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2012年12月21日(金)
裏面ドライブ男(自称)特集

一昨日までの特集はいかがでしたか?

これから毎月’裏面ドライブ男(自称)’の
特集を組もうと思っている。


●第1幕(1回〜10回) 小中学校時代

●第2幕(11回〜20回) 高校時代(全国常勝チームの中での体験)

第3幕(21回〜30回) 大学時代(卓球を考える、多くの人との出会い)

●第4幕(31回〜40回) 大学時代〜社会人時代(世界を体験して考えたこと、練習環境の大切さ)

第5幕(41回〜50回) 指導者時代(個人戦全中出場までの道のり、団体戦全中出場に向けて)

884が勝手に考えたのだが、
’裏面ドライブ男(自称)’は期待に応えてくれるはず。
お楽しみに!!


そう言えば、またまた奥さんに言われた。
’裏面ドライブ男(自称)’特集1の『解体新書』を見て、

奥さん「こんなの載せていいの?名前出とるが〜。」

884 「多くの人に彼のすごさを知って欲しいんじゃ。」

奥さん「ふ〜ん、でもこの『解体新書』を見ても、
    おもしろいとは思うかもしれんけど、
    あんまりすごいと思わんのじゃねえん。」

884 「・・・(その通り)」

2012年12月19日(水)
裏面ドライブ男(自称)

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その10〜】

小中学時代の話を10回分お願いし、
届いた文章を昨日まで掲載したのだが・・・、
’裏面ドライブ男(自称)’から送られてきたデータを、よ〜く見て数えてみると、
「1,2,3,4,5,6,7,9,10」
「8」がない・・・、9回分しかない・・・。
何てことだ。

というわけで、10回目は884が勝手に書く。

自称「裏面ドライブ男」だが、
裏面ドライブは本当に得意なのか?
昔のプレーを知る方に聞いてみた。

(証言1 H岡氏談)
「彼の裏面ドライブはすごかった!
 ある試合では、リードされて負けているときに、
 バックに来た球を裏面ドライブで一発で抜き、
 それがきっかけとなり、大逆転したよなあ。
 でも、競った場面では、裏面を使っているのは
 見たことがないなあ。」

(証言2 H健氏談)
「ピン球を返すときとか、必ず裏面で返してたよねえ。
 相手に裏面があるぞってアピールしてたけど、
 プレーではほとんど使ってなかったよね。」

「裏面ドライブ男」・・・やっぱり’自称’だったようだ。

2012年12月18日(火)
本気・覚悟

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その9〜】

 管理人の884先生と話をさせていただいている中で、本気(全てを卓球にささげて努力した)で練習をした期間ってどのくらいあるかという話に以前なりました。考えてみると、自分には自信を持って言えるのは、3度かなと感じています。
 1度目が中学2年のカデットが終わってから、全中までで、友人と遊んだことや練習を休んだ記憶が全くありません。当時の生活は、平日は学校から直接練習場に向かい、3〜4時間の練習。休日は1日試合・練習試合という生活を送っていました。父・母の実家に帰省した、大みそか・元旦も場所を借りて練習をしていました。自分自身も全中で結果を絶対に出すという思いと、自分は卓球で県外の高校へ進学して、いつかは日の丸を背負うということを当たり前のように考え、覚悟を決めていました。
 結果を出す為には覚悟を決めて、本気で取り組む。この2つのことがとても大切だと思える期間でした。(夏休み最終日にやっと友人と遊びに行くことができましたが、そこにも、昼過ぎに父親が迎えに来て練習へ連れていかれました・・・1日くらいと思ったことを今でも思い出します・・・笑)

2012年12月17日(月)
全中への道

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その8〜】

 全中の予選をスタートするにあたって、自分が定めた目標は予選すべてを優勝して通過し、本大会でベスト8というものでした。
 しかし、全中の予選は甘いものではなく、市大会の準決勝、をセットオール20−15から逆転勝ち、県大会準決勝ではセットカウント1−0の17−13から逆転勝ち、九州大会ベスト8決定戦もセットカウント1−0の13−7からの逆転勝ち、決勝は県大会準決勝と同じ相手に、セットオールジュースで勝ちという大変厳しい戦いでした。
 全中で自分は3位に入りましたが、九州大会決勝で自分に負けた相手は、自分が準決勝で負けた相手に3回戦で敗れていました。同じ相手に負けても結果が違う。自分がもし、全中までの予選で1度でも負けていたら違う結果になっていたと思います。
 大会前はチーム内での試合でも、練習試合・公式戦すべてにおいて勝ちにこだわって、絶対に負け癖をつけないように意識をしていました。その成果が苦しい試合を乗り越えることができたのだと思っています。

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またまた、884が勝手に紹介する。

裏面ドライブ男(自称)が
全中3位に入った年の全中の記事。
おもしろいものがいっぱいある。

全国中学校卓球三十年誌より
 
         詳細は写真をクリック

2012年12月16日(日)
練習試合・公式戦

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その7〜】

 休日に練習をした覚えは全くありません。(土曜日はまだ授業があったと思います・・)毎週休日は必ず試合、もしくは練習試合に行っていました。県内外公式戦や高校や大学に練習試合にお邪魔させてもらっていました。日ごろシステム練習を全くといっていいほどやっていない為、試合がその練習の機会となっていました。
 試合で意識することはラリーには絶対の自信があった為「とにかく相手より先に攻める」。そのために台から出てくるサーブはすべて先にしかける。短いサーブはストップ。この2つを徹底して意識していたことを覚えています。
 GW中に県外の大学に練習試合にいかせてもらった時は、当時21本3セットマッチで2日で40〜50試合程度おこなって帰り、3敗しかしなかったことがありました。その時は自分でも試合をしながら強くなっていることを実感し、自信となったことを覚えています。多くの試合を経験することで、多くのサーブを受けたり、さまざまな戦型の方と対戦することで、苦手な戦型がなくなったりと、試合を通して自分を成長させることができていたと思います。

2012年12月15日(土)
その他のメニュー

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その6〜】

 バック対オールのフットワーク練習は必ず毎日行い、1時間以内で終われるようになってからは、サーブ練習1時間。カット打ち連続100本(ツッツキはなしですべてループドライブ)。ドライブ対ドライブ連続20本×10セット。ロビング打ち連続20本×10セット(スマッシュとロビング両方)などの練習を日ごとに行っていました。
 練習はこのように、大きなラリーの練習がほとんどで、自分の特徴であるフォアハンドをいかす為の練習を徹底しておこなっていました。この練習は相手の方(指導者)も大変で、相手の方が自分の練習でもあると位置づけられ、その年の年代別の全国大会で3位になりました。

2012年12月14日(金)
オールフォア

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その5〜】

 現代の卓球では考えられませんが、昔はバックは使うな全部フォアで動けという指導でした。
 練習内容で一番きつかったのは、バック対オールのフットワーク。連続20球×20セット。ラリーの中でバックを使用していいのは一球だけ。他はすべて全力のフォアドライブ。しかも自分のミスだけでなく、指導者の方のブロックのミスもだめ。(中学生の自分にはその部分は最初は受け入れられませんでした・・・笑)最初は1日ずっと同じ練習をしても終わらない日が続きましたが、続くまでずっとその練習だけをやり続けました。
 その成果はすぐに試合に現れ、明らかにドライブミスが減ったのを、自分でも感じ取れたことを今でも覚えています。

2012年12月13日(木)
中学時代(1・2年)

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その4〜】

 小学校で全国ランクという結果を出しましたが、中学校1・2年の全中予選は共に県大会敗退、全国カデットは1年16、2年32と成績は下がる一方でした。チームの同世代の選手が中学に入り卓球をやめたり、卓球以外のことが楽しくなり、練習に身が入らないことが多くなりました。
 しかし、中学2年のカデットの後に父親が「今のままでは駄目だ」と、環境を変えるために、父親からはなれ他の方に指導を受けることになりました。そこからの練習は自分の卓球人生を変えるものとなりました。次回からはその当時の練習内容を紹介させてもらいます。

2012年12月12日(水)
緊張感

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その3〜】

 自分の卓球の指導者は父親で、スパルタ教育で育ってきました。練習の時には竹刀を持って後ろに立ち、集中力が切れたり、ミスが続いた時は遠慮なく竹刀が臀部めがけて振りおろされ、多球練習の時にはいつボールが自分めがけて飛んでくるかわからない・・・。ラケットの角で殴られ、ラケットが割れてさらに怒られたこともありました・・・そんな緊張感のなか練習を行う為、適当な練習をした記憶がありません。小学生同士などで練習をする場合どうしても、ゆるい雰囲気になってしまう場面はあるので、今思えばその緊張感の中で練習できたことが、結果につながったのかなと思います。
(小学校6年の時には全国ホープスで、個人・団体共にベスト8に入賞)

2012年12月11日(火)
基本練習

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その2〜】

 小学校時代の練習は、基本練習が主でした。記憶にある範囲では、
・フォア打ち(クロス・ストレートの全コース)
・バック
・ツッツキ(フォア・バック)
・バック対ドライブ(バッククロス)
・フォア、ミドルのフットワーク(フォアハンドで)
・バック2本、フォア1本のフットワーク
・バック対オールのフットワークなど
(他にもあったかと思いますが思い出せません・・・)、
以上のメニューを練習のスタートに2人ペアで毎日連続50球続けるところから練習がスタートしました。その後は多球練習やゲーム練習を行うというパターンでした。

2012年12月10日(月)
自己紹介

【12月特集 〜裏面ドライブ男(自称)その1〜】

 今回管理人の884先生のご指名で、少しの間ですがブログを担当させていただくことになりました。多くの先生方が見ているのに、自分なんかが書いていいのか戸惑う所もありましたが、指名された以上、返事は「はい」か「YES」しかないので、頑張ってみようと思います!
 自分は小学校1年から教員3年目までの18年間選手として卓球をし、現在は指導者として日々勉強をしています。今回は自分が選手として過ごしてきた中での体験や、現在指導者になって、当時のことを振り返ってみて改めて感じることなどを、少しでも伝えさせていただけたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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本人の自己紹介では、詳しくわからない。
だから、884が勝手に紹介する。

私が彼を初めて見たのは、スカパーだった。
蒸気機関車のように「シュ、シュ」と音を出して、
豪快なドライブを打ちまくっていた。
こんなすごい人が
中学校の先生として岡山に来てくれるなんて、
「めっちゃうれしい」と思った。

また、卓球王国でも見た。
これがその当時のものである。
卓球王国2002.11.P140-141
(勇気のある方は見ていただきたい。)

指導者になってからは、山陽新聞に特集された。
山陽新聞2011.10.15

とにかくスゴイ人だ。
彼は謙虚なので、それを自慢することはない。
人間的にも、とてもすばらしい人だ。

ただ、
土曜日の平岡さんの講習会のとき、
見本としてプレーしてもらったが、
あまりにもお粗末だったので、
’元全中3位’という愛称は改めた方が良いだろう。

今日からは・・・、
’裏面ドライブ男(自称)’と呼ぶことにする。

2012年12月9日(日)
12月特集

お待たせしました。
12月の特集は’元全中3位’。


選手としてたくさんの経験をされた方。
その経験を詳しく教えてもらい、
みなさんの指導や競技に活かしていただきたい。

’元全中3位’から、
「最低でも50回分の内容になる」(注1)
という話があったので、
まず12月で最初の10回分を紹介することにした。

ご期待ください!


(注1)・・・彼から直接聞いたわけではありませんが、
      彼なら、そう言うはず。