Back

2015年11月17日(火)
10 経験を伝える

 今回、自分のチーム作りに関して伝えさせていただきました。まだまだ立派な指導者になったわけでないことは自分でも自覚しています。しかし、気付けば自分も中体連の中ではもうベテランになると、改めて感じました。優勝を恩師に報告したときに、「おめでとう」という言葉と、「何年かかったんや?おそいわ!」と言われました!笑
 ここからは自分が884先生やヘラづり名人先生のように若い先生方の壁になることが岡山県への恩返しになると考えています。自分が中体連の先輩の先生方からやってもらってきたように、若い先生に、今度は自分が伝えていける指導者になりたいと思います。

 次は練習の取り組みなどについて書かせてもらいたいと思います。

2015年11月16日(月)
9 強そうに見せる

 自分のチームに欠ける部分であると感じていますが、強そうなオーラを出すことは大切です。
 その為に自分は、ユニフォームの着方、ゼッケンの付け方、立ち方、返事の仕方、話を聞く時の態度、開閉会式の態度など細かいかもしれませんが、指導を入れます。強いチームなら当たり前のことです、しかし公立の中学校の生徒には教えないと最初は分からないことだと思います。特に開閉会式などで自分のチームの様子を見ることでチーム力がわかると思います。

2015年11月15日(日)
8 目指すべきもの

 現在の部員が一年生の夏に県外大会に連れて行ったときに、生徒に問いかけてみました。
「会場を見渡して目立っているチームはないか?」

 そうすると次のように返ってきました。
「愛媛県H吉中学校の応援や行動がすごい。」

 じゃあ自分たちはどうか?
・・・到底およばない状態でした。

 卓球の実力はいきなり強くはなりません。
しかし、行動面では、一人ひとりの意識ですぐに追いつくことができます。

 あんなチームになりたい・・・H吉中は目標のチームになりました。チームとして目指すものを見つけて取り組んでいくことはとても大切だと感じています。

2015年11月14日(土)
7 応援

 前、884先生が現場にいる時に、元気のいい特徴的な選手がいました。その選手は自分自身が試合をするときだけでなく、他の人が試合をしている応援も必死にしていました。その生徒に引っ張られるように他の選手も必死に応援をするという光景を目にしました。
 「仲間の試合を一生懸命応援する」
 「応援したいと思わせるようなプレーをする」
 チーム全員がこれらをすることによって、団体戦では近くでチームメイトが応援してくれることが強みとなり、自分の力を出し切ることにつながりますし、個人戦でも応援が力となります。
 応援の力はとても大きいと思います。

2015年11月13日(金)
6 自主的な行動

 どんなことでも最初はこちらが教えないとできません。前回書いた会場の準備・片づけにしても最初は強制です。でもだんだんと、なぜ準備片づけを手伝うのか?などを考えさせることで自然と自分たちから動いてくるようになります。そうなれば、キャプテンが気付き、キャプテンの動きにまわりが気付き、先輩の動きを後輩が見て育っていき、チームとして行動できるようになっていきます。

2015年11月12日(木)
5 一番強いチームの行動

 自分の理想は、一番強いチームが会場の準備片づけなどを率先してやるということです。そうすると、他のチームは、強いチームの行動を見て、それを見本として行動するようになります。そういったことにかかわってくれるチームがどんどん増えていくことを期待しています。
 また、大会を運営する側になってわかることですが、一つの大会を行うために、多くの準備や苦労があります。出場する自分たちの為に準備をしてくれているのだから、当日に自分たちができることを手伝うことは当たり前のことです。そうすることが、一番感謝を伝える行動につながるのだと生徒たちに話をしています。

2015年11月11日(水)
4 チーム力

 前回書いた内容を、日々徹底していくことで、他の指導も入りやすくなります。
 自分のチームにはクラブチームでバリバリ卓球をやっていた生徒はいません。じゃあ何で勝負をするのか?まずはチーム力だということを、今年の夏に884先生やヘラづり名人先生と話していく中で再確認しました。チーム力とは一人の人が頑張るのではなく、一人ひとりが部活内で存在を示せる役割(実際に○○隊長などと名前をつけ、一人ひとりの役割を自分たちで考えさせました。(笑))を作り、団結して応援、行動できることがチーム力につながると思っています。
 自分のチームもまだまだ足りないところは多くありますが、今回の秋季大会の閉会式で優勝旗を受け取ったときに、優勝旗に「カメムシ」がついているというハプニングがありました。最初は少し動揺していましたが、まわりがざわつく中、大切な閉会式で、じっと耐えてしっかりとした態度で表彰式を終えてくれたことは、少しチームとしての力がついてきたのかなと感じました。

2015年11月10日(火)
3 大切なこと

「上下関係」
 先輩・後輩のない部活にはしません。先輩を呼ぶときには○○先輩、敬語で会話を徹底させます。


「礼儀作法」
 挨拶の徹底。これは最初に徹底的に指導をします。最初は強制的に挨拶をさせますが、そのうち自然とあいさつをするようになります。


「責任感」
 練習を休みますということを、どんな理由であっても簡単には言わせません。また、絶対に顧問に直接言わせます。部員に「伝えておいて」は原則みとめません。家庭での用事などを除いて、なにかあったらすぐ休む人は自分の責任を果たしているとはいえません。また、怪我をしたから帰るというのも認めません。怪我をしてもできることはあります。学校での自分の責任は勉強をすること。部に入った以上は休まず部に参加し、できることをやるということはその人の責任だと考えています。


「感謝の気持ち」
 卓球を思う存分にやらせてもらっているのは、家の人や、学校の先生の応援があってのこと。感謝の気持ちを忘れずに、卓球以外の場面でも自分の役割を全うし、「応援される人、応援される部になりなさい」ということを徹底して話しています。

2015年11月9日(月)
2 チーム作りについて

 自分の部活動の考え方としての一番は、競技力を高めることはもちろんですが、その子の将来を考えて、社会に出て通用する人間を育てるということです。
 その為、卓球だけ強くなればいいというのは、自分は絶対にいやで、学校生活も徹底してきちんとやらせるように指導をしています。
 自分の中学校では「卓球部規則」というのを作っています。これから、そのうちのいくつかを紹介させていただきます。

2015年11月8日(日)
1 再スタート

 自分にプレッシャーを与える為に、優勝を宣言してここまで頑張ってきました。「優勝するってこんなに大変なんだ」・・・ということと、「こうやっていけば優勝できるんだ」という二つを感じることができました。
 今回ベンチに入っていただいた884先生には、自分に足りない部分をいつも的確に指摘していただき、時には暴れるのを抑えてもらい(笑)自分や玉中の為に時間を使っていただいたことや、さまざまな経験を伝えていただいたことを本当に感謝しています。特に「優勝への道」というのは自分は経験したことのないもので、それを伝えていただいたことは、今後の自分の指導者としての財産となりました。
 ヘラつり名人先生にはいつもはげましてもらい「先生ならいつかできる」とずっと言ってもらい、共に競い合ってもらいました。また、この夏の妹尾中の頑張りは、妹尾中の3年生が1年生の時から一緒に遠征に行ったり、練習をして成長を見てきた自分にとって、とてつもなく大きく、「俺もやるぞ!」と思わせてくれました。
 ななくのF監督には、練習試合に行っても1勝もできない時から、「今やっていることを続けていれば絶対勝てますよ」と、負けても負けても練習試合を組んでいただき、毎週のように七区小学校へ通わせていただきました。玉中の選手の変化をいつも指摘していただき、指導のヒントや修正のヒントをいただきました。
 他にもここには書ききれないほどの多くの方に支えられての優勝であったと思います。感謝の気持ちを忘れずに、再スタートを切ろうと思います。今回のブログでは自分の「チーム作り」「取り組んできた練習」の2点について紹介させていただけたらと思います。