習試合で少しずつ勝てるようになった。
最後の県大会では、団体ベスト8。

・・・うれしかった。


この成功体験があったから、
教師にもなれたし、
全中ベスト8にもなれた。


自分にとって、人生を変えた体験だった。

今の生徒にも、そんな体験をさせてやりたい。

県大会まで、あと3日!

2011年7月20日(水)
成功体験

3歳の息子が、初めてUFOキャッチャーで景品をとった。
メダルの形をしたチョコレート2つ。

よっぽどうれしかったのだろう。
帰りの車の中で、両手にぎゅっと握りしめていた。
家に着いたときには、2つとも、手の中でどろどろ。

次の日から、UFOキャッチャーを見る度に、
「できるよ」「とってあげようか」
と自信満々。

「とれた」という成功体験が息子を変えた。

2011年7月19日(火)
目的が大切

明日から夏休み。
宿題がいっぱい。

宿題を、
「終わらすぞ!」と
終わらせることを目的に頑張る人。
「(この教科は苦手なので、)理解できるようになるぞ!」
と理解するのを目的に頑張る人。
同じ頑張りでも、
目的の持ちようで、結果が違ってくる。

試合でドライブを打つとき、
「ドライブを打つぞ」とだけ考えて、
一生懸命ドライブを打とうとする人。

何のためにドライブを打つのか?
ドライブを打つことが目的ではないはず。
1点取るという目的があるはず。

「1点取るため」にドライブを打つ必要がある。

’強くなる人’と’ならない人’の違いは、
ここにある。

2011年7月18日(月)
伝え方

中学校で部活動の顧問をしていて、
本当に’伝え方’って大切だなと感じる。

中学生に卓球の技術を教えるときに、
心がけていることは、

@わかりやすいことばで具体的に伝える
A短いことばで伝える
Bなぜそうするのか、理由も伝える
Cそれができるようになると、どうなるかも伝える
などである。

いつもどのように伝えようか・・・迷っている。

1つのことを伝えるためには、
そのことについて10くらいのことを
知っておかなければ、伝わらない。

今日、「人を動かす人の「話し方」」という本を見つけ、
買った。
日々勉強。

2011年7月17日(日)
練習試合では

今日は練習試合。
何のためにやるのか。

人は成功体験で大きく成長すると考えている。
練習試合は成功体験をする場である。

練習してきたことが、練習試合でできた・・・
という成功体験。

今までミスしていた球が、入るようになった・・・
という成功体験。

今まで勝てなかった相手に、勝てた・・・
という成功体験。

この成功体験が大切。
練習試合の成功体験が本番での’自信’につながる。

本番でも成功するように、
まずは練習試合でたくさん成功しておこう。

2011年7月16日(土)
県大会に向けて考える

じっくり考えたい時、健康ランドに行く。
今日は’ほのかの湯’に行き、一人の時間を作った。
県大会までに何ができるか・・・・・あと、1週間ちょい。

直前の調整としては、長所を確認することが一番だと思っている。
1週間で短所をどうこうできるものではない。
自分は何で戦っていけばよいかを考え、技術を確実にしていくことが大切。

試合は、強いものが勝つ。
しかし、格下であっても、相手よりも何か一つでも勝っているものがあれば勝つ可能性がある。
相手の苦手と、自分の得意で勝負すれば、勝てる。
長所を伸ばすことが、とっても大事である。

今日、湯につかりながら、チームの一人一人の長所を考え確認した。
あと1週間ちょい、一人一人個別練習をして仕上げよう。