【特集 〜裏面ドライブ男(自称)その20〜】
「名前負け」こういう言葉をよく聞きます。中学生の試合では自分も、管理人の884先生の学校や、へら釣り名人の先生の学校と闘うときはやはり「名前負け」で情けないことに現時点では、スタートの時点から1・2本取られている気がします。それはやはり、先生方が残してきた実績や取り組み、試合場で出されるオーラが選手や監督に伝わっているからだと思います。
名前負けとは少し違うかもしれませんが、自分が高校3年の時に母校はインターハイ47回連続出場中で自分達が48回目でした。その予選ですが、全国のトップ選手が集まってきている学校だから予選は勝って当たり前というような目で見ていましたが、自分達はハンパじゃないプレッシャーの中で試合をしていました。また、エースが海外遠征でいないという状況の中で予選に臨み、自分が代わりにエースとして出場することになりました。「絶対に負けられない、自分達で連続出場を途切れさせるわけにはいかない」という気持ちで試合に臨みました。普段はセットオールになったり競ったりする相手に、オール3−0のストレートで勝ちインターハイ出場を決めることができました。結果だけみれば実力差があっての勝利かもしれませんが、自分達の気迫や勝負にかける思いの違い、オーラが相手に伝わっての勝利だったのかと感じています。
やはり、選手・監督の気持ちや行動というのは表面にでて、それが相手を楽にさせたり、苦しくさせたりすることがあると思います。強豪校の選手として、自信と自覚をもってプレーすることの重みを感じることのできた3年間でした。
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