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2013年12月20日(金)
その後

 O君はその後、名門高校に進学し3年生の時には884先生の教え子と一緒にダブルスでインターハイに行くことができました。高校に入ってからも大きな試合があると結果を電話で教えてくれました。卒業してからも卓球を続け頑張ってくれることは指導者として本当にうれしいことだと感じました。O君と一緒に全中を経験できたことで、以前より今はレベルは上がってはいますが、指導者として個人で全中に出場する為にはこれだけの練習が必要でということはある程度わかりました。884先生は自分がO君と一緒に出場した全中で団体ベスト8に入りました。それをO君と一緒に応援をしながらいつかは団体でという思いが強くなったことを今でも覚えています。まだ自分の目標は達成できていませんが、その目標に向けて頑張りたいと思います。
 次からは「団体での全中出場を目指して」という大きなお題で自分の取り組みについて話せたらと思っていますが、、、、頑張って書きます。

2013年12月19日(木)
ゴールを伝える難しさ・・・

 自分がO君との練習をスタートした時のゴールは「全中出場」でした。しかし全中出場を決めてからの目標はと聞かれると・・・。もちろん練習は同じように続けましたし、勝つことを目標に頑張りましたが、自分もO君もどこかで満足した気持ちがあったのかもしれません。結果全中では1回戦負け。全中で勝つことを目標としていた指導者・選手と出場を目指していた指導者・選手との差を実感しました。全中出場という大きな目標を達成できたことはよかったと思っています。しかし、自分がもう一つ上の目標を出していたら結果がまた少し違っていたのかな?などと反省もした結果でした。

2013年12月18日(水)
自分の思いが伝わる

 全中の予選がスタートしてからは県でベスト8、中国で10位とぎりぎりで勝ちあがって全中出場の切符を手にすることができました。自分は県大会からぎりぎりの通過でしたが、「絶対に大丈夫!」と思って指導をしていました。自分自身がどこかで不安になっていたり、弱気になっていたらその気持ちは絶対選手に伝わりプレーにも表れていたのかと思います。なかなか難しい事ですが、884先生のブログにもあったように、これだけやってきたということが自信につながっていたのかと感じています。

2013年12月17日(火)
意識していたこと

 O君は身体能力的に優れたものがあったため、強いボールを打つことはしっかりとできていましたが、安定性にかけていました。そこは自分の中学時代とも通じるものがあり、それも自分のやっていた練習内容と上手く合ったのかもしれません。
 まずは先に攻めながらもミスを少なくする為の練習(連続攻撃で続ける練習)3球目から20球連続でDrを10セットということをひたすら行いました。次は守備の練習ブロック、ロビングと自分が打つのも大変でしたが守備力も高めました。また、新たなSVを常に練習させました。試合が近づいてからはパターン練習も多く取り入れ、自分から攻めるだけでなく、ツッツキからカウンターというパターンも多く取り入れました。
 その当時は無意識でしたが、自分の中で全中をゴールとした道筋を作り、練習に取り組めたことがよかったと感じています。

2013年12月16日(月)
練習相手の大切さ

 シングル力を高める(個人のレベルを上げる)為には中学生の時期には練習相手が大切になってきます。自分とO君はほぼマンツーマンで練習をしていたことや高校生に練習相手になってもらったことで、打ったボールはほぼ返ってくる、また甘いボールを出せばすぐに打たれてしまうという状況の中で常に練習を行いました。
 当時の自分は(今もですが・・・)技術を教えることがあまりできず、たくさんの質の高いボールを打たせることでレベルを上げていきました。中学生のレベル(年を重ねた選手との意識の違い)ではボールがあまり返ってこない相手と質の高い練習をすることは厳しい為、先述したように練習相手も大切になってくるため、自分が相手をできたことは良かったです。(そのおかげで、現役を引退して3カ月で8キロ太った体は、O君との練習で全中のころには10キロやせていました!笑)

2013年12月15日(日)
全中の重み

 幸い自分自身が全中に出場したことがあった為、全中に出場することがどれだけ大変かということを、身をもって感じる事が出来ていました。全中はブロック大会・地区大会・県大会・中国ブロックと全ての大会を勝ち抜かないと出場することができません。自分が今まで経験した中で、全中は一番出場することの難しい全国大会だと感じています。(その全中に連続して出場し続けることは本当にすごいことだと思います。)その為にどれだけの練習をしなければいけないのか?と考えた時にまずは、自分がやってきたことと同じことをO君にやらせてみようと思い取り組みました。以前に自分の中学校時代の練習内容を紹介しましたが、それをO君の戦型にあわせて少しアレンジしてほぼ同じことを行いました。

2013年12月14日(土)
環境を整える

 O君が中学3年生になったときに、担任は自分、部活の顧問も自分、夜も自分と一緒に練習、休日も自分と一緒と家族よりも長く一緒にいた時間でした。(O君はかなり苦しかったようですが・・・笑)しかし、日常の生活面から自分がアドバイスをすることができたり、インターハイでベスト8に入るような高校生が一緒に練習をしてくれたり、送り迎えをしてくれた保護者の方、O君の所属クラブの監督さんと連携できたことなど、多くの方に「全中にでる」という目標に向けて協力してもらえたことに本当に感謝しています。

2013年12月13日(金)
信じ込ませる

 自分は常にO君に目標を言い聞かせていました。また、練習に行かせていただいた高校はインターハイでベスト8に入る高校で、レベルの高い練習や意識の高い行動を見ることができ、そこで一緒に練習をすることで、「自分もできる!」ということを意識付けさせることができました。このことが目標を達成できた一つの要因であったと思います。

2013年12月12日(木)
ゴールを伝える

 まず自分が行ったことはゴールを生徒に伝えることでした。(今は意識して最終目標を生徒に伝えますが、その時は自分の思いだけで何も考えずに伝えました。)自分とO君との目標は3年夏の全中に出場すること。それを目標に頑張る。その為には部活動だけの練習ではだめだ。放課後は先生と一緒に高校に練習に行き、土日も学校での部活の後は高校へ練習に行くということを伝え。覚悟を決めて練習に取り組んでもらいました。そのような生活をO君とは2年の秋から3年の夏までほぼ毎日繰り返しました。

2013年12月11日(水)
きっかけ

 その生徒は七区で小学校から卓球をやっており、入学してきたときに一度自分から「頑張って一緒に強くなるためにいろいろ練習に行くか?」と声をかけていました。その時は「僕は勉強頑張ります」という言葉が返ってきた為に、自分も指導しようという気が下がり、特別な練習を与える事はありませんでした。しかし、自分が国体が終わったあとにもう一度声をかけてみると、「頑張りたい」という声が返ってきました。1年のころの気持ちから本人に大きな変化があり、ちょっと遅かったですが、自分とその生徒O君との練習が始まりました。
 *O君が1年生の時に自分の声かけが違っていたり、もっとやる気を出させる声かけができていればO君はもっと成績を残すことができたのかなと。生徒の言葉にこちらがやる気を出すのではなく、こちらが生徒をやる気にさせないといけないと、今は当時を反省しています。

2013年12月10日(火)
目標
 自分は卓球だけでなくどんなことでも目標がなければ本気で頑張ることが十分にできません。(*もちろんやるべきことは目標がなくてもやります!)教員をしながら自分の練習を頑張れたのも、岡山国体という目標があったからこそ仕事との両立ができたのだと思います。指導者として頑張りたいと思ったのは、一人の生徒との出会いで、その生徒を「全中に連れて行きたい」という目標を見つけることができたからでした。
2013年12月9日(月)
指導者になって

 自分は指導者になりたいと思って教員になりましたが、最初の2年間は自分の選手としての活動が中心で、とても指導者とよべるような指導はできていませんでした。自分が本格的に選手を育てたいと思ったのは、教員3年目の岡山国体が終わり、自分の選手生活に一区切りついた時でした。

2013年12月8日(日)
みなさんおひさしぶりです・・・

 ひさびさのブログです(笑)今回884先生から1年前に出された宿題(もう1年・・)の最終テーマで「指導者になって。全中シングルス出場。全中団体に向けて」というような大きなテーマだったような・・・。自分の選手から指導者へ変わったときの気持ちや状況、現在の状況などを伝えられたらと思います!参考になるかはわかりませんが読んでやってください!